お茶会 ラウンド1
GM
ではみなさんは。
ラタスを追うことにしました。
クエストNo.1 ラタスに追いつく
概要 :ラタスに追いつく
目標値 :8
消滅条件 :成功するか、お茶会終了と同時に消滅
成功 :クエストNo.
2を開示する /
ラタスの心の疵に触れられるようになる
失敗 :3日経過する。その上で、HPを3減らすことで成功したことにしてもよい。
GM
このシナリオではクエストというものを扱います。
お茶会の手番、疵を抉る、舐める。
といった宣言と一緒にクエストを選ぶことで、宣言の達成とともにクエストが達成されます。
GM
このクエストからわかるとおり、初手でラタスの疵に触れることはできません。
GM
おやフィルズさん。
ではよろしくお願いいたします。
行動 フィルズ
GM
宣言の際には初めに星をつけて唱えてください。
(例:*〇〇の疵『●●』を舐めます
*クエストNo.〇を行います)
フィルズ
*透子の疵『まがいもの』を舐めます
*クエストNo.1 ラタスに追いつくを行います
フィルズ
ラタスの後を追うと決めた3人は、店主の証言を信じて南の方向へと向かっている。
先頭はこの中で最も守りが堅いフィルズが歩く。
フィルズ
「…しかしラタスも困った者だな。手に負えないやつだとは思っていたが…ここまでとは」
フィルズ
普段軽口を叩いて場の空気を調律していたラタスに代わり、慣れない軽口を叩く。そうすることで冷静になろうとしている。
透子
「……手に負えないって程じゃないでしょう。ただ、たまに何考えてるかわからないだけで」
透子
「ええ。だってわからないってことがわかるもの」
透子
「救世主相手には、万能じゃなかったりもするのよ」
フィルズ
「心の疵とは実に不安定なものだな…全く」
透子
ただでさえ徒歩の移動を嫌う透子は明らかにイライラしている。
透子
視える。聞える。何もせずともわかる。
その力で自由に生きてきた。この国に堕ちてきてからも変わらずに。
透子
それでいてこの荒野の先に愛する男がいるかどうかすらわからない。
透子
イラ立ちの原因はラタスがいなくなったことだけが原因ではないのは二人の目にも明らかだった。
フィルズ
彼女が何に苛立っているのかは分かる。自らの力に絶対の自信を持っている彼女のことだ…それが、今最も必要とされているこの場面で通用をしていない。
…それは、自分であったらどれだけ堪えただろうか。
フィルズ
「例え直接ラタスが見えずとも、この場で最も頼りになるのはやはり君だ。…私は、私たちは君の力を頼りにしている」
フィルズ
「…それで、提案があるんだが……ラタス本人ではなく、その痕跡を探すことは出来ないか?
…例えば…そうだな…」
フィルズ
「”煤”……ラタスは必ず煤を用いる。
この場所を1人歩いていて、危険を避けるために使ったかも知れない。知らず漏れ出たかも知れない。
それを見出すことは出来ないだろうか?」
透子
「……煤を?」
この砂塵の中で?という言葉を飲み込む。
フィルズ
「…ああ。このような場で探すのは凡庸な者ならば難しいかも知れない。
………だが、君は違うだろう?」
フィルズ
ということで、一旦判定に行こうかと思います
フィルズ
改めまして…
*透子の疵『まがいもの』を舐めます
*クエストNo.1 ラタスに追いつくを行います
GM
はい。それでは判定に使用する能力値と共に判定をどうぞ。
フィルズ
2d+3>=7 愛(3)で判定を行います (2D6+3>=7) >
8[5,3]+3 > 11 > 成功
透子
「……当たり前じゃない。他のやつらとは違うのよ」
透子
眼を閉じ、耳をふさぐ。
千里眼に直接的な視界は必要ない。
透子
本当はこれすら必要ない。視たいと思うもの、聞きたいと思う声が聞こえる。
透子
ただこうする方が喜ばれた。ちょっとしたおまじないのような、気持ちをむけるためのような、呪文のような、作法のようなかたち。
透子
ラタスのことを意識から外し―――
―――だたこの茶色の海から黒を見つける。
GM
茶色の海。
暖かくも冷たくもない風。
乾いた大地の砂埃に黒い煤が“視える”
GM
辿れば、馬車の停留所が見えてくる。
ちょうど客を待っていた御者が暇そうにしていた。
GM
聞けば前の馬車が黒い外套の変な機械をつけた男を少し先の停留所で下ろしたという。
透子
「そうよ。だって私が見つけたんだもの、当たりしかないのよ」
ルルキス
「さっきまでうじうじしてたのにものすごく調子こいてきますよこの人」
透子
「なによ、悔しかったら貴女の魔法でどうにかしてみなさい」
ルルキス
「お?お?おお……見せてやりますとも……次!次は!」
透子
ルルキスに軽口を返せるくらいにはいつもの調子に戻っている。
フィルズ
フィルズはそんな2人を安心した様子で見守っている。
透子
「フィルズ、ありがとう。直接視なくてもいいてことすっかり忘れてたのよね」
透子
忘れていた、などと強がっているが感謝の言葉は素直なものだった。
フィルズ
「構わないさ。私も、君の力に助けられた。こちらこそ礼を言おう」
透子
「ふふん。私は本物だもの」
二人からの感謝に得意げに笑みを浮かべた。
ルルキス
「はーん!次は私がお二人以上の天才を振るいますからね!その時はお二方、私に感謝してもらいますのでね!」
フィルズ
「無論、そのつもりだ。力が必要になった時は存分に奮ってくれ」
フィルズ
「…さて、ここからは歩かずとも済む。暫くの間は身体を休めながら後を追うとしよう」
GM
それなりの速度。砂が幌をたたく音。
堕落の国でよく見る荒野の道。
GM
やがて見えてくる、ぽつねんと道を歩く黒い外套の男。
その背中は何を思うのか。
[ 透子 ] まがいもの : 0 → 1
GM
賃金を払って馬車を飛び下りれば、
3人は黒い外套の背に追い付きます。
GM
3人が駆け寄ってくるのを見れば、帽子を傾けてそちらを見る。
透子
「………」
本当にそうなら貴方に振られてなんかいないもの。
フィルズ
「……歩みは止めないのだな。…ラタス、お前は何を目指しているんだ?…私たちを置いていってまで」
透子
気持ちが入りすぎているのか、ラタスが何を考えているのかは対面した今もよくわからない。
透子
「……どういうつもりでこんなことをしているの?」
ラタスの歩く速度は透子の歩幅とまったく合わず、自然と歩数が多くなる。
ラタス
それなりに長いコンパスが地面の小石を蹴る。
フィルズ
「あくまでも答えるつもりはない…か。だが、追いついた以上同行はしても良いのだろう?…私たちは仲間なのだからな」
ルルキス
「これがただ普通に友達か何かとしてツルむだけの集まりだってんなら、別に好きに抜けたら良かったんです」
ルルキス
「救世主が仲間じゃなくなるってことの意味は、あなただってご存じでしょうが」
行動 ラタス1
透子
ルルキスの言葉に視線をわずかに地面に落とす。
ラタス
元の世界と変わらない装備。
真鍮の熱線機械が煙筒を燃やす。
ラタス
黒い外套が、煙に紛れて亡霊のように消える。
フィルズ
「………あり得ん。戯言では済まなくなるぞ」
透子
「本気じゃないでしょう」
読心か強がりかは、二人にしかわからない
フィルズ
*ルルキスの『知性との決別』への抉りに横槍します。
[ フィルズ ] HP : 21 → 20
フィルズ
choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛])
> 才覚
フィルズ
2d+1>=7 (2D6+1>=7) >
7[3,4]+1 > 8 > 成功
ラタス
2d6+3-6 (2D6+3-6) >
9[4,5]+3-6 > 6
ラタス
黒い煙幕を切り裂いて男がルルキスの背後に回る。
いつものやり方、いつもの速度。いつものタイミング。
ラタス
つまりは、いつものように。
“殺すつもり”だった。
フィルズ
「───!!!」
ラタスのそれに、いつもと同じ、いつもの速度…ただし対象が敵ではなく”味方”に向けて細剣を振るう。
フィルズ
細剣は引き寄せられるようにナイフを精確に捉え、弾く。
フィルズ
「………………どういうつもりだ、とはもう問えんぞ」
ラタス
喉元に細剣を突きつけられれば、両手を上げて肩をすくめた。
ラタス
今のタイミングなら喉を突けただろう。
ちゃんと手加減されてるなら。
フィルズ
「……それで済むと思っているのか?お前は」
フィルズ
しかし、喉を突くことは出来ない。こうなった今でもラタスを信じられる何かを探してしまっている。
フィルズ
「……………」
じっと、ラタスの表情を見る。その心情を推し量る。
透子
「本心ではあるけど、それを聞いてはいそうですかってわけにはいかないでしょう」
透子
「何か約束くらいしなさいよ」
何かゆらぎが視えないかを確かめる。
フィルズ
「……先に武器を捨てろ。動きも封じさせてもらう……開放を願うなら、それが最低条件だ」
ラタス
やれやれ、というように外套の内側の黒いナイフ、発煙筒のストックが巻かれたベルトを投げ捨てる。
ルルキス
ベルトを拾う。先程弾き飛ばされたナイフも。
ルルキス
「……まあ、いいですよ私は。話してくれるってんなら」
ルルキス
「ええ、先程ナイフで狙われた事は別に。天才は根に持ったりはしませんので」
フィルズ
「……………」
武器を捨てたラタスを見て小さく何かを唱える。
─引き寄せる力の魔法。それで、ラタスの両手は後ろ手に拘束される。
ラタス
「ま、この3人狙うならよっぽどの阿呆じゃなきゃお前狙うだろうが」
ルルキス
「……まあ、そうでしょうね。敵として戦うつもりなら」
フィルズ
こんな状況でさえ、ラタスの軽口にほっとしてしまっている自分がいる。
フィルズ
「ルルキスが良いというのなら、ひとまずこれ以上をするつもりはない。…透子はどうだ?」
透子
「欲しい答えは出てないけど」
フィルズの言葉にうなずく
フィルズ
「……では、一旦はこれで良しとしよう。こうなったからには洗いざらい話してもらうぞ…ラタス」
フィルズ
生命を奪わずに済む。少なくとも今すぐには。それだけに安心をして息をこぼす。
クエストNo.2 ラタスの思惑
概要 :ラタスが去った理由を聞き出す
目標値 :7
消滅条件 :成功するか、お茶会終了と同時に消滅
成功
:クエストNo.
3,4,5,6を開示する
失敗 :ラタスの行動を追加
GM
この手番からラタスの心の疵に触れることができるようになります。
GM
クエストの手順は前回話した通り、疵の抉りや舐めと同時に宣言していただき、成功と同時にクエストも達成されます。
GM
ラタスの心の疵は
『青い窓の見える庭』
『汚れた手』
ラタス
「……ま。端的に言うとおれァ、もう疲れたんだよな」
透子
「お酒の飲みすぎで夢から覚めなくなったのかしら?」
曖昧な返事に嫌味のように返す
フィルズ
「…何故相談をしなかった。…ラタス、お前が言ってくれたなら…目指すものがあるのなら、私は協力をしたというのに」
ルルキス
「それだけなら私達を置いて行く必要はない。それだけならナイフを向けてまで黙ろうとする必要もなかった」
フィルズ
「……例え、何もなかったとしても、それにすら私は付き合った…!!!!!」
ラタス
「……まぁ、お前ならそう言うだろうとは思ったけどさ。フィルよぉ」
透子
「具体的な話をなさいな。いつまでも煙みたいなことを言ってても始まらないのよ」
ルルキス
「"それだけ”で説明がつくような話じゃないから今こうなってるって事ぐらい、さすがに分かりますよ」
ラタス
「なんつーか、“それだけ”で済ましておきたかったんだよな。多分」
ラタス
「もう、“それだけ”じゃなくなっただけだ」
ラタス
「でももう、おれは元の世界でやり残したことを片付けたいんだよな」
GM
ラタスはスチームパンク世界の出身です。
劣悪な環境に身を置いていたことは3人とも知っているでしょう。
透子
「ははぁ。へぇ……」
睨めつけるように切れ長の目を細める。
ラタス
「歳は下が6で上が10だったか12だったか」
フィルズ
「…だとしたら尚更…何故相談をしなかった?
ただ、子供に会いたいと。元の世界に戻りたいと私に言えば良かっただろう」
GM
心の疵。
それがどのように救世主に作用するのか、すべてを知る者はいなくてもどういうものか知らない救世主はいない。
ラタス
「ここより空気が悪くてな。仕事もねーし、食べ物もない」
ラタス
「おれの暮らしてたトコじゃ、こう……上と下に街が別れててさ」
ラタス
「上見ると、四角く青いものが見えんだよな」
ラタス
「あれが空だって教えてやったら、見たいって騒ぐんだわ」
透子
「思い立って、今の今まで引き延ばしてたのに?」
行動 ルルキス
ルルキス
「けど肝心の、あなたが何をする気かがわかりません」
ルルキス
「あなたを止めるべきなのか、協力するべきなのか、それとも見送るべきなのか……」
ルルキス
「……今の話だけじゃ、決められませんよ」
ルルキス
「もし、人に甘えられる話なら、甘えたらいいじゃないですか」
ルルキス
「ラタスさんに置いてかれたこの人たちの面倒、私に見ろってんですか?」
ルルキス
*フィルズの疵『繋がりへの執着』を舐めます
*クエストNo.2を行います
フィルズ
「……面倒を見る側に異論はあるが……その他は間違いないな」
フィルズ
「…悪いことをしたと、そう言うのなら…今からでも行動を改めたら良い」
フィルズ
「帰るんだろう?元の世界に。子どもたちに、空を見せるんだろう?…なら、協力をしてくれと頼め。……そうしたら、私は応えるから」
フィルズ
「………だから、黙って居なくならないでくれ」
ルルキス
2d6+3=>7 判定:猟奇 (2D6+3>=7) >
7[5,2]+3 > 10 > 成功
ルルキス
「そうですよ。泣いちゃいますよ。フィルズさん」
ラタス
「……ま、お前ら置いてったのはおれのミスなんだろうな」
フィルズ
「……ああ。これは本当に……お前らしくもないミスだったぞ」
ルルキス
「絶対に追いつかせたくないなら、寝てる私たちを殺してしまった方が確実だったんですよ」
透子
「貴女の寝首かこうなんて、一緒に過ごしてたら思わないでしょ」
ルルキス
「だから、先に今やろうとしてる事を吐けってんですよ!」
ラタス
「元の世界に帰る前にやりたいことを書いておいたんだよ」
クエストNo.3 おいしい果物を食べる
概要 :新鮮でおいしい果物を手に入れ、食べる
目標値 :8
消滅条件 :成功するか、日数が20日目以降になると消滅
成功
:PC全員のHPを3点回復する(HPの上限を超える)
失敗 :特になし
クエストNo.4 リベンジを果たす
概要 :かつて倒し損ねた亡者を倒しに行く
目標値 :8
消滅条件
:成功するか、日数が20日目以降になると消滅
成功
:価値9以下の好きな小道具一つを手に入れる
失敗 :特になし
クエストNo.5 海を見に行く
概要 :この世界には海というものがあるらしい
目標値 :8
消滅条件 :成功するか、日数が20日目以降になると消滅
成功
:技能の一つを入れ替える(入れ替えなくてもよい)
失敗 :特になし
クエストNo.6 女を抱く
概要 :ナンパなどで誘うか買うかして、女と夜を過ごします
目標値 :9
消滅条件 :成功するか、日数が20日目以降になると消滅
成功
:PKのデッキを公開する
失敗 :特になし
ラタス
やりたいことリストを描きつけたメモを見せる。
透子
一瞬口の端がひきつるが目を細めてメモをじっくりと読む
フィルズ
「……最後のは冗談か?それとも本気か?」
ルルキス
「自分用メモまで起こしておいて、冗談ってこともないでしょう」
ラタス
「そりゃ男に生まれたら一度くらいは女、抱いてみたいだろ」
透子
ちらりと、こいつ……!という視線をルルキスとラタスにむける。
フィルズ
「お前はもう3人も子供をこさえているだろうが」
ラタス
「あぁ。産ませたガキじゃない。養子だ、養子」
フィルズ
「……そういうことなら、わからんでもない…か」
フィルズ
「……何にでも付き合うと言ったからな。…いや、そうでなくても……」
ルルキス
「煙に巻かれた気もしますが、まあ、いいでしょう」
フィルズ
「……それは考えさせてくれ。先程からな、目が、視線が刺さっている」
ルルキス
「ひっひ。そうですねえ。もう一人、いらっしゃいましたねえ」
フィルズ
「(理解っている。だから、行くつもりならばばれないように、だ。)」
目でアイコンタクトをする。これすらバレているかも知れないが。
透子
八つ当たり気味にフィルズの頬を念動力でつねる。
フィルズ
「……っ…!」
やめろとも言えずただつねられている。
ルルキス
「な、何ですか!結局ついてくるくせに!」
フィルズ
「…コホンッ!兎に角、今後のことは決まったんだ。いつまでもここに居ても仕方がないだろう」
透子
「……そうね。そう。停留所についてから決めましょう。ねぇ?」
フィルズ
「では、行こう。全てをこなすとなれば何日かかるか分からないのだからな」
[ フィルズ ] 繋がりへの執着 : 0 → 1
行動 ラタス2
GM
4人で馬車に乗っている。
馬らしき生き物が荒野を走る。
末裔の御者が時折、鞭を鳴らす音。
GM
4.突然の雨。近くにあった洞穴で雨宿り。あの亡者を倒したときも、そういえば――。
GM
次の停留所に降りたとたんにバケツをひっくり返したような雨。
フィルズ
「貯められるだけ集めておくか」
心の疵の力で雨を容器へと引き寄せる。
ラタス
「これ結構続くんじゃないか?シャワーも浴びれそうだな」
透子
「ここで脱いだらもっと汚れるんじゃない?」
別に初めてのことではない。
フィルズ
「ふむ…通り雨ならば私の力で避けれるだろうが…暫く続くとなると無理だな」
透子
面倒くさそうに自分の頭上だけ雨を散らすが、フィルズほどの精度もない。
疲れるだけなのであきらめた。
フィルズ
「そうした方が良さそうだな。無闇矢鱈に力を浪費しても疲れるだけだ」
透子
「ルルキス、リュック」
荷物の多くをルルキスに任せている。
フィルズ
荷物やラタスの濡れてはいけない場所には斥力の力を働かせている。
GM
4人ともいい感じの洞窟を見つけて避難することができました。
ルルキス
「もう少しこの細腕を気遣って欲しいものですよ。私はインドア派なんですからね」
ルルキス
「しかしなかなか。こうして降りしきる雨を見つめるのも風情がありますね」
フィルズ
「…確かにここでは貴重だな。」
相槌を打ちつつ慣れた様子で服に染み付いた雨を力で弾く。他の者も同じく。
GM
あなたがたは半年間、旅をしていた。
そのなかで雨降りにあたったのはこれで2回目。
GM
この前の雨は、確か3匹目の亡者を倒したとき。
ラタス
「あの時は煙がうまく使えなくて苦労したな」
ルルキス
「私もまだ魔法の操作に苦労してた頃ですね」
フィルズ
「あの時は散々だったな…」
ラタスではなく、ルルキスの魔法についての苦笑。あの頃は今よりも危険だった。
透子
「ラタスは何もできないし、ルルキスは全然コントロールできないし」
思い出し、ため息。
ラタス
「かなりトーコの千里眼に世話ンなったなァ」
フィルズ
「そうだな。視界も悪い中で、あれには助けられた」
透子
「すごい疲れたんだから。ルルキスったら狙ったところに全然投げられないし……」
透子
もっとも透子の指示も、伝えてからのタイムラグを全然考慮していない荒っぽいものだったからなのだが。
ルルキス
「あれは魔術で飛ばしたんですよ。決して投げたとかじゃないですからね!」
GM
その時戦ったのはヤングオイスターの亡者。
とにかく数がたくさんいる群タイプの亡者で、油断していると口の中に飛び込んでくる。
ラタス
「そういやさ。トーコ、お前の千里眼って……実際なんなんだ?」
ラタス
「ルルキスが使う魔法みたいなもんなのかと思ってたんだが」
透子
「さぁ?詳しくは知らない。私の世界では超心理学とか、超能力とか言われてたけど」
ラタス
ラタスの生まれは歪な科学文明が支配する蒸気の世界。
魔法というものにはとんと縁がない。
ラタス
「超能力はちょっとわかるぜ、疑似科学って言われてたな」
ラタス
「人間の頭にこう……穴を開けて、電極を通すとなんかすごい力が使えるってやつ」
ラタス
人差し指でぐりぐりと自身のこめかみを指す。
透子
「娯楽小説みたいなことやってたのね」
はん、と鼻で笑う。
透子
「私の世界だって科学だなんだってやってたけど、結局千里眼のことはわからないまま。だってあいつら、目の前で起きたこと信じないんだもの」
フィルズ
「ああ、私の世界でも先天的に特別な力を持って生まれた者はいた。透子はそれなのだろう」
透子
「そうね。私の前にも何人かいたみたいだけど、どれも結局私ほどじゃなかった」
少し目を細める。
ラタス
あと数秒、沈黙が破られればラタスはいつも通りのへらへらした顔に戻る。
ラタス
そうして沈黙が破られたとき、ラタスは二度とこんな真面目な顔であなたを見ないかもしれない。
ラタス
*透子の『まがいもの』を抉ります。判定は才覚。
ルルキス
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛])
> 愛
ルルキス
2d6+1=>7 判定:愛 (2D6+1>=7) >
5[3,2]+1 > 6 > 失敗
ラタス
2d6+3 (2D6+3)
> 5[1,4]+3 > 8
フィルズ
「……」
フィルズも見守っている。これは透子自身が答えるべき問題だ。
透子
「そもそも千里眼っていっても種類がある。透視、遠隔視、未来視。それぞれそのままだけど―――」
透子
「未来視は、難しいの。望まない未来が視えたことを伝えられた相手は簡単に未来を変えられる、こともある」
透子
「なんの力も持たない人間相手でもそう。じゃあ救世主相手なら……わかるでしょう?」
透子
でもこれは、ラタスの未来が視えないことへの答えにはならない。
ルルキス
「救世主相手に万全に機能しないのは、今のそれが救世主の力に書き換わっているからかもしれませんね」
ルルキス
「あるいは元の世界の透子さんだったら分かったのかも。と言っても意味のない仮定ですけど」
透子
肝心な時に視えない力の何が本物か。
これじゃあペテンだ。これじゃあ詐欺だ。
透子
あるいは、それ以下だ。
相手の望む、それらしい答えも口にできない。
GM
雨はまだ降っている。
次にあなたが止むかもと、言ったあたりできっと止むだろう。
GM
それが偶然か必然かどうかは、誰にもわからない。
[ ルルキス ] HP : 20 → 19
[ 透子 ] まがいもの : 1 → 0