GM
その後キャラシートのURLを貼り、簡単にキャラの紹介をお願いします。
PC1 推奨:自由
あなたは数か月前PC2に救われ、この病院に入院している患者である。
何か大きな罪を犯したのに、それが何なのか思い出せない。
何らかのショックによる一時的な記憶障害だろうと医師は言う。
あなたの【使命】は記憶を取り戻すことである。
【使命】
記憶を取り戻す
兎狐守 明看
PC①、兎狐守 明看(つごもり あけみ)
兎狐守 明看
童顔だがこれでも23歳、本人はちょっと気にしてる。
見た目通り大人しかったり引っ込み思案気味な性格で、困り眉が癖になってしまっている女の子です。
PC1 推奨:自由
あなたはこの病院の医師である。何らかの理由で隠れ潜む忍者であったあなたは、同情か仁愛か気紛れか、数か月前にPC1を匿い、その主治医をつとめてきた。
体の傷が癒えたというのに、PC1は何らかのショックで起きた記憶障害に悩んでいる。
あなたの【使命】はPC1に記憶を取り戻させることだ。
【使命】
PC1に記憶を取り戻させる
狂噛 囲
ある物事に対して、狂った興味心を抱く家系の人間
囲の興味は"中身"、ものの中身を知りたくてたまらない
自分が狂った人間であることを理解しており、普段は"正常"に振舞おうとしています
狂噛 囲
面倒見は良い方です
よくからかったりしてたかも?
兎狐守 明看
子供扱いされがちでかわいがられてたんじゃないでしょうか
GM
とある地方の山中。ぽつりと建つ古びた木造の病院の入院病棟、2階の203号室。
ベッドに腰掛けた患者の傍らに、ひとりの医師が腰掛けて話を聞いている。
患者は言う。何か大きな罪を犯したのに、それが何なのか思い出せない。
静かな病室で、カウンセリングは続く。
病室の外に人影はない。長い廊下を見渡しても、階下に降りたとしても。
生きて動く者は一人もいない。
ただ、203号室から、話し声がぽつぽつと無人の廊下に漏れ聞こえている。
(――数か月前、忍務の帰途で大怪我を追った忍者をこの病院の医師の1人が保護した。
隠れ潜む忍者であったその医師は、同情か仁愛か気紛れか、傷ついた忍者が身元を隠して心身を癒せるように尽力した。
病院の人々は患者をあたたかく遇し、忍者は生まれて初めて味わうような静かで安らかな日々を過ごした。
その束の間の静穏が、壊れる日までは)
その日壊れたものは、ほんとうは何だったのだろう。
真実は何処に?
――さあ、先生。あなたの患者が待っています。
導入フェイズ
狂噛 囲
開け放たれた窓から、刺すような日差しがゆらめくカーテンを照らす
狂噛 囲
そこから木と湿った地面の匂いが鼻をかすめ
狂噛 囲
扇風機と、カルテを叩くペンの音だけが…部屋に響く
狂噛 囲
「それで、明看くん…その思い出せない記憶について、もう一度説明してもらってもいいかい?」
とんとん、とカルテを叩き…目の前の患者を見つめる
兎狐守 明看
窓の外を覗けば、熱気でじんわりと視界が揺らぐような中で聞こえてくる音と言えば…室内の環境音と…虫の鳴き声ぐらいのもの
兎狐守 明看
まるで…もう世界で生きているのは二人だけのような静寂。
兎狐守 明看
「その…ごめんなさい…せんせ。とても大事な事だったと思うのだけれど…どうしても思い出せないの…」
兎狐守 明看
そう言って、ここ数カ月変わらぬいつものような幼い困り顔を見せる。
狂噛 囲
「いーのいーの、そのための先生なのだから…存分に頼ってくれたまえ」
狂噛 囲
「しかしそうかぁ、記憶喪失ねぇ…」
頰に手を当て、ふう…と息をはく
狂噛 囲
「…記憶に関しては、色々と難しい部分がある。思い出すことが、最善とは限らないこともね」
狂噛 囲
「…いや、君が思い出したいというのならあたしは善処しよう」
兎狐守 明看
頼ってくれたまえ、の言葉にへにゃりと慣れない笑顔を向ける。
兎狐守 明看
「何か…思い出すきっかけでもあればいいのだけれども…」
狂噛 囲
「そうだねえ、いっそ漫画みたいに頭をぽこんとやってみるかい?」
兎狐守 明看
「…またそうやって、こどもみたいに。」
兎狐守 明看
「散々私のカルテを見ているんだから知っているでしょう、せんせ。わたしだって23なんだからね?」
狂噛 囲
「あはは、ごめんごめん。でも、やっぱり同い歳には見えないなぁ〜」
ぽんぽん、と頭を撫で…けらけらと笑う
兎狐守 明看
急に撫でられ、驚いた顔と照れた顔と困った顔とコロコロと表情を変えていく。
兎狐守 明看
本当は、そんな事を考えるべきではないのだろうが…このままの状態が続いてしまえばいいのではないか…と考えが時よりよぎってしまう。
狂噛 囲
「とはいえ、あまり時間をかけるわけにもいかないね」
狂噛 囲
「それが明看くんにとって…大事な記憶ならばなおさらだ…」
ゆっくりと、顔を近づけ…呟く
兎狐守 明看
「そうね………せんせ。このままなのは…よくないわ」
兎狐守 明看
少し…思いつめたようにうつむきかけていた所に、急に顔を近づけられて驚く。本当に…この人は人との距離感の詰め方が急なのだから。
狂噛 囲
「というわけで!今日は色々と試してみようじゃあないか!」
両手を広げて、わちゃわちゃと袖を振るう
狂噛 囲
そのまま撫でるように腕を伝い、手を握り
「さあ、立って。明看くん」
兎狐守 明看
次々と、心を落ち着ける間を与えられることもなく促されるように立たされてしまう。
兎狐守 明看
「きょ、今日は一体何をするつもりなの…?」
狂噛 囲
「記憶喪失を治すのって、難しいからねぇ」
兎狐守 明看
「まったく…そうやっていつも行き当たりばったりに…」
兎狐守 明看
「治療と称して、怪しげな民間療法の実験台になるのはごめんなんだからね」
狂噛 囲
「ささ、とにかくやれることをやってみよう!」
狂噛 囲
その柔らかさを確かめるように、その手を握りなおす
兎狐守 明看
あぁ…わたしはこの笑顔に弱いのだ、こうしてまた今日も流される。
兎狐守 明看
「はぁ…今日もお手柔らかにね、せんせ。」
兎狐守 明看
体温の差から伝わる熱を感じながら…病室の外へと誘われていった。
メインフェイズ
◆メインフェイズ第一サイクル第一シーン
シーンプレイヤー:狂噛 囲
GM
戦場表はなしとのことで、平地でスタートします。
◆第一ラウンド
GM
プロット時忍法を使用するなら宣言をお願いします。
兎狐守 明看
2D6>=5 (判定:掘削術) (2D6>=5) > 9[3,6] > 9 > 成功
GM
成功ですね。
奈落と同じプロットになったキャラは掘削術で判定を行い、失敗したら逆凪状態になります。
[ 狂噛 囲 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。
[ 兎狐守 明看 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
[ 兎狐守 明看 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。
狂噛 囲
2D6>=6 (判定:掘削術) (2D6>=6) > 8[2,6] > 8 > 成功
◆プロット5 行動:狂噛囲
狂噛 囲
「ねえ、明看くん…気づいちゃってたかなぁ?」
兎狐守 明看
…だが、それも易々と避けられてしまう。
兎狐守 明看
2D6>=5 (判定:衣装術) (2D6>=5) > 6[2,4] > 6 > 成功
狂噛 囲
2D6>=8 (判定:掘削術) (2D6>=8) > 7[2,5] > 7 > 失敗
GM
ファンブル。何もなければ囲は逆凪になります。
狂噛 囲
木造の床をぶち破り、土の塊でできた柱が明看を襲う
兎狐守 明看
その首を喰らわんとする災禍に素早く反応し、手をかざす。
兎狐守 明看
すると、いつの間に仕込まれてたであろう仕掛けが動き出す。
兎狐守 明看
土流を遮るように、そして狂噛囲の行動を遮るように逆に土の柱や、鋼線が現れる。
狂噛 囲
驚いた、いつ仕掛けていたのだろう…
退路を失い、その場に立ち尽くす
狂噛 囲
「まあほら、ちょっとしたジョークというかね?ほら、記憶戻ったかな?」
狂噛 囲
「戻ってない?だよねー、まあこんなんで戻るなら苦労はしないもんねぇ」
狂噛 囲
「いや、あれだね、すごいね明看くんの忍術は〜。先生びっくりしちゃったよ」
狂噛 囲
「こんなのを先生の病院に仕掛けてたなんて、いけない子だなぁ明看くんは〜」
柱や銅線をちょいちょい
兎狐守 明看
「…そう…せんせ…。何かがわかった?」
兎狐守 明看
「…それともわからないから…手段を選んでられなくなった?」
兎狐守 明看
「記憶が戻らなくたって…わたしにも…目的があるの」
兎狐守 明看
「だから…そっちがその気なら、わたしも手段を選んでられないわ」
◆プロット4 行動:兎狐守 明看
兎狐守 明看
「…しばらく、おとなしくしてもらうわ。」
兎狐守 明看
2D6>=5 (判定:詐術) (2D6>=5) > 3[1,2] > 3 > 失敗
兎狐守 明看
そうは言うものの、躊躇いがあったのか手元が狂ってしまう。
◆第二ラウンド
兎狐守 明看
2D6>=5 (判定:掘削術) (2D6>=5) > 4[1,3] > 4 > 失敗
[ 兎狐守 明看 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。
[ 狂噛 囲 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
◆プロット5 行動:兎狐守 明看
兎狐守 明看
2D6>=5 (判定:詐術) (2D6>=5) > 5[1,4] > 5 > 成功
兎狐守 明看
覚悟を決めたつもりで…ふといつもの顔が脳内を横切る。
兎狐守 明看
攻撃は無常にも、囲の横をすり抜けていく。
狂噛 囲
「でもごめんね、こっちは手を抜く気はないから」
狂噛 囲
ーーー問題ない、仕込まれたものはある程度確認できている…
◆プロット3 行動:狂噛 囲
狂噛 囲
2D6>=5 (判定:掘削術) (2D6>=5) > 8[4,4] > 8 > 成功
兎狐守 明看
命中が確定してしまったので奥義宣言します。
兎狐守 明看
■奥義
《月隠狐刺兎糾(ツキガクレコシトキュウ)》
指定特技 :暗号術
エフェクト:絶対防御/くらまし/防御力低下
この奥義の奥義破り判定にはマイナス2の修正が付く/絶対防御の効果が3点に減少
狂噛 囲
それを合図だといわんばかりに、床を突き抜けて柱が明看に迫る
兎狐守 明看
「…くっ…、わたしは!優しくなんか…ッ!」
兎狐守 明看
再び、囲の攻撃をふさぐように仕掛けが動くが、それをすり抜けるように攻撃が迫る。
兎狐守 明看
…それが喉元に届かんとする時、まるで病院自体が生き物のように空間が歪み、明看の姿が陽炎のように掻き消える。
兎狐守 明看
眩暈のするようなゆらぎが掻き消えた後には…無傷の明看が立っていた。
兎狐守 明看
「…無駄よ…せんせ。わたしは優しくなんかない」
兎狐守 明看
「貴方の攻撃は、わたしには届かないわ」
兎狐守 明看
「…意外だったかしら…それとも、怒った?」
狂噛 囲
「先生の、負けです」
わー、っと両手を広げてぱたぱたと振る
狂噛 囲
「負け〜、負けです〜!降参っ!」ぱたぱた
狂噛 囲
「いやぁ、明看くんがこんなに動けるとは…予想してなかったなぁ…」
兎狐守 明看
「こんな日常が…ずっと続いていってもいいななんて思ったりもしたけれど…」
兎狐守 明看
「これが、その何かのきっかけなのかしら?」
狂噛 囲
「それにほら、こんだけ暴れて騒がしくしてしまったら…他の病人や看護師くんたちに迷惑だろう…?」
狂噛 囲
すぐ隣の扉を開け放ち、空っぽの病室を見る
「今はもう、いないんだけどね」
兎狐守 明看
「そう、知っているでしょう…?ここにはもう、わたし達しかいないわ」
狂噛 囲
撫でるように、何かを確かめるように…ゆっくりと手で触れる
このプライズの真の名称は『罪』である。下記文中の「あなた」はその時点でのこのプライズの持ち主を指す。
このプライズを手に入れたタイミング(配布時を含む)が訪れるたび、持ち主は下の「」内の文章中の、任意の一つの[ ]の中を消して好きに書き換えてよい。この時、書き換えた[ ]についている番号を消去すること。番号の消えた[ ]内は以降上書きされない。
「あなたは(1)[3日前]、(2)[あなたの所在を突き止めた追手が迫っている事を知り、あなたの情報を知る者を消す]ために、この病院の人々を全て殺した。あなたは(3)[慣れた手際で、人形のように首を落として]彼らを殺した。
目の前の相手だけは殺さなかった。[相手と一緒にいる間だけは、自分が普通の人間だと思えるような気がした]からだ。記憶の混乱の治療にはもっと時間を掛けたかったが、今日までが限界だった。あなたは(5)[痕跡を消すため、既に病棟の下階に火を放った]。
これこそが、これだけが、(6)[ 真実 ]である。」
GM
[相手と一緒にいる間だけは、自分が普通の人間だと思えるような気がした]
囲はプライズ獲得時に④を上記のように書き換えています。
◆メインフェイズ第一サイクル第二シーン
シーンプレイヤー:兎狐守 明看
兎狐守 明看
…たしかにこれは…いよいよ手段を選んでられないな…、ねぇ、せんせ?
◆第一ラウンド
兎狐守 明看
2D6>=5 (判定:掘削術) (2D6>=5) > 8[2,6] > 8 > 成功
[ 兎狐守 明看 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
[ 狂噛 囲 ] がダイスシンボルを公開。出目は 2 です。
[ 兎狐守 明看 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。
◆プロット4 行動:兎狐守 明看
兎狐守 明看
2D6>=5 (判定:詐術) (2D6>=5) > 2[1,1] > 2 > ファンブル
兎狐守 明看
そう、もう手段を選んでられる時間じゃない。
兎狐守 明看
攻撃は、囲の横をかすめるように抜けていく。
兎狐守 明看
「どうしたもこうしたも…!ない…ッ!」
兎狐守 明看
「どうかしてるのは…せんせぇの方だ…っ…」
狂噛 囲
「でも、もう少し心に余裕を持ってもいいと思うよ。だって今この病院には…」
手を広げる
狂噛 囲
「まあ、時間をかけられないのも確かだけれどねぇ」
◆プロット2 行動:狂噛 囲
狂噛 囲
2D6>=5 (判定:掘削術) (2D6>=5) > 8[3,5] > 8 > 成功
兎狐守 明看
再び絶対防御を宣言します、指定特技は《暗号術》。
くらましにより判定にさらにマイナス2です。
狂噛 囲
2D6-2>=7 (判定:記憶術) (2D6-2>=7) > 5[2,3]-2 > 3 > 失敗
狂噛 囲
もう一度、攻撃を放ってはみるが…
ーーーうん、また避けられるなこれは…
兎狐守 明看
「いやだ…っ!それでも…!負けてなんてやるもんか…!」
兎狐守 明看
再び、病院そのものが明看を隠すように攻撃を反らしてしまう。
狂噛 囲
「全然当たってくれないじゃあないか…、先生悲しいなぁ…」
兎狐守 明看
「せんせだけじゃない、病院はわたしの庭でもあるんだよ」
狂噛 囲
「次はここ、ね…?」
そう言って自分の胸を指し示す
◆第二ラウンド
兎狐守 明看
2D6>=5 (判定:掘削術) (2D6>=5) > 8[3,5] > 8 > 成功
[ 兎狐守 明看 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
[ 狂噛 囲 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
[ 兎狐守 明看 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
狂噛 囲
2D6>=5 (判定:掘削術) (2D6>=5) > 4[1,3] > 4 > 失敗
兎狐守 明看
テリトリーである病院が、さらに続けて医者に牙を剥く。
◆プロット4 行動:狂噛 囲
兎狐守 明看
2D6>=5 (判定:詐術) (2D6>=5) > 12[6,6] > 12 > スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)
狂噛 囲
■奥義
《知覚覚醒薬S-11》
指定特技 :仕込み
エフェクト:絶対防御/くらまし/防御低下
効果・演出:体内に埋め込まれた薬液瓶を割って肉体を強化する
GM
射撃戦なので、囲は任意の分野にダメージを受けてください。
[ 狂噛 囲 ] 体術 : 1 → 0
兎狐守 明看
迷いを捨てるように、祈るように攻撃を仕掛ける。そう、時間はないのだ…お互いに。
兎狐守 明看
鋭い鉄扇が、動けない囲へと襲い掛かる。
狂噛 囲
白衣の袖を捲り、腕を露出させると…その腕には何本かの薬瓶が埋め込まれている
狂噛 囲
パキンッ、という音ともに液体が体内に流れ込み…意識が加速する
狂噛 囲
ゆったりと体を揺らしながら、攻撃を最小限に抑える
狂噛 囲
「……………」
頭から血を流しながらも、明看 を見つめる
狂噛 囲
「ふふ、うん。やればできるじゃあないか」
口元の血を拭いながら、薄く笑う
「あなたは(1)[3日前]、[斜歯からの命令を受け元々ハグレモノの隠れ家に偽装された研究・収容所であるこの病院、情報を収集し終え用済みとなった被検体達の放棄]ために、この病院の人々を全て殺した。あなたは(3)[慣れた手際で、人形のように首を落として]彼らを殺した。
目の前の相手だけは殺さなかった。[相手と一緒にいる間だけは、自分が普通の人間だと思えるような気がした]からだ。記憶の混乱の治療にはもっと時間を掛けたかったが、今日までが限界だった。あなたは(5)[痕跡を消すため、既に病棟の下階に火を放った]。
これこそが、これだけが、(6)[ 真実 ]である。」
GM
[斜歯からの命令を受け元々ハグレモノの隠れ家に偽装された研究・収容所であるこの病院、情報を収集し終え用済みとなった被検体達の放棄]
明看は(2)を上記のように書き換えています。
兎狐守 明看
会心の軌道で放った攻撃だったが…浅い。
狂噛 囲
「………」
纏っている白衣で、視界の赤を拭い取っていく
兎狐守 明看
すっかり見慣れた、困り顔を見せた後、角へと姿を消していった。
狂噛 囲
「まあ、でも…それでもいいか…」
血に濡れた袖をポケットに突っ込みながら、明看のあとを軽い足取りで追っていく
◆メインフェイズ第二サイクル第一シーン
シーンプレイヤー:兎狐守 明看
兎狐守 明看
2D6>=5 (判定:調査術) (2D6>=5) > 6[3,3] > 6 > 成功
【秘密:狂噛 囲】
あなたには分かっている。罪を犯したのは実は彼女ではない。あなただ。
兎狐守
明看は、あなたが病院の人々を殺戮したショックからか記憶に混乱をきたしている。事件の記憶の中の犯人、つまりあなたを、自分自身と取り違えてしまっているのだ。
主治医として、彼女が自ら思い出せるよう少しずつカウンセリングを続けていたが、タイムリミットが迫っている。
あなたは決断した。彼女の記憶を修正し、思い出させねばならない。もう手段は選ばない。彼女に憎まれ追われることになろうとも、それがあなたへの罰となり贖罪の手段となるだろう。
あなたの【本当の使命】は、あなたから兎狐守
明看にプライズを渡し、かつ最終的なプライズの所持者となることだ。
兎狐守 明看
恐らくあの様子では…大した傷も与えられないだろうが、仕掛けでいくらか時間を稼げることだろう。
兎狐守 明看
主治医へと足を訪れ、端末へとアクセスを試みる。
兎狐守 明看
慣れた手つきでパスワードを打ち込み、開いたのは「兎狐守 明看」、自分自身のカルテ。
兎狐守 明看
彼女が先に凶行へと走ってしまった原因は何なのか…彼女が残したカルテのメモ、自身で記した彼女のメモ、記録から照らし合わせを行う。
兎狐守 明看
本当に迫っているタイムリミットは何なのか。
兎狐守 明看
そして…乱雑に描けてある彼女には少しサイズの大きい白衣を一つ手に取り、袖を通す。
兎狐守 明看
「あなた助けるのはわたしの方よ、せんせ。」
兎狐守 明看
端末に、データの破棄のパスコードを入力すると彼女は背を向け部屋を後にした。
◆メインフェイズ第二サイクル第二シーン
シーンプレイヤー:狂噛 囲
狂噛 囲
2D6>=5 (判定:記憶術) (2D6>=5) > 4[2,2] > 4 > 失敗
狂噛 囲
時には彼女の仕掛けを眺め、空っぽの病室を覗き込み、廊下に響く木の軋む音を楽しんだ
狂噛 囲
色々なものに包まれ、隠された本音の部分…
狂噛 囲
それを時には優しく、時には抉るように、時には壊すように
たくさんの人間を解剖してきたのだ
狂噛 囲
今までの明看くんとの会話も、その一部のつもりだった
狂噛 囲
きっとこの先で、彼女は待っていてくれるだろうと…
狂噛 囲
彼女の姿が見えるまで、ゆっくりと廊下を歩く
狂噛 囲
ーーーああ、あたしは今…"どっち"なのだろう