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お茶会 ラウンド1

GM
さて、お茶会なんですけど……
GM
これから2ラウンド、好きな順番で行動してもらうんですけど……
GM
心の性感帯の関係で、こう、あるじゃないですか。
GM
先に動きたくなったり。逆に最後にしたかったり。最悪舐めに味方が横槍を入れる未来もあるかもしれないし。
GM
なので、ここは行動順、ランダムにしようとおもうんですが、いかがでしょうか。
ゆきな
おっけ~です!
リリアン
大丈夫です
ノエル
大丈夫です~!
GM
ではみなさん、1D100を振ってくださいな!高い順から行動します。
リリアン
1d100
DiceBot : (1D100) > 32
ノエル
1D100
DiceBot : (1D100) > 49
ゆきな
1D100
DiceBot : (1D100) > 92
ゆきな
たかっっ
リリアン
ほどほどのやる気
リリアン
ゆきなちゃんやる気いっぱい!
ノエル
ゆきなちゃんのやる気すごい
GM
はい、じゃあこのようになりました~!行動順マーカーのせました
GM
これからゆきなちゃんの手番なんですが、前回ご紹介し忘れていたラビング・ラビットの心の疵を挟みますね。
◆淡い恋の端っこ
誰かを探しているかのように振る舞っているらしい。誰を探しているのだろうか。

◆愛に焦がれた胸
類い希なる脚力も、恋の毒の吐息も、脈打つ心臓が送り込む大量の血液によって齎されている。
GM
もしラビング・ラビットの心の疵を抉る場合、「淡い恋の端っこ」のほうを優先してシーンを展開します。
GM
シーンはGMの主導で行いますので、特にどうするか考えずに抉るコマンドを選択していただければOKです。
リリアン
了解です!
GM
これをクリアすると、他卓の見学ができるようになるとかなんとか。
ゆきな
見学!
GM
仲間の疵を舐めたいところもあると思うので、どう動くかは悩むところ!
GM
それともうひとつ、今回はシーン表を用意しました。
名もなき村シーン表
1:村の入り口。粗末ながら見張り台が立っており、村の内外を見渡せる。
2:大通り。村人たちが公然とイチャイチャしていて居心地が悪い。
3:万屋。日用品や雑貨、食料、服など。店主が熱いまなざしでこちらを見ている。
4:空き家。村に宿はなく、宿泊希望の旅人はこの家の一室に案内される。
5:酒場。汚水同然の酒と軽食の店。周囲の客は酒と恋に溺れている。
6:廃教会。今は誰にも使われておらず、何が信仰されていたのかは分からない。
7:集会所。村人の気配はない。集って会議を行える状況ではないのだ。
8:馬小屋。枯れ草が敷かれている。片隅には馬にしなだれかかる村人がいる。
9:風車小屋。石造りの室内で歯車だけがごとごとと音を立てている。
10:塀。村をぐるりと囲む盛り土の壁で、上を歩くこともできる。しかしあの亡者の脚力なら、軽々と飛び越えられてしまうだろう。
11:貯蔵庫。地下に作られてひんやりしている。今にも底をつきそうだ。
12:村はずれ。整備されていない道が続いている。
GM
今情報タブに貼ったものです。
どうやってロールしていこうかな~と困ったら、とりあえず1D12を振って、舐めや抉りのキャラクターを指定するといいかんじになるかもしれません。
リリアン
はーい ありがとうございます!
GM
説明は以上で……ではでは……

行動 ゆきな

GM
お茶会1ラウンド目。
シーンプレイヤーはゆきなちゃん。
ゆきな
はい!
GM
亡者ラビングラビットが立ち去った直後。
村の中はまだまだ混乱に包まれていますが、これから休むことも亡者について調べることも可能です。
GM
何をしますか?
ゆきな
えっと、まずは三人でちょっとお話してみたいな~っておもってて
ゆきな
シーン表だけふって、三人でそこで会話してから、どちらのどの疵をって
ゆきな
かんじでもだいじょうぶでしょうか?
GM
OK!シーン表は直接選んでもいいですよ。お話しやすければなんでも!
ゆきな
わぁい!
ゆきな
ん~~そうですね……休憩したいし……5:酒場
ゆきな
に、みんなでいきたいです!
GM
了解!
GM
5:酒場。汚水同然の酒と軽食の店。周囲の客は酒と恋に溺れている。
GM
ちょうど酒場の背景があった。辿り着きました。
ゆきな
酒場だ~!
ゆきな
「あ~!つかれたぁ~!」
リリアン
「本当に……どっと疲れました」
ノエル
「……そうだな」
リリアン
「あまりゆっくりもできませんが……少しくらい休んでもバチは当たらないでしょう」
ゆきな
「やすもやすも~!」
ゆきな
「ノエノエ、亡者退治はじめてだっけ~?」
GM
皆さんが席について休んでいる間も、カウンターやテーブルの隅では村人たちが酒を片手に恋のかけひきを繰り広げています。
リリアン
あまり視界に入れないようにしている……。
ノエル
「え…あぁ、うん。はじめて、だった」
ノエル
未だ緊張が抜けきっていない顔だ。
ゆきな
すごい光景だな~とおもってる。
リリアン
「初めての裁判から立て続けにこうなるとは、災難ですね……」
ゆきな
「ほんとほんと~!なんか飲んでリラックスしよ~!」
ノエル
「はぁ…まあ、そうだな。すごく疲れた。なんか…水とかあるかな」
ゆきな
「店員さーん!おみずくださぁ~い!」
リリアン
「あと……何か軽くつまめるものも頼みます」
ノエル
「あ……あり、がとう」
店員
「どうぞ……。恋のカクテル『ラスト・キス』です」
お水を三つ並べます。
リリアン
「カクテル……?」
ゆきな
「らすと・きす」
リリアン
恋の……?
ノエル
(え、カクテル…水……?)
GM
それにライ麦パンとサラダもお出しします。
ゆきな
「あ!たべれそーなのもきたぁ!」
リリアン
「……アルコールの匂いはしないですね」
GM
店員ももちろんラビングラビットの恋の息にやられてます。
ゆきな
お水を飲んでみる。おみずだぁ~!ぐびぐび
ノエル
恐る恐る水をちびちび飲み始める。
リリアン
ゆきなさんが飲んだのを見て自分も飲み始める。
リリアン
水だなあ。
GM
水ですねえ。
GM
不思議と心がどきどきしてるのは、この水のせいではないのである。
ゆきな
「ゆきなごはんいらないからぁ、ふたりでたべていーよ!」
ノエル
「え、いいのか…?……おなか、空いてない?」
リリアン
「食べないともちませんよ」
ゆきな
「ゆきな、雪女だから、ごはんいらなぁい!」
リリアン
「……雪女?」
ゆきな
水は飲む。くぴくぴ。
ノエル
「……?」
リリアン
馴染みのない言葉に首をかしげる。
ノエル
リリアンと同じ疑問を抱いて不思議そうな顔を向ける。
ゆきな
「あれ?雪女、しらない?」
リリアン
ライ麦パンを手にとって、一口分ちぎり。
リリアン
「初めて聞きました」
ゆきな
「えっとぉ~ 妖精とか……そういう系?」
ゆきな
「ゆきな、妖精みたいにかわいいしぃ!」
リリアン
「雪の妖精……」
リリアン
「ジャックフロストのようなものでしょうか」
ノエル
「説明が雑だな……」
ゆきな
「あ!ゆきだるまみたいなやつ?そぉそぉ~!そんなかんじ!」
リリアン
「本当に……救世主というのは様々な方がいるのですね」
ゆきな
「うんうん~!」
ゆきな
「ふたりは~ニンゲン?」
リリアン
「ええ」
ノエル
「あぁ…うん」
リリアン
「私のいた世界では、ゆきなさんのように人に近いけれど人ではない……という種族はなかったですね」
リリアン
「いえ、もしかしたらどこかにはいたのかもしれませんが」
ノエル
「僕のところにも、いなかったと…思う。いるんだな、そういう存在…」
リリアン
「少なくとも実在を信じられてはいなかったし、私も会ったことはありませんでした」
ゆきな
「まじで!?ゆきな、ちょ~レアじゃなーい?!」
ノエル
(見た目はふつうの人間にしか見えないけど……)
リリアン
「この国においては……そう貴重でもないのでは?」
リリアン
耳とか生えてる村人がいっぱいいるし……
ゆきな
「ええ~!がっかりぃ~!」
ゆきな
「ノエノエのもってるそのこは~ 妖精?」
ゆきな
赤いドレスのお人形をみて、首を傾げ。
ノエル
「……え?あ、あぁ…人形のこと?」
リリアン
リリアンも人形に視線を向ける。
ゆきな
「にんぎょー?」
ノエル
出会った当初から30㎝程度の人形を、両手に抱えている。戦う時はそれ自体が動いていたかもしれない。
リリアン
「会ったときからずっと持っていますよね」
リリアン
「大事なものなのですか?」
ゆきな
「うんうん!かわい~!」
ノエル
「うん……僕の。僕が、初めて作った…人形」
ゆきな
「つくったのぉ!?すごぉーい!」
リリアン
「まぁ、それはすごい」
リリアン
改めて、まじまじと人形を眺める。
ノエル
「つ、作ったって…いっても、ほとんどじいさんが…やってくれたし…」
ノエル
嬉しいような恥ずかしいようなで、人形を抱える手に力がこもる。
リリアン
「謙遜しなくてもよろしいのに」
ゆきな
「リリっち、それ~!」
ゆきな
「すごいよねぇ!」
リリアン
「私など手伝ってもらったとてできる気がしません。
知識と技術があるのは素晴らしいことですよ」
ノエル
「……ぅ」
ノエル
「………あ、ありがと…」
ゆきな
「ねーねー!ノエノエ~!もっとちかくでみせて~!」
ゆきな
ぐいぐい。近寄ってきます。
ノエル
「うわ、わ…ちょ、近い……」
ゆきな
「いいじゃ~んっ」
ゆきな
手と手が触れた瞬間……雪女のからだに、ぬくもりがないことに気が付くかもしれません。
ノエル
「ちょっ……」
ノエル
詰められた距離にどぎまぎしている間に、あなたの手が触れる。
ノエル
「……っ…」
ノエル
冷たい。とても人の体温には感じない。
ノエル
人形、みたいに。
ゆきな
「わ~!かわい~ね~!」
リリアン
「ゆきなさん、食事中にあまりはしゃぐものではないですよ」
ゆきな
「え~いいじゃ~んっ 親睦親睦~!」
ノエル
「………」
リリアン
「仲を深めるのはよいことですが……」
リリアン
「節度というものがありますからね」
ゆきな
「いいよね~っ ノエノエ!」
ゆきな
ノエルのほうを見る。その瞳もまるで、ガラス細工のようで。
リリアン
周囲の人々の様子には節度など全くありませんが…………
ノエル
見つめる瞳にハッとして。周囲の声がようやく聞こえるようになる。
ノエル
「…リリアンの言う通りだぞ。食事中にあんまり席を立つな」
ゆきな
「ええ~~ノエノエつめた~~~い」@><
ゆきな
さらにぐいぐい。
ノエル
「や!め!ろ!戻れ」
GM
周囲の人々はきみたちを気にする様子はありません。
むしろそれが当然であるかのように触れあい口説いたり。
GM
ここで判定なさるのであれば、横槍が入るのですが……
GM
PKからは、1ラウンド目は横槍を入れないでいようと思います。
PCの中で横槍を入れたい人がおりましたら宣言をどうぞ。
リリアン
親切なPK!
ゆきな
おお~!
ノエル
安心設計だ
GM
横槍については、マップ真ん中下にある『お茶会』のマーカーに記載しています。HPを1点消費して判定の邪魔をするルールです。
ゆきな
では……ノエルくんの心の疵、ピグマリオンコンプレックスを舐めます!
GM
というわけで、横槍はしなくていいかな?普通は仲間間でしないけど!
リリアン
なしで大丈夫です!
GM
ノエルくんは舐められる本人だから、横槍を入れられません……ので……
GM
では、判定をどうぞ!好きな能力値で判定し、7以上で成功です。
ゆきな
では才覚で判定、ティーセットも…2個あるからいっこつかっちゃおかな!
GM
OK!3以上で成功できます。
ゆきな
2d6+2+3
DiceBot : (2D6+2+3) > 9[4,5]+2+3 > 14
ゆきな
ほっ
GM
ばっちり成功ですね!
[ ゆきな ] ティーセット : 2 → 1
ゆきな
わーい!ティーセット減らしましたっ
ゆきな
「ねーねー!ノエノエ~!」
ノエル
「な、何だよ…」
ゆきな
「ゆきなも、お人形みたいにかわいい?」
ゆきな
ぬくもりのない身体……つくりものの瞳……。
ゆきな
じっと、あなたを見ています。
ノエル
どきりとした。
ノエル
「……それは」
ノエル
うまく言葉が出ない。なぜか目を合わせられない。
ゆきな
「?」
ノエル
それは、きみが。
ノエル
人形みたいに……
ノエル
「……っ、別に、ふつう…だよ」
ゆきな
「ええ~~~っっ ふつうってなに~~~!?」
ゆきな
「ノエノエひどくなーい!?リリっち~!」
リリアン
「あまりノエルさんを困らせてはいけませんよ」
ゆきな
「リリっちまで~!」
ノエル
「………」
GM
では、ノエルくんのピグマリオン・コンプレックスを○にします。
[ ノエル ] ピグマリオンコンプレックス : 0 → 1
GM
では、心の性感帯でしたので……ノエルくんには「ゆきなへの恋心」が付与されます。
GM
心の内に、熱いような、切ないような、じれったい気持ちが沸き上がる。
GM
それは決して、この水がお酒だからではありません。
GM
芽生えてしまった、後戻りのできない気持ち。
しかしそれはまだまだ捩れ拗れる余地があります。
GM
亡者の恋の吐息によって……。

行動 ノエル

GM
次はノエルくんの手番ですが、このまま酒場でのシーンを続けても構いませんし、まったく別の場所、別のシーンへ行っても大丈夫です。どうしましょう?
ノエル
どうしようかな。酒場から出て宿?に帰る道中…とかでちょっとお話したいです
GM
OK!では……
GM
4:空き家。村に宿はなく、宿泊希望の旅人はこの家の一室に案内される。
……への道。
GM
そう、宿はないかわりに空き家があって、そこをお貸ししてるんですね。休むならここをご利用します。
ノエル
空き家だった
GM
ベッドがあるかどうかなど家具の具合はやりたいシーンによって変わりますが、とりあえずそこへ行く途中ですね。
ノエル
は~い
ノエル
宿泊先として案内された空き家へと行く道のなか。
ノエル
「……あのさ。ふたりって…いつから、この世界にいるの」
リリアン
「私は……30日と少し、ですね」
ゆきな
「ゆきなは~ たぶんいっかげつちょっと~?」
ゆきな
「リリっちおなじ~!」
リリアン
「そのようですね」
ノエル
「……けっこういるんだな」
リリアン
「ノエルさんはまだ来たばかりなのでしたっけ」
ノエル
「…うん。まだ、一週間たつか、たたないか…くらい?」
ゆきな
「まじで~!?ひよこちゃんだ~!」
リリアン
「……そうですか」
リリアン
「……」
リリアン
「……30日のルールは知っていますか?」
ノエル
「……まあ、一応」
ノエル
実感は全然わかないけれど。
ゆきな
「? なんかあったっけ?」
ゆきな
これはアホの雪女
リリアン
「えっ?」
リリアン
ゆきなを見て目を瞬かせる。
ゆきな
「えっ?」
ノエル
「……」
ノエル
能天気なやつ…と顔に書いてある。
リリアン
「だから……救世主が……」
リリアン
「30日経つと亡者になってしまうので、それを回避するために」
リリアン
「裁判に参加して他の救世主を死なせなければならないという……」
ゆきな
「あぁ~~~!それ~~~!」
リリアン
「それです……」
ゆきな
「あったあった~!」
ノエル
「か、軽いな……」
リリアン
「驚きました……」
ゆきな
「えっ?だって……にんげんがごはんたべるようなものじゃな~い?」
リリアン
「……それは」
ノエル
「……」
リリアン
「……生きるために必要、という点では同じかもしれませんけど」
リリアン
「でも、私にはそうは思えません」
ゆきな
「そう……なのー?」
リリアン
「……ええ」
ノエル
「人間にしか、わからない感覚…なのかな」
リリアン
「……少なくとも、この国に来るまでは生きるために人を殺すことは必要ではなかった」
リリアン
「そんなことは、それこそ……裁かれるべきものでした」
ゆきな
「そ~いうものなんだぁ……」
ノエル
「…ここでは普通かも、しれないけど。…ここから帰った時、待ってる人に顔向け…できないだろ」
ゆきな
「えーっ ノエノエ、帰っちゃうの~!?」
リリアン
「私も帰るつもりですよ」
ゆきな
「リリっちまでー!?」
ノエル
「か、帰るよ。当たり前だ」
ゆきな
「ゆきなさみしぃ……」
リリアン
「ゆきなさんがそうでないのが意外……でもありませんね」
リリアン
楽しそうだし……。
ゆきな
「ゆきな、帰るとことかもないしぃ~自由~」
リリアン
「ノエルさんは帰りを待ってくれる人がいるのですね」
ゆきな
「ふたりの帰るとこ、どういうとこなのー?」
ノエル
「…じいさんが。僕を大事にしてくれる、たったひとりの、家族…がいるから」
リリアン
「ああ、先程話してらした……」
リリアン
「それは、帰りたいでしょうね……」
ノエル
「うん。……リリアンは?」
ゆきな
そういうものなんだ~と耳を傾けている。
リリアン
「私は……婚約している方がいるんです」
リリアン
「とても……大切な人なの」
ゆきな
「! 恋バナ!?」
リリアン
「結婚は恋とは違いますよ」
ゆきな
「ちがうのぉ!?」
リリアン
「少なくとも、私のいた環境では」
リリアン
「顔を合わせたのだって婚約が決まってからですし」
ノエル
「……そっか。でも、大切な人…なんでしょ」
リリアン
「……はい」
リリアン
「是が非でも、帰りたい」
リリアン
「そう思うほどに」
ノエル
「……それだけ想ってるなら、きっと相手も待ち焦がれてるんじゃ…ないかな」
ゆきな
「うんうん!」
リリアン
「そう……だと」
リリアン
「いいのですが……」
ノエル
「……?」
リリアン
自信なさげに目を逸らす。
リリアン
「いえ、なにぶん一月以上も経ってしまいましたし……」
リリアン
「……この先、戻れるのがいつになるのかも分からなくて」
リリアン
「そんな戻るアテのない女を、いつまで待っていてもらえるか……」
ゆきな
「ええ~っ まっててくれないのぉ!?」
リリアン
言っててどんどん自信がなくなってくる……。
リリアン
「そもそも求婚してもらえたのが奇跡みたいなもので……」
ノエル
「……きみの婚約者は、きみの帰りがいつまでも待てないようなやつなのか?」
リリアン
「……っ、」
リリアン
「それは……」
ノエル
「僕は…。僕の…今の大事な人は、同じくらい僕を大事にしてくれていると…信じてる」
ノエル
「それ以外は…まだ、わからないけど。でも、ひとりだけ…じいさんだけは、信じてるんだ」
ノエル
リリアンちゃんの疵を舐めます!
ノエル
愛で判定、ティーセットも使っちゃおう
ノエル
あ、えーと、愛する人の方です
GM
OK!ゆきなちゃんからは横槍はありますか?(一応毎回きくやつ)
ゆきな
ありません!ごーごー!
GM
は~い ラビングラビットからは横槍はありませんので、判定をどうぞ!2d+3+2>=7となりますね
ノエル
ダイスよくわからなくなるので提示されると助かる…
ノエル
2d+3+2>=7
DiceBot : (2D6+3+2>=7) > 12[6,6]+3+2 > 17 > 成功
リリアン
スペシャルだ!!
GM
あっスペシャル!
ゆきな
スペシャル舐め!
ノエル
ワ~!
リリアン
スペシャル舐めだ~!
GM
判定に成功した上で、6ゾロが出ているので、価値5までの好きな小道具をひとつプレゼントします。演出が終わったら決めましょうね。
リリアン
でも残念ながら心の性感帯ではないのです……
ゆきな
えっ!?そうなの!?
ノエル
ざんねん…!
GM
一途さが補強されましたね
リリアン
スペシャル舐めでスペシャル恋に落ちたかったな……
リリアン
「……家族は、代わりのないものでしょう」
リリアン
「女の代わりはいくらでもいる」
リリアン
「……」
リリアン
「でも」
リリアン
「いくらでもいる女の中から、あの人は私を選んでくれた」
ゆきな
「ひゅ~ひゅ~!」
リリアン
「女として優れたところのない私を、『狩りの得意な女なら強い子を生むだろう』って」
リリアン
「私を……」
リリアン
「……」
リリアン
「……ノエルさんの言う通り、ですね」
リリアン
「私があの人の元に帰りたいと望むように」
リリアン
「きっと、あの人も私の帰りを待ってくださっている」
ノエル
「……うん。きっと、そうだよ」
リリアン
「……ありがとうございます」
リリアン
「いけませんね、亡者退治を控えているのに弱気になっては」
ゆきな
「そうそう~!げんきだしてこ~!」
ゆきな
「ねっ!ノエノエ!」
リリアン
「気落ちしていて大怪我などしては目も当てられませんし」
ノエル
「……ん。いっそう帰らなきゃって、思えたなら。それで頑張ればいいだろ」
リリアン
「……ええ」
リリアン
「……ねぇ、ノエルさん」
ノエル
「……何?」
リリアン
「先程の、裁判の話の時」
リリアン
「待っている人に顔向けができない、と言いましたね」
リリアン
「あなたは多分私と感性が近い」
ノエル
「……」
リリアン
「30日を越える時、きっと迷うでしょう」
ゆきな
(ええ~~ゆきな、なかまはずれ~!?)
リリアン
「あるいは手を汚す前に死んでしまった方がよいのでは、とも思うかもしれません」
リリアン
「でもね、無事に帰れなければ顔向け以前の問題ですよ」
ノエル
「……あ。それは…、そう…かも」
リリアン
「待っていてくれる人のことだけを考えることです」
ゆきな
「ゆきなも、ふたりが死んじゃったらやだぁ~っ」
ノエル
「……うん」
リリアン
「ノエルさんにも……ゆきなさんにも」
リリアン
「私も、関わった人にはできるだけ生き延びてほしいです」
ゆきな
「リリっち、やさし~!」
ノエル
「……ありがと。リリアン」
ノエル
「……ついでに、ゆきなも」
リリアン
「……いえ」
ゆきな
「ついでってなに~!?」
リリアン
「少しだけ、私の方が先輩ですからね」
リリアン
「であれば、導くのは当然のことです」
GM
地獄のような世界に堕ちても、
人を殺めても、
恋の毒に中てられても、
その心はけして揺るがない。
GM
愛する人。帰る場所。
GM
待ってくれる人が心の中にいる限り、
あなたはいつまでも、強くあれるはずなのだから。
GM
GM
スペシャルの小道具はいかがいたしましょう?
ノエル
あ、そうでした。えーと、価値5までの小道具…
GM
全部で5種ですね。どれ選んでも嬉しいとおもいます。
ノエル
では水パイプで…!
GM
は~い!
[ リリアン ] 愛する人 : 0 → 1
[ ノエル ] ティーセット : 2 → 1
[ ノエル ] 水パイプ : 0 → 1
GM
こうですね!
ノエル
はい!ありがとうございます!

行動 リリアン

GM
では……あと1シーンいけるかな? リリアンちゃんお願いしちゃいましょう。
リリアン
はい!
リリアン
じゃあ……まだ舐められてないゆきなちゃんのところに行きましょうか……
ゆきな
わぁい!
GM
シーンはいかがいたしましょう?
リリアン
続きで大丈夫です 空き家で休憩……な感じで
GM
了解です!では空き家の中へ。
リリアン
わ~い お宿だ
ゆきな
ベッドがある~!
GM
他の民家と変わらない木製のおうち。ベッドはみなさんが思っただけの数あります。
GM
5億個とかはないけど。
リリアン
ふふ
リリアン
3つほしいな~!
リリアン
2つでもいいけど……
GM
ではちゃんと3つありました。
村は混沌としていますがまだ亡者の気配はなく、交代で見張りを立てながらすごせば安全じゃないかと思われます。
GM
2つでもいいですね。こう……こう。
リリアン
じゃあ今回はノエルくんに見張りをしてもらって……女子トークしますか
ゆきな
女子トーク!
ノエル
わ~い!(締め出される)
リリアン
ごめんね……
GM
あたたまってきたし、二人のシーンもどんどん作っていきましょうね
リリアン
食事のあとは休みをとろうと、宿代わりの空き家へ。
リリアン
亡者がいつ戻ってくるのか分からないので交代で見張りは行いつつ。
リリアン
今はノエルが外を見てくれている。
リリアン
必然的に、ゆきなと二人きりになる。
リリアン
「……ゆきなさんはずっと元気そうですが」
リリアン
「疲れとかは大丈夫ですか?」
ゆきな
「よゆ~!」
リリアン
「本当にお元気ですね……」
リリアン
「雪女、というのは皆そんな風なのですか?」
「ん~~~… どっちかっていうとぉ、どんよりしてる子のがおおいかも~っ」
リリアン
「どんより……」
ゆきな
「雪、つめたいしぃ……あ、あとね!リリっちがちょっとうらやまし~!」
リリアン
「……羨ましい?」
リリアン
ぱちくり。
リリアン
「私が?」
ゆきな
「そーそー!」
リリアン
「……なぜ?」
ゆきな
「婚約者とかぁ……あこがれちゃう~!」
リリアン
「そういうのはなかったのですか?」
リリアン
「……まあ、種族が違うならば制度も違うということでしょうか」
ゆきな
「ないない~っ 家庭つくるとかもあんまりないしぃ…」
リリアン
首を捻っている。
ゆきな
「リリっちとノエノエのはなしきいてて、ちょっといいな~っておもっちゃった!」
リリアン
「……家庭を作らないのですか?」
ゆきな
「雪女だしぃ……」
リリアン
「そういうもの……なのですか」
リリアン
「……そういえば、ジャックフロストは雪と氷でできた妖精、という言い伝えでした」
リリアン
「雪女もそういうものなのでしょうか?」
ゆきな
「妖精って、家族いる~ってかんじ、しなくな~い?」
ゆきな
「そーそー!そんなかんじぃ!」
リリアン
「しないですね……」
ゆきな
言いつつ、ふよふよくるくると飛び回っている。
ゆきな
「だからね、リリっちのこといいな~って!」
リリアン
リリアンやノエルの考える常識に囚われない自由さは、確かに妖精のイメージに近く。
リリアン
「いい……ですか」
ゆきな
「うん!」
リリアン
「でも、それがいいものだと思えるなら」
リリアン
「ゆきなさんも、家族を持つことはできるのではないですか?」
ゆきな
「…………。」
ゆきな
「えーっとえーっと……」
リリアン
「望む気持ちがあるならば」
リリアン
「それに応えてくれる人と、きっと出会えるのではないかと思うのです」
ゆきな
「えっとねぇ………」
ゆきな
「でんせつがぁ……あってぇ……」
リリアン
「……伝説?」
ゆきな
「雪女は、人を愛しちゃダメ~って」
ゆきな
「ひどくな~い!?」
リリアン
「愛しては、いけない……」
リリアン
「それは……ええ」
リリアン
「どうしてそんな伝説が?」
ゆきな
「………わかんな~い」
ゆきな
「ただ、伝説だけがあってぇ……」
リリアン
「理由も分からずに……」
リリアン
「……それは、なんだかとても腹立たしいですね」
ゆきな
「!! リリっち~~!!」
リリアン
「意味も理由も分からないものに、ただ従えなんて」
リリアン
「何か意味があってのことならそれも一緒に伝えるべきであって……」
ゆきな
「そう~~~!リリっち~~!!それ~~~!!」
リリアン
「そもそも愛するとは禁止されてどうにかなるものなのでしょうか」
ゆきな
「うんうん!」
リリアン
「花を見て美しく思うなと言うようなものでしょう」
ゆきな
「リリっち、詩人~~!!」
ゆきな
くるくるくる~っ 嬉しそうに飛び回る
リリアン
「いえ、別に……」
リリアン
こほん、と咳払いをし。
リリアン
「ゆきなさんは……人を愛してみたいのでしょう?」
ゆきな
「うん!」
リリアン
「ここは堕落の国です」
リリアン
「ならばこの国の法だけが適応される」
ゆきな
「!! リリっち、あたまい~!!」
リリアン
「どんな所以あってのものかは知りませんが、ゆきなさんの生まれの伝説はきっとここでは関係ありませんよ」
ゆきな
「そうかなぁ…… そうかも……」
リリアン
「少なくとも、私は」
リリアン
「あなたが人を愛したいと思うなら、それを応援します」
リリアン
判定……しようかな
ゆきな
どうぞ!
リリアン
ゆきなさんの『雪女』を猟奇で舐めます
GM
OK~!念のため、横槍の有無はお伺いしましょう。ノエルくんどうします?
ノエル
横槍しません!
GM
では、判定をどうぞ!
リリアン
2d6+3>=7 猟奇
DiceBot : (2D6+3>=7) > 8[2,6]+3 > 11 > 成功
ゆきな
おおっ
GM
ばっちりですね!
リリアン
やった~
ゆきな
「リリっち、かっこい~~!!!」
ゆきな
「愛…… 愛かぁ……」
リリアン
「はい」
ゆきな
「…………。」
ゆきな
あなたをじっとみつめている……
リリアン
「……ゆきなさん?」
リリアン
「どうかしましたか?」
ゆきな
「………なんか……これってぇ……」
リリアン
「……?」
ゆきな
「……………あれ?」
リリアン
「……あの」
リリアン
「ゆきなさん…………?」
ゆきな
「??????」
リリアン
なんだかただならぬ様子のゆきなにおずおずと声をかける。
リリアン
「大丈夫ですか?」
ゆきな
すごい汗のように……すこし……溶け始めている……。
リリアン
「えっ、」
リリアン
「と、溶け!?」
ゆきな
「な、なんでぇ~~!?」
リリアン
「こ、これは、何が、えーっと……」
リリアン
「あ、暑かったですか……?」
リリアン
「窓を開けましょうか……」
ゆきな
「ひん………」
ゆきな
「は、はい……」
リリアン
締め切っていた窓を開けて、風を取り込む。
ゆきな
「ほわ……。」 すこし涼しくなったようだ……
リリアン
「暖めるのは簡単ですが、冷やすとなると……」
リリアン
「どうしたらよいものか……」
ゆきな
「えっ えっ え~~~っと」
ゆきな
「ゆきな、ノエノエと交代してくる~~~!!!」
リリアン
「そ、」
リリアン
「その方がいいかもしれませんね」
ゆきな
そう言って部屋を飛び出してしまった……
GM
でも、ゆきなちゃんがお外に出るとですね。
GM
そこには村人たちがあつ~~~っく抱擁を交わしている姿が目に入ったり
GM
ド素直な愛を伝えている場面が目に入ったりしちゃうんですよ。
ゆきな
「ひあっ!?」
ゆきな
さっきまでは何とも思わなかった光景が……
村人
「ああ、愛してますっ!もう永遠に離さないっ……!」
村人
「人を好きになるって、こんな気持ちだったんだあ……っ」 だきっ。
ゆきな
「ああ~~~~っっっ」
ゆきな
溶けるのが加速してしまいそうだ……耳をふさいでうずくまっていた。
GM
――雪女は、人を愛してはいけない。
GM
人知れず伝わってきたお話の、その意味が、一人の少女の手によって明かされてしまった。
GM
……そりゃあ、『溶けてしまいます』なんて言えないよね。
GM
GM
お聞きするのを忘れていましたが……心の性感帯ですか!
ゆきな
はい!『雪女』は心の性感帯でした。
GM
では~~
GM
ゆきなちゃんに『リリアンへの恋心』が付与されます。
ゆきな
はい!
[ ゆきな ] 雪女 : 0 → 1
GM
こうなっちゃった……関係……