◆ラウンド3

GM
このまま3ラウンド目に移ります。プロットを。
静居 黙雷
斎垣します。
GM
判定を。
静居 黙雷
2D6>=5 (判定:罠術) (2D6>=5) > 10[4,6] > 10 > 成功
GM
出た!!!!!!
GM
では斎垣のプロットも同時にお願いします。
静居 黙雷
指定する前に、ロール挟んでいいですか?
GM
いいですよ! お願いします。
静居 黙雷
腕を捕らえるワイヤーを解く。迂闊に引きちぎっては何かの仕掛けがあるかもしれない。
静居 黙雷
小さくため息。甘い気持ちを残したままでは、何も倒せない。何も守れない。最初から分かっていたことだ。
静居 黙雷
両手を合わせて、一礼。
静居 黙雷
「……皆々様」
静居 黙雷
「ひとつ黙雷に耳を貸して頂きたい。なに、ちょっとした占いです。当たるも八卦、当たらぬも八卦」
静居 黙雷
「思考の速度で歩むことは、運を遠ざけるでしょう」
静寂ヶ原 志筑
プロットOKです
静居 黙雷
再び一礼。
静居 黙雷
プロット、斎垣OKです
雨野 いよ
プロットOKです
天之 韴子
OKです
GM
では
GM
ラウンド3、プロットオープンをお願いします!
[ 雨野 いよ ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
[ 静寂ヶ原 志筑 ] がダイスシンボルを公開。出目は 2 です。
[ 天之 韴子 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
[ 静居 黙雷 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
[ 静居 黙雷 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
GM
斎垣が3ですね。
GM
◆ラウンド3
プロット4:韴子、黙雷、いよ 2:志筑
GM
◆プロット4
GM
韴子、黙雷、いよは1D6を。
雨野 いよ
1d6 (1D6) > 6
静居 黙雷
1D6 (1D6) > 2
天之 韴子
1d6 (1D6) > 2
GM
あごめん 2D6だ あと1D6追加で……
天之 韴子
天之 韴子
1d6 (1D6) > 5
静居 黙雷
1D6 (1D6) > 1
雨野 いよ
1d6+6 (1D6+6) > 6[6]+6 > 12
GM
ちょっと?
GM
黙雷→韴子→いよで。

◆プロット4 静居 黙雷

静居 黙雷
* 鎖陣 痛打 対象はいよ
GM
了解です。では痛打の判定からお願いします。
静居 黙雷
2D6>=5 (判定:縄術) (2D6>=5) > 8[2,6] > 8 > 成功
GM
OK そのまま鎖陣の判定を。
静居 黙雷
2D6>=5 (判定:縄術) (2D6>=5) > 5[1,4] > 5 > 成功
GM
ぴったり。いよさんは縄術から回避判定を。
雨野 いよ
2D6>=8 (判定:針術) (2D6>=8) > 10[5,5] > 10 > 成功
GM
高っ
GM
回避成功ですね。演出をどうぞ。
静居 黙雷
垣根を作る。土地を区切るもの。彼方と此方を区切るもの。
静居 黙雷
黙雷の言葉の通り、思考の速度で動けば罰が下っただろう。
静居 黙雷
しかし誰も足を取られることはない。自分の言葉が信頼されている。それが少しばかり嬉しい。
静居 黙雷
逆に言えば──自分を信頼しない者に、罰を与えようとした。
静居 黙雷
これはエゴの戦いだ。
静居 黙雷
解いたワイヤーの分銅をいよに投げる。軽く、キャッチボールのように。
雨野 いよ
キャッチする。
腕を振るうといよの手の中から消えている。
静居 黙雷
分銅を追うようにして鎖の津波。
静居 黙雷
そして、その影に追撃が隠れている。
雨野 いよ
投射物に隠して攻撃を放つ。
影手裏剣の基本型。
雨野 いよ
僅かに体をひらき初撃を躱す。
静居 黙雷
躱しても終わりではない。波は獲物を求めてうねる。
雨野 いよ
うねる鎖の波に軽やかに身を翻す。
上下左右あらゆる方向から神を捕らえんと鎖が伸びる。
雨野 いよ
スーツの袖口から次々にワイヤーが放たれる。
スパイク状のもの、かぎ爪状のもの、長いもの、短いもの。
雨野 いよ
縦に。横に。斜めに。
木々へ地面へ井垣へと、いつのまにか取り囲むようにワイヤーで組まれた足場。
雨野 いよ
鎖を躱し、身をひねり、やがて組まれた足場の上から黙雷を見下ろす。
雨野 いよ
「……随分と手間のかかる戦い方をするようになったんだなぁ。俺の真似か?」
静居 黙雷
手が届かないほどの高みにいる、神の姿を見上げる。
静居 黙雷
「知恵が付いたと言って欲しいなぁ」

◆プロット4 行動:天之 韴子

天之 韴子
「(志筑)」
天之 韴子
二人の大人の戦い。その脇を音の速さで歩く。
天之 韴子
「(ごめんね、ちょっと余所見した)」
天之 韴子
風が韴子を包み、その衣をそっと直す。
天之 韴子
佇まいを正した神の子が、扇を構える。
天之 韴子
天降りつく山に一筋の松風。
天之 韴子
ひゅるると柔らかく吹き抜けて、静寂を揺らす。
天之 韴子
*静寂ヶ原 志筑に鎌鼬
GM
了解です。命中判定を。
天之 韴子
2D6>=5 (判定:縄術) (2D6>=5) > 6[2,4] > 6 > 成功
GM
志筑は回避判定を。鎌鼬で-1、忍法修行で-1、鎖陣で-1です。
静寂ヶ原 志筑
回避判定に回想切ります
GM
了解しました。志筑は自らの秘密を開示し、回想シーンの演出を。
静寂ヶ原 志筑
ずっと一緒だった。ずっと見ていた。
静寂ヶ原 志筑
お前がいるのは当たり前で、お前が笑っているのも当たり前だった。
静寂ヶ原 志筑
でも、いつからか。
静寂ヶ原 志筑
お前が、笑いながら、笑ってないときがあるのを知っていた。
静寂ヶ原 志筑
でも、その理由を、おれに聞かないでほしいのも、わかってた。
静寂ヶ原 志筑
おれはお前のことを、わかりたいと思ってるよ。
静寂ヶ原 志筑
秘密:
あなたは超然たるPC2に負かされ続ける一方で、誰よりも近くで触れ合い、PC2が当たり前に笑う姿を見てきた。
あなたはPC2が神などではなく自分たちと同じ人間であることを信じている。
それを証明するためには、PC2に敗北というものを教えてやらなければならないと思っている。
あなたの本当の使命は【PC2が人間であることを証明する】である。
静寂ヶ原 志筑
わかってやれてると思ってもいいかって聞いたとき、できてたよって言ったろ。
静寂ヶ原 志筑
おれは、お前の。
静寂ヶ原 志筑
おれの隣で当たり前に笑うお前の。
静寂ヶ原 志筑
人間のお前のことなら、今だってきっと分かるよ。
GM
回想シーンに効果につき+3修正。どうぞ。
静寂ヶ原 志筑
2D6-3+3>=6 (判定:走法) (2D6-3+3>=6) > 8[3,5]-3+3 > 8 > 成功
GM
回避成功ですね。
静寂ヶ原 志筑
お前が積んできた努力とか、研鑽とか、そういうものも。
静寂ヶ原 志筑
ずっと見てきたから。
静寂ヶ原 志筑
だから、わかる。
静寂ヶ原 志筑
だから、まだ。
静寂ヶ原 志筑
まだ立ってるよ、おれは。
天之 韴子
「うそっ……!?」
天之 韴子
風をくぐりぬける志筑。
天之 韴子
「こらっ!避けるな!」
天之 韴子
「(あれ……?)」
天之 韴子
「(………………そっか)」
天之 韴子
「(私、今、楽しいんだ)」
天之 韴子
「(志筑が、食らいついてて)」
天之 韴子
「(私も、避けられたのが悔しくて)」
天之 韴子
「(負けたくなくて……ムキになってるんだ……!)」
静寂ヶ原 志筑
「避けなかったら終わっちゃうだろ」
静寂ヶ原 志筑
「おれは、まだ、頑張るよ」
静寂ヶ原 志筑
「お前に勝つ」
静寂ヶ原 志筑
「おれはそうしたい」
天之 韴子
「っ……」
天之 韴子
「まだまだ、倒れないぞ、こっちだって!」
天之 韴子
「かかって……来いやあーっ!」
静寂ヶ原 志筑
「当然」

◆プロット4 行動:雨野 いよ

雨野 いよ
「なぁ黙雷」
静居 黙雷
「なんだ、いよ」
雨野 いよ
韴子と志筑のやり取りを眼下に語りかける。
雨野 いよ
月を背負いその長身はきらきらと縁どられる。
張り巡らされたワイヤーは輪郭がぼやけまるで宙に立っているかのよう。
雨野 いよ
「そろそろ黙雷の我儘も、終わりにしよう」
静居 黙雷
「っ、はは」
静居 黙雷
「あのなぁ、前から言いたかったのだが」
静居 黙雷
「お前は無理に、俺に付き合うことはないのだぞ」
静居 黙雷
「甘やかしてばかりいると、このようになってしまう」
静居 黙雷
そう言って、肩を竦める。
静居 黙雷
「でも、ありがとう」
静居 黙雷
「俺に少しでも情があるのならば、手加減は無用だ」
静居 黙雷
「そうでなければ、結果を受け入れられない」
雨野 いよ
「………甘やかしてなど……いや……」
雨野 いよ
「そうだな」
雨野 いよ
「本気でやるよ。黙雷」
静居 黙雷
「負けはしないぞ、いよ」
雨野 いよ
そう言いながら手もとから分銅が放たれる。
四方八方、長短様々。
雨野 いよ
あちらで絡み、こちらで刺さり、黙雷の鎖以上の速さで周囲を取り囲む。
雨野 いよ
「―――いくぞ」
雨野 いよ
*奥義使用を宣言 クリティカル 対象は静居 黙雷
GM
了解しました。
GM
クリティカルヒット、改造なし、指定特技は刀術です。
GM
演出をそのまま頂きましょう。
GM
GM
先に分野決定ダイスの4D6かな。とりあえず。
雨野 いよ
びっくりした。OKOK
雨野 いよ
4d6 (4D6) > 21[5,5,5,6] > 21
GM
なん……
GM
戦術、妖術、黙雷さんの任意2分野ですね。
GM
いよさんは演出を。
雨野 いよ
組みあがったワイヤーの檻の中を縦横無尽に跳びまわる。
風を切る音はまるで飛ぶごとし。
雨野 いよ
その中で2つの分銅が左右から黙雷に襲い掛かる。
静居 黙雷
意識を散らされた後の、左右からの攻撃。幼い頃によく引っかかった手口だ。昔は飛び回るいよにばかり気を取られて、武器に気付けなかった。
静居 黙雷
しかし今は違う。後手に潜むものに気付き、躱すことができる。
静居 黙雷
だが、ここまではいよも織り込み済みのはずだ。
雨野 いよ
身を躱す黙雷の頭上、幾重ものワイヤーが重なった一点が大きくゆがんだ。
雨野 いよ
―――銀閃。
雨野 いよ
月からこぼれた涙のような一筋の光が黙雷の頭上から襲い掛かっていた。
雨野 いよ
着地し血払いを済ませ納刀までの流れるような動き。
雨野 いよ
遅れて地を撃つ衝撃音。
雨野 いよ
「奥義―――カゴノトリ」
静居 黙雷
「がっ……、あ……?」
静居 黙雷
鮮血がしぶく。
静居 黙雷
動けなかった、見えなかった。
静居 黙雷
何かが来ると分かっていたのに、出血でようやくその到来を知った。
静居 黙雷
膝を付く。真っ白い斎服が赤く染まり、両手が血に濡れる。
静居 黙雷
所詮、人間は神に勝てない。
そんな心を抱かせる。
静居 黙雷
志筑は、こんな心を抱えながら韴子に挑んでいたのか?
静居 黙雷
それでも、心折れずに。
静居 黙雷
韴子は人間だと信じて。
GM
クリティカルヒットによる4点ダメージ。
GM
分野は先程振った戦術と妖術と……あと2分野、どこを潰しますか?>黙雷
静居 黙雷
忍術と体術でお願いします
GM
OK
[ 静居 黙雷 ] 体術 : 1 → 0
[ 静居 黙雷 ] 忍術 : 1 → 0
[ 静居 黙雷 ] 戦術 : 1 → 0
[ 静居 黙雷 ] 妖術 : 1 → 0

◆プロット2 行動:静寂ヶ原 志筑

静寂ヶ原 志筑
いよと黙雷の交錯。きらきらと輝くワイヤーの籠の中に居るのは、二人きりではない。
静寂ヶ原 志筑
四人。このときを迎えるまで、長く長く、一緒にいた。
静寂ヶ原 志筑
同じ籠の中。
静寂ヶ原 志筑
きっと、飛び立つときを待っていた。
静寂ヶ原 志筑
けれど、今。
静寂ヶ原 志筑
そのあたたかい籠を、その定めを、
静寂ヶ原 志筑
曲げて届かねばならない場所がある。
静寂ヶ原 志筑
神槍に痛打を乗せて。対象は韴子。
GM
OK。禁術の処理は攻撃の処理の後に行います。
GM
まずは痛打の判定を。
静寂ヶ原 志筑
2D6>=6 (判定:刀術) (2D6>=6) > 9[4,5] > 9 > 成功
GM
成功。そのまま命中判定を。
静寂ヶ原 志筑
神槍には稽古の効果を使用して自動成功させます。
GM
了解しました。
GM
背景部分に記述はありませんが、慣例に従って自動成功の出目を10として処理します。
GM
神槍だから関係ないか。
GM
どちらにせよ、韴子は手裏剣術で回避判定を。
天之 韴子
2D6>=8 (判定:罠術) (2D6>=8) > 4[2,2] > 4 > 失敗
GM
命中ですね。
GM
痛打が乗り、射撃戦ダメージが3点。
GM
まずは演出かな……。
GM
演出を頂きましょう。終わってから潰す分野を決める感じで。
静寂ヶ原 志筑
ぴんと張ったいよのワイヤーを、その籠の網目を借り受け、とんと踏んで空に駆け上がる。
静寂ヶ原 志筑
いよのような機動はできない。生身のてのひらで鋼線に触れれば肌は切れる。
静寂ヶ原 志筑
それでも、その身はかろがろと。
静寂ヶ原 志筑
「韴子」
天之 韴子
「!……」
静寂ヶ原 志筑
刹那、背後で呼びかけた身体が、しなるワイヤーに射出されるように韴子の前方へ。
静寂ヶ原 志筑
「まだ」
静寂ヶ原 志筑
「言えない?」
静寂ヶ原 志筑
言葉とともに、手裏剣が二本。真っ直ぐに喉元を狙って。
GM
では。
静居 黙雷
奥義を使用します。
GM
はい。効果と演出の開示をお願いします。
静居 黙雷
■奥義
《雷霆万鈞》
指定特技 :結界術
エフェクト:絶対防御/くらまし/防御低下
効果・演出:感情が稲妻を呼び寄せる。滝のように落ちる雷は何者も寄せ付けない。
静居 黙雷
「俺が」
静居 黙雷
「それを」
静居 黙雷
「許すと思うか!!」
静居 黙雷
空を覆う雲から、幾重もの雷が落ちる。志筑の攻撃を阻む。
静居 黙雷
「韴子様」
静居 黙雷
「黙雷は確かに、いよを相手にしております」
静居 黙雷
「しかし、ええ、しかし……」
静居 黙雷
「あなたが神に成ることは、誰にも邪魔をさせませぬ!」
天之 韴子
「……」
天之 韴子
「うん。……ありがとう」
静居 黙雷
「礼など言うな」
静居 黙雷
「俺は、俺のためだけに戦っている」
天之 韴子
「わかってる」
天之 韴子
二人から目を放した。
天之 韴子
二人を信じたからではない。
天之 韴子
たとえ、どちらかの攻撃が、あるいは守りの手が、こちら側に飛んできたとしても。
天之 韴子
その決断を、受け入れようと思ったからだ。
静居 黙雷
す、と息を吸う。
静居 黙雷
「この程度、乗り越えて貰わねば困る」
静居 黙雷
「そうでしょう?若」
静寂ヶ原 志筑
「……だからお前が好きだよ、黙雷」
静寂ヶ原 志筑
「お前はいつもそうやって」
静寂ヶ原 志筑
「おれのことを考えてくれる」
静居 黙雷
「いえ、いえ」
静居 黙雷
「黙雷は、いつでも自分の事しか考えていませんとも」
静居 黙雷
「やりたいことを、やっているだけです」
静寂ヶ原 志筑
「そうか」
静寂ヶ原 志筑
「おれもだよ」
静居 黙雷
「おやおや、奇遇でございますね」
GM
神槍を使用したため、志筑に禁術の接近戦ダメージ1点。
GM
シーンを対象に使用される忍法ですので、GMが振ります。
GM
1D6 分野決定 (1D6) > 5
GM
戦術ですね。既に潰れていますが、どこを潰しますか?
静寂ヶ原 志筑
謀術で
GM
OK
[ 静寂ヶ原 志筑 ] 謀術 : 1 → 0
[ 静寂ヶ原 志筑 ] 謀術 : 1 → 0
GM
演出を……
天之 韴子
「……強くなったね、志筑」
天之 韴子
「読めてたのに……避けられなかった」
天之 韴子
導線に触れた掌。その小さな傷口が、風に裂かれて押し広げられていた。
静寂ヶ原 志筑
あちこちがびりびりと痛む。そこに真新しく裂けていく疵。
天之 韴子
「喉を、狙った……」
天之 韴子
「嬉しかったよ」
静寂ヶ原 志筑
「馬鹿」
静寂ヶ原 志筑
「ちゃんと本気だ」
静寂ヶ原 志筑
「ちゃんと」
静寂ヶ原 志筑
「……乗り越えたいと思ってるよ」
静寂ヶ原 志筑
血に濡れてそう言う。
天之 韴子
加減していないことが伝わる。全力を出せていることが伝わる。
天之 韴子
「強いね」
静寂ヶ原 志筑
「……そういう笑い方が見たいわけじゃないんだけどな」
天之 韴子
「……うん」
静寂ヶ原 志筑
「お前が、最後まで勝たせなかった!って笑えるなら良いんだけどさ」
静寂ヶ原 志筑
「……そうなら、いいんだけど」
天之 韴子
「……言いたい言葉は、ある。最後まで伝えたくなかったけど、もう伝わっちゃった言葉。今は……志筑に聞いて欲しい言葉」
天之 韴子
「でも」
天之 韴子
「私が勝つなら、最後まで言わないでおきたい」
天之 韴子
「力尽くで引き出して。負けるかも、もうだめかもって思わせるぐらい」
静寂ヶ原 志筑
「……うん、頑張る」
天之 韴子
「ん、がんばれ」
静寂ヶ原 志筑
けれども、滴る。流れ落ちる。
静寂ヶ原 志筑
それでもぎりぎりと、地を踏んで。
静寂ヶ原 志筑
まだ、笑っていられるか。
静寂ヶ原 志筑
不安な顔は。
静寂ヶ原 志筑
見せずにいられるか?
静寂ヶ原 志筑
「……頑張るのは、得意だ」
GM
ラウンド3がこれにて終了。
GM
自主脱落はないでしょう。ラウンド終末忍法もなし。