GM
ではでは シノビガミセッション『出口なし』始めていきましょう。
GM
とある地方の山中。ぽつりと建つ古びた木造の病院の入院病棟、2階の203号室。
ベッドに腰掛けた患者の傍らに、ひとりの医師が腰掛けて話を聞いている。
患者は言う。何か大きな罪を犯したのに、それが何なのか思い出せない。
静かな病室で、カウンセリングは続く。
病室の外に人影はない。長い廊下を見渡しても、階下に降りたとしても。
生きて動く者は一人もいない。
ただ、203号室から、話し声がぽつぽつと無人の廊下に漏れ聞こえている。
(――数か月前、忍務の帰途で大怪我を追った忍者をこの病院の医師の1人が保護した。
隠れ潜む忍者であったその医師は、同情か仁愛か気紛れか、傷ついた忍者が身元を隠して心身を癒せるように尽力した。
病院の人々は患者をあたたかく遇し、忍者は生まれて初めて味わうような静かで安らかな日々を過ごした。
その束の間の静穏が、壊れる日までは)
その日壊れたものは、ほんとうは何だったのだろう。
真実は何処に?
――さあ、先生。あなたの患者が待っています。
GM
キャラシートを貼って軽くキャラ紹介してこうか。
GM
PC導入を貼るので、その後キャラシを貼って紹介をお願いします。キャラ目線でもPL目線でも大丈夫です。
GM
PC1 推奨:自由
【導入】
あなたは数か月前PC2に救われ、この病院に入院している患者である。
何か大きな罪を犯したのに、それが何なのか思い出せない。
何らかのショックによる一時的な記憶障害だろうと医師は言う。
あなたの【使命】は記憶を取り戻すことである。
【使命】
記憶を取り戻す
圷しとび
https://character-sheets.appspot.com/shinobigami/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYkca4hQQM
圷しとび
圷 しとび
高校一年生 身長は最近伸びてきて、157cmになったところ
好きなものは特になし 好きな人も特になし
GM
ありがとうございます! かわいいね 育ち盛りだね
GM
PC2 推奨:自由
【導入】
あなたはこの病院の医師である。何らかの理由で隠れ潜む忍者であったあなたは、同情か仁愛か気紛れか、数か月前にPC1を匿い、その主治医をつとめてきた。
体の傷が癒えたというのに、PC1は何らかのショックで起きた記憶障害に悩んでいる。
あなたの【使命】はPC1に記憶を取り戻させることだ。
【使命】
PC1に記憶を取り戻させる
鳥居みくら
https://character-sheets.appspot.com/shinobigami/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYrLXCggQM
鳥居みくら
お医者さんをしてま~す。背はしーくんよりちょっと高いくらいです。
鳥居みくら
しーくんは、しとびくんのことです。親しみを込めて呼んでるよ~。
鳥居みくら
大体~いつもこんな感じで~でも治療にはマジのガチだから~。
鳥居みくら
いっしょにがんばって記憶取り戻そーね!
GM
ということで、この二人でやっていきましょう!
GM
このシナリオは互いの居所を持った状態で開始します。戦闘仕掛け放題ですね。
GM
近頃はだいぶ寒さも和らぎ、確かな春の訪れを感じられるようになった。
鳥居みくら
ベッド脇の椅子に腰掛けている。手にはカルテとペン。
鳥居みくら
「しーくんの調子の方はいかが? 体に変な所はない? 気分はどう?」
圷しとび
「特にこれといって…ああ、そういえば少し喉が痛いかもしれないです」
鳥居みくら
「あらら。ちょっとせんせーに見せてごらん」
圷しとび
「だ…大丈夫ですよ?本当に少し、いたいくらいで…」
鳥居みくら
「も~、そんなに遠慮されたらなんのためにせんせーがついてるのか分からないでしょうが~」
鳥居みくら
「患者さんはせんせーを頼るものですよ?」
圷しとび
そう言ってくる先生らしくない彼女に、困った顔を浮かべつつ
軽く口を開いた
鳥居みくら
身を乗り出して、開かれたしとびの口を覗き込む。
鳥居みくら
親指を、しとびの口の中に滑り込ませる。
鳥居みくら
「押さえてないと奥の方が見づらいのよ~」
鳥居みくら
ふんふんと頷いたりなんかしながら、少しの間そうして……
鳥居みくら
「体の方は分かったけど……記憶の方は変わりなし、かしら?」
圷しとび
「日々生きていて、気になる点は多々ありますが」
鳥居みくら
手元のカルテに何かを書き込んで、しとびに目線をやり。
鳥居みくら
ぬるりと、先程指で触れた箇所に舌を滑り込ませる。
圷しとび
表情一つ変えず言ってのける彼女を見て口をぱくぱくと動かす
鳥居みくら
「せんせーね~お互い必死さが足りなかったと思うのよ~」
鳥居みくら
「だからね~、ほら、ショック療法とか言うし?」
圷しとび
「じゃあなんですか、僕はこれ 死ぬんですか?」
鳥居みくら
「でもだいじょーぶ。せんせーはちゃあんと解毒剤を持っています」
鳥居みくら
「でも、もうやってしまったのでやるしかないのです」
圷しとび
毒の効果か、それとも思い過ぎでそうなっているのか 少しずつ息が荒くなってくる
鳥居みくら
「さあ、せんせーを倒して解毒剤を奪ってごらんなさい!」
圷しとび
仕方がないと言いたげなようにベッドから立ち上がる
[ 圷しとび ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
[ GM ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
鳥居みくら
2D6>=5 (判定:九ノ一の術) (2D6>=5) > 6[1,5] > 6 > 成功
圷しとび
2D6>=7 (判定:対人術) (2D6>=7) > 9[4,5] > 9 > 成功
鳥居みくら
ガラス管の中の毒々しい色をした薬剤をしとびに打ち込もうとする。
圷しとび
流石にあんな色の液体を流し込まれたくない
圷しとび
2D6>=5 (判定:骨法術) (2D6>=5) > 9[3,6] > 9 > 成功
鳥居みくら
2D6>=9 (判定:縄術) (2D6>=9) > 3[1,2] > 3 > 失敗
鳥居みくら
みくらは1点のダメージを受けて脱落。え~ん。
圷しとび
こちらに飛んできた先生の頭をぽこっとなぐる
[ 鳥居みくら ] 戦術 : 1 → 0
鳥居みくら
「え~ん、かっこいいところ見せるはずが~……」
GM
このプライズの真の名称は『罪』である。下記文中の「あなた」はその時点でのこのプライズの持ち主を指す。
このプライズを手に入れたタイミング(配布時を含む)が訪れるたび、持ち主は下の「」内の文章中の、任意の一つの[ ]の中を消して好きに書き換えてよい。この時、書き換えた[ ]についている番号を消去すること。番号の消えた[ ]内は以降上書きされない。
「あなたは(1)[3日前]、(2)[あなたの所在を突き止めた追手が迫っている事を知り、あなたの情報を知る者を消す]ために、この病院の人々を全て殺した。あなたは(3)[慣れた手際で、人形のように首を落として]彼らを殺した。
目の前の相手だけは殺さなかった。[あなたの大切な人に重ねてしまった]からだ。記憶の混乱の治療にはもっと時間を掛けたかったが、今日までが限界だった。あなたは(5)[痕跡を消すため、既に病棟の下階に火を放った]。
これこそが、これだけが、(6)[ 真実 ]である。」
GM
みくらはプライズ配布時に(4)を[あなたの大切な人に重ねてしまった]に書き換えています。
圷しとび
「あー、えっと 少し思い出した…のかもしれません」
鳥居みくら
厚い眼鏡の向こうから、じっとしとびを見ている気配がある。
圷しとび
「なんて、どうでもいいですね こんなこと」
鳥居みくら
「せんせーは、大事なコトだと思うけどな~」
圷しとび
「へえ 他人の空似なんてそんな重要なことですかね」
圷しとび
「…なんでもいいですけど、とりあえず解毒剤もらえますか?僕このままじゃ死ぬんで」
鳥居みくら
「あ~、大丈夫大丈夫、遅効性だから。1日くらい余裕だから」
鳥居みくら
そう言って笑うと、そのまま病室を飛び出す。
鳥居みくら
「いざって時は逃げ足が物を言いますからねえ」
鳥居みくら
病棟の廊下を駆ける医師を咎める者はない。
鳥居みくら
そもそもこの院内に、二人以外の気配はない。
圷しとび
「先生、あんま遠くに行かないでくださいよ!」
圷しとび
小走りで彼女を追う。病室からあまり離れて欲しくはないのだが
圷しとび
「あー…あー…ゲホゲホ!うっ…急に胸が…!」
圷しとび
「……診てくれないんですか?具合悪いですよ、僕」
圷しとび
寄ってきた先生を叩くので戦闘開始でお願いします
[ 圷しとび ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
[ 鳥居みくら ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。
鳥居みくら
2D6>=5 (判定:九ノ一の術) (2D6>=5) > 6[1,5] > 6 > 成功
圷しとび
2D6>=7 (判定:対人術) (2D6>=7) > 10[4,6] > 10 > 成功
圷しとび
2D6>=5 (判定:骨法術) (2D6>=5) > 11[5,6] > 11 > 成功
鳥居みくら
2D6>=9 (判定:縄術) (2D6>=9) > 10[5,5] > 10 > 成功
圷しとび
また同じように先生の頭を狙ってチョップを放つ
鳥居みくら
「よくないぞしーくん~医者に暴力を振るうなんて~」
圷しとび
「そのしーくんってやつやめてくださいよ、恥ずかしい」
[ 圷しとび ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
[ GM ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。
鳥居みくら
2D6>=5 (判定:九ノ一の術) (2D6>=5) > 11[5,6] > 11 > 成功
圷しとび
2D6>=7 (判定:対人術) (2D6>=7) > 5[2,3] > 5 > 失敗
鳥居みくら
RCT ランダム分野表(6) >
妖術
[ 圷しとび ] 妖術 : 1 → 0
GM
「あなたは(1)[3日前]、[バイオテロ用のウイルス開発を秘密裏に行う病院関係者の証拠隠滅の]ために、この病院の人々を全て殺した。あなたは(3)[慣れた手際で、人形のように首を落として]彼らを殺した。
目の前の相手だけは殺さなかった。[あなたの大切な人に重ねてしまった]からだ。記憶の混乱の治療にはもっと時間を掛けたかったが、今日までが限界だった。あなたは(5)[痕跡を消すため、既に病棟の下階に火を放った]。
これこそが、これだけが、(6)[ 真実 ]である。」
鳥居みくら
唇を触れ合わせながら、絡めた指で手の甲をくすぐる。
圷しとび
「……ふ、ぅっ… 困るなあ、何度もこんなことされて」
圷しとび
罪悪感とかそんな色んな感情がごちゃまぜになって 目を見るのが苦しくなった
圷しとび
名残惜しそうに手を追うが、その手は離れていった。
圷しとび
2D6 (2D6) >
10[4,6] > 10
圷しとび
10~11:古い木造の入院病棟、203号室。サイドテーブルの花瓶には数日前に生けた花
GM
院内が静かになったあの日から、花は変えられていない。
鳥居みくら
しとびを病室のベッドに戻し、みくらも再び腰を下ろしている。
鳥居みくら
ただし今度は椅子ではなく、しとびの横たわるベッドに直接腰掛けている。
圷しとび
「きっと先生、ぜんぶわかってるんじゃないですか?」
圷しとび
2D6>=5 (判定:対人術) (2D6>=5) > 8[2,6] > 8 > 成功
GM
【秘密:PC2】
あなたには分かっている。罪を犯したのは実は彼ではない。あなただ。
PC1は、あなたが病院の人々を殺戮したショックからか記憶に混乱をきたしている。事件の記憶の中の犯人、つまりあなたを、自分自身と取り違えてしまっているのだ。
主治医として、彼が自ら思い出せるよう少しずつカウンセリングを続けていたが、タイムリミットが迫っている。
あなたは決断した。彼の記憶を修正し、思い出させねばならない。もう手段は選ばない。彼に憎まれ追われることになろうとも、それがあなたへの罰となり贖罪の手段となるだろう。
あなたの【本当の使命】は、あなたからPC1にプライズを渡し、かつ最終的なプライズの所持者となることだ。
鳥居みくら
「あたしはせんせーで、あなたは患者さん」
圷しとび
「その先生の記憶が間違っているとしたら?」
圷しとび
そう言いながら、自分の中にある記憶が真実なのか 自分でもわからなくなっている
鳥居みくら
「大丈夫、ちゃんと全部思い出させてあげるからね」
鳥居みくら
「あなたに、正しい記憶を取り戻させてあげる」
圷しとび
「じゃあ僕のこの記憶は?人を殺して、先生も殺そうとして これは間違った記憶ですか?正しい記憶って、それってなんなんですか?」
圷しとび
「先生は正しい記憶がなんなのかわかるんですか?」
圷しとび
自分の記憶が真実なのか断言出来ず、深い闇にいるような感覚が怖い
圷しとび
「先生が、罪を犯したなんて 誰が証明できるんですか…」
圷しとび
「僕なのに、それをしたのは 僕なのに…」
鳥居みくら
「あなたが思い出せば、それが証明になる」
圷しとび
「それすら、もう 自信がないですけどね」
鳥居みくら
「……せんせー、おかーさんなんて年じゃないけどな~」
圷しとび
「この記憶も嘘だったら、僕は何を信じればいいんですかね」
圷しとび
体重を預けるように、ゆっくりともたれかかる
鳥居みくら
2D6>=5 (判定:九ノ一の術) (2D6>=5) > 8[2,6] > 8 > 成功
鳥居みくら
ETを振ります。しとびくんも振ってね。
鳥居みくら
ET 感情表(4) >
忠誠(プラス)/侮蔑(マイナス)
圷しとび
ET 感情表(4) >
忠誠(プラス)/侮蔑(マイナス)
鳥居みくら
しとびくんは愛情のままか上書きか選べます。
鳥居みくら
プラス感情を取ってもらったので、薬師閨を使います。
鳥居みくら
2D6>=5 (判定:九ノ一の術)えいっ (2D6>=5) > 10[5,5] > 10 > 成功
鳥居みくら
みくらにとってはそれが真実だという確信を持って。
圷しとび
本当の記憶なんてどうでもいいのかもしれないとさえ思える。
鳥居みくら
「全部の悪いことから、あなたを守ってあげる」
圷しとび
「ふ、ふふ そんな……言い聞かせるみたいに」
圷しとび
彼女のいうことも真実じゃなかったとき、どうなってしまうのかわからない。
圷しとび
今はこのぬくもりにすべてを預けてもいいのかもしれない
圷しとび
「ここから出て、先生と二人で、どこかに住んで」
圷しとび
先生の手を優しく掴み、ゆっくりとベッドに押し倒すように肩を押す
圷しとび
母に似たその顔に、ゆっくりと顔を近づける
圷しとび
唇が軽く触れ合うのを合図に、ぐっと舌をねじ込ませた。
鳥居みくら
ねじ込まれたそれを歓迎するように舌を絡める。
圷しとび
「…っ なんでこんな、僕 好きになんて …っ」
鳥居みくら
ぎこちない動きも愛おしんで、頭を撫でる。
鳥居みくら
「しーくんは、ずっとあたしが好きだったでしょう?」
鳥居みくら
「誰に、何回抱かれても、あたしはずっとしーくんが一番だった」
圷しとび
母に似た顔で、そんな言葉。受け入れられるはずもないのに。
鳥居みくら
「あなたは(1)[3日前]、[バイオテロ用のウイルス開発を秘密裏に行う病院関係者の証拠隠滅の]ために、この病院の人々を全て殺した。あなたは(3)[慣れた手際で、人形のように首を落として]彼らを殺した。
目の前の相手だけは殺さなかった。[あなたの大切な人に重ねてしまった]からだ。記憶の混乱の治療にはもっと時間を掛けたかったが、今日までが限界だった。あなたは[組織を裏切って相手を自分の物にし、共に逃げることに決めた]。
これこそが、これだけが、(6)[ 真実 ]である。」