シナリオ概要
――火神死なずして神産みの儀は成らず――
滅びを迎えんとした一族『不知火』。
再興のために彼らが挑んだのは神産みの儀。
しかし火の神死なずして、彼らは燐火となり消えた。
滅びた一族に遺されたのはただ一人の幼子。
育った子は決意する。再び神産みを行わん、と。
力の宿った神鏡『啼沢女』を手に、狙うは火神『迦具土』。
神を殺し、神を産み、火は新たな世界を啓くのか。
シノビガミ『火神被殺』
火神死すとき、新たなる神が産まれる。
レギュレーション
・プライズはドラマシーンで受け渡しできない。
・プライズは戦果として押し付けることが可能とする。
・プライズの秘密は保持していなければ調べることができない。
対決シーン表(2D6)
2:荒れ狂う天候の中、ヤツの姿だけが見える。ここで仕留めてやる…!
3:電脳空間。ここならば、どれだけ戦い、どのような技を用いても影響しない。存分に腕を振るうがよい。
4:超長距離からの忍術対決。飛び交うのは矢か呪いか火の球か。狙うは必殺の一撃。
5:乗り物の屋根に乗っての移動戦。気を抜いたらすぐに落ちてしまいそうだ。
6:落ち葉舞う森の中。樹上に影が飛び交う。さぁ、ヤツを捉えろ。
7:かがり火が焚かれ下忍たちが周囲で見守る中、戦いの始まりを告げる何かが訪れるのを待つ。
8:夜の公園。皎々と照る月の光を浴びて、奴は立っている。決着の時を待っていたのか、それとも……?
9:霧中。視界を覆いつくす霧。互いの姿は認識できない。僅かな音と気配を頼りに相手の出方を窺う。
10:地下に作られた巨大な貯水施設。ここでなら多少派手に戦っても誰にも気づかれやしないだろう。
11:建設現場。鉄骨やクレーンの間を飛び交いながらヤツとの決着をつけようと最善の一手を模索する。
12:高所から落下しながらの空中戦。相手を地面に叩きつけることが出来れば勝利は確実だが…
PC1 推奨:不知火
【導入】
不知火の生き残りとして、あなたが行うべきことは一族の再興である。
再興のため、必ず成し遂げなければならない儀『火神被殺』。
それは『宝珠・迦具土』をその身に宿すPC2を、この手で殺すことである。
一族に遺された『神鏡・啼沢女』を手に、あなたは誓いを立てた。
【使命】
PC2を殺す
【所持プライズ】
神鏡・啼沢女
PC2 推奨:鞍馬神流
【導入】
あなたは『宝珠・迦具土』を心臓に宿している。
あなたの死は『宝珠・迦具土』の破壊をも意味しているのだ。
『宝珠・迦具土』が破壊されれば、
世に力が溢れ新たな忍神が誕生することだろう。
それを防ぐのがあなたの使命だ。
【使命】
宝珠・迦具土を守る
【所持プライズ】
宝珠・迦具土
PC3 推奨:隠忍の血統
【導入】
全てが灰燼と帰した場所。
そこに倒れていた幼子『PC1』。
気まぐれか、必然か、君はその子を拾い、共に生きてきた。
その生活は楽しかった。これからも共にいよう。そう願っている。
【使命】
PC1を助ける
PC4 推奨:比良坂機関
【導入】
PC2が物心ついた頃から、あなたはPC2をそばで支えてきた。
その胸に巣食った『宝珠・迦具土』。
これを守るのがあなたの使命。そう聞かされてきた。
そのためには、PC2をしっかりと守っていかなくては。
【使命】
PC2を守る