裁判

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GM
改めて、裁判開始となります。
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GM
アイテムの融通はありますか?
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こよみ
ありません
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リリオ
大丈夫です
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ユキ
大丈夫です
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GM
ブラッドスクーパーは水パイプ、時計を得ます。
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GM
配下の仕込みですね。
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GM
あっせっかく人望あるな。
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GM
免罪符にしておくか。
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GM
日刻みの時計と免罪符で。
[ ブラッドスクーパー ] 日刻みの時計 : 0 → 1
[ ブラッドスクーパー ] 免罪符 : 0 → 1
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こよみ
了解です……
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GM
またブラッドスクーパーは発狂しています。
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GM
ダメージの際に気をつけてくださいね。
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こよみ
はい……
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GM
配下は仕込み効果のみなので、省略します。存在しません。
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GM
また、このタイミングでブラッドスクーパーの心の疵を共有できます。
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GM
が、不要ですね。
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ユキ
はい……
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こよみ
こよみ攻撃手段ないからね……
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GM
さて先制値。
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GM
時計あるひと~
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ブラッドスクーパー
はーい
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こよみ
自慢できなーい
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ユキ
な~い
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リリオ
はい……
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リリオ
* 日刻みの時計を使用します
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ブラッドスクーパー
* 日刻みの時計を使用します
[ リリオ ] 日刻みの時計 : 1 → 0
[ ブラッドスクーパー ] 日刻みの時計 : 1 → 0
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ユキ
うちのリリオの時計はすごいでしょう!
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こよみ
リリオちゃんすごい!
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リリオ
この時計はすごいぞ~
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ブラッドスクーパー
1d6+3+2 (1D6+3+2) > 2[2]+3+2 > 7
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ユキ
1d6 (1D6) > 2
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こよみ
1d6 (1D6) > 6
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リリオ
1D6+3+2+1
日刻み+着慣れた衣装 (1D6+3+2+1) > 5[5]+3+2+1 > 11
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こよみ
すごい時計!!!!!
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ユキ
すごい!!!
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リリオ
すごい時計だぞ~

裁判 ラウンド1

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GM
手札を引きましょう。
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GM
トランプ兵の効果により6枚引けます。
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リリオ
* h2,d9,dQ,hA,Joker!
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GM
*d2 d6 s9 d10 hQ dK
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こよみ
*h4 s7 dJ sQ sK
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ユキ
*s4 c6 h9 sJ hK
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GM
*裁判 第1ラウンド リリオ
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リリオ
* JokerをKに 奪取で女王命令
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ブラッドスクーパー
*通します
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リリオ
通された……
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リリオ
d2頂きます
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リリオ
手番終わりかな
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ブラッドスクーパー
そうですね。
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ブラッドスクーパー
ロールあるならどうぞ。
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リリオ
あ、そうか します
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リリオ
時計を自慢してロールの気持ちが途切れていた
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リリオ
腕に装着したワイヤー射出装置から、フックを射出する。
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リリオ
亡者の爪に絡めて、腕の動きを止める。
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リリオ
「まったく、色男が台無しじゃないか」
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ブラッドスクーパー
絡め取られる。
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リリオ
「僕にくれたナイフも持っていっちゃうしさ」
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リリオ
ワイヤーを巻き戻し、爪を手にする。
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ブラッドスクーパー
幾人も殺してきた手。
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リリオ
「これはナイフの代わりだ」
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リリオ
「お土産のひとつやふたつ、置いていってくれよ」
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ブラッドスクーパー
抗いようがないのか、別の機を見ているのか。
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ブラッドスクーパー
それに抵抗を示さなかった。
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ブラッドスクーパー
*裁判 第1ラウンド ブラッドスクーパー
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ブラッドスクーパー
*かんしゃく d10
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ブラッドスクーパー
そしてリリオを突き飛ばし、距離を取る。
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リリオ
突き飛ばされるが、すぐに体勢を立て直す。
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ブラッドスクーパー
そのマスクの窓には、青い空が焼き付いている。
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リリオ
青い空なんて、別に珍しくもなかった。
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リリオ
当然に頭の上にあるものだった。
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ブラッドスクーパー
その窓越しの視線は殺意。どこが隙で弱点かを見定めるだけの、仕手としてのルーティンワーク。
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リリオ
これは亡者だ。
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ブラッドスクーパー
心の疵、それがラタスの象形。
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リリオ
ラタスの心の形を持っていても、これは亡者であり、ラタスではない。
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ブラッドスクーパー
空を飛べるような男ならば、
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ブラッドスクーパー
こんな結末など初めからありはしなかった!
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GM
*裁判 第1ラウンド こよみ
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こよみ
*パスします
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こよみ
少し引いたところからリリオを、ユキを、
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こよみ
亡者のマスクの映す青空を見つめている。
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こよみ
自分の仕事はまだ早い。
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こよみ
今はまだ、自分が役に立てる状況にはない。
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こよみ
誰かが狙われた瞬間。誰かが傷を負ってから。
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こよみ
こよみの働く瞬間はそのときだ。
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こよみ
できることなら。
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こよみ
ずっと役立たずのままでいられるのが、きっと、一番いい。
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こよみ
けれどそうはならない。
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こよみ
裁判は始まってしまったから、そうならない。
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こよみ
こよみはその時を待つ。
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こよみ
ラタスに託された、
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こよみ
こよみの大切な愛を、
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こよみ
大切な人に注ぐべき瞬間を、待っている。
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GM
*裁判 第1ラウンド ユキ
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ユキ
*c6鋭気 sJ刹那
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GM
どうぞ!
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ユキ
2d6+3>=7 猟奇 (2D6+3>=7) > 4[2,2]+3 > 7 > 成功
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ユキ
1d6+2+1+3+3 武器+殺意+看破発狂+鋭気  (1D6+2+1+3+3) > 5[5]+2+1+3+3 > 14
[ ブラッドスクーパー ] HP : 54 → 40
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ユキ
本当はね。
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ユキ
本当は、ちょっとだけ
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ユキ
ここで、ラタスに殺されてもいいのかも、って思う。
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ユキ
四人一緒が好きだったから、
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ユキ
最期まで、四人一緒でもいいんじゃないかって。
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ユキ
でも、覚えてる。
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ユキ
出会った日のこと、旅してきたこと。
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ユキ
一緒に過ごした夜。
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ユキ
愛してるの言葉。
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ユキ
生きてほしいって言われたこと。
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ユキ
全部、全部覚えてる。
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ユキ
結局、正解も最善もわかんないよ。
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ユキ
でも、正しくないことは分かる。
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ユキ
逃げることが、一番正しくない。
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ユキ
それだけは、ずっと知ってた。
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ユキ
だから、駆け出す。
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ユキ
手には巨大なハサミ。
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ユキ
それを、変わり果てた大好きな人に突き立てる。
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ユキ
刃が被毛を破って、肉に食い込む。
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ブラッドスクーパー
割り込めない。
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ユキ
血が吹き出て、既に血まみれのユキの身体をさらに汚していく。
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ブラッドスクーパー
心に決め、覚悟し、意志をもって駆け出したその瞬間から、
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ブラッドスクーパー
あなたをとめることは出来ない。
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ユキ
「ばか、ばか、ばか……っ!」
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ユキ
「ばかラタス……!!」
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ユキ
亡者に心はないんでしょ?
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ユキ
だったら抵抗してよ。
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ユキ
もうそんなものはどこにもないんだって、思わせて。
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ブラッドスクーパー
刃と共に言葉と共に突き立てられる言葉を、ただ受け入れる。
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ブラッドスクーパー
亡者に心はない。
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ブラッドスクーパー
ただあるように見えるだけだ。
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ユキ
見いださせたりしないで。
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ブラッドスクーパー
十字架が揺れている。
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ブラッドスクーパー
あの日は黒い被毛ではなく、
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ブラッドスクーパー
汗ばんだ肌の上で揺れていた。
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ブラッドスクーパー
*ラウンド終了。手札捨てタイム。
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ブラッドスクーパー
*dK破棄。
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こよみ
*dJ,sKを破棄
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ユキ
*破棄ありません
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リリオ
* h2,dQ,hAを破棄

裁判 ラウンド2

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ブラッドスクーパー
*裁判 第2ラウンド 手札引きタイム!
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ブラッドスクーパー
*c3 c4 d6 (d7 s9 hQ)
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こよみ
*d4 c9 (h4 s7 s9)
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ユキ
*h6 h7(s4 h9 hK)
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リリオ
* d2,d5,c8(d9),cK
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ブラッドスクーパー
*裁判 第2ラウンド リリオ
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リリオ
* cK 奪取 対象はかんしゃく
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ブラッドスクーパー
*猛禽の翼により妨害します。
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リリオ
* 妨害します c8
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ブラッドスクーパー
*精確使用 d7
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ブラッドスクーパー
同タイミングで他に割り込みありますか?
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ユキ
ちょっとお待ち下さい
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ユキ
お待たせしました 遊撃はありません
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ブラッドスクーパー
Choice[リリオ,ブラスク] (choice[リリオ,ブラスク]) > リリオ
avatar
ブラッドスクーパー
妨害からどうぞ。
avatar
リリオ
すみませんがキャンセルで……!
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ブラッドスクーパー
OK
avatar
リリオ
あ、なんか編集できないぞ
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ブラッドスクーパー
1d6 精確 (1D6) > 3
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リリオ
* 妨害取りやめます。すみません。
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ブラッドスクーパー
2d6+3+1+3>=7 妨害 (2D6+3+1+3>=7) > 4[1,3]+3+1+3 > 11 > 成功
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ブラッドスクーパー
11以上で成功ですね。
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リリオ
2d6+3 (2D6+3) > 9[6,3]+3 > 12
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リリオ
やるき
avatar
ブラッドスクーパー
成功ですね。
avatar
リリオ
* s9いただきます
avatar
リリオ
これが僕の妨害タワーだ!
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リリオ
「思ったんだけどさぁ」
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リリオ
「僕だけにナイフ渡すのもずるいんじゃない?」
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リリオ
「そんなことされたら、勘違いしてしまうよ」
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リリオ
「だから、まだまだ貰うよ」
avatar
リリオ
再びワイヤーを射出して、爪を剥がす。
avatar
リリオ
手元にまた、血で汚れた黒い刃が収まる。
avatar
ブラッドスクーパー
ワイヤーがブラッドスクーパーを捉える。
avatar
ブラッドスクーパー
亡者となろうとも、あなたにはわかる。
avatar
ブラッドスクーパー
黒い煙の中で蠢くそれが、どのように潜み、襲いかかるのか。
avatar
ブラッドスクーパー
共に戦ってきたあなたにはわかる。
avatar
リリオ
「いやぁ」
avatar
リリオ
「もう少しこう、亡者らしくしてくれればいいのに」
avatar
リリオ
「顔がちょっとブサイクになっただけじゃない?」
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リリオ
「ははは」
avatar
ブラッドスクーパー
あなたの軽口に笑って返すものはない。
avatar
リリオ
軽口が返ってくるとは思っていない。
avatar
リリオ
言葉が届くとも思っていない。
avatar
ブラッドスクーパー
引きちぎり、奪い取られる。そうした物理刺激に対するリアクション。
avatar
ブラッドスクーパー
それだけを示す。
avatar
リリオ
軽口を叩くのは、いつもの自分であるため。
avatar
ブラッドスクーパー
奪い取ろうとも、そこからこぼれおちた血が刃を再形成する。
avatar
リリオ
どんなに胸が潰れそうでも、どんなに涙が零れそうでも。
avatar
リリオ
この裁判が終わるまでは、格好つけのリリオでいなくてはならない。
avatar
ブラッドスクーパー
*裁判 第2ラウンド ブラッドスクーパー
avatar
ブラッドスクーパー
*女王命令 c4
avatar
ブラッドスクーパー
*目標はリリオ、ユキ
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ブラッドスクーパー
*リリオから判定します。
avatar
リリオ
*妨害します s9
avatar
ブラッドスクーパー
*精確使用 d6
avatar
リリオ
精確はなし
avatar
ブラッドスクーパー
Choice[リリオ,ブラスク] (choice[リリオ,ブラスク]) > リリオ
avatar
ブラッドスクーパー
妨害からどうぞ。
avatar
リリオ
2d6+3 (2D6+3) > 6[4,2]+3 > 9
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リリオ
a
avatar
リリオ
違うなこれ
avatar
ユキ
あと+2ない?
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リリオ
ぼろぼろだぁ
avatar
リリオ
2d6+2 (2D6+2) > 11[5,6]+2 > 13
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ブラッドスクーパー
11以上で成功ですね。
avatar
ブラッドスクーパー
さっきので処理します
avatar
リリオ
ごめんねごめんね
avatar
ブラッドスクーパー
いえいえ
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ブラッドスクーパー
1d6 精確 (1D6) > 5
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ブラッドスクーパー
関係ないけど第二ボタンの1点軽減分わすれてたのでHP1点増えます
[ ブラッドスクーパー ] HP : 40 → 41
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ブラッドスクーパー
2d6+3+5+1>=11 (2D6+3+5+1>=11) > 9[6,3]+3+5+1 > 18 > 成功
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ブラッドスクーパー
ダメージを出そう
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ブラッドスクーパー
1d6+6 リリオダメージ (1D6+6) > 3[3]+6 > 9
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こよみ
*割り込み 防壁 d4捨て
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ブラッドスクーパー
判定どうぞ。
avatar
こよみ
2D6+3>=7 (2D6+3>=7) > 9[5,4]+3 > 12 > 成功
avatar
こよみ
3点軽減してこよみが6点を受けます
avatar
こよみ
*割り込み 愛毒  c9捨て
avatar
ブラッドスクーパー
OK
avatar
こよみ
2D6+3>=7 (2D6+3>=7) > 9[6,3]+3 > 12 > 成功
avatar
こよみ
ブラッドスクーパーに3Rの猛毒を。
[ こよみ ] HP : 18 → 12
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ブラッドスクーパー
*ユキの方の女王命令の処理に入ります。
avatar
ユキ
*hK 遊撃します
avatar
リリオ
* c8 妨害します
avatar
リリオ
* d2 精確乗せます
avatar
ブラッドスクーパー
Choice[リリオ,ユキ] (choice[リリオ,ユキ]) > リリオ
avatar
ブラッドスクーパー
妨害の方から処理どうぞ。
avatar
ブラッドスクーパー
精確か。
avatar
リリオ
1d6 (1D6) > 5
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リリオ
2d6+3+1+1+5 (2D6+3+1+1+5) > 7[1,6]+3+1+1+5 > 17
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ブラッドスクーパー
次いでユキちゃん。
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ユキ
2d6+3>=7 猟奇 (2D6+3>=7) > 10[6,4]+3 > 13 > 成功
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ユキ
1d6 減少値 (1D6) > 6
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ブラッドスクーパー
2d6+3+1-6>=17 (2D6+3+1-6>=17) > 6[4,2]+3+1-6 > 4 > 失敗
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ユキ
3点のダメージ!
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ユキ
猟奇の3点+発狂看破の3点でした
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ユキ
それが第二ボタンで-1点
[ ブラッドスクーパー ] HP : 41 → 36
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ブラッドスクーパー
*茶々入れによる報復使用
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リリオ
* d9 妨害します
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リリオ
2d6+3+1+1 (2D6+3+1+1) > 3[2,1]+3+1+1 > 8
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ブラッドスクーパー
2d6+3+1>=8 (2D6+3+1>=8) > 5[2,3]+3+1 > 9 > 成功
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こよみ
*割り込み 防壁 h4
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ブラッドスクーパー
どうぞ
avatar
こよみ
2D6+3>=7 (2D6+3>=7) > 8[3,5]+3 > 11 > 成功
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こよみ
あっ。打点出てからでしたね。
avatar
こよみ
やってしまった……どうせ使うので……
avatar
ブラッドスクーパー
あ、そうね
avatar
ブラッドスクーパー
ダメージだします
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こよみ
失礼失礼……
avatar
ブラッドスクーパー
1d6+6 (1D6+6) > 2[2]+6 > 8
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こよみ
*3点軽減して5点受けます。
[ こよみ ] HP : 12 → 7
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こよみ
今のうちに毒減らしていただいていいですか?
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こよみ
処理が多いので……今やった方が……たぶん……
[ ブラッドスクーパー ] HP : 36 → 32
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こよみ
ありがとうございます
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ブラッドスクーパー
黒い煙からのばされる魔手。
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こよみ
「っ――だめ!」
avatar
ブラッドスクーパー
確実に急所を狙う両の手。
avatar
こよみ
ユキとリリオ。
avatar
リリオ
「……!」
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こよみ
本当であれば、敵を確実に打ち倒せるユキの方をこそ生かすべきだ。
avatar
こよみ
分かっている。分かっているが、こよみが庇うべく飛び出したのはリリオの方だった。
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こよみ
なぜなら、
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こよみ
これも分かっている。
avatar
こよみ
ユキへの一撃は、きっとリリオが止めてくれる。
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リリオ
亡者の手が伸びる。
鼠の亡者。死を運ぶ亡者。
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こよみ
だからこよみはリリオを守ればいい。
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こよみ
こよみの身体はひとつしかないから、
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こよみ
リリオを守れば、あとはリリオがなんとかしてくれる。
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リリオ
このまま殺されるのもいいよな、なんてちょっと思ったけど。
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こよみ
そんなの
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リリオ
任されちゃったからなぁ。
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こよみ
こよみがゆるさないから!
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ブラッドスクーパー
赤い手がこよみの身体に触れて、沈む。
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こよみ
飛び出した身体、無駄に育った図体が、
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リリオ
わがままは、何度も許してもらえない。
avatar
ブラッドスクーパー
深く入り込む。
avatar
こよみ
ラタスの一撃を受けて、震える。
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こよみ
痛い。
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こよみ
あの夜みたいに、優しい手ではない。
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こよみ
肉を撫ぜるのではなく、穿って、抉る手だ。
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こよみ
でも、ラタスの手。
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こよみ
ラタスの手を受け止める。
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こよみ
受け止めて、手のない腕で縋って、
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こよみ
片手だけでも縛りつけて。
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こよみ
牙を立てる。
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こよみ
愛していたものに愛咬ではなく、
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ブラッドスクーパー
身体的な、原始的な応酬。
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こよみ
それを害すための牙を立てて、
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こよみ
こよみはその場に繋ぎ止める。
avatar
ブラッドスクーパー
暴力であるのには変わりない、触れ合っているのには変わりない。
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こよみ
噛み付く顎に力を込める。
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こよみ
口の中に血の味が広がる。
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ブラッドスクーパー
手の平、指先、口唇、体液の交錯。
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こよみ
ラタスだったもの血で舌が浸されている。
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こよみ
幸福だった夜を思い返す。
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こよみ
今のこれは違うけど、
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こよみ
違うけれど、ちょっとだけ
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こよみ
ちょっとだけ、幸せ。
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こよみ
ラタス。
avatar
ブラッドスクーパー
何かが決定的に終わっていく。夜が更けゆくごとに。
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こよみ
ラタスはこよみだけを狙って。
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こよみ
他の誰も傷つけないで。
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こよみ
あなたに与えられる傷だけでも、
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こよみ
どうか、
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こよみ
独占したいと思ってしまうことを、許してください。
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ブラッドスクーパー
あなたが遮ったのは右手。
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ブラッドスクーパー
左手がユキを追う。
avatar
リリオ
僕なんかを庇わなくていいのに。
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ユキ
「こよ……っ!」
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リリオ
そんな事を言っても、困らせるだろうな。
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リリオ
なら、自分がやれることをしないといけない。
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ユキ
左手が、その先の爪が迫ってくる。
avatar
リリオ
再度ワイヤーを射出する。今度はユキに襲いかかる凶刃を止めるため。
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ユキ
迫ってくる。だけど、そのまま進む。
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リリオ
「ラタス!」
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リリオ
「僕はねぇ、君のそういう手が早いとこ」
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ブラッドスクーパー
その兇刃はあのとき強い痛みをもたらすだろうか。
avatar
リリオ
「すごく嫌いだったなぁ!」
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ユキ
そう。いつも、こうやってリリオが止めてくれるから。
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ブラッドスクーパー
その問いに答えは下されない、今はまだ。
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リリオ
「今度ばかりは邪魔させてもらうよ」
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ユキ
ずっと守られてきた。こよみに、リリオに、ラタスに。
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ユキ
今も。
avatar
ユキ
リリオが縛った左腕に、ハサミを振るう。
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ブラッドスクーパー
そうして左手が解体される一方で、
avatar
ブラッドスクーパー
ブラッドスクーパーは踏み込み、背を向け、赤い尾を鞭のように振るう。
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こよみ
「!」
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ブラッドスクーパー
いままでありはしなかった、人ならざる一撃。
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こよみ
身を穿たれていたこよみが、いち早くその挙措に気付いた。
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こよみ
触れ合っているから、分かった。
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ブラッドスクーパー
ユキを打ち据えようと空を破り――
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リリオ
「!」
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こよみ
その身体の動くのが。
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リリオ
リリオは動けない。
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ユキ
「……っ、」
avatar
こよみ
口を放し、腕を伸ばす。
avatar
リリオ
亡者の左手を押さえたままだ。
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こよみ
掴めない腕で尻尾を無理矢理受け止めて、
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こよみ
しなる尾に打ち据えられて吹き飛ばされた。
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ブラッドスクーパー
こよみの肌に一条の赤い跡がつく。
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リリオ
「こよみ!」
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ユキ
「こよみ……っ!」
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こよみ
血の花が咲く。
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こよみ
地に叩きつけられて、大きく跳ねる。
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ユキ
肉に埋まったハサミを引き抜くより、それで迎撃するより、
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こよみ
でもこの身体は頑丈だから、
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ユキ
こよみが前に出て打ち据えられる方が速かった。
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こよみ
頑丈だから、
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こよみ
「……ぃ」
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こよみ
「いたい……」
avatar
リリオ
また救えない。
avatar
こよみ
そう、呻くだけで済んだ。
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ユキ
目の前で、こよみの身体が飛んだ。
avatar
こよみ
地面に転がって空を仰いで、半泣きでそのように泣き言を漏らす。
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リリオ
また失われる。
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ユキ
「こよみ、こよみ、こよみ……!」
avatar
リリオ
駆け出そうとして、やめる。
avatar
リリオ
こよみは、弱い女ではない。
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リリオ
強く、したたかな女だ。
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こよみ
分かっている。
avatar
こよみ
信頼されているのも分かっている。
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こよみ
だから、
avatar
こよみ
だから、まだ戦うのだ。
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ユキ
「う、うう……」
avatar
ブラッドスクーパー
*裁判 第2ラウンド こよみ
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こよみ
*主動作 回復 s9破棄
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ユキ
*援護します
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こよみ
2D6+3+2>=7 (2D6+3+2>=7) > 12[6,6]+3+2 > 17 > 成功
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こよみ
は!?
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ユキ
えらい!!!!!!
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リリオ
えらい!!!!!!!
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こよみ
こよみつよい!!!!!!!
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こよみ
1D6 (1D6) > 1
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こよみ
はい……
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こよみ
つよい!!!!!!
[ こよみ ] HP : 7 → 8
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ユキ
強いつよい!!
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リリオ
つよいつよい!!
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こよみ
1D6+3+2 回復量 (1D6+3+2) > 1[1]+3+2 > 6
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こよみ
ちょっと!!!!!
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リリオ
こよみちゃ……
avatar
ユキ
こよみ……
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こよみ
逆よりマシ
avatar
こよみ
いやマジで
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ユキ
そうですね
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リリオ
それはそう
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こよみ
さっき1.1は洒落にならん
[ こよみ ] HP : 8 → 14
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ユキ
「……っ、」
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ユキ
「……こよみ!!」
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ユキ
「立って!」
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こよみ
「ぅ」
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ユキ
「立ちなさい!」
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こよみ
「う……っ」
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こよみ
声が聞こえる。
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こよみ
こよみを呼ぶ声が。
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こよみ
大切な人がこよみを呼んでいる。
avatar
ユキ
ラタスにハサミを突き立てたまま叫ぶ。
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こよみ
今も戦って、
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こよみ
こよみが、
avatar
こよみ
立ち上がれると信じている。
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こよみ
信じられている。
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こよみ
期待されている。
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ユキ
これ以上、こよみにこの爪は振るわせない。
avatar
リリオ
「こよみ、行けるだろ?」
avatar
こよみ
この手首のように、
avatar
こよみ
『もういい』と切り落とされることはない。
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ユキ
待っている。
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ユキ
こよみが立ち上がるのを。
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リリオ
信じている。
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リリオ
こよみが立ち上がるのを。
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こよみ
それは、
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こよみ
きっと愛だ。
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こよみ
愛をもらっている。
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こよみ
だから、こよみはそれに応える。
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こよみ
こよみの愛を以て、二人の愛に!
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こよみ
「…………っ」
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こよみ
「まだ」
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こよみ
「まだ、動く、よ……!」
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こよみ
重い身体を、血を落としながら、
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こよみ
でも、やっぱりこよみ、頑丈。
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こよみ
まだまだ動ける。
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こよみ
傷だって、二人の声を聞いていたら、
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こよみ
なんだか少しへっちゃらになったような気がする。
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こよみ
手はなくとも足がある。
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こよみ
二人の愛に応えて、大地を踏みしめる足がある。
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こよみ
その足で。
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こよみ
まだ、
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こよみ
あなたを迎え撃てる。
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ブラッドスクーパー
*裁判 第2ラウンド ユキ
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ユキ
*h7 鋭気 h9 闇雲
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ユキ
*s4 精確を重ねます
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GM
割り込みはないです。
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ユキ
1d6 精確 (1D6) > 6
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ユキ
*闇雲の達成値減少量は-4で!
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ユキ
2d6+3+6-4>=7 猟奇精確闇雲 (2D6+3+6-4>=7) > 2[1,1]+3+6-4 > 7 > 成功
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ユキ
え・・・・・?
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GM
ファンブルですね。
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ユキ
*逆転します………………
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ユキ
*正義感を●にします
[ ユキ ] 正義感 : 0 → -1
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ユキ
この1は6!!!!
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GM
では成功です。
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GM
ダメージをどうぞ。
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ユキ
1d6+2+1+1+3+4 武器+殺意+発狂+鋭気+闇雲 (1D6+2+1+1+3+4) > 1[1]+2+1+1+3+4 > 12
[ ブラッドスクーパー ] HP : 32 → 21
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ユキ
ハサミを一度引き抜いて、距離を取り直す。
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ユキ
──ハサミ。ユキが扱う武器はハサミだ。
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ユキ
心の疵によって産まれた、巨大なハサミ。
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ユキ
その理由は、分かっている。
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ユキ
あの日、元いた世界で、
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ユキ
ユキが見捨てた、見過ごした、逃げ出したいじめに
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ユキ
ハサミが、使われていたから。
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ユキ
ユキにとって、それが暴力的なものとして強く焼きついていたから。
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ユキ
結局、どんなに正義ぶってみたところで分かってたんだ。
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ユキ
ユキがこの世界で振るう力に正しさはない。
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ユキ
ただ何かを傷つけて、命を奪うための力。
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ユキ
それを今、ラタスに振るっている。
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ユキ
駆け出して、取った距離を詰めて、
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ユキ
突き立てる。
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ユキ
切り裂く。
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ユキ
何度も、何度も。
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ユキ
大好きだった人に暴力を振るう。
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ブラッドスクーパー
そのつど、短い悲鳴のような鳴き声が上がる。
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ユキ
こんなの、全然あたしがやりたかったことじゃない。
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ユキ
なんにも正しくない。
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ブラッドスクーパー
鮮血が顔につき、髪を汚す。
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ブラッドスクーパー
赤い色に染まり合う。
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ユキ
それでも今は、これが仲間を、自分を守る手段だ。
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ブラッドスクーパー
仲間を、自分を守る手段。
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ブラッドスクーパー
その末路。
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ユキ
ユキたちのために、心が擦り切れるまで戦ってくれた人。
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ブラッドスクーパー
亡者はまだ立っている。猟奇を振るうあなたの前で、尚も立ちはだかっている。
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ユキ
断ち切るために、ハサミを振るっている。
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ブラッドスクーパー
*ラウンド2終了! 手札捨てタイム!
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ブラッドスクーパー
*捨てなし
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リリオ
* 捨てなし
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ユキ
*捨てなし
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こよみ
*ありません
[ ブラッドスクーパー ] 猛毒 : 3 → 2
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ブラッドスクーパー
さっきの処理忘れ。

裁判 ラウンド3

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ブラッドスクーパー
*第三ラウンド 手札引きタイム!
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ブラッドスクーパー
*s3 s5 s6 sA (c3 hQ)
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こよみ
*h3 h8 s10 cA (s7)
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ユキ
*d3 s8 c10 cQ(h6)
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リリオ
* s2,(d5),d8,cJ,dA
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ブラッドスクーパー
*裁判 第3ラウンド リリオ
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リリオ
* d5 必衰
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ブラッドスクーパー
通します。
avatar
リリオ
2D6+5 (2D6+5) > 9[3,6]+5 > 14
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ブラッドスクーパー
ダメージが5か?
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こよみ
+3-1ですね
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こよみ
3+3-1。
[ ブラッドスクーパー ] HP : 21 → 16
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リリオ
ありがとうございます!!
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リリオ
あわあわしていた
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ブラッドスクーパー
*茶々入れ / 赤い鞭 による報復。
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リリオ
* 通します
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ブラッドスクーパー
2d6+3+1>=7 (2D6+3+1>=7) > 5[3,2]+3+1 > 9 > 成功
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ブラッドスクーパー
1d6+6 ダメージ (1D6+6) > 1[1]+6 > 7
[ リリオ ] HP : 17 → 10
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リリオ
亡者の後ろに回り込み、取り上げた爪──短剣を投げる。
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リリオ
心臓に向けて。
avatar
リリオ
致命傷にはならないだろう。
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ブラッドスクーパー
その一撃を受け止める。
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リリオ
「ひどいことするよね」
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ブラッドスクーパー
身体で以て。
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リリオ
「本当にきみはひどい男だ」
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ブラッドスクーパー
同時に打ち込まれる赤い尾。
avatar
リリオ
逃げられない。
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リリオ
「うっ……ぐぅっ!」
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こよみ
こよみも間に合わない。
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こよみ
「っあ」
avatar
こよみ
「り、リリオ、ちゃん!」
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ユキ
「リリオ……っ!」
avatar
リリオ
体を尾がしたたかに打つ。
avatar
こよみ
ぼろぼろの身体ではばねが足りない。
avatar
リリオ
肉が、骨が軋む。
avatar
こよみ
伸ばした腕は、
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こよみ
手のひらひとつぶんの差、
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こよみ
空を切る。
avatar
リリオ
こよみに腕を伸ばしたが
avatar
リリオ
そのまま吹き飛び
avatar
リリオ
岩肌に打ち付けられた。
avatar
ブラッドスクーパー
打ち込み、突き放し、再び黒い影に溶ける。
avatar
ブラッドスクーパー
*裁判 第3ラウンド ブラッドスクーパー
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リリオ
「……はは、本当にひどいことをする」
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ブラッドスクーパー
*女王命令 s3 目標はリリオ ユキ
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リリオ
短剣には、毒薬を仕込んでいる。
avatar
リリオ
ちょっとした、仕返し。
avatar
ブラッドスクーパー
毒薬。かつてラタスは『殺鼠剤』を仕込んだことがある。
avatar
ブラッドスクーパー
30人ほど生息しているN-141地区から人を減らす必要があったから。
avatar
ブラッドスクーパー
そうした人数調整が頻繁になされていたことを、あるいはあなたは知っていたかも知れない。
avatar
ブラッドスクーパー
リリオに対してのものから処理していきます。
avatar
リリオ
知っていた。
avatar
ブラッドスクーパー
*精確 s5使用
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リリオ
* d8 妨害
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リリオ
* s2 精確
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ブラッドスクーパー
Choice[リリオ,ブラスク] (choice[リリオ,ブラスク]) > リリオ
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リリオ
1D6 (1D6) > 3
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リリオ
2d6+3+1+1+3 (2D6+3+1+1+3) > 4[2,2]+3+1+1+3 > 12
avatar
ブラッドスクーパー
1d6 精確 (1D6) > 5
avatar
ブラッドスクーパー
a,
avatar
ブラッドスクーパー
器用いれてもいいよ さきやっちゃったので
avatar
リリオ
なくて大丈夫です
avatar
ブラッドスクーパー
2d6+3+1+5>=12 (2D6+3+1+5>=12) > 8[5,3]+3+1+5 > 17 > 成功
avatar
ブラッドスクーパー
1d6+6 ダメージ (1D6+6) > 2[2]+6 > 8
[ リリオ ] HP : 10 → 2
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リリオ
おぼつかない足取りで立ち上がる。
avatar
ブラッドスクーパー
次いでユキへの処理。
avatar
ブラッドスクーパー
*精確 s6
avatar
リリオ
* cJ 妨害
avatar
ブラッドスクーパー
Choice[リリオ,ブラスク] (choice[リリオ,ブラスク]) > リリオ
avatar
リリオ
* 万能の効果でdA捨てます
avatar
リリオ
あとでいいのか
avatar
リリオ
じゃあそのまま振ります
avatar
リリオ
2d6+3+1+1 (2D6+3+1+1) > 8[5,3]+3+1+1 > 13
avatar
リリオ
* 器用でdA乗せます
avatar
ブラッドスクーパー
1d6 精確 (1D6) > 4
avatar
ブラッドスクーパー
2d6+3+1+4>=14 (2D6+3+1+4>=14) > 8[4,4]+3+1+4 > 16 > 成功
avatar
ブラッドスクーパー
1d6+6 ダメージ (1D6+6) > 4[4]+6 > 10
avatar
こよみ
*割り込み 防壁 h3
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ユキ
*援護します
avatar
ブラッドスクーパー
*猛禽の翼による妨害
avatar
ブラッドスクーパー
2d6+3+1>=7 (2D6+3+1>=7) > 4[2,2]+3+1 > 8 > 成功
avatar
こよみ
2D6+3+2>=8 (2D6+3+2>=8) > 7[3,4]+3+2 > 12 > 成功
avatar
こよみ
*3点軽減して7点ダメージを受けます。
[ こよみ ] HP : 14 → 7
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ブラッドスクーパー
*百刑 sA
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こよみ
*愛毒 s10
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ブラッドスクーパー
Choice[こよみ,ブラスク] (choice[こよみ,ブラスク]) > ブラスク
avatar
ブラッドスクーパー
不調は《封印》。
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こよみ
3Rの封印を受けます。
[ こよみ ] HP : 7 → 4
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こよみ
なにはともあれ愛毒します!
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こよみ
2D6+2>=7 (2D6+2>=7) > 9[5,4]+2 > 11 > 成功
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こよみ
+3だよ……(成功です……)
[ ブラッドスクーパー ] 猛毒 : 2 → 3
[ ブラッドスクーパー ] HP : 16 → 12
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リリオ
下層に殺鼠剤を撒いたのは、リリオの父親だ。
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リリオ
正確には、リリオの父親の、下の組織。
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ブラッドスクーパー
刃の手でリリオを掴み、黒い煙の中へ引きずり込む。
avatar
リリオ
引きずり込まれる。
avatar
ブラッドスクーパー
肺を苛んだ下層の空気。
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こよみ
「~~~~っ」
avatar
リリオ
上等なマスク越しにしか、吸ったことのない空気。
avatar
リリオ
父親も、理由なくそうした訳ではない。
下層の管理上、合理的に判断されたことだ。
avatar
ブラッドスクーパー
鋭利な指があなたの肌を撫でる。
avatar
リリオ
「ラタス」
avatar
ブラッドスクーパー
上層の維持に下層は必要。しかし増えすぎれば暴動が起きる可能性がある。
avatar
リリオ
「ちょっとだけ、君と同じ所に立てた気分だよ」
avatar
リリオ
下層の空気が、肺を蝕む。
avatar
ブラッドスクーパー
暗闇に果さされるのは猟奇のやりとり。
avatar
ブラッドスクーパー
交歓があるとするならば、それはただ見いだされるもののみ。
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リリオ
これでいいような気がする。
殺鼠剤を撒いて、心臓を刺して、下層の空気を吸わされるのなら。
avatar
ブラッドスクーパー
黒い煙の中に、ただ鮮血がほとばしるだけのこと。
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リリオ
僕にはちょうどいいんじゃないか?
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こよみ
「~~~~っ」
avatar
こよみ
「リリオちゃん!!!」
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こよみ
叫ぶ。
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こよみ
呼びかける。
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こよみ
大切な仲間へ、
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こよみ
愛をもって。
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リリオ
こよみに微笑む。
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ユキ
「……っ、リリオ!」
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リリオ
君がやりたいことをするといい。
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こよみ
リリオの笑顔に息を呑んで、
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こよみ
まだ残る脚で地を蹴った。
avatar
こよみ
十全に動く、他の人よりも少しだけバネの強い脚。
avatar
こよみ
亡者が狙う先は分かっている。
avatar
ブラッドスクーパー
黒い煙が反応して動く。
avatar
ユキ
「リリオから、離れなさいよ!」
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ユキ
「ばかラタス!!」
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こよみ
こよみじゃない。こよみは狙われない。
avatar
ブラッドスクーパー
赤い手が閃き、呼びかけるユキに伸ばされる。
avatar
こよみ
こよみじゃない、もうひとりを狙う。
avatar
こよみ
その間に割って入る。
avatar
リリオ
こんなところで野垂れ死ぬのが、僕にはお似合いだ。
avatar
こよみ
伸びた手にしがみつく。
avatar
リリオ
でも、それを許さないなら。
avatar
リリオ
君のやりたいことを、応援するよ。
avatar
リリオ
手が、繋がる。
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ユキ
「……っ、」
avatar
ユキ
「こよみ……!」
avatar
リリオ
失われた手首の先。
avatar
こよみ
リリオと手を繋ぎ、
avatar
リリオ
そのなにもない所。布だけが存在する空間。
avatar
こよみ
掴んでくれていることを信じて、
avatar
ブラッドスクーパー
こよみもまた黒い煙の中へ引きずり込まれ、
avatar
こよみ
体ごとに引きずり出す。
avatar
リリオ
それが差し出されたように感じて、握り返す。
avatar
こよみ
ユキへとリリオを任せると同時、
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こよみ
黒い煙へと身を包まれる。
avatar
ユキ
リリオの身体を受け止める。
avatar
ブラッドスクーパー
入れ替わり、飛び込んできたあなたをかき抱く。
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こよみ
「ラタス」
avatar
こよみ
「ラタス……」
avatar
こよみ
抱くその腕が、肉を裂く。
avatar
こよみ
ちっともやさしくない抱擁に血が弾ける。
avatar
リリオ
衝撃に身をすくめたが、ユキに柔らかく受け止められる。
avatar
リリオ
「はは」
avatar
ユキ
ぬるつく血の感触。
avatar
リリオ
「ものすごく嫌だな、裁判って」
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ユキ
「……ええ」
avatar
ユキ
「そうね」
avatar
ブラッドスクーパー
亡者はただ繰り返す。生きていた残滓として。
avatar
ブラッドスクーパー
手を汚し続ける。
avatar
こよみ
汚れた手。
avatar
こよみ
触れられれば触れられるほどに皮膚を裂く。
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こよみ
身体が蝕まれていくのが分かる。
avatar
こよみ
毒が回って、うまく動けなくなっていくのが。
avatar
ブラッドスクーパー
ラタスとて、本当にここから下の世界へ帰れると信じていたわけではない。
avatar
こよみ
この毒は、なんだか、こよみにはよく効くみたい。
avatar
ブラッドスクーパー
この極地であれば、亡者と化したとて、人を襲うことはない。
avatar
こよみ
こよみには理由はわからないけど、身体によく回るのがわかる。
avatar
こよみ
でも、こよみはだいじょうぶ。
avatar
こよみ
だいじょうぶだよ。
avatar
こよみ
つよくてしたたかだから、全然、まだまだ、だいじょうぶ。
avatar
こよみ
ラタス。
avatar
こよみ
だから、ラタス、
avatar
ブラッドスクーパー
だからこの手が抱くのは、裁判の行方がいかに転がろうとも。
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ブラッドスクーパー
きっとあなたたちだけだろう。
avatar
こよみ
誰も死なせないし、
avatar
こよみ
殺させないよ。
avatar
リリオ
立ち上がり、こよみを見る。
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こよみ
霧が晴れて、
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こよみ
血まみれのこよみが再び姿を現して、
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こよみ
けれど、今度は倒れない。
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こよみ
岩肌を血に塗れさせながら、二本の脚で立つ。
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リリオ
「こよみ!」
avatar
こよみ
「~~~っ」
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ユキ
「こよみ…………!」
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こよみ
「まだ、っ」
avatar
こよみ
「まだ、たってる……!」
avatar
ブラッドスクーパー
*裁判 第3ラウンド こよみ
avatar
こよみ
*補助動作 応急 s7
avatar
こよみ
封印の不調を3ラウンド減少します。
[ こよみ ] 封印 : 3 → 0
avatar
こよみ
*補助動作 救済 cA
avatar
こよみ
*対象はリリオ。
avatar
ブラッドスクーパー
癒やしはない。救いはない。悲観を体現する毒が容易く解かれる。
avatar
こよみ
3D6 (3D6) > 13[6,6,1] > 13
[ リリオ ] HP : 2 → 15
avatar
こよみ
こよみには良く効く毒だったけれど、
avatar
こよみ
それを上回ってなお、こよみに与えられてきた、
avatar
こよみ
大切な大切な愛のちからは、十分だったみたいで。
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こよみ
「リリオちゃん」
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リリオ
「こよみ」
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こよみ
振り返る。まだ動く脚で地を蹴って、リリオのもとへ。
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リリオ
重い体を引きずり、駆け寄る。
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こよみ
その目の前で、手を合わせた。
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こよみ
瞼を伏せる。
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こよみ
合わせることのできない手のひら、正しくない作法。
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こよみ
それでも信じてきたものがある。
avatar
こよみ
今なら、きっと届く。
avatar
こよみ
こよみの愛と祈りは、
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こよみ
こよみの大切な人を、守ってくれる。
avatar
こよみ
見た目に特別なものはなんにもない。
avatar
こよみ
光ったりもしない。
avatar
こよみ
奇跡を想わせる、陽の光が差したりもしない。
avatar
こよみ
それでもこよみの祈りは大切な人に届く。
avatar
こよみ
リリオの傷が癒えていく。
avatar
こよみ
誰も死なないように。
avatar
こよみ
愛した人が誰も殺しはしないよう、
avatar
こよみ
こよみの愛が祈ったとおりに。
avatar
リリオ
手を合わせるこよみの、両腕に手を添える。
avatar
リリオ
俯いて祈るこよみの、額に額を合わせる。
avatar
こよみ
触れ合う。
avatar
リリオ
こよみの祈りを感じる。
avatar
こよみ
触れたのが分かる。
avatar
リリオ
傷が癒える。
avatar
リリオ
「ありがとう、こよみ」
avatar
こよみ
一番大切なひとと、想いが通じている。
avatar
こよみ
それが、
avatar
リリオ
「いつも君には、甘えてばかりだ」
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こよみ
こんなときだって、こよみには嬉しい。
avatar
こよみ
「ううん」
avatar
こよみ
「いや」
avatar
こよみ
「ううん、じゃなかった、ね」
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こよみ
「いっぱい」
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こよみ
「いっぱい、甘えて!」
[ ブラッドスクーパー ] 猛毒 : 3 → 2
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リリオ
「はは」
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リリオ
「じゃあ、お言葉に甘えて」
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こよみ
こよみの一番大切なひとと、一番大切なひとと、一番大切なひと。
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こよみ
みんなのためにこよみはこうして立っている。
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こよみ
すべてを受け止め受け入れて、
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こよみ
そして愛していくために。
avatar
ブラッドスクーパー
*裁判 第3ラウンド ユキ
avatar
ユキ
*h6鋭気 s8闇雲
avatar
ユキ
*d3精確
avatar
ユキ
割り込みなんもないよね…………?
avatar
こよみ
もう妨害は……ない!
avatar
こよみ
ん???
avatar
こよみ
刹那になってる
avatar
ブラッドスクーパー
ほんとだ
avatar
こよみ
*h6鋭気?
avatar
ユキ
鋭気でした・・・・・・・
avatar
ユキ
なおしました
avatar
こよみ
よしよし……
avatar
ユキ
1d6 精確 (1D6) > 4
avatar
ユキ
よしよし 闇雲は-1
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ユキ
2d6+3+4-1>=7 猟奇精確闇雲 (2D6+3+4-1>=7) > 3[2,1]+3+4-1 > 9 > 成功
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ユキ
1d6+2+1+3+3+2+1 武器+殺意+看破発狂+鋭気+衰弱+闇雲 (1D6+2+1+3+3+2+1) > 2[2]+2+1+3+3+2+1 > 14
[ ブラッドスクーパー ] HP : 12 → 0
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ブラッドスクーパー
*ブラッドスクーパーのHP0! 判決表!
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ブラッドスクーパー
第二ボタンにより酌量を常に+1。
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ブラッドスクーパー
2d6+2+1 (2D6+2+1) > 7[3,4]+2+1 > 10
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ブラッドスクーパー
9~11 HP1の状態で立ち上がる。
[ ブラッドスクーパー ] HP : 0 → 1
[ ブラッドスクーパー ] 前科 : 0 → 1
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ブラッドスクーパー
あ~
avatar
ブラッドスクーパー
つかってもいいか。
avatar
ブラッドスクーパー
使います。
[ ブラッドスクーパー ] 免罪符 : 1 → 0
[ ブラッドスクーパー ] HP : 1 → 12
avatar
ブラッドスクーパー
12~ 無罪!HPが0となる際に受けた不利な効果を無効とし、HPは0になる前の値に戻す。前科は増える。
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ユキ
傷だらけのリリオと、彼女を癒やすこよみを庇うように立つ。
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ユキ
ユキだけが今、怪我一つなく立っている。
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ユキ
それはユキが弱いからでも、子供だからでもない。
avatar
ユキ
ユキに期待されている役割があるから。
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ユキ
武器を構えて、ラタスを睨む。
avatar
ユキ
仲間を癒やし守る愛ではない、戦場を把握して動かす才覚でもない。
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ユキ
ただ武器を振るって敵を打ち倒す猟奇が、
avatar
ユキ
ユキに期待されている、ユキの役目。
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ブラッドスクーパー
断ち切ること。
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ユキ
そのために、ハサミを振るう。
avatar
ブラッドスクーパー
繰り返される惨劇を断ち切ることができるのは、あなただけだ。
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ユキ
裂いて、断つ。
avatar
ユキ
返り血を浴びる。
avatar
ユキ
血まみれの手はぬるついて、だけどハサミだけはしっかりと握りしめている。
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ブラッドスクーパー
十字架の首飾りに刃が当たり、引きちぎられる。
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ブラッドスクーパー
おびただしい血で濡れた岩場に転がり落ちる。
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ユキ
神様、信じてたのかな。
avatar
ユキ
もうなんにも分かんないね。
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ブラッドスクーパー
神がいるとするならば、男にいかなる裁定を下すだろうか。
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ブラッドスクーパー
神がいないとするならば、その罪を量ることができるのはあなたがただけだ。
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ブラッドスクーパー
亡者は再び立ち上がる。
avatar
ブラッドスクーパー
*ラウンド3終了 手札捨てタイム!
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こよみ
*h8捨て
avatar
リリオ
* 手札ゼロなので捨てなし
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ブラッドスクーパー
*なし
avatar
ユキ
*捨てなし

裁判 ラウンド4

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ブラッドスクーパー
*ラウンド4! 手札引きタイム!
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こよみ
*d4 h7 s9 sK hK
avatar
ユキ
*d5 d10 sQ(c10 cQ)
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リリオ
* c2,c7,h5,h10,hJ
avatar
ブラッドスクーパー
*c5 d7 cK dJ ( c3 hQ )
avatar
ブラッドスクーパー
*裁判 第4ラウンド リリオ
[ ブラッドスクーパー ] 衰弱 : 3 → 2
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リリオ
* パス
avatar
リリオ
亡者が岩場に転がり落ちる。
avatar
リリオ
引きちぎられた十字架が地面に転がる。
avatar
リリオ
下層上層関係なく、リリオの故郷は熱心に神を信仰している。
ラタスがどうだったかは、聞いたことがない。
avatar
リリオ
十字架をぶら下げていても、信仰心が厚いとは限らない。ただのファッションだったかもしれない。
avatar
リリオ
しかし、亡者は立ち上がった。
avatar
リリオ
よくわからない。
avatar
リリオ
安心している自分がいる。
avatar
リリオ
倒さなければいけない亡者であるのに。
avatar
リリオ
本当は今すぐ反撃に移るべきなのに、体と心が別々で。
avatar
リリオ
小さく、十字を切った。
avatar
ブラッドスクーパー
*裁判 第4ラウンド ブラッドスクーパー
avatar
ブラッドスクーパー
*女王命令 c3 目標は こよみ リリオ
avatar
ブラッドスクーパー
こよみの方から処理します。
avatar
ブラッドスクーパー
*精確 d7
avatar
リリオ
* h10 妨害
avatar
リリオ
* c2 精確
avatar
リリオ
1d6 (1D6) > 6
avatar
ブラッドスクーパー
そのままどうぞ!
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リリオ
すみません!
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リリオ
2d6+3+1+1+6 (2D6+3+1+1+6) > 7[5,2]+3+1+1+6 > 18
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ブラッドスクーパー
1d6 精確 (1D6) > 5
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ブラッドスクーパー
2d6+3+1+5>=18 (2D6+3+1+5>=18) > 12[6,6]+3+1+5 > 21 > 成功
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ブラッドスクーパー
1d6+6 ダメージ (1D6+6) > 1[1]+6 > 7
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こよみ
*割り込み 防壁 d4
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ブラッドスクーパー
*猛禽の翼による妨害
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リリオ
* hJ 妨害
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ブラッドスクーパー
*精確 c5
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ブラッドスクーパー
Choice[リリオ,ブラスク] (choice[リリオ,ブラスク]) > ブラスク
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ブラッドスクーパー
1d6 精確 (1D6) > 2
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ブラッドスクーパー
2d6+3+1+2 妨害 (2D6+3+1+2) > 5[4,1]+3+1+2 > 11
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リリオ
2d6+3+1+1 (2D6+3+1+1) > 9[5,4]+3+1+1 > 14
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ブラッドスクーパー
妨害失敗ですね。
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こよみ
2D6+3>=7 防壁の判定 (2D6+3>=7) > 3[1,2]+3 > 6 > 失敗
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こよみ
え??????
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こよみ
*逆転!!!!
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こよみ
*大きな失敗を抉って出目の1を6に変更!
[ こよみ ] 大きな失敗 : 0 → -1
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こよみ
*防壁が成功、3点軽減して4点ダメージにしますが
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ユキ
*援護します!
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こよみ
*ユキの援護が乗って2点ダメージ!
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ブラッドスクーパー
耐えきりましたね。
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こよみ
*割り込み 愛毒 s9
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こよみ
2D6+3>=7 (2D6+3>=7) > 5[2,3]+3 > 8 > 成功
[ ブラッドスクーパー ] 猛毒 : 2 → 3
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こよみ
はあっ……
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こよみ
耐えた 耐え えー……
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こよみ
これからリリオちゃん向けの処理ですね……?
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ブラッドスクーパー
はい。
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こよみ
はひ……
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リリオ
そうだった
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リリオ
切り抜けた気になってた
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ブラッドスクーパー
特にパッシブはもうないですね。
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こよみ
あとはもう割り込みもなく粛々ですね……
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ブラッドスクーパー
2d6+3+1>=7 女王命令 (2D6+3+1>=7) > 6[1,5]+3+1 > 10 > 成功
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ブラッドスクーパー
1d6+6 (1D6+6) > 1[1]+6 > 7
[ ブラッドスクーパー ] HP : 12 → 8
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ブラッドスクーパー
猛毒の処理です。
[ リリオ ] HP : 15 → 8
[ こよみ ] HP : 4 → 2
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ブラッドスクーパー
再び黒い煙に身を浸し、変わらずユキとリリオを標的に引きずり込もうとする。
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こよみ
「~~っ」
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こよみ
「だめ、だめ……っ!」
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ブラッドスクーパー
繰り返しの習性、ルーティンワーク。
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ブラッドスクーパー
それを装っての、フェイント。
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こよみ
同じく習性のように肉壁となるべく飛び出しかけて、
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ブラッドスクーパー
地面に飛散した夥しい量の血。
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ブラッドスクーパー
そこから手が生え、こよみの脚を掴む。
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こよみ
「っ!!」
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こよみ
足が止まる。
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こよみ
脚を捕まえたそれを跳ね除ける力はこよみにはない。
avatar
ブラッドスクーパー
殺意。
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こよみ
むき出しのそれに体が震える。
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こよみ
横から割って入るのではなく、
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ブラッドスクーパー
ブラッドスクーパーは猟奇と才覚の亡者。
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こよみ
確かに自分自身に向けられたそれ。
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ブラッドスクーパー
殺す者としての衝動を、正しく遂行する。
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リリオ
「こよみ!」
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こよみ
「ぅ」
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こよみ
「う――っ」
avatar
こよみ
身を竦める。
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こよみ
強張らせる。
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ユキ
「こよみ」
avatar
ブラッドスクーパー
指先はこよみの腹に侵入し、
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ユキ
「こよみ……!!」
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ブラッドスクーパー
すくい上げるように五本の赤い線を引く。
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こよみ
ごは、と
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こよみ
口から血が溢れて落ちていく。
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リリオ
「こよみ!」
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こよみ
優しく撫でられた場所。
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ユキ
「あ」
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ユキ
「あああっ!!」
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こよみ
そこ、
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ブラッドスクーパー
雨のように舞い散る赤い鮮血を浴びながら、追っての一撃。
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こよみ
その奥、
avatar
リリオ
亡者の爪先が、鋭い刃が、こよみの腹部に潜ったのを見た。
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こよみ
今度は直接、
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ブラッドスクーパー
もう一方の手を振り上げる。
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こよみ
手で触られちゃったね。
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こよみ
身体が重い。動かない。
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こよみ
庇えない。
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リリオ
思わず駆け寄ろうとして
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こよみ
こよみ、そうしなきゃいけないのに。
avatar
こよみ
飛び出さなきゃいけないのに。
avatar
ユキ
それよりもはやく、ユキが飛び出す。
avatar
ユキ
亡者の爪がこよみの命を奪う前に
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ユキ
それを打ち払う。
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こよみ
「~~~~っ」
avatar
ブラッドスクーパー
死を下す、そのまえに払われる。
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こよみ
なかみをかき混ぜられるような心地。
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ユキ
「こよみ、こよみこよみ……っ!」
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こよみ
でも、なんとか届かなかった。
avatar
ブラッドスクーパー
いまここで誰一人として欠けていないのは、あなたがたが3人でここに立っているからだ。
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こよみ
「ゆ」
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こよみ
「ゆき、ちゃ、……っ」
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ユキ
こよみと亡者の間に立つ。
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こよみ
ふたたび血を吐いて、ユキの身体に縋る。
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ブラッドスクーパー
一人として欠けていれば、もはやその趨勢は決している。
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こよみ
小さな小さな身体。
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こよみ
頼もしい、ユキちゃんの背中。
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ユキ
視線は亡者から逸らせないまま、こよみに声をかける。
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ユキ
「ダメよ」
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こよみ
「ぅ」
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ユキ
「ダメ、ダメ、ダメ!」
avatar
ブラッドスクーパー
こよみの血が遅れて雨のように降る。
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ユキ
「死んじゃダメ!」
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こよみ
「うん、う、ん……っ」
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リリオ
「こよみ……」
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こよみ
ユキの言葉が、こよみを辛うじて繋ぎ止める。
avatar
こよみ
立っている。
avatar
リリオ
倒れていない、生きている。
avatar
リリオ
立っている。
avatar
こよみ
ラタスが愛してくれた。好きだと言ってくれた。
avatar
こよみ
こよみもユキちゃんもリリオちゃんも、
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こよみ
ラタスはそう言ってくれて、
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こよみ
だから、誰も死んでほしくないんだって、分かってる。
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こよみ
こよみもその中の一人だって、知ってる。
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こよみ
だから、まだ立っている。
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こよみ
立ってるよ。
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こよみ
こよみは、大丈夫だよ。
avatar
ブラッドスクーパー
こよみが傷ついた今。
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ブラッドスクーパー
リリオへの攻撃を妨げるものは何もない。
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リリオ
こよみが無事だった。
avatar
リリオ
安堵していた。油断していた。
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リリオ
気を抜いてはいけない場面だったのに。
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ブラッドスクーパー
ラタスの常套は急所への一撃。
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ブラッドスクーパー
リリオの心臓を奪わんと、手を伸ばす。
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リリオ
気が付いた時には、手が差し出されていた。
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リリオ
心臓を求める手。
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リリオ
「がっ……はっ!」
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リリオ
爪はリリオの体を貫かない。
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リリオ
ワイヤー射出用に抱えた蒸気機関が、装甲のように体を守る。
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リリオ
小さく笑う。
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リリオ
「そんなに僕のハートが欲しいのかい?」
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リリオ
「それなら、それなりの口説き文句を言ってもらわなきゃねぇ」
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ブラッドスクーパー
亡者は答えない。
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ブラッドスクーパー
すべての言葉はもう、過去の中にしかない。
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ブラッドスクーパー
*裁判 第4ラウンド こよみ
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こよみ
*主動作 回復 sK破棄
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こよみ
2D6+3>=7
 (2D6+3>=7) > 7[4,3]+3 > 10 > 成功
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こよみ
1D6+3 回復量 (1D6+3) > 2[2]+3 > 5
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こよみ
*リリオを5点回復
[ リリオ ] HP : 8 → 13
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こよみ
「リリオちゃん!」
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こよみ
血を流し身を震わせながらも、
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こよみ
一撃を受けたリリオの元へと駆けつける。
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こよみ
リリオ以上にぼろぼろの身体でリリオに手を伸ばし、
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こよみ
その傷を改めて眉を寄せる。
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リリオ
「はは、いったい」
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こよみ
「い」
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こよみ
「いま、ちょっとだけでも、なんとか」
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こよみ
「こよみ、なんとか……」
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リリオ
胸から血が滴り、肉が見えている。
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こよみ
目を伏せ、その傷へと顔を寄せる。
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こよみ
躊躇いはない。
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こよみ
露出した肉へと舌を這わせる。
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こよみ
亡者の血の味を知ったこよみの舌を、
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こよみ
リリオの血が上書きする。
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こよみ
痛々しく露出した肉を舐める兎の姿は、
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リリオ
胸を舐めるこよみの頭を見下ろす。
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こよみ
けれど飢えを満たすものではない。
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こよみ
傷を埋め、塞ぐもの。
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こよみ
大切な人の痛みを少しでも和らげるためのもの。
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こよみ
リリオの流す血にさらに顔を汚しながら、
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リリオ
痛みが引いてゆく。
avatar
リリオ
肉が埋まってゆく。
avatar
こよみ
これが愛の奇跡なら、それでいい。
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こよみ
そうだと嬉しい。
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こよみ
すべてを覆すことのできない儚い力でも、
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こよみ
ほんの少し、リリオが立つための、助けになればいい。
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こよみ
傷が埋まる。
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リリオ
「ありがとう、こよみ」
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ブラッドスクーパー
無力というのは、出来ないことがないというわけではない。
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こよみ
顔を放して、こよみがリリオの顔を見る。
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リリオ
頭を撫でる。ラタスのように。
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ブラッドスクーパー
力が及ばないのは、いつだって前提だ。
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ブラッドスクーパー
出来る限りのことを選び取る。
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こよみ
「……ん」
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ブラッドスクーパー
妥協と、その場しのぎとで生きる以外に、生きる術などありはしない。
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こよみ
「こよみ、ちゃんとするから……!」
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ブラッドスクーパー
それ以上はない。
avatar
リリオ
「わかってる」
avatar
リリオ
「こよみは、ちゃんとできる子だ」
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こよみ
何度も頷く。
avatar
こよみ
自分にそれを信じ込ませるように繰り返して、
avatar
こよみ
「さいごまで」
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こよみ
「さいご、まで、ちゃんと……」
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こよみ
だから、と。
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こよみ
未だ立つ亡者へと、目を向ける。
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ブラッドスクーパー
*裁判 第4ラウンド ユキ
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ユキ
*d5鋭気 sQ刹那
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ユキ
2d6+3>=7 猟奇 刹那は誰も割り込めない孤高の技! (2D6+3>=7) > 9[4,5]+3 > 12 > 成功
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ユキ
1d6+2+1+3+3+2 武器+殺意+看破発狂+鋭気+衰弱 (1D6+2+1+3+3+2) > 4[4]+2+1+3+3+2 > 15
[ ブラッドスクーパー ] HP : 8 → 0
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ブラッドスクーパー
*ブラッドスクーパーのHP0! 判決表!
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ブラッドスクーパー
2d6+2+1-1 判決表 (2D6+2+1-1) > 6[3,3]+2+1-1 > 8
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ブラッドスクーパー
6~8 ランダムな能力値で判定し、成功すればHP1の状態で立ち上がる。失敗すれば〈昏倒〉する。
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ブラッドスクーパー
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
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ブラッドスクーパー
2d6+3+1>=7 (2D6+3+1>=7) > 5[1,4]+3+1 > 9 > 成功
[ ブラッドスクーパー ] HP : 0 → 1
[ ブラッドスクーパー ] 前科 : 1 → 2
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ユキ
「あたし、にも」
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ユキ
「もうちょっと構いなさいよ!」
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ユキ
ハサミを構えて、亡者に飛びかかる。
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ユキ
「ずるい、こよみとリリオにばっかり」
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ユキ
「あっちには行かせないんだから……!」
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ブラッドスクーパー
追いつかない。
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ブラッドスクーパー
大きな両の手がかき抱くよりも深く内側に潜り込まれれば、それはユキの領域。
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ユキ
「ばーか」
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ユキ
ハサミを振り上げる。
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ユキ
「ちゃんとしゃがんでくれなきゃダメよ」
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ブラッドスクーパー
その一撃が、ブラッドスクーパーの”何か”に至る。
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ブラッドスクーパー
膝を突く。
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ブラッドスクーパー
言葉の通りに。
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ユキ
「いつも、ね」
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ユキ
「首が痛くなるのよ」
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ユキ
「見上げてると……」
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ユキ
痛くなるほどに、いつもその顔を見上げていた。
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ユキ
「たまには見下ろしたっていいでしょ」
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ブラッドスクーパー
*ラウンド4終了 手札捨てタイム!
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こよみ
*捨てません
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リリオ
* 捨てなし
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ユキ
*d10破棄
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ブラッドスクーパー
*dJ cK破棄

裁判 ラウンド5

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ブラッドスクーパー
*ラウンド5 手札引きタイム!
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こよみ
*s3 h3 sJ (h7 hK)
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ブラッドスクーパー
*s5 c6 c8 s8 h9 ( hQ )
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ユキ
*s6 s10 dQ(c10 cQ)
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リリオ
* h2 d8 cJ (h5) (c7)
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ブラッドスクーパー
*裁判 第5ラウンド リリオ
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リリオ
* h5 必衰
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ブラッドスクーパー
*猛禽の翼による妨害
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ブラッドスクーパー
*精確 s5
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リリオ
* d8 妨害
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リリオ
* h2 精確
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ブラッドスクーパー
Choice[リリオ,ブラスク] (choice[リリオ,ブラスク]) > リリオ
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リリオ
1d6 これは僕のハートの2 (1D6) > 4
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リリオ
2d6+3+1+1+4
これは僕のスペードの8 (2D6+3+1+1+4) > 9[4,5]+3+1+1+4 > 18
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ブラッドスクーパー
1d6 精確 (1D6) > 3
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ブラッドスクーパー
2d6+3+1+3>=18 (2D6+3+1+3>=18) > 7[1,6]+3+1+3 > 14 > 失敗
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リリオ
2d6+3+1+1
そしてこれがハートの5 (2D6+3+1+1) > 11[5,6]+3+1+1 > 16
[ ブラッドスクーパー ] HP : 1 → 0
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ブラッドスクーパー
*ブラッドスクーパーのHP0! 判決表!
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ブラッドスクーパー
2d6+2+1-2 (2D6+2+1-2) > 9[3,6]+2+1-2 > 10
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ブラッドスクーパー
9~11 HP1の状態で立ち上がる。
[ ブラッドスクーパー ] HP : 0 → 1
[ ブラッドスクーパー ] 前科 : 2 → 3
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ブラッドスクーパー
*茶々入れによる報復
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リリオ
* cJ 妨害
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ブラッドスクーパー
*c6 精確
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ブラッドスクーパー
Choice[リリオ,ブラスク] (choice[リリオ,ブラスク]) > リリオ
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リリオ
2d6+3+1+1 (2D6+3+1+1) > 11[5,6]+3+1+1 > 16
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ブラッドスクーパー
1d6 (1D6) > 4
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ブラッドスクーパー
2d6+3+1+4>=16 (2D6+3+1+4>=16) > 10[5,5]+3+1+4 > 18 > 成功
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ブラッドスクーパー
1d6+6 ダメージ (1D6+6) > 6[6]+6 > 12
[ リリオ ] HP : 13 → 1
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リリオ
膝を付いた亡者。
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リリオ
その背中を駆け上がる。
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リリオ
頭に、ワイヤーの射出口を構える。
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リリオ
「いやぁ」
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リリオ
「裁判って、最悪だなぁ」
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リリオ
壁に打ち込んで足場にするためのフックが、頭蓋を貫く。
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ブラッドスクーパー
穿たれる。
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ブラッドスクーパー
血が吹き上がり、のけぞり、
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リリオ
軽く身を翻して、亡者から飛び退く。
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ブラッドスクーパー
そのまま黒い煙に沈む。
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リリオ
「何度も君を殺させるなよ、ラタス」
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リリオ
「こう見えて、結構傷付いてるんだぞ?」
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ブラッドスクーパー
ブラッドスクーパーのアンサーは変わらない。
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ブラッドスクーパー
その手はあなたの心臓を求める。
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ブラッドスクーパー
着地する場所を知っていたかのように、
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ブラッドスクーパー
そこに亡者は立っていた。
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ブラッドスクーパー
向かい入れるように、ひと突き。
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リリオ
「あぐぅっ……!」
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こよみ
「…………っ」
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リリオ
つい今しがた貫かれ、塞がったところ。
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こよみ
遅れて地を蹴り跳ねたところで、
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ユキ
「リリオ……っ」
avatar
リリオ
お前はいつもそうだ。
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こよみ
時は巻き戻らない。
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ブラッドスクーパー
純粋な戦闘技術の競い合い。
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ブラッドスクーパー
直接それを交わし合ったことはなかった。
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リリオ
諦めようと思っても、またそうやって!
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こよみ
「リリオちゃん!」
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リリオ
爪から体が抜け、どさりと地に落ちる。
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こよみ
その地に落ちた身体に寄り添う。
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ユキ
「ダメよ、ダメ、ダメ……!」
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ユキ
「誰も連れて行かないで……!」
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こよみ
盾となるように、亡者へと相対する。
avatar
ブラッドスクーパー
傷つきに反して、しかし前科を重ねたのはブラッドスクーパー。
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リリオ
ラタスはこういうの楽しいかもしれないな。
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リリオ
別に僕は戦闘狂って訳じゃないし、もっと楽に勝ちたいんだけど。
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ブラッドスクーパー
堕落の国においての裁判は、心の疵の力の競い合い。
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リリオ
こよみとユキに笑う。
avatar
リリオ
「大丈夫、まだ、大丈夫だよ」
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こよみ
「ぅ、うう」
avatar
こよみ
「う、……っ」
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こよみ
涙を拭って、リリオの笑顔に頷いた。
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リリオ
「信じてるから、2人を」
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ユキ
「リリオ…………」
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こよみ
「ん」
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こよみ
「うん……!」
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ブラッドスクーパー
それは血の中で立ち上がり、あなたがたを見る。
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リリオ
そうは言ったものの、あまり体は大丈夫と言えない。
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リリオ
爪は体を貫通していたし、血は止まらないし。
avatar
こよみ
リリオの隣に跪く。
avatar
こよみ
その傷を改めている。
avatar
ユキ
信じられている。
avatar
リリオ
体が冷えてゆくのを感じる。
avatar
ユキ
リリオに駆け寄っても、ユキができることはない。
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ブラッドスクーパー
終わりは近い。
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ブラッドスクーパー
いつだって終わりは来る。
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ユキ
ユキに期待されている役目は、そうじゃない。
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こよみ
元通りに肉の露出した傷に眉を寄せて、
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こよみ
身を折り曲げた。
avatar
リリオ
心臓を刺されたラタスも、こんな心地だったのかな?
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ブラッドスクーパー
30から0へのカウントダウンのように。
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ユキ
リリオをこよみに任せて、また亡者に向き直る。
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リリオ
これは、なかなか最悪だ。
avatar
ブラッドスクーパー
何もかも続くと思っていた日常にも。
avatar
ブラッドスクーパー
延々と重ねるほかない、生きるだけで積み上がる罪にも。
avatar
ブラッドスクーパー
終わりはくる。
avatar
ブラッドスクーパー
*裁判 第5ラウンド ブラッドスクーパー
avatar
ブラッドスクーパー
*かんしゃく h9
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ブラッドスクーパー
主行動なし。
avatar
ブラッドスクーパー
猛毒によるダメージ。
[ ブラッドスクーパー ] HP : 1 → 0
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ブラッドスクーパー
*ブラッドスクーパーのHP0! 判決表!
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ブラッドスクーパー
2d6+2+1-3 (2D6+2+1-3) > 4[1,3]+2+1-3 > 4
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ブラッドスクーパー
3~5 〈昏倒〉する。
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こよみ
こよみは身を折っていた。
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こよみ
リリオの傷を改め、癒やすため、
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リリオ
血が流れてゆく。命が流れてゆく。
avatar
こよみ
顔をその胸に埋めていた。
avatar
ユキ
ハサミを構えて、亡者に相対する。
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こよみ
どうにか、どうにか、どうにか。
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リリオ
これは治らないかもしれないな、なんてぼんやり思って。
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こよみ
その命を繋ぎ止めること。
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こよみ
それがこよみのするべきことで、
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ユキ
亡者が動いたその瞬間を狙おうと、
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こよみ
こよみに任された、大切な仕事。
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ユキ
身構えて、じっと見据える。
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こよみ
それを果たそうと必死になっていて。
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ユキ
後ろの二人に、大切な二人に
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リリオ
こよみとユキだけでも、助かればいいな、なんて思って。
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ユキ
これ以上あの爪を振るわせてはいけないと。
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ブラッドスクーパー
立ったまま。
avatar
ブラッドスクーパー
再び動く。
avatar
ブラッドスクーパー
その動作は緩やかだ。
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ユキ
「…………?」
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ブラッドスクーパー
空を指さす。
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リリオ
見上げる。
avatar
ブラッドスクーパー
嵐に雲の逆巻く空。
avatar
こよみ
「リリオちゃん、リリオちゃん」
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こよみ
「リリオちゃ」
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こよみ
「…………?」
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こよみ
呼びかける途中、リリオが何かを見ていることに気づく。
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ユキ
亡者を見ていた。
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ブラッドスクーパー
「どうした」
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ユキ
それから、その指がさす先を。
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こよみ
「!」
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こよみ
声を聞いて、
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ブラッドスクーパー
亡者はいつも通りのどこか斜に構えた声音で訊ねる。
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こよみ
そちらを振り仰いだ。
avatar
ブラッドスクーパー
「なんつー顔してるんだよ」
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リリオ
「…………」
avatar
ユキ
「…………え」
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こよみ
「ぁ」
avatar
ブラッドスクーパー
荒天。
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こよみ
「あ…………」
avatar
ブラッドスクーパー
しかし亡者は赤く濡れたナイフの指で空を指す。
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ブラッドスクーパー
「見えるだろ、あの青い窓が」
avatar
ブラッドスクーパー
亡者は発狂している。
avatar
ユキ
「…………ラ、」
avatar
こよみ
「ラタ、ス」
avatar
リリオ
奇跡なんて起きない。
avatar
ユキ
「ラタ、ス…………?」
avatar
ブラッドスクーパー
その目には変わらず、青い空が映されている。
avatar
リリオ
亡者がラタスである訳はない。
avatar
ユキ
それでも確かに聞こえた。
avatar
ブラッドスクーパー
「お前たちはあれを越えていくんだ」
avatar
こよみ
凶器の示す先を、血まみれのこよみも見上げる。
avatar
ユキ
この声を、聞き間違えることなんかない。
avatar
こよみ
その声を聞いている。
avatar
ブラッドスクーパー
6ペンスコインがこぼれ落ち、散らばる音。
avatar
ブラッドスクーパー
「そうだろ、バカやろうども」
avatar
リリオ
「はは」
avatar
ユキ
「…………バカ、」
avatar
リリオ
亡者は発狂している。
avatar
ユキ
「バカはあんたよ…………」
avatar
リリオ
誰に向けた言葉なのやら。
avatar
こよみ
「う」
avatar
こよみ
「ううう、ぅ」
avatar
GM
*ブラッドスクーパーは死亡します。
avatar
こよみ
「ぅう~~~…………」
avatar
GM
裁判閉廷。
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GM
さて。ここからどうしますか?
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こよみ
ここから……
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リリオ
お墓とか作れそうではないよなぁ
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こよみ
こよみはリリオちゃんのけがなんとかするから……
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こよみ
2D6+3>=7 (2D6+3>=7) > 7[6,1]+3 > 10 > 成功
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こよみ
1d6+5 (1D6+5) > 6[6]+5 > 11
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ユキ
でかい!!!
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リリオ
でかい
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こよみ
2d6+3>=7 (2D6+3>=7) > 11[5,6]+3 > 14 > 成功
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こよみ
1D6+5 (1D6+5) > 2[2]+5 > 7
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こよみ
裁判中に出してくれ
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ユキ
勝ったから……
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こよみ
フレーバー的にリリオちゃんが11点、こよみが7点回復したものとします。
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こよみ
回復2枚もってるからね……
[ リリオ ] HP : 1 → 12
[ こよみ ] HP : 2 → 9
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GM
風は不思議と弱まっている。
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GM
頂へと至る道。
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GM
血だまりの中に倒れる亡者。
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GM
傍らに十字架。
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リリオ
ぼんやりと、亡者が指差した空を見上げている。
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ユキ
転がっているそれを拾い上げる。
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GM
その十字架を黒く塗り潰したようなナイフもまた、そのすぐ傍に落ちている。
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こよみ
リリオと自分の傷をどうにか癒して、涙に膝をついている。
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ユキ
十字架もまた、血に塗れている。
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ユキ
「…………」
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リリオ
亡者を見て、ナイフに気が付く。
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GM
リリオに渡し、そして心臓を貫いたナイフだ。
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リリオ
拾い上げる。
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ユキ
亡骸にかける言葉はなかった。
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リリオ
「……お土産には、足りないなぁ」
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ユキ
お別れはもう済んでるから。
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こよみ
でも、
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リリオ
ナイフの血を拭う。
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こよみ
せめてもう少しだけ、涙にくれることを許してほしかった。
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ユキ
「……こよみ、リリオ」
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ユキ
「大丈夫……?」
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こよみ
「う、ううぅ」
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リリオ
「こよみのお陰でぜんぜん大丈夫」
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こよみ
「だ、っ」
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こよみ
「だいじょうぶぅ……」
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こよみ
嗚咽混じりに答える。
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ユキ
「全然じゃないでしょ……」
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リリオ
「え~?」
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ユキ
「ばか、ばか、かっこつけ……」
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リリオ
「ははは」
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こよみ
「かっこつけ……」
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ユキ
ぼろぼろと涙を溢す。
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こよみ
「リリオちゃん、かっこつけ……」
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リリオ
「本当に大丈夫なんだけどな~」
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こよみ
「…………」
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こよみ
「かっこいいけど……」
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リリオ
「それはどうもありがとう」
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こよみ
「でも、でもっ」
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こよみ
「言った、さっきも言った、言った、けど」
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こよみ
「ちゃんと、ちゃんと」
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こよみ
「甘えてね」
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ユキ
「……もう、リリオのかっこわるいとこ知ってるんだもん」
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こよみ
「うん、うん」
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リリオ
「ははは」
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ユキ
「今更遅いんだから……」
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こよみ
「見た」
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ユキ
「遅いのよ……」
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こよみ
「こよみもユキちゃんも、見たから!」
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リリオ
「どうかな~、人はすぐ忘れる生き物だからな~」
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こよみ
「わすれなーい!」
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ユキ
「忘れないわよ」
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こよみ
だって、
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こよみ
大切な大切な、最期のひとときだったから。
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リリオ
「ま、ちょっとくらい短所があった方が魅力的じゃない?」
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こよみ
「それは」
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こよみ
「そうかも……」
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ユキ
「だから短所を見せなさいって言ってるのよ!」
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こよみ
はっ
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こよみ
「そ、そう、そういうことで……」
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リリオ
「ははは」
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リリオ
「さっき見たって言ったのに~」
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こよみ
「もっと見る~!」
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ユキ
「そうよ、そう」
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リリオ
「見たいなら、それなりのことにならないとな~」
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こよみ
「それなりって、どんなこと?」
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リリオ
「それはこよみが考えなきゃ」
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こよみ
「う」
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こよみ
「…………」
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ユキ
「二人で考えましょ」
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こよみ
「う、うんっ」
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こよみ
「うん」
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リリオ
「なんでも僕に判断を任せられると、困るな~」
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こよみ
「こよみとユキちゃん」
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こよみ
「いっぱい、いっぱい考える」
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ユキ
「ええ、ええ……」
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こよみ
「これからは、いっぱい考えるよ!」
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リリオ
「あんまり真面目に考えなくていいよ」
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こよみ
「えっ……」
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こよみ
えっ?
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リリオ
「暇な時に……てきとうにやるくらいで……」
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リリオ
「手を抜いて……」
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こよみ
どうしよう……という目でユキを見ます。
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ユキ
「すぐそんなこと言って茶化すんだから……」
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ユキ
「逃さないわよ」
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こよみ
はっ……
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ユキ
「ね、こよみ」
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こよみ
「うん!」
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リリオ
「困ったな~」
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こよみ
「ちゃかされない」
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こよみ
「にがさなーい!」
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リリオ
「僕本当に困ってるんだけど」
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リリオ
「2人とも、僕を困らせて嬉しい?」
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こよみ
「え……」
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こよみ
「…………」
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ユキ
「ふふ」
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こよみ
ぐるぐる……
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リリオ
「ははは」
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ユキ
「こういう困らせ方なら、結構楽しいわ」
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こよみ
「たのしい……」
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こよみ
かも……?
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リリオ
「え~?ひどいな~」
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こよみ
けっこうわからなくなっています。
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リリオ
「ねぇ」
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リリオ
「せっかくだしさ、頂上まで行ってみない?」
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こよみ
「!」
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リリオ
「ラタスが見たかった景色が見たい」
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こよみ
「み、みたっ」
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ユキ
「頂上……」
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ユキ
「そうね」
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GM
風はあれから不思議と緩やかなままだ。
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こよみ
「こよみも見たい、見たい、頂上!」
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ユキ
「うん、うん!」
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リリオ
「じゃ、行こう」
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こよみ
「特別なたいふうさんの、いちばんてっぺん!」
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ユキ
「……もう行ける? 大丈夫?」
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こよみ
「行く!」
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こよみ
ぴょんっと立ちます。
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リリオ
「大丈夫だよ~」
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こよみ
「こよみ立てるよ、動けるよ」
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こよみ
「今ならぜんぜん……」
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ユキ
「よかった……」
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リリオ
「こよみも思ったより元気そうだ」
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こよみ
壁にもなれる、と言いかけたけど、
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こよみ
それはなんか、たぶん、二人が喜ばない気がする。
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ユキ
正しいわ!
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こよみ
いっぱいいっぱい大きな失敗をしてきたこよみだけど、
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こよみ
だからもう、なるべくしたくない。
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リリオ
正しいな~
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こよみ
ラタスに託された以上は、
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こよみ
自分を大切にできないこと
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こよみ
それだってこよみにとっては、きっと、これ以上ない大きな失敗だ。
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こよみ
だからもう繰り返さないようにする。
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こよみ
がんばることはするけど、自分を粗末に扱ったりしない。
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こよみ
安易に身体やいのちを投げ捨てたりとかは、なし。
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こよみ
ラタスに愛されてたこよみ。
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こよみ
リリオちゃんとユキちゃんに愛されてるこよみ。
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こよみ
底なしの愛され願望を満たしてくれたみんなを、
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こよみ
ずっと大切にしていくことを、
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こよみ
もう、失敗したりしない。
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GM
avatar
GM
狂飆の頂を行く。
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GM
再びすさまじい風をくぐり、視界は奪われ、互いの居場所を確かめ合いながら上へ。
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GM
3人がそこにいることを確かめあいながら。
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GM
最後に白い壁を破ると、開ける。
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GM
逆巻く台風の中心。
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GM
今まで歩いてきた雲が煙突のように天まで伸び、
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GM
手の届きようのない高さに青い窓を作っている。
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こよみ
「ほぁ……」
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リリオ
見上げる。
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リリオ
青い窓を。
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ユキ
空を仰ぎ見る。
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リリオ
ラタスが求めたものを。
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こよみ
感嘆の声を漏らして、空を見上げている。
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こよみ
「あれが」
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ユキ
堕落の国の灰色の空、ではない。
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こよみ
「えーと……」
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こよみ
「おめめ?」
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ユキ
「うん」
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ユキ
「台風の、目……」
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こよみ
「あおい……」
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リリオ
「空が見える」
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リリオ
「馬鹿だなぁ、ラタスは」
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こよみ
「うん」
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ユキ
「……久しぶりに見たわ」
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GM
見上げれば、ただそれはそこにある。
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GM
そこにあるだけだ。
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ユキ
止まっていた涙が、また溢れる。
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リリオ
「あんな高い所にあるのに、どうやって行くんだよ」
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こよみ
「……うん」
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こよみ
「うん……」
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こよみ
「すっごーく」
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GM
それがあなたがたを堕落の国から逃がしてはくれないし、
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こよみ
「たかい……」
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ユキ
手を伸ばす。
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ユキ
当然、届くはずもなく。
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GM
今までの失敗を無かったことにしてくれたりはしない。
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ユキ
「遠いわね……」
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こよみ
「とおいよぉ……」
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ユキ
「すごく、遠いわ……」
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GM
血で汚れた手を洗い流してくれたりはしないし、
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ユキ
「……ふふ」
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GM
あなたを愛してくれたりもしない。
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リリオ
「あーあ!」
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ユキ
「リリオは、残念ね?」
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リリオ
「残念だな~」
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ユキ
「ね」
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こよみ
「ざんねん……」
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リリオ
「ここまで来て、損しちゃった」
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こよみ
「でっ、でも」
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こよみ
「でも」
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ユキ
「空を飛べたら帰れたのにね~」
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こよみ
「きれい、だよ……?」
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こよみ
また空を仰いで。
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リリオ
「そうだね、きれいだ」
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ユキ
「……ええ」
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こよみ
「あおいよ」
avatar
リリオ
同じように、空を仰いで。
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こよみ
「……あ」
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ユキ
「ふふ」
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こよみ
「なんだか」
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こよみ
「リリオちゃんの髪の色に、似てる」
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GM
3人は青い空を見た。
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ユキ
「……そうね」
avatar
リリオ
「はは、そう?」
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こよみ
「うん、うん」
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GM
それ以上の事実はない。
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ユキ
「……帰れないんだから、これからもずっと一緒よ」
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こよみ
「きれいな、青い空……」
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こよみ
ラタスが愛した青い窓と。
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リリオ
「いや~、残念残念」
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ユキ
「ふふふ」
avatar
こよみ
それは、よく似ているのかもしれない。
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こよみ
そう思った。
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リリオ
「ま、でも2人を頼まれたからな~」
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ユキ
「逃さないんだから」
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こよみ
「うん」
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GM
再び、0日目。
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ユキ
リリオの腕を掴む。
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こよみ
「……うん」
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こよみ
後ろを抑える。
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リリオ
「え、なになに」
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ユキ
「……一緒よ」
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ユキ
「一緒に、いるんだから……」
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こよみ
「ずっと」
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こよみ
「ずっと、一緒!」
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GM
堕落の国にいる限り、またあなたがたは救世主を殺す。
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リリオ
「そうだね」
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ユキ
そこに正義はないことをもう知っている。
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GM
正しくはなく、かといってそれ以上のやりかたはなく。
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こよみ
大きな失敗だって、もう繰り返してはならない。
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リリオ
「まぁ~、こんな終わっちゃってる国で長生きとかもできそうにないし~」
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GM
その手を汚す。
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リリオ
「死ぬまでくらいは一緒なんじゃない?」
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こよみ
「なっ」
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こよみ
「なるべく頑張って、長生き、する!」
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こよみ
「こよみがんばる!」
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ユキ
「長生きするもん~!」
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リリオ
「そうだね~。長生きしたいな~」
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こよみ
「なるべく長く生きて」
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こよみ
「なるべく長く、一緒にいるの」
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こよみ
「そうするの!」
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リリオ
「はは」
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リリオ
「そうだね、それが一番だ」
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ユキ
「ええ」
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ユキ
「ええ……」
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こよみ
「ん!」
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ユキ
何度も頷く。
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GM
あなたがたが、生きている限り。
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GM
avatar
GM
avatar
GM
avatar
GM
Dead or AliCe
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GM
『青い窓を見上げて』
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GM
終わり