裁判
GM
ブラッドスクーパーは水パイプ、時計を得ます。
[ ブラッドスクーパー ] 日刻みの時計 : 0 → 1
[ ブラッドスクーパー ] 免罪符 : 0 → 1
GM
配下は仕込み効果のみなので、省略します。存在しません。
GM
また、このタイミングでブラッドスクーパーの心の疵を共有できます。
[ リリオ ] 日刻みの時計 : 1 → 0
[ ブラッドスクーパー ] 日刻みの時計 : 1 → 0
ブラッドスクーパー
1d6+3+2 (1D6+3+2) >
2[2]+3+2 > 7
リリオ
1D6+3+2+1
日刻み+着慣れた衣装 (1D6+3+2+1) >
5[5]+3+2+1 > 11
裁判 ラウンド1
リリオ
時計を自慢してロールの気持ちが途切れていた
リリオ
腕に装着したワイヤー射出装置から、フックを射出する。
リリオ
「僕にくれたナイフも持っていっちゃうしさ」
リリオ
「お土産のひとつやふたつ、置いていってくれよ」
ブラッドスクーパー
抗いようがないのか、別の機を見ているのか。
ブラッドスクーパー
*裁判 第1ラウンド ブラッドスクーパー
ブラッドスクーパー
そしてリリオを突き飛ばし、距離を取る。
ブラッドスクーパー
そのマスクの窓には、青い空が焼き付いている。
ブラッドスクーパー
その窓越しの視線は殺意。どこが隙で弱点かを見定めるだけの、仕手としてのルーティンワーク。
リリオ
ラタスの心の形を持っていても、これは亡者であり、ラタスではない。
ブラッドスクーパー
こんな結末など初めからありはしなかった!
こよみ
誰かが狙われた瞬間。誰かが傷を負ってから。
こよみ
ずっと役立たずのままでいられるのが、きっと、一番いい。
こよみ
裁判は始まってしまったから、そうならない。
ユキ
2d6+3>=7 猟奇 (2D6+3>=7) >
4[2,2]+3 > 7 > 成功
ユキ
1d6+2+1+3+3 武器+殺意+看破発狂+鋭気 (1D6+2+1+3+3)
> 5[5]+2+1+3+3 > 14
[ ブラッドスクーパー ] HP : 54 → 40
ユキ
ここで、ラタスに殺されてもいいのかも、って思う。
ユキ
最期まで、四人一緒でもいいんじゃないかって。
ユキ
それを、変わり果てた大好きな人に突き立てる。
ユキ
血が吹き出て、既に血まみれのユキの身体をさらに汚していく。
ブラッドスクーパー
心に決め、覚悟し、意志をもって駆け出したその瞬間から、
ブラッドスクーパー
あなたをとめることは出来ない。
ユキ
もうそんなものはどこにもないんだって、思わせて。
ブラッドスクーパー
刃と共に言葉と共に突き立てられる言葉を、ただ受け入れる。
ブラッドスクーパー
*ラウンド終了。手札捨てタイム。
裁判 ラウンド2
ブラッドスクーパー
*裁判 第2ラウンド 手札引きタイム!
ブラッドスクーパー
*c3 c4 d6 (d7 s9 hQ)
ブラッドスクーパー
同タイミングで他に割り込みありますか?
ブラッドスクーパー
Choice[リリオ,ブラスク] (choice[リリオ,ブラスク])
> リリオ
ブラッドスクーパー
1d6 精確 (1D6)
> 3
ブラッドスクーパー
2d6+3+1+3>=7 妨害 (2D6+3+1+3>=7) >
4[1,3]+3+1+3 > 11 > 成功
リリオ
2d6+3 (2D6+3)
> 9[6,3]+3 > 12
リリオ
「僕だけにナイフ渡すのもずるいんじゃない?」
リリオ
「そんなことされたら、勘違いしてしまうよ」
ブラッドスクーパー
ワイヤーがブラッドスクーパーを捉える。
ブラッドスクーパー
亡者となろうとも、あなたにはわかる。
ブラッドスクーパー
黒い煙の中で蠢くそれが、どのように潜み、襲いかかるのか。
ブラッドスクーパー
共に戦ってきたあなたにはわかる。
リリオ
「もう少しこう、亡者らしくしてくれればいいのに」
リリオ
「顔がちょっとブサイクになっただけじゃない?」
ブラッドスクーパー
あなたの軽口に笑って返すものはない。
ブラッドスクーパー
引きちぎり、奪い取られる。そうした物理刺激に対するリアクション。
ブラッドスクーパー
奪い取ろうとも、そこからこぼれおちた血が刃を再形成する。
リリオ
どんなに胸が潰れそうでも、どんなに涙が零れそうでも。
リリオ
この裁判が終わるまでは、格好つけのリリオでいなくてはならない。
ブラッドスクーパー
*裁判 第2ラウンド ブラッドスクーパー
ブラッドスクーパー
Choice[リリオ,ブラスク] (choice[リリオ,ブラスク])
> リリオ
リリオ
2d6+3 (2D6+3)
> 6[4,2]+3 > 9
リリオ
2d6+2 (2D6+2)
> 11[5,6]+2 > 13
ブラッドスクーパー
1d6 精確 (1D6)
> 5
ブラッドスクーパー
関係ないけど第二ボタンの1点軽減分わすれてたのでHP1点増えます
[ ブラッドスクーパー ] HP : 40 → 41
ブラッドスクーパー
2d6+3+5+1>=11 (2D6+3+5+1>=11) >
9[6,3]+3+5+1 > 18 > 成功
ブラッドスクーパー
1d6+6 リリオダメージ (1D6+6) >
3[3]+6 > 9
こよみ
2D6+3>=7 (2D6+3>=7) >
9[5,4]+3 > 12 > 成功
こよみ
2D6+3>=7 (2D6+3>=7) >
9[6,3]+3 > 12 > 成功
[ こよみ ] HP : 18 → 12
ブラッドスクーパー
*ユキの方の女王命令の処理に入ります。
ブラッドスクーパー
Choice[リリオ,ユキ] (choice[リリオ,ユキ])
> リリオ
リリオ
2d6+3+1+1+5 (2D6+3+1+1+5)
> 7[1,6]+3+1+1+5 > 17
ユキ
2d6+3>=7 猟奇 (2D6+3>=7) >
10[6,4]+3 > 13 > 成功
ブラッドスクーパー
2d6+3+1-6>=17 (2D6+3+1-6>=17)
> 6[4,2]+3+1-6 > 4 > 失敗
[ ブラッドスクーパー ] HP : 41 → 36
リリオ
2d6+3+1+1 (2D6+3+1+1) >
3[2,1]+3+1+1 > 8
ブラッドスクーパー
2d6+3+1>=8 (2D6+3+1>=8) >
5[2,3]+3+1 > 9 > 成功
こよみ
2D6+3>=7 (2D6+3>=7) >
8[3,5]+3 > 11 > 成功
ブラッドスクーパー
1d6+6 (1D6+6)
> 2[2]+6 > 8
[ こよみ ] HP : 12 → 7
こよみ
今のうちに毒減らしていただいていいですか?
こよみ
処理が多いので……今やった方が……たぶん……
[ ブラッドスクーパー ] HP : 36 → 32
こよみ
本当であれば、敵を確実に打ち倒せるユキの方をこそ生かすべきだ。
こよみ
分かっている。分かっているが、こよみが庇うべく飛び出したのはリリオの方だった。
こよみ
ユキへの一撃は、きっとリリオが止めてくれる。
リリオ
亡者の手が伸びる。
鼠の亡者。死を運ぶ亡者。
こよみ
リリオを守れば、あとはリリオがなんとかしてくれる。
リリオ
このまま殺されるのもいいよな、なんてちょっと思ったけど。
ブラッドスクーパー
赤い手がこよみの身体に触れて、沈む。
ブラッドスクーパー
暴力であるのには変わりない、触れ合っているのには変わりない。
ブラッドスクーパー
手の平、指先、口唇、体液の交錯。
ブラッドスクーパー
何かが決定的に終わっていく。夜が更けゆくごとに。
こよみ
独占したいと思ってしまうことを、許してください。
リリオ
なら、自分がやれることをしないといけない。
リリオ
再度ワイヤーを射出する。今度はユキに襲いかかる凶刃を止めるため。
ブラッドスクーパー
その兇刃はあのとき強い痛みをもたらすだろうか。
ユキ
そう。いつも、こうやってリリオが止めてくれるから。
ブラッドスクーパー
その問いに答えは下されない、今はまだ。
ユキ
ずっと守られてきた。こよみに、リリオに、ラタスに。
ブラッドスクーパー
そうして左手が解体される一方で、
ブラッドスクーパー
ブラッドスクーパーは踏み込み、背を向け、赤い尾を鞭のように振るう。
ブラッドスクーパー
いままでありはしなかった、人ならざる一撃。
こよみ
身を穿たれていたこよみが、いち早くその挙措に気付いた。
ブラッドスクーパー
ユキを打ち据えようと空を破り――
ブラッドスクーパー
こよみの肌に一条の赤い跡がつく。
ユキ
肉に埋まったハサミを引き抜くより、それで迎撃するより、
ユキ
こよみが前に出て打ち据えられる方が速かった。
こよみ
地面に転がって空を仰いで、半泣きでそのように泣き言を漏らす。
こよみ
2D6+3+2>=7 (2D6+3+2>=7) >
12[6,6]+3+2 > 17 > 成功
[ こよみ ] HP : 7 → 8
こよみ
1D6+3+2 回復量 (1D6+3+2) >
1[1]+3+2 > 6
[ こよみ ] HP : 8 → 14
こよみ
なんだか少しへっちゃらになったような気がする。
こよみ
二人の愛に応えて、大地を踏みしめる足がある。
ユキ
2d6+3+6-4>=7 猟奇精確闇雲 (2D6+3+6-4>=7) >
2[1,1]+3+6-4 > 7 > 成功
[ ユキ ] 正義感 : 0 → -1
ユキ
1d6+2+1+1+3+4 武器+殺意+発狂+鋭気+闇雲 (1D6+2+1+1+3+4)
> 1[1]+2+1+1+3+4 > 12
[ ブラッドスクーパー ] HP : 32 → 21
ユキ
ユキが見捨てた、見過ごした、逃げ出したいじめに
ユキ
ユキにとって、それが暴力的なものとして強く焼きついていたから。
ユキ
結局、どんなに正義ぶってみたところで分かってたんだ。
ブラッドスクーパー
そのつど、短い悲鳴のような鳴き声が上がる。
ユキ
こんなの、全然あたしがやりたかったことじゃない。
ユキ
それでも今は、これが仲間を、自分を守る手段だ。
ユキ
ユキたちのために、心が擦り切れるまで戦ってくれた人。
ブラッドスクーパー
亡者はまだ立っている。猟奇を振るうあなたの前で、尚も立ちはだかっている。
ブラッドスクーパー
*ラウンド2終了! 手札捨てタイム!
[ ブラッドスクーパー ] 猛毒 : 3 → 2
裁判 ラウンド3
ブラッドスクーパー
*第三ラウンド 手札引きタイム!
ブラッドスクーパー
*s3 s5 s6 sA (c3 hQ)
リリオ
2D6+5 (2D6+5)
> 9[3,6]+5 > 14
[ ブラッドスクーパー ] HP : 21 → 16
ブラッドスクーパー
*茶々入れ / 赤い鞭 による報復。
ブラッドスクーパー
2d6+3+1>=7 (2D6+3+1>=7) >
5[3,2]+3+1 > 9 > 成功
ブラッドスクーパー
1d6+6 ダメージ (1D6+6) >
1[1]+6 > 7
[ リリオ ] HP : 17 → 10
リリオ
亡者の後ろに回り込み、取り上げた爪──短剣を投げる。
ブラッドスクーパー
打ち込み、突き放し、再び黒い影に溶ける。
ブラッドスクーパー
*裁判 第3ラウンド ブラッドスクーパー
ブラッドスクーパー
*女王命令 s3 目標はリリオ ユキ
ブラッドスクーパー
毒薬。かつてラタスは『殺鼠剤』を仕込んだことがある。
ブラッドスクーパー
30人ほど生息しているN-141地区から人を減らす必要があったから。
ブラッドスクーパー
そうした人数調整が頻繁になされていたことを、あるいはあなたは知っていたかも知れない。
ブラッドスクーパー
リリオに対してのものから処理していきます。
ブラッドスクーパー
Choice[リリオ,ブラスク] (choice[リリオ,ブラスク])
> リリオ
リリオ
2d6+3+1+1+3 (2D6+3+1+1+3)
> 4[2,2]+3+1+1+3 > 12
ブラッドスクーパー
1d6 精確 (1D6)
> 5
ブラッドスクーパー
器用いれてもいいよ さきやっちゃったので
ブラッドスクーパー
2d6+3+1+5>=12 (2D6+3+1+5>=12) >
8[5,3]+3+1+5 > 17 > 成功
ブラッドスクーパー
1d6+6 ダメージ (1D6+6) >
2[2]+6 > 8
[ リリオ ] HP : 10 → 2
ブラッドスクーパー
Choice[リリオ,ブラスク] (choice[リリオ,ブラスク])
> リリオ
リリオ
2d6+3+1+1 (2D6+3+1+1) >
8[5,3]+3+1+1 > 13
ブラッドスクーパー
1d6 精確 (1D6)
> 4
ブラッドスクーパー
2d6+3+1+4>=14 (2D6+3+1+4>=14) >
8[4,4]+3+1+4 > 16 > 成功
ブラッドスクーパー
1d6+6 ダメージ (1D6+6) >
4[4]+6 > 10
ブラッドスクーパー
2d6+3+1>=7 (2D6+3+1>=7) >
4[2,2]+3+1 > 8 > 成功
こよみ
2D6+3+2>=8 (2D6+3+2>=8) >
7[3,4]+3+2 > 12 > 成功
[ こよみ ] HP : 14 → 7
ブラッドスクーパー
Choice[こよみ,ブラスク] (choice[こよみ,ブラスク])
> ブラスク
[ こよみ ] HP : 7 → 4
こよみ
2D6+2>=7 (2D6+2>=7) >
9[5,4]+2 > 11 > 成功
[ ブラッドスクーパー ] 猛毒 : 2 → 3
[ ブラッドスクーパー ] HP : 16 → 12
リリオ
下層に殺鼠剤を撒いたのは、リリオの父親だ。
ブラッドスクーパー
刃の手でリリオを掴み、黒い煙の中へ引きずり込む。
リリオ
上等なマスク越しにしか、吸ったことのない空気。
リリオ
父親も、理由なくそうした訳ではない。
下層の管理上、合理的に判断されたことだ。
ブラッドスクーパー
鋭利な指があなたの肌を撫でる。
ブラッドスクーパー
上層の維持に下層は必要。しかし増えすぎれば暴動が起きる可能性がある。
リリオ
「ちょっとだけ、君と同じ所に立てた気分だよ」
ブラッドスクーパー
暗闇に果さされるのは猟奇のやりとり。
ブラッドスクーパー
交歓があるとするならば、それはただ見いだされるもののみ。
リリオ
これでいいような気がする。
殺鼠剤を撒いて、心臓を刺して、下層の空気を吸わされるのなら。
ブラッドスクーパー
黒い煙の中に、ただ鮮血がほとばしるだけのこと。
こよみ
十全に動く、他の人よりも少しだけバネの強い脚。
ブラッドスクーパー
赤い手が閃き、呼びかけるユキに伸ばされる。
リリオ
こんなところで野垂れ死ぬのが、僕にはお似合いだ。
ブラッドスクーパー
こよみもまた黒い煙の中へ引きずり込まれ、
リリオ
それが差し出されたように感じて、握り返す。
ブラッドスクーパー
入れ替わり、飛び込んできたあなたをかき抱く。
リリオ
衝撃に身をすくめたが、ユキに柔らかく受け止められる。
ブラッドスクーパー
亡者はただ繰り返す。生きていた残滓として。
こよみ
毒が回って、うまく動けなくなっていくのが。
ブラッドスクーパー
ラタスとて、本当にここから下の世界へ帰れると信じていたわけではない。
こよみ
この毒は、なんだか、こよみにはよく効くみたい。
ブラッドスクーパー
この極地であれば、亡者と化したとて、人を襲うことはない。
こよみ
こよみには理由はわからないけど、身体によく回るのがわかる。
こよみ
つよくてしたたかだから、全然、まだまだ、だいじょうぶ。
ブラッドスクーパー
だからこの手が抱くのは、裁判の行方がいかに転がろうとも。
こよみ
岩肌を血に塗れさせながら、二本の脚で立つ。
[ こよみ ] 封印 : 3 → 0
ブラッドスクーパー
癒やしはない。救いはない。悲観を体現する毒が容易く解かれる。
こよみ
3D6 (3D6) >
13[6,6,1] > 13
[ リリオ ] HP : 2 → 15
こよみ
それを上回ってなお、こよみに与えられてきた、
こよみ
大切な大切な愛のちからは、十分だったみたいで。
こよみ
振り返る。まだ動く脚で地を蹴って、リリオのもとへ。
こよみ
合わせることのできない手のひら、正しくない作法。
こよみ
奇跡を想わせる、陽の光が差したりもしない。
[ ブラッドスクーパー ] 猛毒 : 3 → 2
こよみ
こよみの一番大切なひとと、一番大切なひとと、一番大切なひと。
こよみ
みんなのためにこよみはこうして立っている。
ユキ
2d6+3+4-1>=7 猟奇精確闇雲 (2D6+3+4-1>=7) >
3[2,1]+3+4-1 > 9 > 成功
ユキ
1d6+2+1+3+3+2+1 武器+殺意+看破発狂+鋭気+衰弱+闇雲 (1D6+2+1+3+3+2+1)
> 2[2]+2+1+3+3+2+1 > 14
[ ブラッドスクーパー ] HP : 12 → 0
ブラッドスクーパー
*ブラッドスクーパーのHP0! 判決表!
ブラッドスクーパー
第二ボタンにより酌量を常に+1。
ブラッドスクーパー
2d6+2+1 (2D6+2+1) >
7[3,4]+2+1 > 10
ブラッドスクーパー
9~11 HP1の状態で立ち上がる。
[ ブラッドスクーパー ] HP : 0 → 1
[ ブラッドスクーパー ] 前科 : 0 → 1
[ ブラッドスクーパー ] 免罪符 : 1 → 0
[ ブラッドスクーパー ] HP : 1 → 12
ブラッドスクーパー
12~ 無罪!HPが0となる際に受けた不利な効果を無効とし、HPは0になる前の値に戻す。前科は増える。
ユキ
傷だらけのリリオと、彼女を癒やすこよみを庇うように立つ。
ユキ
それはユキが弱いからでも、子供だからでもない。
ユキ
仲間を癒やし守る愛ではない、戦場を把握して動かす才覚でもない。
ブラッドスクーパー
繰り返される惨劇を断ち切ることができるのは、あなただけだ。
ユキ
血まみれの手はぬるついて、だけどハサミだけはしっかりと握りしめている。
ブラッドスクーパー
十字架の首飾りに刃が当たり、引きちぎられる。
ブラッドスクーパー
おびただしい血で濡れた岩場に転がり落ちる。
ブラッドスクーパー
神がいるとするならば、男にいかなる裁定を下すだろうか。
ブラッドスクーパー
神がいないとするならば、その罪を量ることができるのはあなたがただけだ。
ブラッドスクーパー
*ラウンド3終了 手札捨てタイム!
裁判 ラウンド4
ブラッドスクーパー
*ラウンド4! 手札引きタイム!
ブラッドスクーパー
*c5 d7 cK dJ ( c3 hQ )
[ ブラッドスクーパー ] 衰弱 : 3 → 2
リリオ
下層上層関係なく、リリオの故郷は熱心に神を信仰している。
ラタスがどうだったかは、聞いたことがない。
リリオ
十字架をぶら下げていても、信仰心が厚いとは限らない。ただのファッションだったかもしれない。
リリオ
本当は今すぐ反撃に移るべきなのに、体と心が別々で。
ブラッドスクーパー
*裁判 第4ラウンド ブラッドスクーパー
ブラッドスクーパー
*女王命令 c3 目標は こよみ リリオ
リリオ
2d6+3+1+1+6 (2D6+3+1+1+6)
> 7[5,2]+3+1+1+6 > 18
ブラッドスクーパー
1d6 精確 (1D6)
> 5
ブラッドスクーパー
2d6+3+1+5>=18 (2D6+3+1+5>=18) >
12[6,6]+3+1+5 > 21 > 成功
ブラッドスクーパー
1d6+6 ダメージ (1D6+6) >
1[1]+6 > 7
ブラッドスクーパー
Choice[リリオ,ブラスク] (choice[リリオ,ブラスク])
> ブラスク
ブラッドスクーパー
1d6 精確 (1D6)
> 2
ブラッドスクーパー
2d6+3+1+2 妨害 (2D6+3+1+2) >
5[4,1]+3+1+2 > 11
リリオ
2d6+3+1+1 (2D6+3+1+1) >
9[5,4]+3+1+1 > 14
こよみ
2D6+3>=7 防壁の判定 (2D6+3>=7) >
3[1,2]+3 > 6 > 失敗
[ こよみ ] 大きな失敗 : 0 → -1
こよみ
*防壁が成功、3点軽減して4点ダメージにしますが
こよみ
2D6+3>=7 (2D6+3>=7) >
5[2,3]+3 > 8 > 成功
[ ブラッドスクーパー ] 猛毒 : 2 → 3
こよみ
これからリリオちゃん向けの処理ですね……?
ブラッドスクーパー
特にパッシブはもうないですね。
ブラッドスクーパー
2d6+3+1>=7 女王命令 (2D6+3+1>=7) >
6[1,5]+3+1 > 10 > 成功
ブラッドスクーパー
1d6+6 (1D6+6)
> 1[1]+6 > 7
[ ブラッドスクーパー ] HP : 12 → 8
[ リリオ ] HP : 15 → 8
[ こよみ ] HP : 4 → 2
ブラッドスクーパー
再び黒い煙に身を浸し、変わらずユキとリリオを標的に引きずり込もうとする。
ブラッドスクーパー
繰り返しの習性、ルーティンワーク。
こよみ
同じく習性のように肉壁となるべく飛び出しかけて、
ブラッドスクーパー
そこから手が生え、こよみの脚を掴む。
こよみ
脚を捕まえたそれを跳ね除ける力はこよみにはない。
ブラッドスクーパー
ブラッドスクーパーは猟奇と才覚の亡者。
ブラッドスクーパー
殺す者としての衝動を、正しく遂行する。
ブラッドスクーパー
すくい上げるように五本の赤い線を引く。
ブラッドスクーパー
雨のように舞い散る赤い鮮血を浴びながら、追っての一撃。
リリオ
亡者の爪先が、鋭い刃が、こよみの腹部に潜ったのを見た。
ブラッドスクーパー
死を下す、そのまえに払われる。
ブラッドスクーパー
いまここで誰一人として欠けていないのは、あなたがたが3人でここに立っているからだ。
ブラッドスクーパー
一人として欠けていれば、もはやその趨勢は決している。
ユキ
視線は亡者から逸らせないまま、こよみに声をかける。
ブラッドスクーパー
こよみの血が遅れて雨のように降る。
こよみ
ユキの言葉が、こよみを辛うじて繋ぎ止める。
こよみ
ラタスが愛してくれた。好きだと言ってくれた。
こよみ
だから、誰も死んでほしくないんだって、分かってる。
ブラッドスクーパー
リリオへの攻撃を妨げるものは何もない。
ブラッドスクーパー
リリオの心臓を奪わんと、手を伸ばす。
リリオ
ワイヤー射出用に抱えた蒸気機関が、装甲のように体を守る。
リリオ
「それなら、それなりの口説き文句を言ってもらわなきゃねぇ」
ブラッドスクーパー
すべての言葉はもう、過去の中にしかない。
こよみ
2D6+3>=7
(2D6+3>=7) >
7[4,3]+3 > 10 > 成功
こよみ
1D6+3 回復量 (1D6+3) >
2[2]+3 > 5
[ リリオ ] HP : 8 → 13
こよみ
リリオ以上にぼろぼろの身体でリリオに手を伸ばし、
こよみ
大切な人の痛みを少しでも和らげるためのもの。
こよみ
ほんの少し、リリオが立つための、助けになればいい。
ブラッドスクーパー
無力というのは、出来ないことがないというわけではない。
ブラッドスクーパー
力が及ばないのは、いつだって前提だ。
ブラッドスクーパー
妥協と、その場しのぎとで生きる以外に、生きる術などありはしない。
こよみ
自分にそれを信じ込ませるように繰り返して、
ユキ
2d6+3>=7 猟奇 刹那は誰も割り込めない孤高の技! (2D6+3>=7) >
9[4,5]+3 > 12 > 成功
ユキ
1d6+2+1+3+3+2 武器+殺意+看破発狂+鋭気+衰弱 (1D6+2+1+3+3+2)
> 4[4]+2+1+3+3+2 > 15
[ ブラッドスクーパー ] HP : 8 → 0
ブラッドスクーパー
*ブラッドスクーパーのHP0! 判決表!
ブラッドスクーパー
2d6+2+1-1 判決表 (2D6+2+1-1) >
6[3,3]+2+1-1 > 8
ブラッドスクーパー
6~8 ランダムな能力値で判定し、成功すればHP1の状態で立ち上がる。失敗すれば〈昏倒〉する。
ブラッドスクーパー
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛])
> 猟奇
ブラッドスクーパー
2d6+3+1>=7 (2D6+3+1>=7) >
5[1,4]+3+1 > 9 > 成功
[ ブラッドスクーパー ] HP : 0 → 1
[ ブラッドスクーパー ] 前科 : 1 → 2
ブラッドスクーパー
大きな両の手がかき抱くよりも深く内側に潜り込まれれば、それはユキの領域。
ブラッドスクーパー
その一撃が、ブラッドスクーパーの”何か”に至る。
ユキ
痛くなるほどに、いつもその顔を見上げていた。
ブラッドスクーパー
*ラウンド4終了 手札捨てタイム!
裁判 ラウンド5
ブラッドスクーパー
*ラウンド5 手札引きタイム!
ブラッドスクーパー
*s5 c6 c8 s8 h9 ( hQ )
ブラッドスクーパー
Choice[リリオ,ブラスク] (choice[リリオ,ブラスク])
> リリオ
リリオ
1d6 これは僕のハートの2 (1D6) >
4
リリオ
2d6+3+1+1+4
これは僕のスペードの8 (2D6+3+1+1+4)
> 9[4,5]+3+1+1+4 > 18
ブラッドスクーパー
1d6 精確 (1D6)
> 3
ブラッドスクーパー
2d6+3+1+3>=18 (2D6+3+1+3>=18)
> 7[1,6]+3+1+3 > 14 > 失敗
リリオ
2d6+3+1+1
そしてこれがハートの5 (2D6+3+1+1) >
11[5,6]+3+1+1 > 16
[ ブラッドスクーパー ] HP : 1 → 0
ブラッドスクーパー
*ブラッドスクーパーのHP0! 判決表!
ブラッドスクーパー
2d6+2+1-2 (2D6+2+1-2) >
9[3,6]+2+1-2 > 10
ブラッドスクーパー
9~11 HP1の状態で立ち上がる。
[ ブラッドスクーパー ] HP : 0 → 1
[ ブラッドスクーパー ] 前科 : 2 → 3
ブラッドスクーパー
Choice[リリオ,ブラスク] (choice[リリオ,ブラスク])
> リリオ
リリオ
2d6+3+1+1 (2D6+3+1+1) >
11[5,6]+3+1+1 > 16
ブラッドスクーパー
2d6+3+1+4>=16 (2D6+3+1+4>=16) >
10[5,5]+3+1+4 > 18 > 成功
ブラッドスクーパー
1d6+6 ダメージ (1D6+6) >
6[6]+6 > 12
[ リリオ ] HP : 13 → 1
リリオ
壁に打ち込んで足場にするためのフックが、頭蓋を貫く。
ブラッドスクーパー
ブラッドスクーパーのアンサーは変わらない。
ブラッドスクーパー
その手はあなたの心臓を求める。
ブラッドスクーパー
着地する場所を知っていたかのように、
ブラッドスクーパー
向かい入れるように、ひと突き。
ブラッドスクーパー
直接それを交わし合ったことはなかった。
ブラッドスクーパー
傷つきに反して、しかし前科を重ねたのはブラッドスクーパー。
リリオ
別に僕は戦闘狂って訳じゃないし、もっと楽に勝ちたいんだけど。
ブラッドスクーパー
堕落の国においての裁判は、心の疵の力の競い合い。
ブラッドスクーパー
それは血の中で立ち上がり、あなたがたを見る。
リリオ
そうは言ったものの、あまり体は大丈夫と言えない。
リリオ
爪は体を貫通していたし、血は止まらないし。
ユキ
リリオに駆け寄っても、ユキができることはない。
リリオ
心臓を刺されたラタスも、こんな心地だったのかな?
ブラッドスクーパー
30から0へのカウントダウンのように。
ユキ
リリオをこよみに任せて、また亡者に向き直る。
ブラッドスクーパー
何もかも続くと思っていた日常にも。
ブラッドスクーパー
延々と重ねるほかない、生きるだけで積み上がる罪にも。
ブラッドスクーパー
*裁判 第5ラウンド ブラッドスクーパー
[ ブラッドスクーパー ] HP : 1 → 0
ブラッドスクーパー
*ブラッドスクーパーのHP0! 判決表!
ブラッドスクーパー
2d6+2+1-3 (2D6+2+1-3) >
4[1,3]+2+1-3 > 4
リリオ
これは治らないかもしれないな、なんてぼんやり思って。
リリオ
こよみとユキだけでも、助かればいいな、なんて思って。
こよみ
呼びかける途中、リリオが何かを見ていることに気づく。
ブラッドスクーパー
亡者はいつも通りのどこか斜に構えた声音で訊ねる。
ブラッドスクーパー
しかし亡者は赤く濡れたナイフの指で空を指す。
ブラッドスクーパー
その目には変わらず、青い空が映されている。
ブラッドスクーパー
「お前たちはあれを越えていくんだ」
こよみ
凶器の示す先を、血まみれのこよみも見上げる。
ブラッドスクーパー
6ペンスコインがこぼれ落ち、散らばる音。
こよみ
こよみはリリオちゃんのけがなんとかするから……
こよみ
2D6+3>=7 (2D6+3>=7) >
7[6,1]+3 > 10 > 成功
こよみ
1d6+5 (1D6+5)
> 6[6]+5 > 11
こよみ
2d6+3>=7 (2D6+3>=7) >
11[5,6]+3 > 14 > 成功
こよみ
1D6+5 (1D6+5)
> 2[2]+5 > 7
こよみ
フレーバー的にリリオちゃんが11点、こよみが7点回復したものとします。
[ リリオ ] HP : 1 → 12
[ こよみ ] HP : 2 → 9
リリオ
ぼんやりと、亡者が指差した空を見上げている。
GM
その十字架を黒く塗り潰したようなナイフもまた、そのすぐ傍に落ちている。
こよみ
リリオと自分の傷をどうにか癒して、涙に膝をついている。
こよみ
せめてもう少しだけ、涙にくれることを許してほしかった。
ユキ
「……もう、リリオのかっこわるいとこ知ってるんだもん」
リリオ
「どうかな~、人はすぐ忘れる生き物だからな~」
リリオ
「ま、ちょっとくらい短所があった方が魅力的じゃない?」
ユキ
「だから短所を見せなさいって言ってるのよ!」
リリオ
「見たいなら、それなりのことにならないとな~」
リリオ
「なんでも僕に判断を任せられると、困るな~」
リリオ
「暇な時に……てきとうにやるくらいで……」
リリオ
「せっかくだしさ、頂上まで行ってみない?」
こよみ
「特別なたいふうさんの、いちばんてっぺん!」
こよみ
それはなんか、たぶん、二人が喜ばない気がする。
こよみ
いっぱいいっぱい大きな失敗をしてきたこよみだけど、
こよみ
それだってこよみにとっては、きっと、これ以上ない大きな失敗だ。
こよみ
がんばることはするけど、自分を粗末に扱ったりしない。
こよみ
安易に身体やいのちを投げ捨てたりとかは、なし。
こよみ
リリオちゃんとユキちゃんに愛されてるこよみ。
こよみ
底なしの愛され願望を満たしてくれたみんなを、
GM
再びすさまじい風をくぐり、視界は奪われ、互いの居場所を確かめ合いながら上へ。
GM
今まで歩いてきた雲が煙突のように天まで伸び、
GM
手の届きようのない高さに青い窓を作っている。
リリオ
「あんな高い所にあるのに、どうやって行くんだよ」
GM
それがあなたがたを堕落の国から逃がしてはくれないし、
GM
今までの失敗を無かったことにしてくれたりはしない。
GM
血で汚れた手を洗い流してくれたりはしないし、
ユキ
「……帰れないんだから、これからもずっと一緒よ」
GM
堕落の国にいる限り、またあなたがたは救世主を殺す。
GM
正しくはなく、かといってそれ以上のやりかたはなく。
こよみ
大きな失敗だって、もう繰り返してはならない。
リリオ
「まぁ~、こんな終わっちゃってる国で長生きとかもできそうにないし~」