GM
DoAチュートリアル「救世主の箱庭」を……はじめます!
キャラ紹介
GM
では~マキナさん→ヨハンさん→子夏さんの順番で
GM
その後、情報タブにキャラシURLもおねがいしまーす
マキナ
「いきなりこんな所に来てしまって、右も左も上も下も分からないのですが……」
マキナ
「皆様もそんな感じでいらっしゃる? ようなので」
マキナ
「力を合わせて頑張ってまいりましょうね♥」
GM
貢物もち!防壁!ほぼサンプルシートとの事ですが愛型というだけで幸薄い感じがしてしまう!
GM
やはり愛型ということでメインタンクになるでしょう!
GM
つまり一番ボコボコに殴られるという事ですが……
GM
タフさをいかしてメインタンクとして逞しく生きて欲しい……
ヨハン
その男も、かつては村に住むごく平凡な信心深い少年だった。
ある日、魔女討伐の手柄を手にしたことを切っ掛けに、その人生は一変する。
狩人としての地位を得た彼は、彼は“極めて効率的な手段”で次々と魔女を捕らえ処刑し、権力と私財を肥やしていった。
「僕に逆らうということは……お前も、魔女だな?」
GM
魔女審問官!!!戦闘を裁判と呼ぶこの世界で、専門家がいることは心強いですね!!!!!!!!
GM
ビルドはかなり素直な猟奇型、ということでメインアタッカーになるでしょう
GM
若干背中に気をつける必要はあるかもしれません。
子夏
こういう時どこに向かって自己紹介してるか分からなくなるんだよな
子夏
亡き両親の財産を食いつぶし、仙人に二度恵んでもらった金銀財宝を遊び潰し
子夏
さすがに三度目になると「ヤバいな」みたいな気分になってきて……
子夏
いっちょ仙人にでもなるかと思って仙人のところにですねえ、弟子入りを
子夏
ちょっと紆余曲折があって僕のせいで失敗しちゃって……
子夏
仙人はどこかに行っちゃうし、僕は修行の途中で放り出されてね
子夏
自分なりに仙人の修行をしてみたりしたんですが、どうもうまくいかず
子夏
そこの人、仙人は魔女扱いしないですよね? 僕殺されない?
GM
やぁとっても仲良くできそうな三人組で安心しました。
導入
GM
貴方達は、”いつも通り”の日常を過ごしていました。
GM
何か変わったことなんて何もなく、そのまま時間が流れる事を疑いもしていなかったことでしょう。
GM
なのに、ふと気づけば、としか言いようの無いタイミングで。
GM
貴方達の眼前には、荒れ果てた大地が広がっていました。
GM
自分と同じくあたりを見回しているこの2人は誰なのか。
GM
何も分からない状況の貴方達の懐には、いつのまにか手紙と奇妙なコインが入っています。
手紙
拝啓、アリス。
愛しいアリス。
きみが目を醒ましてから100年の月日が流れました。
ぶっちゃけ、この国はもう駄目です。
兎は落下し、猫は干乾び、帽子は裂け、女王は壊れ、
大いなる暴力と死が、堕落した国に降り注ぎます。
残ったのは53枚のトランプのみ。
猟奇と才覚、愛によって救われるこの世界で
僕らは今も、新たなアリスを待ちわびています。
ヨハン
自分は今、確かに紅茶を飲んで昼のひとときを楽しんでいたはずだ。
それがどうだ?
この馬鹿にしたような手紙は。
子夏
ぼんやりとあたりを見回している。洛陽駅の前にいたはずなんだけどな……
GM
周囲を見回しても、3人以外の人の気配はありません。僅かな草木に、タンブルウィードが転がっている程度。
ヨハン
「お前はどうだ?状況を説明できるか?この僕に」
子夏
なんか使えるものはないかとジャケットのポッケを漁っている。
GM
周囲の荒野はセットにも見えず、乾いた空気も、打ち付ける砂埃も本物にしか見えません。
GM
仮に何かのドッキリだとしても、急に誘拐されて荒野の真ん中に放置された事にしかならないでしょう。
ヨハン
「役に立つのか?それとも邪魔なだけか?ならば、ここで死んでおくか?」
マキナ
「まままマキナは人畜無害なただの女の子です!」
子夏
「いや、いやいやいや、待ってくださいよ! 敵とか味方とか、役に立つとか立たないとか!」
ヨハン
「人畜無害?それはつまり、役立たずという言葉を綺麗な響きに言い換えたものか?」
子夏
「僕たち同じ身の上じゃあないですか! こんな場所でそんなもん振り回したって、一文の得にもなりゃしませんよ!」
マキナ
「おおおお役に立ちます! なんでもします!」
子夏
「ほら、ほらほら、このお嬢さんもそう言ってることだし!」
ヨハン
「状況を把握する必要がある。お前たちも手伝え」
子夏
「こんなところで夜を迎えたら、きっとみんな凍え死にですからね!」
マキナ
上げたままになっていた両手を恐る恐る下ろして
子夏
「街とか……馬車とか、家とかないのかな? ねえ? 明るい未来のことを話しましょう!」
子夏
額の前に手をやって、きょろきょろ辺りを見回す仕草。
GM
遠くに街がないか見通そうとしても……巻き上がる砂埃に遮られ、何も見えません。
GM
西の方にある砂埃から、僅かになにか、動くものの気配を感じる事ができます。
子夏
「おっ、どうしました? 何かありました~?」
子夏
「おおっ、いいですね! 人かな? 何かな?」
子夏
とにかくだだっ広い荒野の中で変化があるのはいい! 生き物なら水場があるかもしれないし。
マキナ
向こうから見えるかは分かりませんが、手を振ってみたりします。
GM
では、そんな様子を見て砂埃の中の”何か”もこちらに気づいたのでしょうか。
GM
少しずつ影が近づいてきたようで……その輪郭が見えてきます。
人喰い三月
屈強な肉体の上部に据え付けられた顔面は半ばから縦に割れ、その中から生えた無数の牙は粘性の唾液をだらりと垂らし。
人喰い三月
手のひらの中心の中にある眼球が、じろりとあなた方を睨め回します。
人喰い三月
背の低い方から順番に、値踏みするように見つめるその視線は、こう考えているようでした。
人喰い三月
というわけで問答無用で戦闘です!!!!!!!!!!!
人喰い三月
回避も交渉も逃亡も、何もかも許さず、凄まじい速度で異形の怪物が襲いかかってくる!
子夏
「ほぎゃーっ! こっち来た! 来ましたよ!」
ヨハン
「ふざけるなァ!この僕を誰だと思っている!」
ヨハン
「僕はヨハン!教団の処刑人だ!お前らがッ、お前らの如きゴミが、盾にしていいような存在では断じてなぁああい!」
マキナ
「武器をお持ちなのは貴方だけのようでしてえ!」
ヨハン
「僕がお前らを守るんじゃない!お前らが僕を守るんだよ!」
ヨハン
「それができないなら……この剣を先にお前らの血で……クソアァア!」
子夏
「この子夏、微力ながらお手伝い! 応援! あとで肩もみとかしますんで~!」
人喰い三月
さて、戦闘態勢……或いは逃走の体勢に入ろうとしていた貴方達は、一つの事に気づきます。
人喰い三月
それはこの世界に来てから、なんだか……とっても力がみなぎるということ!
ヨハン
「殺す!!殺す殺す殺す!!この化け物も、後ろの役立たず共もッ!!全員土の肥やしだ!!!」
人喰い三月
今の貴方達ならやろうと思えば、人ではありえないような力を発揮する事も……可能! かもしれない。
人喰い三月
あれは柔らかそうだから最後のデザートだな……と思っている。
マキナ
「な、なんか……何か! お役に立つことをしますからぁ!」
子夏
「そうそう! いやしくも僕ァ仙人見習い! 殺すと徳とか下がりますよ!」
人喰い三月
あれはくいでがなさそうだし、持ち帰って保存食にしよう……と思っている。
マキナ
どちらかというと人を盾にしてきた人生なのですが~!
マキナ
男の人が二人もいるのにどうして前に出されてるのか分かりません♥
人喰い三月
怪物は、あの金髪を最初に食べよう、と決めたようです。
食べる順番も定まり、手を伸ばしてくる……
チュートリアル
ヨハン
1d6
DiceBot :
(1D6) > 1
マキナ
1d6
DiceBot :
(1D6) > 4
子夏
1d6+3
DiceBot :
(1D6+3) > 3[3]+3 > 6
人喰い三月
1d6
DiceBot :
(1D6) > 4
人喰い三月
子夏>マキナ>三月>ヨハン の順番かな!
人喰い三月
*d2,s4……という感じで宣言してログに残しておいてください
人喰い三月
トランプ兵:手札の最大所持枚数が1枚増加する。
人喰い三月
では子夏さんから手番が始まりますが……
人喰い三月
みたいな形で宣言を遺しておいてください!
マキナ
*主動作でh6で貢物を使用 対象は子夏でs8を渡します
マキナ
2d6+3
DiceBot :
(2D6+3) > 4[2,2]+3 > 7
人喰い三月
判定の目標値は基本的に7…なので、成功!
人喰い三月
*貢物の効果でs8がマキナ→子夏へ移動
マキナ
「お、お兄さん、小夏様? も頑張ってくださいよお!」
子夏
「あっ、でももらえるものはもらっておこうかな♡」
マキナ
「そういう感じになんとかなりませんかあ!?」
子夏
*妨害を使用 対象は人喰い三月 使うのはs8です
子夏
2d6+4>7
DiceBot :
(2D6+4>7) > 9[4,5]+4 > 13 > 成功
人喰い三月
では、妨害の効果により、7ではなくこの13が判定の目標値になります!
人喰い三月
きついので、振るダイスを増やしますね。
人喰い三月
効果により、判定時のダイスを1d6増やします!
人喰い三月
3d6+2>13
DiceBot :
(3D6+2>13) > 11[6,4,1]+2 > 13 > 失敗
人喰い三月
いや、目標値13だから……同値だと妨害された側が成功
人喰い三月
ダメージは威力+技能による補正+その他バフ とかで決まります
人喰い三月
ここの補正次第でダイスを振ったり固定値だったりします!
人喰い三月
こいつの場合はダイスが混じっています。
人喰い三月
装備しているのが「亡者の凶器」という凶器で、威力が1d6+【猟奇】
人喰い三月
よって、猟奇のステータスな三月の場合、1d6+2
人喰い三月
そこに殺意によって+1 逆鱗によってさらに+1
人喰い三月
で、そこにパーティ人数補正(PK特有の事情)が乗って+3
人喰い三月
1d6+7 ダメージ
DiceBot :
(1D6+7) > 5[5]+7 > 12
人喰い三月
獣の腕が振り回される。どんな獣よりも獰猛なそれは、常人が受ければ五体を引き裂かれそうな威力を持つ……
マキナ
2d6+3>=7
DiceBot :
(2D6+3>=7) > 12[6,6]+3 > 15 > 成功
人喰い三月
スペシャル!なので本来はHPが1d6点回復しますが
人喰い三月
ダメージはまだこれから受けるところなので……ただのすごい出目!
ヨハン
「お前ッ!僕を守れ!」マキナの服の端を掴み、引き寄せる!
人喰い三月
ではダメージが……本来12点のところを、豪華な衣装と臆病で軽減して10点。
人喰い三月
防壁でかばった事によって2倍受けしますが、そちらについては-3補正がつくので……10と7で17点かな!
[ マキナ ] HP : 21 → 4
子夏
ずるい! と叫びたいところでしたが、それどころではないです。
人喰い三月
で、子夏さんはそのまま12点ダメージ!
[ 子夏 ] HP : 15 → 3
子夏
吹き飛ばされて青空に笑顔が浮かんだ気がしました。
人喰い三月
ボキュ、と通常の人体からしてはいけなさそうな音がします。
人喰い三月
羆に殴られた人間は、通常元の輪郭をとどめてはいられません。
人喰い三月
今の貴方たちは傷を負いはするものの、即死までは至りません。
ヨハン
「いいぞ、女!気に入った!生き残ったなら、僕のそばに置いてやる!」
人喰い三月
では、そんな感じで三月の手番は終了し……
ヨハン
2d6+3+1>=7
DiceBot :
(2D6+3+1>=7) > 3[1,2]+3+1 > 7 > 成功
人喰い三月
ボーナスの数値も判定のやりかたも承知していてえらい……
ヨハン
1d6+2+1
DiceBot :
(1D6+2+1) > 2[2]+2+1 > 5
[ 人喰い三月 ] HP : 0 → 32
[ 人喰い三月 ] HP : 32 → 57
[ 人喰い三月 ] HP : 57 → 52
ヨハン
*割り込み 遊撃[Jo] 対象:人喰い三月
人喰い三月
【報復】自身へのダメージ適用後に割り込み。【猟奇】で判定し、成功すれば〔威力〕点のダメージを与える。
ヨハン
2d6+3+1>=7
DiceBot :
(2D6+3+1>=7) > 8[5,3]+3+1 > 12 > 成功
ヨハン
1d6+2+1
DiceBot :
(1D6+2+1) > 3[3]+2+1 > 6
ヨハン
1d6
DiceBot :
(1D6) > 1
人喰い三月
遊撃は猟奇による固定値なのでダメージは3で……
子夏
2d6+4=>7
DiceBot :
(2D6+4>=7) > 7[6,1]+4 > 11 > 成功
人喰い三月
では、目標値が11になります……これはきついぞ
人喰い三月
*割り込みで自分の判定に対しc4精確を使用
人喰い三月
これで…………遊撃の効果で-1され、妨害の効果で目標値が11になり、精確の効果で+1d6された……報復の判定になります!
人喰い三月
3d6+3-1>=11
DiceBot :
(3D6+3-1>=11) > 14[6,5,3]+3-1 > 16 > 成功
子夏
何か風が吹いたような気がしましたが気のせいでした。
人喰い三月
威力点……つまりさっきの大洪水と同じくらいのカウンターウサギパンチ!
人喰い三月
1d6+7 ダメージ
DiceBot :
(1D6+7) > 2[2]+7 > 9
[ ヨハン ] HP : 18 → 10
人喰い三月
ヨハンによって先手を取られ、子夏からの妨害を受け……それでも、その拳が腹部に突き刺さる。
子夏
それはそれとして、この戦闘が終わったら僕、何もしてないって処されちゃうのでは? と思ってもいます。
ヨハン
「がっ……」腹部に攻撃を受け、息を切らしてよろめく。
人喰い三月
これで1ラウンドが終わり、チュートリアルの中のチュートリアルはここで終わり……なので
人喰い三月
全員が等しく(一人なんか重症ですが)負傷しました。
人喰い三月
しかし、それでも目の前の怪物の体力は3分の1……いえ、5分の1も削れていないように見えます。
人喰い三月
豪腕が音をたてて振り回され、毒々しい涎が地面に垂れてじゅっと嫌な音をたてます。
マキナ
盾にされた身体は切り裂かれ、ぼたぼたと血を流している。
子夏
自分だけでも逃げられないか辺りを見回してるけど、体も動かないな~。
人喰い三月
縦に割れた口がカチ、カチと歯を鳴らし、一歩一歩と貴方達へと近付いていきます。
マキナ
さっきは何故か死なずに済んだけど……次はさすがに無理かな……♥
ヨハン
「くそっ、くそッ、くそ、くそ、くそがアアア!」
人喰い三月
あれが一番痛かったし、やっぱりあれが先だな。
人喰い三月
そういう思考があってか、怪物はヨハンへと手を伸ばします。
人喰い三月
もちろん、逃げようとする者がいれば、その足を踏み砕くよう警戒もしながら。
マキナ
怪物に手を伸ばされるヨハンをぼんやりと見ています。
人喰い三月
異様な大きさの手のひらがその身体を鷲掴みにし、ミシミシと骨が音を立てるような強さで握り込む。
マキナ
まずあの人が死んで、次が私? それとも最後?
ヨハン
「お前ら!動け!力を振り絞れ!ふざけるな!助けろーーーーーーッ!」
マキナ
あの人を食べて満足してどっか行ったりしないかな?
マキナ
ああ、でもだめかあ……こんなに血が出てるんだもんな……。
人喰い三月
大きな口が開かれ、それがヨハンの目前まで迫ったその時…………
マキナ
私のときは痛くないようにしてほしいな……♥
天宮 ありす
同時に、人喰い三月がヨハンを掴んでいた指が全て切断。
天宮 ありす
その一瞬後には、その巨大な体躯が吹き飛びます。
天宮 ありす
「……危なかった!貴方達だいじょうぶ?」
GM
その人影はひどく小さく、年齢は10にも届くか届かないかというところ。
マキナ
あんな小さな女の子が? 一体何を? とか、そんなことは今はどうでもいい。
マキナ
未だ血を流しながら、震える手を少女に向かって伸ばす。
天宮 ありす
「……まかせて!大丈夫、ありすは救世主だから!」
天宮 ありす
そう言って、きっと人喰い三月を人睨み。
それから、鞭を一振り。
人喰い三月
甲高い音が鳴り響き、HPを3割程削れ……
マキナ
さっきまでの自分たちの状況を思えば、たしかに文字通り救世主のようだけど。
人喰い三月
三月は脱兎のごとく、逃げ出してしまいました。
子夏
急な展開についていけないまま、何となくそれを理解します。
天宮 ありす
「……よし!みんなもう大丈夫だよ!」
天宮 ありす
「怪我は大丈夫?怖かったよね?安心してね、さっきの三月兎は逃げたし、お屋敷まではありすが守ってあげるから……」
子夏
うわー血もいっぱい出てるし。助けてくれた人相手、できれば取り入りたかったけど……痛いので声を我慢するのが精いっぱいだ。
マキナ
怖いし痛いしわけわかんないしでぐすぐすと泣き始める。
子夏
いや、いやいや、声は我慢しなくてもいいんだった。
天宮 ありす
「よしよーーし大丈夫だからねーーー」
赤子をあやすようにマキナをなだめながら、その傷口によくわからない湿布のようなものを貼り付けてくれます。しみる。
マキナ
湿布を貼られ、うるうるとありすを見つめている。
天宮 ありす
「貴方達は……もしかしてここに来たばっかりの人?」
天宮 ありす
子夏さんの傷にも湿布を貼り付けてくれます。超しみる。
天宮 ありす
「やっぱり……何時の間にか、見覚えのないものとか持ってなかった?」
天宮 ありす
話しながら、ヨハンさんにも湿布を手に近づいていきます。
ヨハン
「お前が言っているのは、この紙切れとガラクタの事か?」
マキナ
ぱたぱたと自分の胸元やらポケットやらに手をやって。
天宮 ありす
湿布を渡しつつ、手紙とコインを受け取ろうとします。
ヨハン
「ふん……」手紙とコインを差し出し、かわりに湿布をひったくる。
天宮 ありす
ヨハンからコインと手紙を受け取って文面を読みつつ、他の2人の分も預かろうとします。
マキナ
取り入るならこの人だな、と思ったので従っている。
子夏
お金を差し出すのはな~と思ったけど、さっきの戦いを思い出して、大人しく渡す。
天宮 ありす
受け取ると、三人分の手紙に目を通し、チャリチャリチャリとコインも確認。
天宮 ありす
そして、それを自分のポシェットの中に仕舞いました。
天宮 ありす
「うん、やっぱり間違いないみたい!」
天宮 ありす
「ありすのペットになるために、ここに招待されたの!」
天宮 ありす
自分には何も間違いはないと言わんばかりの、堂々とした態度です。
マキナ
ヨハンにとりあえず喋らせて”趨勢”を見ようとしています。
天宮 ありす
「あっ、ありすの館に行けば他にもペットの子たちがたくさんいるから、寂しくないよ!」
子夏
独特の方言か何かかと思い込めたらいいな、と思っています。
天宮 ありす
「それに、ありすもいっぱい可愛がってあげるから。安心して?」
天宮 ありす
なんだか知っている通りの意味でのペットのような気がするぞ・
マキナ
「あのぉ……ペットにされたら一体どうなるのでしょう……?」
天宮 ありす
「ペットになったらね、ありすの館で過ごすの。ごはんはありすが用意してあげるけど、料理とか館の掃除はは他のペットの皆と協力してね」
天宮 ありす
「それで、危ない事からはみーんな、ありすが守ってあげる」
子夏
「食客ってやつかな?」 好意的に受け止めようとしています。
天宮 ありす
「他にもちょっとした決まりはあるけど……とりあえず、館に行きましょ?」
天宮 ありす
「この辺りはさっきみたいな亡者がたくさんいるから、ありす以外だと危ないの」
子夏
ヨハンさんの方を見る。僕とマキナちゃんはついてくだろうけど、この人はどうするかな、と気になったので。
天宮 ありす
「館まではありすが守ってあげるから安心して!」
マキナ
ヨハン様の盾にされるよりありす様のペットになる方が断然いいのでは?
天宮 ありす
「……あっ歩ける?辛かったらだっこしてあげましょうか?」
子夏
「そうですねえ~、よしんば化け物が出なかったところで? こんな見渡す限りの荒野に放り出されたら生きちゃいかれませんしねえ~」
天宮 ありす
「ありすは力持ちだから、3人くらい抱えたって全然大丈夫だよ!」
天宮 ありす
迷っているのを、抱っこを恥ずかしがっているのだと思っている。
天宮 ありす
この少女の中で、3人がペットになることは決定事項だ。
ヨハン
「……い。いいだろう。少しの間、その戯言に付き合ってやる……」
天宮 ありす
「うふふ、そうでよ!だってありすは救世主だもの」
天宮 ありす
「それじゃあ、みんなでお屋敷まで歩きましょうね~~」
天宮 ありす
まるで幼稚園児の引率のような口調、態度で。
天宮 ありす
貴方達から目を離さないように……それを、警戒してではなく。”護るために”。
ヨハン
「(まずは怪我を治す。怪我を治す。怪我を治す……そこからだ、話は)」ピキピキ
子夏
金を持ってる時、媚び諂ってくる連中を軽蔑したりもしたけど、まあやっぱり力には逆らえないっていうか……
天宮 ありす
終始そんな態度を崩さないまま、ありすは貴方達を屋敷まで連れていきました。
おさらいマン
気がついたら無人の荒野にいた仲良し三人衆!(諸説あり)
おさらいマン
亡者とかいうなんかドエライ怪物に襲われR-18Gな事態になりかけたところを……
おさらいマン
メアリー・スー並のベストタイミングで現れた天宮ありすが亡者を撃退!
おさらいマン
貴方達を保護…………しつつ、所持していた6ペンスコインを素早く巻き上げ、なんと「ペット」として屋敷に連れ帰ると発言をしました!
おさらいマン
現状把握もままならない状況では唐突に現れた強者に逆らう事もできず。
貴方達はそのまま屋敷へと連れ帰られます。
おさらいマン
そして、そこでペット達からこの世界に関して……救世主に関する部分を除いた、【堕落の国】と【亡者】に関する
知識を授けられたのでした……
子夏
僕たちはあわや亡者になるところだったのを助けてもらったわけですね~!
[ 子夏 ] HP : 3 → 15
[ ヨハン ] HP : 10 → 18
[ マキナ ] HP : 4 → 21
GM
……という訳で説明をうけつつも治療を受け、貴方達のHPは全快しました。
兎耳
「……以上が、この世界の現状の説明だ。お前達が出会した亡者は、この辺りだとよく見るものだな」
兎耳
と、説明する兎耳の人物は、この屋敷に一番古くからいるペットだそうです。
子夏
「あんなものがよく出てくるなんて、大変な国なのですねえ」
兎耳
「まぁ、見た上で無事に帰ってくるものもありす以外にはあまりいないが……」
兎耳
「とはいえ、貴重な資源でもある。さっきお前達が食べたスープには具が入っていただろう?」
子夏
「おまけに大地は見渡す限り荒れ放題と来ては! 僕たち、ずいぶん運がいいんじゃないですか?」
GM
治療を受けた後、貴方達にはうすーい味付けのスープが振る舞われていました。僅かな野菜と、ちょっと硬いお肉が入ったもの。
ヨハン
「僕に振る舞うものとしては、味はずいぶんと粗末なものだったが…」
子夏
「あの粗末な……質素な……いや、慎ましい奴に」
子夏
「いやあ、まあでも、あの怪物そのものではないにしても、仕返ししてやったと思うと胸がすきますねえ~!」
兎耳
「……この館の食糧事情は、まだ恵まれている方だ。他の場所では”よほどの事”をしない限り、肉なんて手に入らないからな」
ヨハン
「つまり、お前はあの小娘に従属することで、おこぼれにありついているというわけか」
マキナ
あの化け物以外にお肉として使えるものってつまり……そういうことなのでは!?
兎耳
「小規模ながらも野菜の栽培ができているのだって、ありす様が近辺の亡者を狩ってくださるおかげだ。他の場所で畑を起こそうと思えば、雑草を抜くのも命がけになる」
兎耳
「菜園の世話や解体などは我々ペットの仕事。傷が治ったらお前達も手伝う事になる」
GM
食感は大分筋肉質でしたが、味はうさぎっぽかったことでしょう。
マキナ
「ありす様ってすごくていらっしゃるんですねえ……♥」
子夏
「はあはあ、なるほど~。なかなか重労働そうだ」
子夏
「でもまあ、ありす様にお守りいただいていれば、僕たち安泰ってわけですね!」
マキナ
「元の世界に帰る方法とかって……♥」薄々分かってはいることなのですが……
マキナ
分かってはいるのですが、聞かずにいられない時もあります。
兎耳
「……行きたまま帰ったという話は聞かないな」
もちろん、死者の魂がどこに行くかだって、知っている訳ではない。
兎耳
寧ろ死んだ上でその辺をうろついているのがそこら中にいる世界ですが……
兎耳
「他に質問が無いなら、私は仕事に戻る。お前達に仕事を割り振るのは明日からにするから、今日は身体を休めておくといい」
マキナ
ここで一生ありす様の靴を舐める他ないのかもしれません。
マキナ
そういうマインドセットを作りつつあります。
子夏
「ありがとうございました! あははは、おやすみなさい」
子夏
手を振って見送ります。あの硬貨、何だったのかなあと思っている。
子夏
「明日からまたよろしくお願いしますね、ヨハンさん、マキナさん」
GM
では、そうしてペット生活初日はたっぷりと休息をとって過ごしたのでした……
お茶会-ラウンド1
行動 ヨハン
GM
協力タイプのシナリオなので、PCの行動順は任意……というわけで行動が決まっている人から
GM
最初のシーンは、ヨハンさんのシーンとなります!
GM
希望がなければとりあえずシーン表を振ってみる事もできます。
ヨハン
2d6
DiceBot :
(2D6) > 5[4,1] > 5
GM
館シーン表:5
倉庫。雑多な生活用品や農具が取り揃えられている。保存食の貯蔵庫にもなっている。
GM
では……ヨハンさんは朝起きてすぐ、倉庫整理の仕事を割り振られました。
GM
シーン表の通り、色々雑多なものが収納されています。
干し肉とかも吊るされている。
ヨハン
脱出に使えそうなもの、食料などを確かめながら。
GM
脱出に使えそうなもの……ロープや農具くらいはありますね。
GM
何かに使えそうではありますが……あの亡者を相手にしていた時のありすの強さを考えると、何かに使えそう止まり、とも言えます。
ヨハン
「あの時あれほどはっきりと感じられた力が、今は感じられない……」
ヨハン
「くそっ。こんな事が、あの小娘や腰抜け共に知れたらますます面倒な事になる」
GM
では、そんなこんなで倉庫の中のものを物色し……特に整理などはしないまま時間が過ぎた頃。
天宮 ありす
天宮ありすが、新しいペットの仕事ぶりを監視……もとい、見にきました。
天宮 ありす
「どう?お仕事は慣れそう……あら?」
ヨハン
むしろ作業を割り当てる前よりも乱雑に散らかった部屋。悪びれもせずに、吐き捨てるように言う。
天宮 ありす
そんな様子を見て、ありすは困ったような表情を浮かべます。
天宮 ありす
「うーん…………ヨハンちゃん、お掃除は苦手?」
ヨハン
「そんなものは使用人がやる事だ。あの腰抜けのけだもの共にでもやらせておけ」
天宮 ありす
別の理由で仕事をしていない可能性もあるが……最初からそっちを疑うのは、ペットが可愛そうだ。ペットを信じて対応しないと。
そう考えているようです。
天宮 ありす
「ヨハンちゃんはお掃除は嫌なの?じゃあ、どんなお仕事ならできそうかなぁ」
天宮 ありす
身長はもちろんありすの方がずっと低いのです。
それでも、彼女は少し首をかしげながら伺います。
まるで”小さい子に対して、視線をあわせてあげる”かのように。
ヨハン
「あれが貸しだとでも?恩着せがましい奴だ」
天宮 ありす
「貸しだなんて思ってないよ?だって、ありすが皆を助けるのは当たり前だもの」
天宮 ありす
「でも、全部のお世話はしてあげられないの。ありすのペットはたくさんいるし。助け合わないと、みんなが困るでしょ?」
ヨハン
「そうか。最も下らない答えだ。ガキの分際が、まるで保護者気取りと来た」
天宮 ありす
「ありすが子供だから、守ってもらうのがはずかしいの?」
天宮 ありす
「でも、仕方ないんだよ。ありすは救世主だもの」
ヨハン
「救世主ぅ?」はっ、と笑う。子供の妄想か?
天宮 ありす
「ちょっと戸惑うかもしれないけど……でも、はずかしがる事なんてないのよ?」
天宮 ありす
「だってありすが居ないと、みんなこの世界では生きていけないんだもの」
天宮 ありす
その発言に迷いはなく。立ち姿には一切の翳りもありません。
ヨハン
「おや。それは知らなかったな。面白い冗談だ」
天宮 ありす
磔にされた魔女に火をつける審問官や、ギロチンの綱を切る執行人。
そういった人物たちと似た光を、彼女の瞳は宿しています。
ヨハン
「では、お前が死んだら、この世界は終わってしまうなあ!恐ろしい!」
天宮 ありす
「でも、ありすは居なくなったりしないから。安心して?」
GM
一切の迷いがない彼女の瞳を曇らせる事ができるかどうか……を、傷抉り判定で確認しましょう!
GM
疵を抉る際は、自分が選んだ任意の能力値で判定ができます。
GM
抉りの対象に選ばれた本人は、横槍を入れる事はできません。
GM
今回はありす自身が抉りの対象なので、横槍も……不可能!
ヨハン
2d6+3+1>=7 判定:猟奇+万能
DiceBot :
(2D6+3+1>=7) > 9[6,3]+3+1 > 13 > 成功
GM
では、成功~~ということで そこから対象の持っている心の疵から好きなものを一つ選び、状態を1段階悪化させる事ができます・
GM
とはいえ、今回は対象も事前に宣言されていたので……救世主妄想ですね
ヨハン
「僕にとっては、お前ごとき道端の石が、生きて居ようが死んでいようがどうでもいい」
ヨハン
「どけ。ここを立ち去らせてもらおうか。僕にはお前の存在など不要だと、僕自身の生き様を以て証明してやろう」
天宮 ありす
「……どうして、そういう事を言うのかな」
天宮 ありす
「だって、ありすは救世主で……お外はすっごく危ないんだよ。見たでしょう?」
天宮 ありす
「きっと、すぐに殺されちゃうよ?ヨハンちゃんだって、死んじゃうのはいやでしょう?」
ヨハン
「怖かった、などと人の心を決めつけるような言いざま」
ヨハン
「すぐに殺されるなどと人の力量を分かったように測ったこと」
ヨハン
「守ってあげる、可愛がってあげるといった、恩着せがましい物言い!」
ヨハン
「そして、え、えら、えらいなどと、上から下へ見るような物言い……ッ」
ヨハン
「あまつさえ、ぼ……この僕に向かって、ペット……!? ペッ……などと……ふふふ……」全身を震わせている
天宮 ありす
流石に無視する事もできないくらいの……いや、異様な程の、拒絶。
天宮 ありす
ペットとして保護した対象から、そこまでの激情を向けられた事は初めてでした。
天宮 ありす
「ダメだよ、散らかしちゃ、だめ…………」
天宮 ありす
迷い無く、毅然とした態度をとっていた筈の少女の声から、力が失われる。
ヨハン
「クソガキが……ゲロ色の薄汚いドブネズミが……!」
ヨハン
「こんな屈辱は初めてだ。余計な横やりとはいえ、先の献身を考慮して大目に見てやろうとしていたのに……この無礼の数々ッ……!」
天宮 ありす
ありすは、3mを超える怪物を鞭の一振りで吹き飛ばす事ができます。
天宮 ありす
ですが、彼女も元はは小学三年生の、普通の女の子でした。
天宮 ありす
だから……大きな声を出して、大きな身体を持つ人間を、とっさに”怖い”と感じてしまいました。
天宮 ありす
……だけど、それはこの世界を救う救世主には、あってはならない事です。
天宮 ありす
小さな悲鳴を漏らした直後、彼女は鞭を取り出し、地面を叩きます。
天宮 ありす
パシン! でも、 パンッ! でもありません。
天宮 ありす
石でできた床が抉れ、破壊される音が響きました。
天宮 ありす
「そんなわがまま言っちゃ、いけません!」
ヨハン
「この僕を、恫喝で屈服させようだと……?」
天宮 ありす
ありすは、脅しで済ませるつもりでした。だけどそれにも逆上し、今にも襲いかかって来そうな様子に……つい、手が出てしまいました。
天宮 ありす
鞭がもう一度振るわれます。今度はヨハン自身の足に向かって。
天宮 ありす
流石に、地面に向かって振るわれたような威力ではありません。……それでもスボンの布地を破りぬいて、その下の皮膚を真っ赤に腫れ上がらさせるくらいの威力は持っていました。
天宮 ありす
「……ヨハンちゃん。ヨハンちゃんは、ありすのペットなの。わがままを言っちゃダメ」
天宮 ありす
「お仕事が嫌でも、この館が嫌でも……ヨハンちゃんは、お外で生きてはいけないの」
ヨハン
「うぐううううう……!」睨みつけ、腰の剣を握る。すぐにでも斬りかかりたいが、足が動かない。
天宮 ありす
「それが分からないなら、わかるまでヨハンちゃんはおしおきしなきゃいけないからね!」
天宮 ありす
そう言って、ありすは他のペット達を呼びつけます。
天宮 ありす
すぐに5匹程あつまってきた彼等は、ヨハンの手足を抑えつけ、持ち上げます。
ありす様のペットたち
「こらー!」「あばれるなー!」「ありす様のいうこときけー」
兎耳
「……やはり、素直には言うことを聞きませんでしたか。ありす様、こいつはどうします?」
天宮 ありす
「……反省するまで、地下室に入れておいて。スープはあげてもいいけど、具はなし。パンもなしにします」
ヨハン
「貴様ら。貴様ら……!」ペットたちを睨みつける。
ヨハン
「顔は覚えたぞ。その不敬、一生忘れる事はない!」
ありす様のペットたち
「うわっこいつ怖い」「顔も怖い」「声がでかい」
ありす様のペットたち
「さっさと運ぼう」「えんやこらー」「こちょこちょー」
ヨハン
「ヒイッ、アアアッ、き、殺ッ、殺す!殺してやリァァァーーーーー」運ばれていく
天宮 ありす
ペットに運ばれていくヨハンを、ありすはじっと眺めています。
天宮 ありす
そして、まだほんの少し震えている手を、ペットたちには見えないようにぎゅっと握り込みました。
天宮 ありす
*心の疵「救世主妄想」 関係:ヨハン -→●
行動 ありす1
おさらいマン
ヨハンさんが奇声をあげながらお前の言うことを絶対に聞かない宣言をして、ありすちゃんをビビらせたぞ!
おさらいマン
ありすちゃんの疵が一つ抉れた!
ヨハンさんは地下室でごはん抜きです、
GM
PK……すなわちありすちゃんの行動からとなりまーす
GM
2d6
DiceBot :
(2D6) > 4[2,2] > 4
GM
館シーン表:4
寝室。簡素だが大きめのベッドと、暖かい毛布が用意されている。
GM
では子夏さんは~~ありすちゃんの寝室の掃除を任されました。
ありす様のペットたち
他の下っ端ペットと一緒です。この館では一番よく見るタイプの白兎
子夏
兎の耳の生えた人がたくさんいる世界ですねえ。
ありす様のペットたち
あんまり古株という訳でもないようで、自分に後輩ができたのが嬉しいのか先輩風をびゅんびゅん吹かしてきます。
子夏
おっと、いいですね~ 張り切ってらっしゃいますね
ありす様のペットたち
「今日はありす様の寝室の掃除担当だぞー。掃除はここが一番大事なんだからな。気をつけるんだぞー」
子夏
「はいはい、もちろん! 埃ひとつ残さないよう気を付けますとも!」
子夏
いや~、寝室、いいですね。大切なものが置いてあったりしないかな? あの渡しちゃったコインとか……
GM
貴方達ペットの寝室は2段ベッドが複数詰め込まれた部屋で共同生活ですが……ありすちゃんはもちろん個室です。
GM
天蓋つきのでっかいベッドとかがあります。新品のベッドとはいきませんが、立派なものです。
子夏
いかにもこの館の主、お嬢様と言った感じの素敵なお部屋ですね!
GM
ベッドメイクのやり方をみせてやろう!とその先輩白兎が張り切ってシーツの交換をやっているころ……ではそうですね
子夏
僕もお金があったころはこういういいお部屋で暮らしてたもんです。
GM
なにかないかと部屋を見回せば、いかにも大事な物がはいってそ~~な小物入れを机の上に見つけるでしょう。
子夏
「さすがですご先達! お上手ですよ~!」などとはやしながら、小物入れの方にそそ~っと近寄っていきます。
子夏
お金はやっぱり、預けるのより遣っちゃったほうがいいですね。遣えないお金でも持っている方がいい……
GM
その小物入れは……どうやら、鍵はついていないのですが、からくり箱になっているようです。
GM
所定の手順で操作をする事で開くようになっている様子。
もちろん貴方はその手順を知らないので、その場で適当にガチャガチャするか、箱ごともっていくくらいかしか出来ませんが。
子夏
先輩兎の方を気にしながら、小箱をそっと手に取って……こりゃ困ったな、という顔をします。
子夏
持って行っちゃってもいいんだけど、すぐばれちゃうかな?
子夏
ま、いっか。いざとなったら先輩兎に罪を押し付けよう! とカスな発想をして懐にしまいました。
ありす様のペットたち
「……と、こんなもんよ!どう、見てた!?」
子夏
「はい、もちろん! さすがです! 憧れちゃうな~!」
ありす様のペットたち
何も知らない先輩兎は、綺麗にセットされた(でもちょっとシワはついた)ベッドの前で自慢げに胸をはっています。
子夏
ちょっと皺が付いてるけど、目の前で直したらプライドが傷つくだろうしそのままにしておこう。
GM
硬いパンと野菜のスープを夕ご飯に貰った、夜。
GM
多分本来はヨハンさんも同じ部屋に放り込まれていますが、いません。
GM
なんか「館来た初日に地下室送りになったやつがいるらしいぜ……」という噂話がペットの中で流れています。
子夏
聞いていると思わず笑顔になってしまうような声が。地下室から。
子夏
にこにこしながら今日はベッドに座って箱をいじってます。
GM
この世界での鈴虫とか、そういう風物詩的な奴の鳴き声かもしれない。風流ですね。
GM
さて、マキナさんが見守る中で箱をがちゃがちゃ弄っていると…………なんと、偶然開いてしまいます。
子夏
「おっと、手を借りるまでもなかったようです。さてさて、中には……」
マキナ
「マキナは普通ですが……子夏様の方がお得意だったみたいですね」
GM
たまたま良い感じの順番でいじれたのか、或いは子夏さんが熟練の技を発揮したのか……ぱかっと開いたその中には
GM
小さな布の袋が入っています。……硬貨の感触ではないですね。ざらざらしています。
GM
袋の中身は……どうやら、何か植物の種のようです。
そうした小袋が複数。
子夏
「もう少し、買い物とかに使えそうな宝物かと思ったんですけどねえ」
マキナ
「仕掛けのついた箱に入っていたからには、価値のあるものなのでしょうけど」
天宮 ありす
「今貴方が手に持っているのは粟で、そっちのはお米。果物の種とかもあるの」
天宮 ありす
そう声を掛けるのは、いつのまにか部屋に入っていたありすちゃん。
天宮 ありす
手にはしっかりと鞭が握られていて、その先端はちょっと血で濡れています。
天宮 ありす
「大丈夫、分かってるよ~~。子夏ちゃん、今日の寝室の掃除当番だったでしょ?」
天宮 ありす
「子夏ちゃんの言っていた通り、種はこの世界ではとっても貴重なものなの」
天宮 ありす
「勝手に持っていっちゃ、だめでしょ?」
天宮 ありす
かわいらしく小首を傾げながら問いかけますが、もちろん「めっ」だけで済ましてくれそうな雰囲気ではありません。
天宮 ありす
では、マキナさんができる限り離れた後。
子夏
「あはは、でも種では僕が持っていても仕方がありませんね。種を植えて育てるなんて、ありす様ほどお力がなければできませんから!」
子夏
「お返ししますから、鞭でぶつのは勘弁してほしいなあ」
天宮 ありす
子夏の肩を、皮膚が腫れ上がる程度の強さで打ち据えた音です。
天宮 ありす
「そこに座って。お話をしましょう?」
子夏
咄嗟に声を我慢して、持っていた種をぎゅっとつかんだ。
子夏
「……は、はは、そうですねえ。鞭でぶたれるよりは、お話の方がいいですね!」
天宮 ありす
「うん。ありすね、どうして子夏ちゃんが種を持っていっちゃったのかが聞きたいの」
子夏
「僕ァもともと手癖が良くないんですよ! 何度もやめようと思ったんですけどね、どうしてもこの手が動いてしまうんです!」
子夏
でも何んとなーく、硬貨を取り戻そうとしたと思われたらまずいんじゃないかな? という頭が働いたわけですね。
天宮 ありす
鞭がしなり、今度は子夏の右手が打据えられました。
天宮 ありす
「ありすね、ペットの事はちゃんと知りたいなぁ」
子夏
痛い。呻き声ひとつ上げず手を押さえてうずくまる。
天宮 ありす
「本当は、どうして持って行っちゃったの?」
子夏
「……」へらへら笑いながら、少女を見上げる。
子夏
「…………」どうしようかなあ。言っても言わなくても鞭でぶたれるのは変わらないかもしれないけど。
天宮 ありす
そうして黙っている間に、次の鞭が飛びます。
天宮 ありす
実際のところ、天宮ありすに人の嘘を見抜く能力なんてありません。
天宮 ありす
3回。3回の鞭打ちで子夏を許そうと彼女は決めていました。
天宮 ありす
なので……子夏がどう答えても、この鞭は飛んできていました。
子夏
声は出てこない。さんざ鞭うたれ、痛みで言葉がつっかえたようにも見えるが、顔は笑っている。
天宮 ありす
「本当に子夏ちゃんの手が悪いの?それとも、子夏ちゃんはどうしても我慢ができない子なの?」
天宮 ありす
なので、ありすはこのまま子夏が黙っていても、なんだかんだで子夏を許す事でしょう。
天宮 ありす
何か、ここから一つ……一つでも、失敗を重ねなければ。
天宮 ありす
*子夏の疵、大きな失敗/挫折/敗北 を抉ります。
GM
横槍で使用する能力値を……Choice[猟奇,才覚,愛] を使って決定してください。
マキナ
Choice[猟奇,才覚,愛]
DiceBot :
(CHOICE[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
マキナ
2d6+2>=7
DiceBot :
(2D6+2>=7) > 7[2,5]+2 > 9 > 成功
GM
では、横槍によってつけるデバフの効果量を……今度は1d6で決める事になりますが
GM
これはのちのちヤリイカで増やす事もできます……まず基礎効果量をどうぞ
マキナ
1d6
DiceBot :
(1D6) > 3
天宮 ありす
判定に愛を使用するので、能力値ぶんが+3のり……合計で補正は5
天宮 ありす
そこに横槍分が相殺してきて、結果的に無補正で判定ですね。
天宮 ありす
2d6+3+2-3-2>=7
DiceBot :
(2D6+3+2-3-2>=7) > 8[6,2]+3+2-3-2 > 8 > 成功
マキナ
そろそろ止めたほうがいいかな……と思ったのですが
天宮 ありす
にこっ と笑みをマキナさんに向けて黙らせました。
[ マキナ ] HP : 21 → 20
天宮 ありす
そして横槍のコストでHPが減りましたね。
天宮 ありす
そして、ありすの視線は子夏へと戻ります。
マキナ
部屋の隅でありす様への恭順を態度で示しています。
子夏
何、僕ァかわいいペットですからね。鞭で打たれるのは嫌だけど、殺されはしないでしょう。我慢しきれます。
天宮 ありす
「子夏ちゃん。ありすは救世主だから、子夏ちゃんの事を守ってあげる」
天宮 ありす
「だけどね、良い子にできないならおしおきをしないといけないの」
子夏
にこにこ笑っている。笑ったまま、少女の言葉に同意しているようにも見える。
天宮 ありす
「ここのペットはね、皆良い子なんだよ」
天宮 ありす
「たまに、お仕事をサボる子はいるけど……ありすの物を盗んだりはしないの」
天宮 ありす
「みんなができる事なのに、そうして”普通”に過ごす事は、子夏ちゃんには難しいの?」
天宮 ありす
どこかで聞いたような説教が飛んでくる。
子夏
そりゃそうだ。ありす様に護られてさえいれば、化け物に殺されることもなければ、この国ではたぶん特別なぐらいいい暮らしができるわけだから。
子夏
しかし、『普通』か。そういわれると、普通に過ごせたことがあったかな?
子夏
商才はないし、遊ぶことしかできなくて、両親が遺した財産も、恵まれた金も何もかも遣い切った。
子夏
そうして辿り着いた先で言われたのは、ただ何をされても黙っていろと。
子夏
楽なもんだと思ったな。黙ってさえいればよかった。実際我慢してみると、これが僕ァ得意なんだな。
子夏
殺されて、女に生まれ変わって、金持ちの男と褥を共にしたって黙ってられた。
子夏
でも最後は……ああ、あそこで声を発していなければ!
子夏
仙人になれた。いやでも、僕ァ仙人になりたかったわけじゃないんだ。
子夏
それを果たせなかったのがどうしても辛かった!
子夏
目の前のこの子は、僕にちゃんと答えろと言っているんだったっけ……
子夏
とは言え、言葉が上手く出てこない。黙ると決めてしまった以上、にこにこ笑いながら、ありすを見つめている。
天宮 ありす
「なら、それでもいいよ。しばらく反省して貰いましょうか」
天宮 ありす
それは実際、その通りであった。3度の鞭打ちを受けた貴方から、ありすは視線を外す。
「あ、でも今だと2人かな……」などと呟きながら。
子夏
ほっと息をついて、うずくまったまま床に顔をくっつけた。
兎耳
床につけた顔を引き剥がされ、地下室まで連れて行かれます。
兎耳
抵抗しなければ、そのまま喧しめの同居人がいる部屋に放り込まれるでしょう。
子夏
あの子供、目の前で叩き殺されたあの僕の子供。
子夏
あの子は女の子だったかな、男の子だったかな。
子夏
あの夫もくだらない男だ。僕を喋らせたいがために自分の子供を叩き殺したんだから。
子夏
ありすちゃんもペットをいつくしんでいるようだ。その愛情はきっと本物だろう。
GM
そうして子夏は、その夜を冷たい部屋で過ごしました。
GM
翌朝にヨハンさんは解放されるけど、子夏さんは次の晩ごはんまで残されるぞ!
行動 マキナ
マキナ
2d6
DiceBot :
(2D6) > 3[2,1] > 3
GM
館シーン表:3
厨房。調理器具が保管されている。かまどがあり、ここにも石炭が用意されている。
GM
一日ごはん抜きの刑を食らっていたヨハンさんにはちょうどいいのかもしれません。
GM
経験が多少なりともあるなら、食材の下ごしらえでも任されたのかもしれません!
マキナ
特段慣れた手付きという訳ではないが、まあ困らない程度にはできている。
GM
では、時間は……お昼の仕込みをしているくらいかな。
GM
ヨハンさんは……皆が朝食を食べた後に解放されたので、ごはんは食堂ではなく、厨房で何か貰ってくるように言われました。
マキナ
「閉じ込められていらしたとか……災難でしたね」
ヨハン
「誰が、あんな小娘の使用人の真似など」扉を蹴って開く。
マキナ
食事をここで貰ってこいと言われているとは知らず、勝手にあげていいのかなあと思いましたが。
ヨハン
「何をぼんやりとしている!早くしろ!」机を叩く
ヨハン
「くそっ……今思い出しても腹が立つ……!」
GM
厨房には一応、朝のスープの残りはあります。主に厨房のまかない用。
あとは、お昼用の食材と、貯蓄に回すための作りかけの保存食はけっこうたくさん。
マキナ
「まだお昼は仕込み中なので、すぐお出しできるのはこれくらいしか……」
マキナ
実際マキナが朝に食べたものも、さして代わり映えはなく。
マキナ
はぁいと返事して、パタパタと厨房からお水をついで戻ってきます。
ヨハン
「この程度の食事しか、出てこない貧相な館……」
マキナ
そうした動作の合間に、マキナはヨハンを観察しています。
マキナ
この館にいる人々の中で、誰につくのが得かを考えている。
ヨハン
「せっかくだ。ひとつ、身の上話をしてやろう」
マキナ
順当に考えれば、主人のありすに従うのが得策ですが。
マキナ
大人しく従っていれば痛い鞭も受けなくて済むのは、昨日の出来事からも分かります。
ヨハン
「僕が、強引なもてなしを受けたのはこれが初めてではない」
ヨハン
「迷子と勘違いして、菓子や食事を振る舞ってきた老婆がいた」
ヨハン
「要らんと言っているのに押しつけがましく物を渡し」
ヨハン
「帰ると言っているのに執拗に泊めようとしてくる。そんな無礼な婆だった」
ヨハン
「ああ、思い出す。この状況はあの時によく似ている」
マキナ
少女は色んな人を見てきました。品定めをしてきました。
ヨハン
「この屈辱的な時間も、この後にいずれ訪れる奴の破滅を引き立てるためのスパイスだと思えば、幾分かはマシに思えてくるものだ!」
マキナ
誰につくのがより自分の得になるか考えながら生きてきました。
マキナ
「”自分は相手より絶対的に優位に立っている”」
マキナ
「そういう瞬間に勝るものはありませんものね♥」
ヨハン
「弱者なりの勘が、誰に従うべきかを本能的に察知したようだな」
マキナ
「ありす様……ありすは、確かに強いみたいですけど」
マキナ
「ヨハン様のような高貴な方とは比べるまでもありません♥」
マキナ
2d6+3>=7
DiceBot :
(2D6+3>=7) > 5[4,1]+3 > 8 > 成功
GM
横槍もありませんので、そのまま状態が-→○となります。
マキナ
「仕えるなら、やっぱりより優れた方がよいですもの♥」
マキナ
「ありすの油断を誘うために、表向きはペットのフリは続けますが……」
マキナ
「必要な時が来たら、マキナは必ずヨハン様に従います」
マキナ
「こうして、あの子が見ていない場所でしたらお助けできますし」
ヨハン
「分けてやる」その掌の中に置いたのは、紙に包まれた小さな乾燥肉。
ヨハン
「自分用にくすねたつもりだったのだがな。どうやら、お前にも生きておいてもらった方が都合がいいらしい」
マキナ
「ヨハン様からの賜り物、大切にいただきますね」
ヨハン
「さて、僕はもう行く。きちんと片づけておけよ」
マキナ
ヨハン様の食事の後片付けをして、昼食の準備に戻りました。
GM
時に、腕力に宿る事もありますし、一切れの乾燥肉に宿る事もあるものです。
GM
言葉に、聖書に、歌に。様々な形のものに宿っていたその力こそが、人を霊長の長たらしめたものなのかもしれません。
GM
今、この場でその力が宿っていたのは……一体、どこだったのでしょう?
行動 ありす2
GM
では、続いて最後の子夏さんのシーン……の前に
GM
では、マキナさんに続けて登場して貰いましょう。
GM
ではそうですね。マキナさんは……ありすちゃん直々に、呼び出しを受けます。
GM
場所は……この館の応接室ですね。向かい合う形でソファがある部屋。
GM
一応ペットたちが日々掃除をしていますが……あまり使われる事は少ない部屋です。
天宮 ありす
「マキナちゃん、そこに座って?今お茶も出してあげる」
兎耳
部屋に待っていたのはありす……と、古参ペットの黒兎。
兎耳
こちらがお茶を入れてくれるようで……目でおとなしく座っていろと指示されます。
兎耳
テキパキと淹れて配膳。お茶もこの世界では貴重なものです。
どうしても食料の方が優先されますから。
天宮 ありす
「さて。それでね……マキナちゃんにお話があるの」
マキナ
にしては、わざわざお茶なんか出してもらえるのは不思議な話です。
天宮 ありす
怒られる…………感じの雰囲気ではなさそうです。
天宮 ありす
が、ほんわかした話という空気でも無い気はします。
マキナ
ちょこんと座って、ありすの話を聞く姿勢です。
天宮 ありす
「マキナちゃんは、厨房の担当だったよね」
天宮 ありす
「お部屋は、ヨハンちゃんと子夏ちゃんと同じだったよね?昨日は一人だったけど」
マキナ
それがどうしたんだろう。首を傾げています。
天宮 ありす
ありすは、にこにこと笑いながら語りかけます。ティーカップを傾ける姿は堂に入った優雅な仕草。
マキナ
「お二人共、一緒にいた時間が短かったのでそこまでお話はできていませんねえ」
天宮 ありす
「そっかー。それじゃあ……お願いがあるの」
マキナ
「はい、なんなりとお申し付けくださいませ♥」
天宮 ありす
「これからマキナちゃんにね。あの2人からお話を聞いて、それをありすに伝える役になって欲しいの」
天宮 ありす
「あの子達、ちょっと問題があるみたいだから」
天宮 ありす
「暴れたり、不満を言うくらいならいいけど……館のものを盗んだり、逃げ出しちゃったりするかも」
マキナ
「子夏様は実際に箱を盗んでいらっしゃいましたし」
マキナ
「ヨハン様も……やっぱり納得はしていらっしゃらないようですもの」
マキナ
ありすから見てもこの程度のことは分かっているだろうから、
天宮 ありす
「そうなったら他のペットの子達も危ないし……だから、管理する必要があるの」
マキナ
まあこのくらいなら言っても問題ないでしょう。
天宮 ありす
「そういうのが大事だって、マキナちゃんはわかるよね?」
天宮 ありす
秩序、管理、服従。それが大事であるとありすは説きます。
マキナ
ヨハンの自尊心を擽ったのと同じ口が、ありすに恭順の言葉を吐きます。
天宮 ありす
「じゃあこれからも何度かマキナちゃんをここに呼ぶから。2人が何か怪しい動きをしていたら教えて頂戴」
天宮 ありす
「ありすとお話している間、マキナちゃんはお仕事はお休みでいいし……大事そうなお話をしてくれたら、おやつも出してあげる」
マキナ
「……とはいえ、マキナが3人の中で一番ありす様に従順なのは、お二人も知るところですから」
マキナ
「あまりマキナは信用してもらえないかもしれませんが……」
マキナ
「もしお役に立てなかったら申し訳ありません……」
マキナ
情報を隠しているのではなく、あまり得られなかったから仕方ないのです。
天宮 ありす
「マキナちゃんなら”きっと”、あの2人と仲良くできるもの」
天宮 ありす
そう言って、ありすはそのちいさな手をマキナの顔に伸ばします。
天宮 ありす
頬の下にちょっと触れて……それから、凄まじい力を込めて、自分とマキナのの視線を併せる。
天宮 ありす
「ありすはマキナちゃんの事を信じてるから」
天宮 ありす
その瞳に宿っているのは、何かを信じ込む狂信者の光……
と、いうのが昨日まででした。
天宮 ありす
ただ、今は少し、その瞳の中にも僅かなゆらぎ…… 不安とか、焦りとか。
天宮 ありす
それでも、骨に罅が入りそうなくらいの手の力強さだけは真実です。
天宮 ありす
パッ と手を離し。ありすはマキナを解放します。
天宮 ありす
そして、じゃあよろしくね、と軽く話して、応接間を去っていきました。
マキナ
解放された部分を擦りながら、呆然と少女を見送りました。
ヨハン
Choice[猟奇,才覚,愛]
DiceBot :
(CHOICE[猟奇,才覚,愛]) > 愛
ヨハン
2d6+2>=7
DiceBot :
(2D6+2>=7) > 10[5,5]+2 > 12 > 成功
ヨハン
1d6
DiceBot :
(1D6) > 2
天宮 ありす
そしてこちらはもちろんティーセットを使用します。
天宮 ありす
愛で判定すると補正を合算して、+1ですね。
天宮 ありす
2d6+3+2-2-2>=7
DiceBot :
(2D6+3+2-2-2>=7) > 8[3,5]+3+2-2-2 > 9 > 成功
兎耳
黒兎は、別に多くを語りません。
マキナを詰る様子もありません。
マキナ
変わらぬ態度で、黒兎にヘラヘラと笑ってみせます。
マキナ
他人の言葉にも自分と同じだけの裏を疑ってしまう。
マキナ
そうして、裏切られる前に自分が先に陥れようとする。
兎耳
無礼に過ぎる言葉をぶつけられても尚へらへらと笑うマキナを、黒兎はじっと眺めています。
マキナ
年相応の揺らぎを持った幼い少女に言われた所で
マキナ
「……ご用がなければ、マキナは失礼しますね♥」
兎耳
5秒……10秒……と、沈黙だけが応接室に流れます。
マキナ
「これからの働きで信用していただくことにします♥」
マキナ
多分、いや間違いなく、自分は醜い人間なのだ。
兎耳
ただじっと眺めていただけの黒兎は、その思考の中で何か勝手に結論を出したのか、一つため息を吐いて、視線を外しました。
マキナ
本当なら、正しい心があれば、あの少女の言葉で揺らぐべきなのだ。
兎耳
そして、そんな二言目を語った後、ティーセットを持って黒兎も部屋を出ていってしまいました。
行動 子夏
GM
さて!では最後に……子夏さんの手番となります。
[ ヨハン ] HP : 18 → 17
子夏
2d6
DiceBot :
(2D6) > 6[4,2] > 6
GM
館シーン表:6
書斎。詩や物語など、特に役に立ちそうも無い本ばかり並んでいる。暇つぶしには良いかもしれない。
GM
子夏さんは皆の夕飯が終わった後に釈放されます。
子夏
お腹空いた~と思いながらぶらぶら歩いて、書斎に入り込んじゃった。
GM
ありすちゃんのお願いを早速聞いてる!えらい!
GM
書斎に、子夏さん以外の人影は無さそうですね。
GM
掃除はされていますが、あまり本を読みに来る人は居ないようです。
この書斎があるのも、館が別の使われ方をしている頃の名残でしょう。
マキナ
書斎の扉から、ひょこりとマキナが覗きます。
GM
ほとんどのペットは、本を読む程勤勉ではありませんし……ありすちゃんは基本的に忙しく、本を読む暇はありません。
たまに黒兎などは来るかもしれませんが、今はマキナさんとのふたりきりです。
子夏
「いやあ、お見苦しいところをお見せしましたね! 僕ァ実はこう見えて、結構要領が悪いんですよ!」
子夏
「ええ、若い頃は何をやっても上手くいきませんでね」
子夏
「でも、人には結構恵まれて、お金をもらえたりしたんですけど」
子夏
「それもみんなぱーっと遣っちゃって! あはは」
子夏
手元にあるのは詩の本だ。ぺらぺらと捲っている。
子夏
「ええ、そう。でもまあ、これも上手くは行かないままです」
子夏
「お金がある時はねえ、詩を読んだりして。
下手な詩なんですけどね、これをみんな褒めてくれるんだなぁ!」
子夏
わはは、と笑って、急に自分の話を気ままにしている。
マキナ
子夏にどういう立場で接触するか、考えを巡らせています。
子夏
「だから僕もね、そういう人たちをたくさん見てきたから、うまくできるかな~と思ったんですけど」
子夏
「ええ、すっかり! でも、あの子は僕のこと、また盗みを働くって疑ってるだろうなあ」
子夏
黙りっぱなしだから、まあ僕が仕向けたようなものなのだが。
子夏
「はは、マキナさんは上手くやってらっしゃる」
マキナ
「それは、子夏様の受け取りようでそう思えたのでは?」
子夏
「そうだな。僕ァ取り入るのも取り入られるのもへたくそなんですよ!」
マキナ
「ヨハン様は変わらずにいらっしゃいますよ」
子夏
「ほら、出てきてお話ししたでしょう。僕と入れ替わりで出て行ったから」
マキナ
「出てこられたばかりですが、いつまた戻ることになるか分かりませんねえ」
マキナ
「平和に過ごしていけるとよいのですが……」
子夏
「マキナさんならありす様の下でもしっかりやっていけるでしょうねえ~」
子夏
「僕は要領が悪いし、ヨハンさまはああだし、さて、大変だなあ」
マキナ
「そうもいかない予感がマキナはしていますねえ」
子夏
「それでも、マキナさんは上手くやっていけそうですねえ」
マキナ
「あら、随分買っていただけてらっしゃる?」
子夏
「そうやって上手くやってる人を、見たことがありますからね」
マキナ
それともさっきの黒兎みたいに見下されているのかな?
子夏
「でも、尊敬してますよ、僕ァ。
いい思いもたくさんさせてもらったしね」
子夏
「あなたが上手くやってくれると、僕たちも上手くやれそうな気がするな」
子夏
2d6+3=>7
DiceBot :
(2D6+3>=7) > 11[5,6]+3 > 14 > 成功
GM
では、マキナさんの疵の状態が●→-へと復帰。
マキナ
「…………ありす様は、大層不安そうにしてます」
マキナ
「子夏様が反抗的な態度を”ありす様に見せ”たら、きっとまたお怒りになりますね」
マキナ
「心では何を思っていても、態度が全てですから」
子夏
「ははは、それはもう、気を付けませんとね!」
マキナ
「ありす様に安心していただけるようにいたしましょうね♥」
子夏
「はい! そうですね、ありす様はあんなにお強いですが、小さい女の子ですから」
マキナ
「大人3人に寄ってたかっていじめられるなんて、お可哀そうですもの」
子夏
最後のページまで捲っていた詩集をぶらぶらと振って、やがて本棚に戻した。
子夏
「そろそろ、部屋に戻りましょうか。
僕ァ藁で寝てたから、ベッドが恋しくてね!」
子夏
そうして、笑い合いながら部屋に戻っていくでしょう!
行動 ありす3
GM
続いて、ヨハンさんの疵を抉るシーン……それから、裁判の導入となるマスターシーンが入るのが本来なのですが
GM
タイムスケジュールにより……その二つを合体させて進行します!
GM
マキナさん、子夏さん、ヨハンさん。
シーンの舞台は、お三方に割り当てられた共同の寝室です。
子夏
ヨハンさま! また一緒ですねヨハンさま! 藁を奪い合う必要もありませんねヨハンさま!
マキナ
男の人と同室なことには物申したいですが、まあそういうこともあるので贅沢は言いません。
GM
石畳の床で一晩過ごした疲労か、食事を抜いたせいか……体調や精神状態がよろしくない人もいるようですね。
或いはもっと別の原因かもしれませんが。
GM
とはいえ明日も仕事はあります。(ちゃんとやるかはさておき)
マキナ
一人だけ鞭でぶたれることもなく、硬いですがベッドの上で寝て、ご飯もいただきました。
GM
もう就寝しよう……というべき時間ではありますが、そんな時間にドアがノックされます。
GM
ありすちゃんでは無いようです。彼女はノックせず入ってきます。
マキナ
扉を閉めて、部屋の中央へと戻っていきます。
兎耳
そう言って、黒兎は貴方達に3枚の手紙、そしてコインを差し出します。
兎耳
それは見覚えがあるもの。この堕落の国にわけも分からずやってきた時、いつのまにか持っていたものです。
兎耳
差し出します。が……受け取ろうとしたら、手をひっこめます。
兎耳
「これを、お前たちに返してやる。そして、これがどんな意味をもっているのか。お前達がどんな存在なのか、説明もしてやろう」
子夏
「どんなことをすればよいか、先に聞いても?」
兎耳
「……お前達にとって、そう悪い話ではない筈だ。話を聞けばわかる」
マキナ
ありすへの忠誠心を試す罠とか、そういう可能性を考えている。
兎耳
「このコインを受け取ったら、この館から出ていき、二度と戻ってくるな」
マキナ
「……それは、ありす様の意向に沿わないのでは?」
兎耳
「そうだな。ありす様はお前たちをペットとして……護ろうとしている」
兎耳
「だが、それはありす様にとって負担となっている」
兎耳
「他のペットとは訳が違う。お前達は、ありす様にとって有害だ」
兎耳
「だから、出ていけ。ありす様に見つからないように」
子夏
「マキナさんはともかく、僕とヨハンさんは問題児ですからねえ! あはは」
兎耳
「この館を出ていけば、ありす様の庇護を失うことにはなる」
兎耳
「だが、コインがあれば問題あるまい。お前達なら」
兎耳
それは、貴方達が”救世主”と呼ばれる存在である事。
兎耳
そしてその救世主が並外れた力を発揮する源が、この6ペンスコインであることなど。
兎耳
この説明によって、改めて……ルールブックにある基礎知識相当の情報を貴方達は得た事になります。
マキナ
その言葉に裏がないかを考えていますが、そういえば
ヨハン
「この僕は、あんなガキに言われるがままに、むざむざと力の源を渡していたとでもいうのか?」
マキナ
思い返してみれば、あのコインを預けてから何か力が抜けたと言うか……。
子夏
「でも、僕たちコインを持ってても、あの化け物に敵わなかったわけですから」
ヨハン
となれば、そもそも、力が抜けていたことなどとっくにお見通しだったわけだ。
子夏
「あそこで逆らっても仕方なかったですよ、ねえ?」
ヨハン
タイミングも合う。他に心当たりらしい心当たりもない。
兎耳
「最初はそうだろうな。だが、救世主の力の源を知り、使い方に慣れれば対応もできるだろう」
兎耳
例えば、取得してた特技がちょっと変わったりとか……
ヨハン
「お前の物言いは気に入らんが、その誘いには乗ってやる」
マキナ
「…………」まあどうせこの人には私がありすに嘘ついたのもバレてるんだしなあ。
兎耳
「……交渉成立だな。お前達もペットの待遇に満足はしていなかったし、利害の一致だ」
マキナ
「……まあ、歓迎していただけないなら快適な生活は送れませんし」
兎耳
「館を出るまでの手引きはする。多少の食料も持たせてやろう。ありす様への説明も、こっちで上手くやっておく」
兎耳
そう言って、黒兎は貴方達に招待状と6ペンスコインを渡しました。
GM
というわけでここで疵抉り判定をはさみます!!!!
子夏
Choice[猟奇,才覚,愛]
DiceBot :
(CHOICE[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
子夏
2d6+2=>7
DiceBot :
(2D6+2>=7) > 5[4,1]+2 > 7 > 成功
子夏
1d6
DiceBot :
(1D6) > 3
天宮 ありす
愛で判定 ティーセットを使用 ぷらまいで+2
天宮 ありす
2d6+3+2-3>=7
DiceBot :
(2D6+3+2-3>=7) > 6[3,3]+3+2-3 > 8 > 成功
兎耳
というわけで、この黒兎はヨハンの自尊心を土足で踏みつけつつ、貴方達を解放します。しようとしました。
ヨハン
「やはり、あの小娘は妄想に憑かれていた!」
ヨハン
「救世主が唯一無二などと!いるではないか!ここに、真の救世主が!」
マキナ
妄想に憑かれている人というのはどこにでもいるものだなあ。
兎耳
「何を宣おうと構わないが、あまり騒ぐな。館を出るまでは静かに……」
ヨハン
滑らかにレイピアを抜き、兎耳へと突き立てる。
兎耳
救世主の力は、圧倒的だ。
6ペンスコインを持つ者と持たない者との差は、貴方達も実感してきた通り。
ヨハン
「僕は寛大だ。その働きに免じて、苦しませずに終わらせてやろう」
兎耳
だから、この黒兎も、突き立てられたレイピアに反応も、防御すらできなかった。
ヨハン
心臓に突き立てた剣を抜き、迷わずに首を払う。
マキナ
まあ止める前に事は成されてしまいましたし。
子夏
まあ、ってことは、この人はやっぱりあの子もやるつもりなんだろうな。
兎耳
抵抗も、暴れる余裕も何もない。
身体を屈めても疵が塞がる事等なく、レイピアによって穿たれた鋭利な穴は、拍動に合わせて血を吹き出すポンプにしかならない。
兎耳
夥しい返り血を周囲に振りまき、床に倒れ伏し、数秒だけ身悶えをして……それきり。
マキナ
震えて後ずさりながら、血を流すそれを見下ろしている。
ヨハン
「お前の主と部下もすぐに連れていってやる!」
マキナ
こうなったら気分を切り替えて行くしかありません。
子夏
コインを持ってたところで僕一人じゃ化け物には敵わないわけだし。
マキナ
さすがにどう責任逃れをしようと、これは見逃してもらえないでしょう。
ありす様のペットたち
そして……それが手遅れであることを示すように。
ありす様のペットたち
何時の間にか開いていた部屋の扉から、「あわわ…………」と狼狽する声が聞こえます。
ありす様のペットたち
そのペットは、なにやら隣室が煩いので文句を言いに来たようですが……
ありす様のペットたち
そこで目撃してしまったのがこの光景、であれば、次に取られる行動は明白です。
ありす様のペットたち
「ありす様ーーー!ありす様ーーー!大変ですーーーー!」
ありす様のペットたち
館中に響き渡る叫び声。それを発した数秒後には、そのペットも床に転がってしまいました。
ありす様のペットたち
当然、なんだなんだとペット達がぞろぞろ部屋から出てきます。わんさと集まってきます。
天宮 ありす
そしてもちろん、その中にはありすの姿もあるのです。
天宮 ありす
「…………これは、一体、どういうこと?」
ヨハン
「おや。遅かったじゃないか、ご主人様とやら」
マキナ
「私達は上手くやれますとも!」と子夏に笑って。
マキナ
「申し訳ありませぇん、マキナにはお二人を止められませんでした~♥」
マキナ
ありすに向かってヤケクソ気味に笑顔を向けています。
子夏
「ああ、ありす様! あの時黙っていて申し訳ありません!」
ヨハン
「そしてマキナという女は、自らの懐に肉を収めた」
子夏
「僕ァあの時、コインを探していたんですよ!」
ヨハン
「これほど明確な反乱の意思が他にあるか!」
子夏
まあ振り返って斬りつけられなかっただけ良しとするか!
マキナ
「そういうわけでしてぇ……お世話になりました♥」
天宮 ありす
「……つまり、みんなでありすのペットを殺したのね」
天宮 ありす
「あなた達だってありすのペットなのに。守ってあげるって言ったのに!」
天宮 ありす
「もう、いくら謝ったって!心変わりしたって!」
天宮 ありす
「絶対に許さないんだから……今ここで、バラバラのグチャグチャになっちゃえ!」
マキナ
「ヨハン様! どうぞ正義の鉄槌をお下しくださいませ!!」
[ 子夏 ] HP : 15 → 14
裁判
天宮 ありす
移動なんてする暇もありません、見得も前回切られました。
この場で戦いの火蓋が切って落とされます!
天宮 ありす
「ぜったいゆるさない!」
ありすちゃんは怒っているなんてものではありません。
ヨハン
「寂しがる事はない。すぐにお前たちも向こうへ送ってやる」
子夏
こんな正当な怒り、未だかつて見たことないな~。
子夏
「僕ァもう少し穏便に…平和に済ませたかった気がしますけどね!」
マキナ
確かにやってしまう人だとは思ってましたけども!
天宮 ありす
ありす側は、もちろん天宮ありすが陣頭に。
ヨハン
「僕には誇りがある。お前たちのように媚びへつらう振りは性に合わん」
GM
配下のデータは盤上の駒、或いはありすちゃんのキャラシートをご参照ください!
GM
裁判の参加者は〔1D6+【才覚】〕で『先制値』を決定します。
ヨハン
1d6
DiceBot :
(1D6) > 5
マキナ
1d6
DiceBot :
(1D6) > 1
子夏
1d6+6
DiceBot :
(1D6+6) > 1[1]+6 > 7
天宮 ありす
1d6
DiceBot :
(1D6) > 4
ヨハン
2d6+3+1>=7 判定:猟奇+万能
DiceBot :
(2D6+3+1>=7) > 3[1,2]+3+1 > 7 > 成功
ヨハン
1d6+2+5
DiceBot :
(1D6+2+5) > 3[3]+2+5 > 10
[ ありす様のペットたち2 ] HP : 18 → 18
[ ありす様のペットたち1 ] HP : 18 → 7
ありす様のペットたち1
アリスの周囲を取り巻くペット集団がなぎ倒されていく!
ヨハン
「くはは!奴の言った通りだ!馴染むじゃないか、力が!」
ヨハン
「不思議か?僕が……僕達が力を取り戻していることが」
天宮 ありす
「コインはありすが持っているはずなのに、どうして……」
ヨハン
「奴はお前の目を盗んで僕たちにコインを返した。ご丁寧に救世主と硬貨の使い方まで説明してくれたよ」
ヨハン
「悲しいなあ。お前は一番のペットにすら裏切られたわけだ」
マキナ
していますが、黒兎の真意を説明してあげる義理はないなあとも思っています。
子夏
なるほど、人をいじめるのが得意な方なんだなあと思っています。
天宮 ありす
「……嘘ね。ニベンズがそんな事、するはずないわ!」
天宮 ありす
「暴れるのをやめなさい。そうしたら、すぐにバラバラにしてあげる!」
子夏
1d6 精確分
DiceBot :
(1D6) > 4
子夏
2d6+3+1+1+4=>7 判定:才覚+万能+多彩な凶器
DiceBot :
(2D6+3+1+1+4>=7) > 2[1,1]+3+1+1+4 > 11 > 成功
子夏
1d6
DiceBot :
(1D6) > 6
GM
6 迂闊な行動で怪我をした。HPが1D6点減少する。
子夏
1d6
DiceBot :
(1D6) > 4
[ 子夏 ] HP : 14 → 10
天宮 ありす
「……邪魔しないで!」 邪魔しようとした動きを察知して鞭を振るう。
子夏
指を差し向けてありすちゃんの動きを妨害しようとしましたが、逆に止められてしまった。
天宮 ありす
2d6+3=>7 祝福判定
DiceBot :
(2D6+3>=7) > 5[1,4]+3 > 8 > 成功
天宮 ありす
[対象:1体]【愛】で判定し、成功すれば、閉廷まで威力を【愛】点増加する。
天宮 ありす
この効果により、閉廷までの間ずっと威力が+3されます。
ありす様のペットたち1
そして、続いて配下1の行動
ありす様のペットたち1
2d6+1=>7
DiceBot :
(2D6+1>=7) > 6[2,4]+1 > 7 > 成功
マキナ
2d6+3>=7
DiceBot :
(2D6+3>=7) > 6[5,1]+3 > 9 > 成功
ありす様のペットたち1
防壁の効果によって技能の対象がマキナさんへと変更。
ありす様のペットたち1
ランダムな不調も、マキナさんに対して付与。
ありす様のペットたち1
Choice[《封印》,《猛毒》,《指切り》,《衰弱》]
DiceBot :
(CHOICE[《封印》,《猛毒》,《指切り》,《衰弱》]) > 《封印》
ありす様のペットたち1
《封印》
J以上のカードを使用するとき、2として扱う(ジョーカーは2~10として使用可)。
装備技能の効果は持続するが、そのカードを2として使用することもできない。
ありす様のペットたち1
ダメージそのものは、軽減を受け、最低値である1点へと低下。
ありす様のペットたち1
白兎は粗末なペティナイフを振り回します。
マキナ
2d6+3>=7
DiceBot :
(2D6+3>=7) > 5[3,2]+3 > 8 > 成功
子夏
ナイフから逃げ回って、マキナさんの後ろにちょうどよく隠れました。
ありす様のペットたち1
スパッと切れる。振り回されたナイフはあんまり清潔ではない……
マキナ
咄嗟に庇うように出した腕がナイフで裂かれる。
子夏
彼女がいやに頑丈なのも、コインの力なのかな? と思いながらホッと胸をなでおろす
ありす様のペットたち2
「ニベンズ様のかたきー!」
[ マキナ ] HP : 20 → 19
ありす様のペットたち2
2d6+1=>7
DiceBot :
(2D6+1>=7) > 6[4,2]+1 > 7 > 成功
マキナ
2d6+3>=7
DiceBot :
(2D6+3>=7) > 8[4,4]+3 > 11 > 成功
ありす様のペットたち2
では、再びダメージがそちらへ。ランダム変調もそちらへ。
ありす様のペットたち2
Choice[《封印》,《猛毒》,《指切り》,《衰弱》]
DiceBot :
(CHOICE[《封印》,《猛毒》,《指切り》,《衰弱》]) > 《封印》
ありす様のペットたち2
ナイフが再び振り回される。
子夏
逃げ回ってるとついね、ついマキナさんの後ろにね。
ありす様のペットたち2
しかし、このとき白兎が余計な事を口にします。
ありす様のペットたち2
「こっちの奴、なんだか…………硬い!」
マキナ
不思議と痛みが少ないのは取り戻したコインの力なのか。
ありす様のペットたち2
そう、救世主としての力で強化されていたようで……
[ マキナ ] HP : 19 → 18
マキナ
「女の子を捕まえて硬いとはなんですかぁ!?」
マキナ
2d6+3>=7
DiceBot :
(2D6+3>=7) > 10[4,6]+3 > 13 > 成功
子夏
マキナさんはこんなにダイス振って全部成功させてるのに、僕は一発目でファンブルなんだなぁ みつを
子夏
「おっと! なんだか風向きが変わった気がしますね!」
子夏
2d6+3+1+1=>7 判定:才覚+万能+多彩な凶器
DiceBot :
(2D6+3+1+1>=7) > 8[5,3]+3+1+1 > 13 > 成功
子夏
「おっと! ちょっと大人しくしていてくださいね!」
子夏
何やら指を差し向けると、今度こそ風が吹いて少女の動きを阻害する。
天宮 ありす
確りと掴んでいた筈の鞭を取り落とす。
子夏
「わはは、この程度は手品みたいなもんです!」
ヨハン
2d6+3+1>=7 判定:猟奇+万能
DiceBot :
(2D6+3+1>=7) > 6[5,1]+3+1 > 10 > 成功
ヨハン
1d6+2+1+3+3+1 通打+上質な凶器+殺意+姫君+鋭気+渾身
ヨハン
1d6+2+1+3+3+1 通打+上質な凶器+殺意+姫君+鋭気+渾身
DiceBot :
(1D6+2+1+3+3+1) > 1[1]+2+1+3+3+1 > 11
[ ありす様のペットたち2 ] HP : 18 → 7
ありす様のペットたち1
*配下の手番に暗器! 対象は子夏さん!
子夏
2d6+3+1+1=>7 判定:才覚+万能+多彩な凶器
DiceBot :
(2D6+3+1+1>=7) > 5[3,2]+3+1+1 > 10 > 成功
子夏
1d6
DiceBot :
(1D6) > 4
ありす様のペットたち1
2d6+1=>14
DiceBot :
(2D6+1>=14) > 7[3,4]+1 > 8 > 失敗
ありす様のペットたち1
本人の妨害によって失敗したところへの間隙なので、3+3で6ダメージ!
[ ありす様のペットたち1 ] HP : 7 → 1
ありす様のペットたち1
じゅっと肉の焼ける臭いがする。ナイフをもっていた手を中心に広がる電撃傷。
マキナ
いいですね~戦う人たちを見てるというのは。
マキナ
自分が盾役でなければもっとよかったですね!
ありす様のペットたち2
それでも、まだ残っている!
ありす様のペットたち2
*暗器 同じく対象に子夏さん!
ありす様のペットたち2
2d6+1=>7
DiceBot :
(2D6+1>=7) > 8[4,4]+1 > 9 > 成功
マキナ
2d6+3>=7 愛
DiceBot :
(2D6+3>=7) > 5[3,2]+3 > 8 > 成功
ありす様のペットたち2
Choice[《封印》,《猛毒》,《指切り》,《衰弱》]
DiceBot :
(CHOICE[《封印》,《猛毒》,《指切り》,《衰弱》]) > 《猛毒》
[ マキナ ] HP : 18 → 17
ありす様のペットたち2
ぶんぶんとナイフが振り回されるが、妙に硬い女子高生に弾かれる!
子夏
高笑いをしながら女子高生を盾にする仙人です。
マキナ
2d6+3>=7 愛
DiceBot :
(2D6+3>=7) > 3[1,2]+3 > 6 > 失敗
ありす様のペットたち2
姫プレイ失敗した上に猛毒に侵される女子高生!
子夏
「大丈夫です! まだいけます! まだやれますよ!」
ありす様のペットたち2
「喰らえ!みたことない紫色の雑草を切り取ったばかりの草刈りナイフ!」
天宮 ありす
PK手番が終了し、マキナさんの手番!
マキナ
2d6+3>=7 愛
DiceBot :
(2D6+3>=7) > 8[6,2]+3 > 11 > 成功
子夏
「走っているだけなのに不思議と力が湧いてくるなァ~!」
ありす様のペットたち1
手番終了タイミングに猛毒ダメージが3点!
ありす様のペットたち1
ものすごく急激に……体調が悪い!
[ マキナ ] HP : 17 → 14
マキナ
痛みに加え、くらくらとした目眩と寒気に冒される。
ヨハン
「動きが悪くなっているぞ!何をしている!」
マキナ
正直倒れてしまいたいのですが、倒れた瞬間に”処”されそうな予感がしています!
子夏
2d6+3+1+1=>7 判定:才覚+万能+多彩な凶器
DiceBot :
(2D6+3+1+1>=7) > 6[4,2]+3+1+1 > 11 > 成功
子夏
「いやあ、怖いなあ! その鞭の痛さはよく知ってますからねえ!」
ヨハン
2d6+3+1>=7 判定:猟奇+万能
DiceBot :
(2D6+3+1>=7) > 7[6,1]+3+1 > 11 > 成功
ヨハン
1d6+2+1 通打+上質な凶器+殺意
DiceBot :
(1D6+2+1) > 1[1]+2+1 > 4
[ ありす様のペットたち2 ] HP : 7 → 4
子夏
1d6 精確分
DiceBot :
(1D6) > 5
子夏
2d6+3+1+1+5=>7 判定:才覚+万能+多彩な凶器
DiceBot :
(2D6+3+1+1+5>=7) > 8[4,4]+3+1+1+5 > 18 > 成功
天宮 ありす
1d6
DiceBot :
(1D6) > 2
天宮 ありす
2d6+3+2=>18
DiceBot :
(2D6+3+2>=18) > 4[1,3]+3+2 > 9 > 失敗
ありす様のペットたち1
「ありす様を泣かせるなー!」
ヨハン
2d6+3+1>=7 判定:猟奇+万能
DiceBot :
(2D6+3+1>=7) > 4[3,1]+3+1 > 8 > 成功
ヨハン
1d6+2+1 通打+上質な凶器+殺意
DiceBot :
(1D6+2+1) > 6[6]+2+1 > 9
ありす様のペットたち1
と、ナイフを手に果敢に襲いかかろうとする……が
[ ありす様のペットたち1 ] HP : 1 → -2
ありす様のペットたち1
カウンターを食らって昏倒!
ありす様のペットたち2
「う、うおおー!」
ちょっと腰が引けながら続いて突撃
子夏
2d6+3+1+1=>7 判定:才覚+万能+多彩な凶器
DiceBot :
(2D6+3+1+1>=7) > 7[3,4]+3+1+1 > 12 > 成功
ありす様のペットたち2
2d6+1=>12
DiceBot :
(2D6+1>=12) > 7[5,2]+1 > 8 > 失敗
ありす様のペットたち2
「わ、わ、わ…………ぎゃあ!」
子夏
「天気予報は聞いておくものですよ! 老婆心の忠告です!」
天宮 ありす
「なんで、みんな、なんで…………」
困惑しても、見回しても、廊下に立っているのはもうたったひとり。
ありす様のペットたち1
ペットの手番終了時、マキナさんの封印が解除されます。
ヨハン
「僕に掃除を命じたのは、他ならぬお前だろう」
マキナ
「ありす様、今ならまだ降参したら聞いてもらえるかもですよ!」
マキナ
優勢になってきたので気分がでかくなってきました。
ヨハン
「自分のペットすら救えなかったのになあ!」
天宮 ありす
それは……それは、その通りです。ありすの目的は、ペットを守る事。
守る事ができるのが自分だけだから、ありすは救世主だった。
天宮 ありす
それなら、それができなかったなら……?
もしかしての話なんてもう無い。死体は死体としてそこに転がっているのだ。
天宮 ありす
「勝つ!ありすは勝つの!あなたたちをやっつけて!バラバラにして、か゛つ゛の!」
天宮 ありす
「ありす゛、きゅう゛せい゛し゛ゅた゛も゛ん゛!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マキナ
3d6 回復
DiceBot :
(3D6) > 12[6,3,3] > 12
マキナ
2d6+3>=7 愛
DiceBot :
(2D6+3>=7) > 11[6,5]+3 > 14 > 成功
マキナ
1d6+3
DiceBot :
(1D6+3) > 1[1]+3 > 4
マキナ
気づけばペットたちに裂かれた傷から流れていた血も止まっています。
マキナ
弱いものいじめほど楽しいものはありませ~ん♥
マキナ
圧倒的優位な状態に立って気分がよくなり、体力が回復しました。
子夏
あのお嬢さん、性格はともかくふつうの女の子だろうに。コインの力ってすごいんだなあ!
[ 子夏 ] HP : 10 → 14
子夏
僕が妨害引いたのにありすちゃんが主動作を引けないなんて……
[ マキナ ] HP : 14 → 21
ヨハン
2d6+3+1>=7 判定:猟奇+万能
DiceBot :
(2D6+3+1>=7) > 4[1,3]+3+1 > 8 > 成功
ヨハン
1d6+2+1 通打+上質な凶器+殺意
DiceBot :
(1D6+2+1) > 2[2]+2+1 > 5
[ 天宮 ありす ] HP : 21 → 21
[ 天宮 ありす ] HP : 21 → 17
[ 天宮 ありす ] HP : 17 → 16
天宮 ありす
ありすちゃんは豪華な衣装によってダメージ軽減!が、できるはずでしたが
天宮 ありす
怪我も、痛みも、この世界に来てから何度だって味わってきました。
天宮 ありす
何匹もの亡者と戦ってきた経験は伊達ではありません。死にそうな大怪我だってしたことがあります。
天宮 ありす
だけど、それは……それに耐えられたのは。
子夏
いやぁ、恐ろしい人と一緒にこの国に来ちゃったもんですね!
天宮 ありす
いまのありすには、我慢できる理由がありません。
子夏
あっ、そうだ。ヨハンさまに疵抉られてるから2点ダメージが。
[ 天宮 ありす ] HP : 16 → 14
天宮 ありす
「痛い、痛い、痛いよ…………なんで」
子夏
ヨハンさまが疵を抉ってる(ロールで)のを見て思い出しました
天宮 ありす
「どうし゛て゛こ゛んな…………こん゛なことするのぉ……」
マキナ
2d6+3>=7 愛
DiceBot :
(2D6+3>=7) > 3[1,2]+3 > 6 > 失敗
マキナ
何もせずにありす様が泣かされるのを見ていました。
ヨハン
*(c9),c10,s10,dA,(Jo)
子夏
ヨハンさまに女の子がいたぶられるのを見ています。
ヨハン
2d6+3+1>=7 判定:猟奇+万能
DiceBot :
(2D6+3+1>=7) > 2[1,1]+3+1 > 6 > 失敗
ヨハン
1d
DiceBot :
(1D6) > 2
GM
2 手が滑った。1D6ラウンドの間、凶器が素手になる。
ヨハン
1d
DiceBot :
(1D6) > 4
天宮 ありす
ありすは、がむしゃらに鞭を振り回しています。
天宮 ありす
怨讐も乗らず、ただ殺意だけが暴走するその鞭はてんでデタラメで、躱す事は容易の筈でしたが……
ヨハン
「なっ、何ィ!?」剣が絡み、吹き飛ばされる。
天宮 ありす
ガンと派手な音で飛ばされたそれは、廊下の奥の更に奥まで滑って行きます。
天宮 ありす
「う゛う゛う゛ぅぅぅぅ………………」
マキナ
人の失敗を笑いたい気持ちになりますが、この状況では洒落になりませんねえ!
天宮 ありす
がむしゃらに振り回される鞭は、倒れたペット達の死体に傷を増やしています。
天宮 ありす
本人は、気づいてもいないようですが。
ヨハン
「後は首を垂れ、その首を切り落として、全ては完璧なはずだった!」
天宮 ありす
ラウンド終了!!!!!!!!!!!!
ヨハン
*h6,(s10),s9,(dA),(Jo)
ヨハン
2d6+3+1>=7 判定:猟奇+万能
DiceBot :
(2D6+3+1>=7) > 6[1,5]+3+1 > 10 > 成功
[ 天宮 ありす ] HP : 14 → 10
[ 天宮 ありす ] HP : 10 → 9
ヨハン
「お前が!仕置きを!受ける立場なんだよ!」
天宮 ありす
予知……は、補助動作であり、補助動作は行動前ですが
天宮 ありす
またね、こっそり…………ないしょでね
天宮 ありす
*怨讐 [s8] 対象は…………ヨハン!
天宮 ありす
もう回復された以上、ダメージソースから落とさなければいけない……が
ヨハン
2d6+3+1>=7 判定:猟奇+万能
DiceBot :
(2D6+3+1>=7) > 8[2,6]+3+1 > 12 > 成功
ヨハン
1d6
DiceBot :
(1D6) > 2
[ 天宮 ありす ] HP : 9 → 5
子夏
1d6 精確分
DiceBot :
(1D6) > 4
子夏
2d6+3+1+1+4=>7 判定:才覚+万能+多彩な凶器
DiceBot :
(2D6+3+1+1+4>=7) > 8[3,5]+3+1+1+4 > 17 > 成功
天宮 ありす
1d6
DiceBot :
(1D6) > 6
天宮 ありす
2d6+3+2+6=>17
DiceBot :
(2D6+3+2+6>=17) > 6[2,4]+3+2+6 > 17 > 成功
マキナ
マキナはこちら側についてよかったです……♥
マキナ
2d6+3>=7 愛
DiceBot :
(2D6+3>=7) > 4[1,3]+3 > 7 > 成功
ヨハン
*s4,d2,(s10),(cA),(Jo)
ヨハン
2d6+3+1>=7 判定:猟奇+万能
DiceBot :
(2D6+3+1>=7) > 7[1,6]+3+1 > 11 > 成功
ヨハン
2+1+3+2 通打+素手+殺意+鋭気+疵
[ 天宮 ありす ] HP : 5 → -3
天宮 ありす
しかし配下と違ってアリスちゃんは……判決表が触れる!
天宮 ありす
2d6+1 判決表
DiceBot :
(2D6+1) > 4[1,3]+1 > 5
子夏
後半は突っ立って泣き喚く女の子が殴りまくられているのを眺めていました。
マキナ
さすがにいい気分でばかりはいられませんが、自分の身が一番大事なので何も言いません♥
ヨハン
「コインを落として、命を落として、尊厳を落として」
天宮 ありす
「え゛ら゛は゛ぇたんだもん…………あ゛りす……か゛そ゛く……」
ヨハン
「何も残さずに消えるんだよお前はああああ!!!」
天宮 ありす
「あ゛り゛す゛、ひ゛とり゛し゛ぁな゛いも゛ん!!!!!!!!!!!!」
天宮 ありす
倒れ、蹴られ、顔面はぐちゃぐちゃになって、鼻血まみれになって
マキナ
短い間ありすのペットであった少女も、ただありすを見下ろすばかり。
GM
廊下に立つ者は……もう、貴方達以外ありません。
GM
ペットの死体と、昏倒したペットと、昏倒したありす。
GM
館にいた全てのペットとその主人がそこに倒れ伏しています。
GM
この堕落の国の裁判では。
最後に立っていた者が、正義です。
ヨハン
「……ふ、ふふ。そうだろう。そうだろうとも」
子夏
きょろきょろと辺りを見回して、起き上がってくるものがいないかどうか確かめています。
子夏
この娘がここまでされるほどのことをしたとは思えないけど。
マキナ
マキナはありす様には別にひどいことも何もされていないのですが……♥
子夏
無法を働いたということは、無法も働かれる可能性があるということで。
子夏
彼女が最悪の札を自分で引いちゃった、ということにしておこう!
マキナ
そして、ヨハンの身の上話を思い出しています……。
マキナ
かつてヨハンを招いた老婆。その末路は……。
マキナ
思い出しています。この先に起きることを理解しています。
子夏
ちょっと緊張しています。ナントカに刃物という言葉もありますし。
子夏
彼が制裁すべき相手はこれでいなくなったので、それがこちらに向かないとも限らないんだよなぁ~。
ヨハン
軽い靴音を立てて歩きながら、ありすの元へと向かう。
マキナ
止めないばかりか、どこか期待してもいるのです。
子夏
彼が手を下してくれれば、僕たちもそれを果たせるわけですからね!
ヨハン
なれた手つきで剣を抜き、ありすの頸へと向けたところで
マキナ
30日以内に裁判に参加し、一人以上の死者を出さなければいけない。
マキナ
「ヨハン様が鉄槌を下される所を見守っているだけでございますが~♥」
子夏
「そうそう、直接手を下したいものだとばっかり!」
ヨハン
「……まあ、いいだろう。今日の僕は機嫌がいい」
マキナ
「お見事な太刀筋です♥」小さく拍手なんかしてます。
天宮 ありす
少しだけ身動きして、静かに命が流れ出して。
マキナ
助けてくれた少女。マキナを信じていると言った少女。
子夏
「さて、今やこのお屋敷はヨハンさまのものですが……」
ヨハン
「そうだな……」ありすの懐を漁り、六ペンスコインを手に取る。
マキナ
心が痛まないのではないのですが、それよりもやっぱり我が身が助かったのが何より嬉しいのです。
ヨハン
「心配するな。今後のお前らの働きによっては、分けてやらんこともない」
マキナ
「マキナ、精一杯お役に立たせていただきます♥」
マキナ
「どうぞこれからもお傍に置いてくださいませ♥」
子夏
うんうんと頷いている。頭では別のことを考えている。
子夏
このお屋敷の外、ほかの街のことをあんまり詳しくは聞けなかった。
マキナ
「あ、そういえばお菓子とかあるらしいですよぉ」
マキナ
「探したら色々見つかるかもしれませんね!」
子夏
ヨハンさまは確かに強力な力を持ってるけど、さすがに危険すぎるし。
子夏
どこかテキトーなところでバックレちゃおっかな。
ヨハン
「種を育て、肉を捌き、家事を行うヒマもない」
子夏
ベッドメイクをしていた先輩兎のことを思い出して、ちょっと見回したけど。
子夏
わはは、区別つかないや。最初に殺された人だったかもな。
マキナ
マキナは一人では戦えないのでヨハン様についていきま~す♥
マキナ
もっとまともな人を見つけて乗り換えたいです♥
ヨハン
「先に出会った大きな獣、あの肉の質量は僕ら3人には余る」
ヨハン
「食い扶持も減った。維持するに程よい数が残ったな」
マキナ
「でもこれじゃあ働いてもらえませんねえ」傷だらけの獣たちを眺めて
マキナ
「マキナの力で治してあげちゃいましょう~」
マキナ
なんかそういうことができることが分かりました!
ありす様のペットたち1
ぴくり。
何匹かのペット達が身動きを始めます。
ありす様のペットたち1
それからゆっくりと身体を起こしていきますが……
彼等の中から貴方達に逆らおうとするものは、出ないでしょう。
ありす様のペットたち1
だって彼等が起き上がって最初に目にするものは、血溜まりの中に倒れ伏すありす様の死体なのですから。
子夏
忠誠心や愛情で逆らって死ぬなんて馬鹿げてますからね!
ありす様のペットたち1
ペット達のすすり泣く声が聞こえます。
マキナ
「大丈夫ですよお、今までやってたお仕事と大して変わりませんよ」
ありす様のペットたち1
それでも逆らう事はできません。
だって、怖いのです。
マキナ
「ちょっと……お仕えする相手が変わるだけのことです!」
GM
救世主妄想に取り付けれたちいさな女の子が囲う箱庭。
GM
いえ、箱庭という点は変わらないのかもしれません。
ヨハン
兎たちは、『見分けがつかない』という理不尽な理由で、見える場所に番号を刻まれてしまいました。
ヨハン
名前を呼ばれることもなく、ペットのように愛でられることもなく。
ヨハン
かつて自分が受けた仕打ちを、し返すように、辛く当たりました。
ヨハン
しかし、そんな彼にも、一つだけ、残された救い、秩序とでもいうべきものがありました。
ヨハン
自身に叛意を向けないもの、自身を見下さないもの、自身に従うものには、ヨハンは庇護を与えます。
ヨハン
兎たちは、この独裁者に従う限りは、生き続けることができます。
ヨハン
「コインを、資産を、食事を、すべて我々のものにする」
ヨハン
「なにも気にすることはない。救世主には『必要なこと』なのだからな」
マキナ
「全てはヨハン様の手中に収まるために存在しているのです♥」
子夏
「今日はお日柄もいいし、いいことがありそうな気がするなあ!」
ヨハン
その館には、傲慢で好戦的な、悪名高い救世主がいました。
ヨハン
逆らうものには死を。そうして、その救世主たちは少しずつ少しずつ、その影響力を広げていきました。
ヨハン
堕落の国に陰る暗雲は、今なお広がるばかり。
ヨハン
一人の男の笑い声が、響き渡るのでした──。
子夏
完全に正義が勝ちましたね(勝ったものが正義のため)