お茶会 ラウンド1
GM
これから2ラウンド、好きな順番で行動してもらうんですけど……
GM
心の性感帯の関係で、こう、あるじゃないですか。
GM
先に動きたくなったり。逆に最後にしたかったり。最悪舐めに味方が横槍を入れる未来もあるかもしれないし。
GM
なので、ここは行動順、ランダムにしようとおもうんですが、いかがでしょうか。
GM
ではみなさん、1D100を振ってくださいな!高い順から行動します。
リリアン
1d100
DiceBot :
(1D100) > 32
ノエル
1D100
DiceBot :
(1D100) > 49
ゆきな
1D100
DiceBot :
(1D100) > 92
GM
はい、じゃあこのようになりました~!行動順マーカーのせました
GM
これからゆきなちゃんの手番なんですが、前回ご紹介し忘れていたラビング・ラビットの心の疵を挟みますね。
◆淡い恋の端っこ
誰かを探しているかのように振る舞っているらしい。誰を探しているのだろうか。
◆愛に焦がれた胸
類い希なる脚力も、恋の毒の吐息も、脈打つ心臓が送り込む大量の血液によって齎されている。
GM
もしラビング・ラビットの心の疵を抉る場合、「淡い恋の端っこ」のほうを優先してシーンを展開します。
GM
シーンはGMの主導で行いますので、特にどうするか考えずに抉るコマンドを選択していただければOKです。
GM
これをクリアすると、他卓の見学ができるようになるとかなんとか。
GM
仲間の疵を舐めたいところもあると思うので、どう動くかは悩むところ!
GM
それともうひとつ、今回はシーン表を用意しました。
名もなき村シーン表
1:村の入り口。粗末ながら見張り台が立っており、村の内外を見渡せる。
2:大通り。村人たちが公然とイチャイチャしていて居心地が悪い。
3:万屋。日用品や雑貨、食料、服など。店主が熱いまなざしでこちらを見ている。
4:空き家。村に宿はなく、宿泊希望の旅人はこの家の一室に案内される。
5:酒場。汚水同然の酒と軽食の店。周囲の客は酒と恋に溺れている。
6:廃教会。今は誰にも使われておらず、何が信仰されていたのかは分からない。
7:集会所。村人の気配はない。集って会議を行える状況ではないのだ。
8:馬小屋。枯れ草が敷かれている。片隅には馬にしなだれかかる村人がいる。
9:風車小屋。石造りの室内で歯車だけがごとごとと音を立てている。
10:塀。村をぐるりと囲む盛り土の壁で、上を歩くこともできる。しかしあの亡者の脚力なら、軽々と飛び越えられてしまうだろう。
11:貯蔵庫。地下に作られてひんやりしている。今にも底をつきそうだ。
12:村はずれ。整備されていない道が続いている。
GM
今情報タブに貼ったものです。
どうやってロールしていこうかな~と困ったら、とりあえず1D12を振って、舐めや抉りのキャラクターを指定するといいかんじになるかもしれません。
行動 ゆきな
GM
お茶会1ラウンド目。
シーンプレイヤーはゆきなちゃん。
GM
亡者ラビングラビットが立ち去った直後。
村の中はまだまだ混乱に包まれていますが、これから休むことも亡者について調べることも可能です。
ゆきな
えっと、まずは三人でちょっとお話してみたいな~っておもってて
ゆきな
シーン表だけふって、三人でそこで会話してから、どちらのどの疵をって
GM
OK!シーン表は直接選んでもいいですよ。お話しやすければなんでも!
ゆきな
ん~~そうですね……休憩したいし……5:酒場
GM
5:酒場。汚水同然の酒と軽食の店。周囲の客は酒と恋に溺れている。
GM
ちょうど酒場の背景があった。辿り着きました。
リリアン
「あまりゆっくりもできませんが……少しくらい休んでもバチは当たらないでしょう」
GM
皆さんが席について休んでいる間も、カウンターやテーブルの隅では村人たちが酒を片手に恋のかけひきを繰り広げています。
リリアン
あまり視界に入れないようにしている……。
リリアン
「初めての裁判から立て続けにこうなるとは、災難ですね……」
ゆきな
「ほんとほんと~!なんか飲んでリラックスしよ~!」
ノエル
「はぁ…まあ、そうだな。すごく疲れた。なんか…水とかあるかな」
リリアン
「あと……何か軽くつまめるものも頼みます」
店員
「どうぞ……。恋のカクテル『ラスト・キス』です」
お水を三つ並べます。
GM
店員ももちろんラビングラビットの恋の息にやられてます。
リリアン
ゆきなさんが飲んだのを見て自分も飲み始める。
GM
不思議と心がどきどきしてるのは、この水のせいではないのである。
ゆきな
「ゆきなごはんいらないからぁ、ふたりでたべていーよ!」
ノエル
「え、いいのか…?……おなか、空いてない?」
ゆきな
「ゆきな、雪女だから、ごはんいらなぁい!」
ノエル
リリアンと同じ疑問を抱いて不思議そうな顔を向ける。
リリアン
「ジャックフロストのようなものでしょうか」
ゆきな
「あ!ゆきだるまみたいなやつ?そぉそぉ~!そんなかんじ!」
リリアン
「本当に……救世主というのは様々な方がいるのですね」
リリアン
「私のいた世界では、ゆきなさんのように人に近いけれど人ではない……という種族はなかったですね」
リリアン
「いえ、もしかしたらどこかにはいたのかもしれませんが」
ノエル
「僕のところにも、いなかったと…思う。いるんだな、そういう存在…」
リリアン
「少なくとも実在を信じられてはいなかったし、私も会ったことはありませんでした」
ゆきな
「まじで!?ゆきな、ちょ~レアじゃなーい?!」
ノエル
(見た目はふつうの人間にしか見えないけど……)
リリアン
「この国においては……そう貴重でもないのでは?」
ノエル
出会った当初から30㎝程度の人形を、両手に抱えている。戦う時はそれ自体が動いていたかもしれない。
リリアン
「会ったときからずっと持っていますよね」
ノエル
「うん……僕の。僕が、初めて作った…人形」
ノエル
「つ、作ったって…いっても、ほとんどじいさんが…やってくれたし…」
ノエル
嬉しいような恥ずかしいようなで、人形を抱える手に力がこもる。
リリアン
「私など手伝ってもらったとてできる気がしません。
知識と技術があるのは素晴らしいことですよ」
ゆきな
「ねーねー!ノエノエ~!もっとちかくでみせて~!」
ゆきな
手と手が触れた瞬間……雪女のからだに、ぬくもりがないことに気が付くかもしれません。
ノエル
詰められた距離にどぎまぎしている間に、あなたの手が触れる。
リリアン
「ゆきなさん、食事中にあまりはしゃぐものではないですよ」
ゆきな
ノエルのほうを見る。その瞳もまるで、ガラス細工のようで。
リリアン
周囲の人々の様子には節度など全くありませんが…………
ノエル
見つめる瞳にハッとして。周囲の声がようやく聞こえるようになる。
ノエル
「…リリアンの言う通りだぞ。食事中にあんまり席を立つな」
GM
周囲の人々はきみたちを気にする様子はありません。
むしろそれが当然であるかのように触れあい口説いたり。
GM
ここで判定なさるのであれば、横槍が入るのですが……
GM
PKからは、1ラウンド目は横槍を入れないでいようと思います。
PCの中で横槍を入れたい人がおりましたら宣言をどうぞ。
GM
横槍については、マップ真ん中下にある『お茶会』のマーカーに記載しています。HPを1点消費して判定の邪魔をするルールです。
ゆきな
では……ノエルくんの心の疵、ピグマリオンコンプレックスを舐めます!
GM
というわけで、横槍はしなくていいかな?普通は仲間間でしないけど!
GM
ノエルくんは舐められる本人だから、横槍を入れられません……ので……
GM
では、判定をどうぞ!好きな能力値で判定し、7以上で成功です。
ゆきな
では才覚で判定、ティーセットも…2個あるからいっこつかっちゃおかな!
ゆきな
2d6+2+3
DiceBot
: (2D6+2+3) > 9[4,5]+2+3 > 14
[ ゆきな ] ティーセット : 2 → 1
ゆきな
ぬくもりのない身体……つくりものの瞳……。
ノエル
うまく言葉が出ない。なぜか目を合わせられない。
ゆきな
「ええ~~~っっ ふつうってなに~~~!?」
リリアン
「あまりノエルさんを困らせてはいけませんよ」
GM
では、ノエルくんのピグマリオン・コンプレックスを○にします。
[ ノエル ] ピグマリオンコンプレックス : 0 → 1
GM
では、心の性感帯でしたので……ノエルくんには「ゆきなへの恋心」が付与されます。
GM
心の内に、熱いような、切ないような、じれったい気持ちが沸き上がる。
GM
それは決して、この水がお酒だからではありません。
GM
芽生えてしまった、後戻りのできない気持ち。
しかしそれはまだまだ捩れ拗れる余地があります。
行動 ノエル
GM
次はノエルくんの手番ですが、このまま酒場でのシーンを続けても構いませんし、まったく別の場所、別のシーンへ行っても大丈夫です。どうしましょう?
ノエル
どうしようかな。酒場から出て宿?に帰る道中…とかでちょっとお話したいです
GM
4:空き家。村に宿はなく、宿泊希望の旅人はこの家の一室に案内される。
……への道。
GM
そう、宿はないかわりに空き家があって、そこをお貸ししてるんですね。休むならここをご利用します。
GM
ベッドがあるかどうかなど家具の具合はやりたいシーンによって変わりますが、とりあえずそこへ行く途中ですね。
ノエル
宿泊先として案内された空き家へと行く道のなか。
ノエル
「……あのさ。ふたりって…いつから、この世界にいるの」
ゆきな
「ゆきなは~ たぶんいっかげつちょっと~?」
リリアン
「ノエルさんはまだ来たばかりなのでしたっけ」
ノエル
「…うん。まだ、一週間たつか、たたないか…くらい?」
リリアン
「……30日のルールは知っていますか?」
リリアン
「30日経つと亡者になってしまうので、それを回避するために」
リリアン
「裁判に参加して他の救世主を死なせなければならないという……」
ゆきな
「えっ?だって……にんげんがごはんたべるようなものじゃな~い?」
リリアン
「……生きるために必要、という点では同じかもしれませんけど」
リリアン
「……少なくとも、この国に来るまでは生きるために人を殺すことは必要ではなかった」
リリアン
「そんなことは、それこそ……裁かれるべきものでした」
ノエル
「…ここでは普通かも、しれないけど。…ここから帰った時、待ってる人に顔向け…できないだろ」
リリアン
「ゆきなさんがそうでないのが意外……でもありませんね」
ゆきな
「ゆきな、帰るとことかもないしぃ~自由~」
リリアン
「ノエルさんは帰りを待ってくれる人がいるのですね」
ゆきな
「ふたりの帰るとこ、どういうとこなのー?」
ノエル
「…じいさんが。僕を大事にしてくれる、たったひとりの、家族…がいるから」
リリアン
「顔を合わせたのだって婚約が決まってからですし」
ノエル
「……そっか。でも、大切な人…なんでしょ」
ノエル
「……それだけ想ってるなら、きっと相手も待ち焦がれてるんじゃ…ないかな」
リリアン
「いえ、なにぶん一月以上も経ってしまいましたし……」
リリアン
「……この先、戻れるのがいつになるのかも分からなくて」
リリアン
「そんな戻るアテのない女を、いつまで待っていてもらえるか……」
リリアン
言っててどんどん自信がなくなってくる……。
リリアン
「そもそも求婚してもらえたのが奇跡みたいなもので……」
ノエル
「……きみの婚約者は、きみの帰りがいつまでも待てないようなやつなのか?」
ノエル
「僕は…。僕の…今の大事な人は、同じくらい僕を大事にしてくれていると…信じてる」
ノエル
「それ以外は…まだ、わからないけど。でも、ひとりだけ…じいさんだけは、信じてるんだ」
GM
OK!ゆきなちゃんからは横槍はありますか?(一応毎回きくやつ)
GM
は~い ラビングラビットからは横槍はありませんので、判定をどうぞ!2d+3+2>=7となりますね
ノエル
ダイスよくわからなくなるので提示されると助かる…
ノエル
2d+3+2>=7
DiceBot
: (2D6+3+2>=7) > 12[6,6]+3+2 > 17 > 成功
GM
判定に成功した上で、6ゾロが出ているので、価値5までの好きな小道具をひとつプレゼントします。演出が終わったら決めましょうね。
リリアン
でも残念ながら心の性感帯ではないのです……
リリアン
スペシャル舐めでスペシャル恋に落ちたかったな……
リリアン
「……家族は、代わりのないものでしょう」
リリアン
「いくらでもいる女の中から、あの人は私を選んでくれた」
リリアン
「女として優れたところのない私を、『狩りの得意な女なら強い子を生むだろう』って」
リリアン
「私があの人の元に帰りたいと望むように」
リリアン
「きっと、あの人も私の帰りを待ってくださっている」
リリアン
「いけませんね、亡者退治を控えているのに弱気になっては」
リリアン
「気落ちしていて大怪我などしては目も当てられませんし」
ノエル
「……ん。いっそう帰らなきゃって、思えたなら。それで頑張ればいいだろ」
リリアン
「待っている人に顔向けができない、と言いましたね」
リリアン
「30日を越える時、きっと迷うでしょう」
リリアン
「あるいは手を汚す前に死んでしまった方がよいのでは、とも思うかもしれません」
リリアン
「でもね、無事に帰れなければ顔向け以前の問題ですよ」
リリアン
「待っていてくれる人のことだけを考えることです」
ゆきな
「ゆきなも、ふたりが死んじゃったらやだぁ~っ」
リリアン
「私も、関わった人にはできるだけ生き延びてほしいです」
GM
地獄のような世界に堕ちても、
人を殺めても、
恋の毒に中てられても、
その心はけして揺るがない。
GM
待ってくれる人が心の中にいる限り、
あなたはいつまでも、強くあれるはずなのだから。
ノエル
あ、そうでした。えーと、価値5までの小道具…
GM
全部で5種ですね。どれ選んでも嬉しいとおもいます。
[ リリアン ] 愛する人 : 0 → 1
[ ノエル ] ティーセット : 2 → 1
[ ノエル ] 水パイプ : 0 → 1
行動 リリアン
GM
では……あと1シーンいけるかな? リリアンちゃんお願いしちゃいましょう。
リリアン
じゃあ……まだ舐められてないゆきなちゃんのところに行きましょうか……
リリアン
続きで大丈夫です 空き家で休憩……な感じで
GM
他の民家と変わらない木製のおうち。ベッドはみなさんが思っただけの数あります。
GM
ではちゃんと3つありました。
村は混沌としていますがまだ亡者の気配はなく、交代で見張りを立てながらすごせば安全じゃないかと思われます。
リリアン
じゃあ今回はノエルくんに見張りをしてもらって……女子トークしますか
GM
あたたまってきたし、二人のシーンもどんどん作っていきましょうね
リリアン
食事のあとは休みをとろうと、宿代わりの空き家へ。
リリアン
亡者がいつ戻ってくるのか分からないので交代で見張りは行いつつ。
リリアン
「……ゆきなさんはずっと元気そうですが」
リリアン
「雪女、というのは皆そんな風なのですか?」
「ん~~~… どっちかっていうとぉ、どんよりしてる子のがおおいかも~っ」
ゆきな
「雪、つめたいしぃ……あ、あとね!リリっちがちょっとうらやまし~!」
リリアン
「……まあ、種族が違うならば制度も違うということでしょうか」
ゆきな
「ないない~っ 家庭つくるとかもあんまりないしぃ…」
ゆきな
「リリっちとノエノエのはなしきいてて、ちょっといいな~っておもっちゃった!」
リリアン
「……そういえば、ジャックフロストは雪と氷でできた妖精、という言い伝えでした」
ゆきな
「妖精って、家族いる~ってかんじ、しなくな~い?」
ゆきな
言いつつ、ふよふよくるくると飛び回っている。
ゆきな
「だからね、リリっちのこといいな~って!」
リリアン
リリアンやノエルの考える常識に囚われない自由さは、確かに妖精のイメージに近く。
リリアン
「ゆきなさんも、家族を持つことはできるのではないですか?」
リリアン
「それに応えてくれる人と、きっと出会えるのではないかと思うのです」
リリアン
「……それは、なんだかとても腹立たしいですね」
リリアン
「意味も理由も分からないものに、ただ従えなんて」
リリアン
「何か意味があってのことならそれも一緒に伝えるべきであって……」
ゆきな
「そう~~~!リリっち~~!!それ~~~!!」
リリアン
「そもそも愛するとは禁止されてどうにかなるものなのでしょうか」
リリアン
「花を見て美しく思うなと言うようなものでしょう」
リリアン
「ゆきなさんは……人を愛してみたいのでしょう?」
リリアン
「どんな所以あってのものかは知りませんが、ゆきなさんの生まれの伝説はきっとここでは関係ありませんよ」
リリアン
「あなたが人を愛したいと思うなら、それを応援します」
GM
OK~!念のため、横槍の有無はお伺いしましょう。ノエルくんどうします?
リリアン
2d6+3>=7 猟奇
DiceBot :
(2D6+3>=7) > 8[2,6]+3 > 11 > 成功
リリアン
なんだかただならぬ様子のゆきなにおずおずと声をかける。
ゆきな
すごい汗のように……すこし……溶け始めている……。
リリアン
締め切っていた窓を開けて、風を取り込む。
ゆきな
「ほわ……。」 すこし涼しくなったようだ……
リリアン
「暖めるのは簡単ですが、冷やすとなると……」
ゆきな
「ゆきな、ノエノエと交代してくる~~~!!!」
GM
そこには村人たちがあつ~~~っく抱擁を交わしている姿が目に入ったり
GM
ド素直な愛を伝えている場面が目に入ったりしちゃうんですよ。
村人
「ああ、愛してますっ!もう永遠に離さないっ……!」
村人
「人を好きになるって、こんな気持ちだったんだあ……っ」 だきっ。
ゆきな
溶けるのが加速してしまいそうだ……耳をふさいでうずくまっていた。
GM
人知れず伝わってきたお話の、その意味が、一人の少女の手によって明かされてしまった。
GM
……そりゃあ、『溶けてしまいます』なんて言えないよね。
GM
お聞きするのを忘れていましたが……心の性感帯ですか!
GM
ゆきなちゃんに『リリアンへの恋心』が付与されます。
[ ゆきな ] 雪女 : 0 → 1