エピローグ

ミハイル
最終の性別どうしよう
アイゼン
ジュンくんが女のままだったら将来のためにアイゼンは男でいようと思うけど
古海潤
将来
ミハイル
将来
アイゼン
アイゼンは思わねえんだよ
古海潤
まあ・・・・・・・・・・・・・・
古海潤
戻る理路がないので戻らないです・・・・・・・・・・・・・・・・
アイゼン
だってジュンくんをレイプしないアイゼン最悪じゃないですか
古海潤
そうかな そうかも
ミハイル
じゃあミハイルも男だな
古海潤
そんな・・・・・・・・
ミハイル
恋心が伸びてるのが潤くんに対してだし
アイゼン
恋心抱かれて仲間をレイプしたから、もう反省してジュンくんだけはヤらないぞってなる予定で……
ミハイル
まあ全員反転して終わってもいいけど
古海潤
俺はひどいことしたのに……
古海潤
好きにしな
ミハイル
どっちもいいから なやむ~~~
古海潤
恋心はありますが……
ミハイル
ここでセーブして全部見たい
古海潤
「……ふー…………」
古海潤
長いため息を吐きながら、へなへなと荒野へとしゃがみ込む。
古海潤
ぼんやりと自らの身体を見下ろしている。
古海潤
その身体は、
古海潤
今も変わらず、女のままでいる。
アイゼン
「まったく、面倒な敵だった……」
ミハイル
一方こちらは、荒野を見る視線の高さがいつもと同じ位置に。
アイゼン
「ともかく皆、これで元通りね。あれ?ジュン?」
アイゼン
「あ?」
ミハイル
「…………」
古海潤
「あ」
古海潤
「いや」
古海潤
「アイゼン、さんも……」
アイゼン
「え?なんで?」
ミハイル
二人に交互に目をやる。
古海潤
「………………」
ミハイル
男と、女。
GM
今までの出来事が幻ではなかったと証明するように、亡者の死骸はそこにある。
GM
ただし、すっかり干からびた状態で。
アイゼン
「……おい!こら!おかしいだろ!もう一回出せ!」
アイゼン
蛇の死体にローキックをする。
GM
蛇はピクリとも動かない。
古海潤
アイゼンさんだなあ……。
ミハイル
混乱したまま、とりあえずへたり込んだ潤へと近づく。
ミハイル
その傍らに膝をつき。
古海潤
一瞬、緊張に身を強張らせる。
ミハイル
「……大丈夫ですか?」
古海潤
それをなんとか笑みを形作ってみせて。
古海潤
「……ええ、まあ」
ミハイル
「いえ、大丈夫ではないでしょうが……」
アイゼン
蹴っても無駄なことを思い知ってから、振り返って二人のぎこちなさを見る。
古海潤
「お陰様で、傷はないです……」
ミハイル
「…………それは、よかった」
ミハイル
「です、が……」
ミハイル
遠慮がちに、潤の身体を見やる。
古海潤
「まあ…………」
アイゼン
「どうしたもんかしらねえ……」
古海潤
異性装ってこの人の宗教アウトそうだな、とか、まあ男の格好だとか知らないか、とか。
古海潤
どうでもいい方に思考が流れつつあるのを感じる。
古海潤
理由は単純、この先のことを真面目に考えたくない。
ミハイル
無駄だとは思いますが、一応変調を解こうと試みてはみる。
ミハイル
ホワワ……
GM
まあ、戻らないですね。
古海潤
任せていますが……
ミハイル
無理でした。
古海潤
穴兄弟になっちまいかねねーんだよ
古海潤
いや俺は回避か?
GM
3Pになるかも
パクチ
女2人の3Pだと1人手拍子係になったりするので、男2人3Pのほうがアド
アイゼン
仲間に気を使って他の人レイプしてきますよ
パクチ
気が遣える男だ
古海潤
気を
月夜
レイプしてんだよなぁ
ミハイル
「どう……」
ミハイル
「どうしましょう…………」
古海潤
あー、ミハイルさんだなー。
アイゼン
「はぁ~……同じような亡者か、そういう力のある救世主を探すしかないかも……」
古海潤
そうそうこれこれ……
古海潤
こういう……なんか……こういうのでいいんだって……。
古海潤
こういう優柔不断の人でさあ……。
ミハイル
うろたえています。
古海潤
「まあ、ここでぼんやりしてても始まりませんね」
GM
夜の闇の中、荒野を冷たい風が吹き抜けていく。
古海潤
すみません、と頭を下げて立ち上がる。
GM
野宿をしたい場所ではない。
せめて、風をしのげる岩場ぐらいは探すべきだろう。
ミハイル
遅れて、ミハイルも立ち上がる。
古海潤
「とりあえず休めそうな場所を探しましょ」
古海潤
「この先のことを考えるのは」
古海潤
「それからってことでー……」
アイゼン
「そうねっ」
ミハイル
「…………そうですね……」
古海潤
ああ、嗚呼。
古海潤
悲しき哉、この頭はこうなって尚、この世界を生き延びるために回っている。
古海潤
女の身体になってしまってひとまず戻る見込みのないことも、
古海潤
アイゼンがミハイルを強姦したらしきことも、
古海潤
自分がアイゼンを強姦したことも、
古海潤
ミハイルが自分を強姦したことも。
古海潤
……そんでもって、自分はそれでも二人を好いてしまっていて、
古海潤
どうやらアイゼンがミハイルを好いているらしいことも、
古海潤
アイゼンが男になってしまったことも。
古海潤
……あとなにか、見落としているものがあるような気はするが。
古海潤
それを深追いするより先には、休める場所を探すべきであろう。
ミハイル
あるよ!!
GM
ミハイルさんが潤くんに恋心を抱いていることだけ残ってる
古海潤
意図的に落としてますからね
古海潤
だってはぐらかされたから……
GM
マジで一周してるなってしみじみする
ミハイル
2回レイプしました
アイゼン
一周したなあ
ミハイル
つながるレイプの輪!
GM
あなたたちはそうして、休める場所がないか荒野を歩き始める。
GM
様々なことは起こったものの、亡者の襲撃をあなたたちは生き延びた。
GM
生き延びた以上はまた、次の場所へ向かっていく。
GM
GM
「そう、そう。少し前に、この村に救世主さまがいたんですよ」
GM
「男と女の二人組で、たいそう仲が悪くてね」
GM
「いつも言い争ってばかりで……」
GM
「責務の刻限が迫ってからは、いっそうひどくてね」
GM
「救世主を探してどこかに旅立っていきましたよ。無事ならいいんだけど」
GM
「それで……泊まっていかれますか?」
GM
GM
GM
GM
Dead or AliCe 『蛇打ちしもの』
GM
おわり