お茶会 ラウンド1.5
リリオ
女子で相談する前に、ラタスと話していいですか……?
リリオ
どこでもいいので、2人で話せると嬉しいです
GM
これは二人で話したいって切り出してくれるんですか?
GM
それともなんかそういうシチュエーションを自然に
幕間
GM
それで、第二ラウンド、15日目から。のはずだったんですが、前回のシーンのあとのことをやりたいというので、やります。
GM
シーンの延長という区分でやるので、数値的に作用することはないです。
GM
第一サイクル お茶会 ラタス 三回目 延長戦
ラタス
集めるのは持ち回り制で、今日はこよみとユキが探して回っている。
こよみ
つぎ、つぎ探そうね、つぎ、つぎどこだろ、こよみ見つけるの得意だよ
こよみ
得意だけどないものはないからないものは見つからないよ
ラタス
ナイフを器用に使い、火に掛かる枝を組み直している。
リリオ
「1つ目、『狂飆の頂』から元の世界に戻れる、という話について」
リリオ
「元の世界に戻れるのは、1人だけか?それとも複数人?」
ラタス
細切りになった人喰い三月の干物を炙っている。
リリオ
「1人なら、僕たちを置いていったのも納得できる。僕は元の世界に戻りたがっているから、なおさらだ」
リリオ
「の、前に、ちょっと前提を話しておきたいんだけど」
リリオ
「僕は皆に幸せになって欲しいと思っている。皆っていうのは、ラタスも、ユキも、こよみもだ」
リリオ
「誰かの切実な願いを叶えるためには、誰かが少し嫌な思いをするのは、仕方ない。僕はそう思ってる」
リリオ
「大事なのはその切実さだけで、誰が、っていうのは、僕の中で優劣はない」
ラタス
「お前も一つ、おれからの問いに答えてもらう」
リリオ
「まぁ……質問によるかな。スリーサイズは秘密だよ」
ラタス
「それはだいたいわかるから聞くまでもないなぁ」
リリオ
「ひどい!ラタスにセクハラされた!傷物にされたぞ!!」
リリオ
「僕から聞いていいのか?できればそっちが先がいいけど」
リリオ
深く、ため息を吐く。
本当に聞きたくない、といった様子で。
リリオ
「あのな、ラタス。
これは真剣な話だから、真面目に答えて欲しいんだけど」
リリオ
「できれば2回が望ましいが、正直に答えて欲しい」
リリオ
「いや、このさい虚偽でもいい。2回と言ってくれ」
リリオ
「……なんでこういう事を聞いたか、分かるだろ?」
ラタス
「お前なりにおれが言ったことをマジに受け取った答えだろうよ、それは」
ラタス
「それで何も変わらなければ、それで終いだ」
ラタス
「まあ、生きて死ぬってのも、その程度のもんだけどな」
リリオ
「お前が全員かわいいとか言うのがよくないんだからな」
リリオ
「一人だけ選べば、こんな面倒なことにならなかった」
リリオ
「話さなきゃよかった、って気分になってる」
ラタス
「おれは話せてよかった、って気分になってるぜ」
ラタス
「殺されるほどでもないやつらも、殺して生きてきた」
ラタス
「おれもお前も、殺していったやつらと、引いた目で見りゃ大差はない」
ラタス
人喰い三月の肉を食う。飲み込む。空いた串をたき火に放る。
リリオ
人喰い三月の肉にかぶりつく。
行儀がよくはないが、堕落の世界でそんな事は言っていられない。
ラタス
「大切に思えるから傍にいる、共にしている」
ラタス
「あんな風に一人で出てったとしても、それは変わらない」
リリオ
「そういうの、ユキとこよみにも言ってやりなよ」
リリオ
「まぁ、でも、そういう意味で言うなら、僕も同じ気持ち……」
リリオ
こんな話、ずっとするつもりはなかった。
そして、今後もするつもりはない。
ラタス
「お前がいてくれてよかったと、おれは思っているからな」
リリオ
そういうのは他の2人に言えばいい。多分それぞれにそういう感情を持っているだろうから。
リリオ
それだけ答えて、黙々と亡者の肉を食べ始めた。
リリオ
別に深い意味はない。
他の2人にも思っていること。
時間が経てば頬の熱も冷え、頭も覚めてくるだろう。
リリオ
今のこの火照りは、きっと焚き火に近付きすぎたもの。そういうことにしておくべきだ。
ユキ
リリオはなんか大丈夫大丈夫~みたいな感じだったけど!!
こよみ
ふたりはわかってるのかなわかってるのかな、わかってる、ユキちゃんわかってると思う?
ユキ
ラタスとリリオっていっつも二人だけ分かってる感じだし……
GM
で、なんか、第二ラウンド、15日目から。なんですが……
GM
なんか行動順を決める話し合いをしたいということなので、します。
お茶会 ラウンド2-準備
15日目
GM
何かが色々限界に達していたため、ラタスは山に芝刈りに、女子は飲食店で女子会をしに行きました。
こよみ
堕落の国にしてはかなりそこそこいい感じの飲食店で……
ユキ
いい感じの飲食店で、そういう話をしようとしている。
リリオ
「あの、まぁ、相談した方がいいことがあると思うんだけど」
リリオ
「まぁ、多分、あんまりゆっくりしてると~、娼館とかで済ませちゃうんじゃない?」
こよみ
「やだ~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!」
リリオ
「平たく言うと、誰か今晩ラタスの部屋に行く感じになるんじゃない?」
リリオ
「まぁ、それを決めないといけない訳で……」
こよみ
「リリオちゃんこの前ラタスといっしょにいたよね、いっしょに」
こよみ
「リリオちゃんがだまるう~~~~~~~~!!!」
リリオ
「だから、まぁ、誰が来ても嫌がらないんじゃない?」
こよみ
「だ、だってだって、だって、だって、だって」
リリオ
「いやいやいや、それは……それは、ねぇ!?」
ユキを見る。
こよみ
「大好きって、ラタス、いって、いってたんだよね?」
こよみ
「いるかもだから、いるかもで、いる、いるよ?」
こよみ
「そういうひとがいるのはいるよ、いるよ、けっこういないでもないよ」
こよみ
「ラタスがそうかはこよみ、こよみわかんないけど、いるかいないかでいえば……」
リリオ
「まぁ、僕も確信がある訳じゃないけど……」
リリオ
「全員で行く気なら、少なくとも僕は行かないからな」
こよみ
「ラタスリリオちゃんもかわいいって言ってたし、言ってたし、言ってたよね?」
ユキ
「ラタス、リリオのことめちゃめちゃ聞こうとしてたし……」
リリオ
「待て、論点をずらすな!!今はその話はいい!!」
こよみ
「ラタスとリリオちゃんいつも二人でお話してるう~~~」
こよみ
「こよみとユキちゃんのわかんない話いっぱいいっぱいしてるし……」
こよみ
「こよみ、こよみしってるよ、これはこよみでもしってるよ」
リリオ
「いや~~~だって、話題とか人によって違うものだし……」
こよみ
「ふうふとかこいびととか、話が合うのがいっぱい大事だって」
リリオ
「話が合うのも大事だけど、他に大事なものもあるんじゃないかな!?」
リリオ
「ラタスは本当に、全員、同じくらい好きだ」
こよみ
泣き出している。すごいうるさい。救世主じゃなければ多分叩き出されてます。
リリオ
店はガラガラなので、まぁいいか、と思っている。
こよみ
「ラタスがこよみたち、ユキちゃん、リリオちゃん」
こよみ
「リリオちゃん、リリオちゃん、リリオちゃんラタス、ともだち?」
リリオ
「いや~、その状況で、一人だけは選べないんじゃない?」
リリオ
「だからさ、誰が行くか決めようよ。こよみとユキが行ってもいいし」
リリオ
「全員かわいいとか言う男が、誰か一人選ぶと思う?」
リリオ
「友達だから、ラタスがどうしても僕をご所望って言うなら考えなくはないけど、全員でやるのはな~」
こよみ
「リリオちゃん、リリオちゃんラタスとするのはいいんだ?」
こよみ
「ラタスもそうだったらかなしいなっておもって」
こよみ
「リリオちゃんの言うともだちならリリオちゃん流せて、流せるのかなって」
こよみ
「リリオちゃん頭よくて、だからそうなのかなって、こよみ思ってたけど」
リリオ
「いや~、男友達にはかわいいとか言わないし?
それで、そういう感じなんだって……」
ユキ
「あたしとこよみと同じくらい女の子と思ってるってこと……」
リリオ
自分で言っておいて、内臓にじわじわとダメージが入ってきている。
こよみ
「こよみ、こよみね、あのときかしこかった? から」
こよみ
「かしこかったから、もしかしたら気のせいじゃないのかもって」
こよみ
「それでね、こよみはラタス好きでね、好きで、言ったけど、言ってたけど」
こよみ
「こよみ、こよみさすがにわかるよ、わかったよ」
リリオ
この女……、言えば言うほど自分の利が減ると分からないのか……?
こよみ
「だってラタスと、ラタスとね、ユキちゃんはラタスと」
こよみ
「ラタスにびっくりしててね、あわてててね」
こよみ
「だから、もしかしたら、リリオちゃんもそうで」
リリオ
「話が進まないから、もうそういう事でいいよ……」
ユキ
「リリオはラタスが好きで、全員でするのは嫌なのね!」
リリオ
「でも、自分と違うタイプに惹かれるって話あるしな~」
リリオ
「どうかな~?ラタスに聞かないとわからないな~」
リリオ
「ほらほら、落ち込むくらいならそんな話しない」
リリオ
「まぁ~でも~、別に我慢じゃないから~本当によかったんだけどな~」
こよみ
「リリオちゃんが誤魔化すときの言い方~~~」
リリオ
「いやマジで いやいやマジで いやマジで」