◆メインフェイズ第二サイクル第三シーン

シーンプレイヤー:翡翠

GM
とりあえずどういうシーンを作るのがいいかな。
GM
ひとまず秘密を抜いてみる?
翡翠
はい、笛の音色で蝶を飛ばします。
言霊術で牛墓 鞴良の秘密を調査します。
蘭沢 繭子
感情修正をします。
GM
いいでしょう。+1をつけて判定を。
翡翠
2D6+1>=5 (判定:言霊術) (2D6+1>=5) > 7[3,4]+1 > 8 > 成功
GM
成功ですね。
GM
では公開します。
【秘密:牛墓 鞴良】
あなたの子は、あなたが鍛え上げた魔刀『化生鏖刃』を扱う乱世の英雄であった。
だが、刀を使い過ぎたことで『化生鏖刃』に取り込まれ、『終末の獣』へと成り果てた。
獣となった子を殺すために鍛え上げた刀こそが『化粧応神』である。
『化粧応神』を鍛え上げるため、あなたの伴侶は炉に身を投げ入れた。
あなたの【本当の使命】は二刀を折ることである。

あなたの刀の使用者同士が戦って死亡した場合、死亡した者の刀が折れる。
残った刀をあなたの炉に投げ入れれば、そちらも折ることが出来る。

あなたにはもうひとつ秘密がある。
GM
以上です。
御伽噺
── 昔々、あるところに。
御伽噺
ひとりの刀鍛冶がいました。
御伽噺
まじないによって名刀を生む、牛墓の鞴良。
かたわの生まれが、その不具の力でもって人を魔を斬る業物を成すのです。
御伽噺
ところが、この男。
わがままで、子供っぽく。
あたりに威張り散らすような男でした。
御伽噺
嫁が、とんと来ません。
このままでは当代で終わりか、徳川の隠し玉もこれでついえると嘆かれた矢先。
御伽噺
家の門を叩くものありけり、です。
使いのものがそうっと覗くと、戸口に光る人が立っていました。
御伽噺
「もし、こちらは牛墓のお家でございますか」
御伽噺
肌は浅黒く、髪はまばゆく金粉を伸ばしたような。
御伽噺
野蛮の民と、天女をかけあわせたような。
不思議な女がちょこんとお辞儀をします。
御伽噺
「わたくし、お鳩と申します。
 牛墓の鞴良さまの、欠けたおからだが。
 天に召し抱えられて、こうしてまた降りてまいりました」
御伽噺
「どうぞわたくしを、妻としてくださいまし」
御伽噺
使いのものはけげんに思い、追い返そうとするも。
御伽噺
「好い。許そう。一期は夢よ ただ狂へ"何せうぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂へ"

こちらも室町時代の流行歌。 「どうせ、一生は夢だ。狂ってみせろ」と「どうせ一生は抱けないのだ、今のうちに抱いておけ」
という、乱世の生きざまと男女の恋をかけた有名な歌。
、だ」
御伽噺
こうしてふたりは、婚姻を交わし。
ひとり、子をもうけます。
御伽噺
ひとの一生に、いちど。
あるかないかの幸福な時間をすごし。
御伽噺
いくつかの戦と。
いくつもの祭があり。
御伽噺
乱世が誰も彼もをおおうころに。
夫婦の子供が神隠しにあいました。
御伽噺
お鳩は嘆き悲しみ、きりりとおもてをあげて言います。
御伽噺
「わたくしを炉にくべて、刀をひとふり打ってくださいまし」
御伽噺
「そうすれば、きっと。あのこは帰ってまいります」
御伽噺
止めたのでしょうか。
止められなかったのでしょうか。
御伽噺
お鳩は炉にその身を投げました。
御伽噺
お鳩の身をやいた炉は、七日七晩もえつづけ。
御伽噺
ひときわ美しい刀がひとふり。
できあがったとのことです。
御伽噺
どんぴんからりん。
翡翠
夕暮れ時。
翡翠
笛を吹く。
翡翠
普段、何匹か漂う蝶が、ちらほらと集まってくる
翡翠
「…………この蝶は、いつも」
翡翠
「俺の傍にいてくれる」
翡翠
「君のことも、きっと守ってくれる」
蘭沢 繭子
集まる蝶に、指先を伸ばす。
翡翠
そのうちのひと翅が、繭子の指先にとまる。
翡翠
「うん」
蘭沢 繭子
「待っています」
蘭沢 繭子
「…………」
翡翠
傷の具合も心配だ。いや、それ以上。
なにか、もう少し。
翡翠
出来ることが、あればと。
翡翠
「マユ」
蘭沢 繭子
「……はい」
翡翠
「すぐ近くにいる、いつでも」
蘭沢 繭子
「私は大丈夫です」
翡翠
手を、のばそうとして。
翡翠
「おっと」
蘭沢 繭子
「約束を覚えてくれているようですね」
翡翠
「うん。じゃあ……行ってくる。」
蘭沢 繭子
「ええ。……」
蘭沢 繭子
「……あのね」
蘭沢 繭子
「貴方からは、清誉様は酷い方に見えるかもしれないけど」
蘭沢 繭子
「私には、そうではないのですよ」
蘭沢 繭子
「貴方がどう思うかを決めることはできませんが」
蘭沢 繭子
「どうか、それも覚えていてください」
翡翠
「俺は、誰も……嫌いにならないよ」
翡翠
「だから、大丈夫」
蘭沢 繭子
「ありがとうございます」
翡翠
背を向け、重い鉄下駄で山を走る。
翡翠
傷に効く葉があればいい。
薬売りの行商でも見つければなおいい。
翡翠
しかして、その……行く先。
翡翠
蝶が運んできたものは。
蘭沢 清誉
一人の男のある。
蘭沢 清誉
「……!」
翡翠
「夫!」
蘭沢 清誉
探しいたのは間違いない。なのに、驚いた顔をする。
蘭沢 清誉
「おい、……」
翡翠
矢に手を伸ばすことはない。
翡翠
ただ、距離をとって。
蘭沢 清誉
「……あれは」
翡翠
「無事だ」
蘭沢 清誉
「なぜ傍にいない!」
翡翠
「傷を治す薬を探している」
蘭沢 清誉
呆けたように一度口を開いて。
翡翠
「お前が切った傷だ」
蘭沢 清誉
「そんなことはわかっている」
翡翠
「…………まあ、というのも」
翡翠
「半分は、違う」
蘭沢 清誉
「……何?」
翡翠
「俺がマユを救う」
翡翠
「何も持たぬ俺に、ヒトを教えてくれた」
翡翠
「何を差し出そうと惜しくはない」
蘭沢 清誉
「あれがそんな女に見えたのか」
翡翠
にこり、と微笑む。
蘭沢 清誉
「……馬鹿な女だ、愚かで、何も知らない、」
蘭沢 清誉
「何も選べない……」
翡翠
「それは、お前」
翡翠
「お前のことか」
蘭沢 清誉
「ああ、……ああそうだ、俺も」
蘭沢 清誉
「俺はあの女と同じだ………………」
翡翠
「選べんことは不幸か」
翡翠
「贅沢な奴だ」
蘭沢 清誉
「否。不幸ではない。不幸ではなかった、むしろ」
蘭沢 清誉
「……………………」
蘭沢 清誉
握りこぶしが大腿を叩く。
蘭沢 清誉
「なぜ……」
蘭沢 清誉
「なぜ俺などを……」
翡翠
「…………」
翡翠
「はぁ?」
蘭沢 清誉
翡翠の居所の譲渡を希望します。
代わりに蘭沢繭子の秘密と化粧応神の秘密を譲渡します。
翡翠
渡します。
GM
OK
GM
では……少し悩むが、まずは化粧応神の秘密を開けましょう。
【秘密:化粧応神】
愛する者を捧げることで力を発揮する神刀。
このプライズを持つ者の攻撃には接近戦ダメージが1点追加される。

このプライズを持つ者は、
刀に捧げられた者との記憶を消すことで、
奥義【化粧応神(クリティカルヒット/刀術)】を使用できる。
獣はこの奥義を破ることが出来ない。
また、この効果で消えた記憶は二度と戻らない。
GM
続けて繭子の秘密を。
【秘密:蘭沢 蘭子】
あの満月の元で、あなたは確かに蘭沢 清誉と愛し合い、殉じる覚悟だった。
しかし、翡翠に攫われてからの時間が、あなたの心に今まで感じたことのない穏やかさを与えてくれてもいる。
あなたは翡翠、蘭沢 清誉に「愛情」の【感情】を抱いている。

だがその感情と記憶は時と共に抜け落ちていく。
自分のシーンを行う前に、感情を持っている対象を1人選択すること。
選択した対象に対する【感情】は即座に失われ、対象に対する記憶も色あせる。

あなたは蘭沢 清誉の子を宿している。
GM
蘭子はメインフェイズ第一サイクル第四シーンにて、
翡翠への愛情の喪失を選択しています。
GM
また、この秘密による水面下での感情共有により、繭子は
・翡翠が調べた『終末の獣』の秘密
・清誉が調べた翡翠の秘密
この2つの秘密を所持しております。
GM
これらの秘密は他の全員も所持しているため、ここでそのまま公開といたします。
【秘密:翡翠】
あなたは自分の【居所】を持っていない。
この世界にあなたの居場所はないのだ。
「居場所がほしいか」
己の裡から聞こえる獣の声に応えれば、あなたの望みは叶うのだろうか――
この秘密を知る者は、戦果を選ぶ際に誰かの【居所】をプライズとして奪うことができる。
自分の【居所】を持っていない(奪われた)キャラクターは、クライマックスフェイズ開始時に死亡する。
獣の声に応えた場合、この死亡の効果はなくなる。

この秘密を知る者は、『終末の獣』について調査出来る。
【秘密:『終末の獣』】
翡翠を憑代とする魔獣。
誰も『終末の獣』にならないまま翡翠が死亡した場合、魔獣は近くの胎児へと移る。

愛に餓えた獣は、人の【感情】と記憶を喰らう。
獣にすべての感情を喰らわれた者の【居所】はこの世界から消滅する。

喰らった相手に獣は囁く。
「居場所がほしいか」と。
この囁きに応えた者は『終末の獣』となる。

『終末の獣』となった場合は、プライズ『化生鏖刃』を獲得し、
忍法【世界忍者戦(今の世界を終わらせ、新たな世界を作る忍法)】が使用される。
『終末の獣』となった場合、
自分か同意した対象1名に以下の効果を与えられる。
1つの効果につき1人を選ぶこと。
・生命力スロットの回復。(死亡していた場合も復活可能)
・失っている記憶と感情の回復。
・使命の変更。
GM
以下は秘密ではない補足です。
◆現在繭子が生きているのは『終末の獣』の力によるものです。
・『終末の獣』の能力による生命力スロットの復活
・『終末の獣』が胎児へと移る
このどちらかがなされぬ場合、繭子はクライマックスフェイズ開始前に死亡します。

◆誰も獣の声に応えず、【居所】を持たないことによりクライマックスフェイズ開始前に翡翠が死亡した場合、
『終末の獣』は繭子の腹の胎児へと乗り移り、即座に生まれ落ちます。
そしてその『終末の獣』をPC1としてセッションを続行することとなります。
データはPC1のキャラクターシートをそのまま使用し、生まれ落ちたあと、クライマックスフェイズ開始前に獣の声に応えることができます。

◆繭子が終末の獣になった場合でも、子供は普通の人間として産むことが可能です。
GM
また、PC2の喪失感情の選択はシーン開始前とされておりますが、
第一サイクル第四シーンに関しては回想シーンのRP後での選択を認めています。
判断材料が足りないとGMが判断したため、特例で許可しました。
GM
以上です。
翡翠
「好きだからだろ?」
蘭沢 清誉
「俺は、終末の獣を討つためだけに生まれた男だ」
翡翠
「だから?」
蘭沢 清誉
「そう育った。道具の本分は務めを果たすことだ。」
翡翠
「それで?」
蘭沢 清誉
「あれもそうだ。化粧応神の贄となるより他に拠り所などない、だから」
翡翠
「それはマユが言ったのか?」
蘭沢 清誉
「言われずとも、傍で見てきた!」
翡翠
「それでわかるのか?」
蘭沢 清誉
「わかる。俺も同じだからだ、役目を果たす以外に生きている価値などない」
翡翠
「人は」
翡翠
「同じじゃない」
翡翠
両目を閉じる。
蘭沢 清誉
「貴様にこそ、人の何がわかる……!」
翡翠
「ひとりは足が悪く、よく枝に左の甲をぶつけた」
蘭沢 清誉
「野山で追われて逃れるだけの獣に、人の何が」
翡翠
「ひとりは耳がよく、俺にいち早く気が付いた」
翡翠
「ひとりは半歩分足が速かった」
翡翠
「言葉を交わさなくても、これだけの違いが……わかる」
翡翠
「同じ人間などいない」
蘭沢 清誉
「それでも!」
翡翠
「…………」
翡翠
「まだ、やり直せる」
翡翠
「お前には時間がある。体も、心も、愛も……」
翡翠
「それから、彼女にも」
蘭沢 清誉
「俺ではあの女に人並みの幸せすら遣れない!!」
蘭沢 清誉
「俺がこの手で殺した、ーー違いなく!」
蘭沢 清誉
「それが幸せだと信じた、人並みではなくとも、道具として!」
翡翠
「…………」
蘭沢 清誉
「それがどうだ……、あれは、……貴様と居れば人のような顔をする……」
翡翠
「マユは人だよ」
翡翠
「そうして、お前を……まだ」
翡翠
「愛している」
蘭沢 清誉
「…………それをわかってやれるなら!」
蘭沢 清誉
「貴様であるべきだったんだ、……あれのそばにいるのは」
翡翠
「そうだったら、よかったな」
蘭沢 清誉
「……なのに、あの女ときたら……!」
翡翠
「蝶を辿れ」
翡翠
心の内より呼びかける獣へと。
翡翠
応えよう。今、この時。
翡翠
大切な人を救うために。
翡翠
「マユはそこにいる」
翡翠
「俺を切れ、清誉」
翡翠
「だが、易々とは切られぬ」
蘭沢 清誉
「待て………」
翡翠
「いーやだね」
GM
聞こえている。
GM
翡翠の耳にはずっと、その声が響いている。
翡翠
『終末の獣』
翡翠
俺が欲しいのは、居場所なんかじゃない。
翡翠
でも、それが
翡翠
誰かの、隣であるというのなら。
翡翠
まぎれもなくそうであるだろう。
『終末の獣』
「我が依代よ」
『終末の獣』
「それが、貴様の選択か」
翡翠
「うん」
『終末の獣』
「そうか」
『終末の獣』
「ならば、よい」
『終末の獣』
「共に往こう」
『終末の獣』
『終末の獣』は、翡翠の声に応える。
翡翠
「うん」
翡翠
「君も……」
翡翠
「ひとりだったんだね」
『終末の獣』
返答のように肯定のように、
『終末の獣』
遠吠えが高らかに響いた。
GM
忍法【世界忍者戦】が発動されます。
【世界忍者戦】の効果

世界忍者戦が使用された場合、この情報を公開する。

1.クライマックスフェイズで6ラウンドが経過する前に世界忍者戦の使用者が死亡していない場合、世界は終わり新たな世界が始まる。
2.プライズ【居所】を持っているキャラクターはその時点で消滅する。
3.世界忍者戦が倒れた場合、プライズ【居所】を持っていないキャラクターは戦闘終了時に消滅する。
GM
翡翠はプライズ【化生鏖刃】を獲得。
GM
秘密を渡します。情報共有で繭子、清誉にも。
GM
お渡ししました。
翡翠
その力が流れ込む
翡翠
異界の身体に、確かに。
翡翠
虹色の翅がのびる。
翡翠
妖魔化をします。
GM
了解です。どの分野を潰しますか?
翡翠
器術
[ 翡翠 ] 器術 : 1 → 0
GM
はい。それと効果の指定を。
翡翠
回避判定と奥義破り判定に-1の効果にします。
GM
OK。妖魔化表6を選択ですね。
GM
そして翡翠は【頑健】を修得。
GM
続けてどうぞ。
翡翠
「…………」
蘭沢 清誉
「……っ、…………」
翡翠
「俺は『終末の獣』」
翡翠
「そう『成った』」
翡翠
わらわらと、蝶の寄る。
蘭沢 清誉
己が手から、散るはずだった妻と子の命さえを救った男。
翡翠
「なんて顔してる」
蘭沢 清誉
妻のうちに人のあることを見留め、それを愛し、求めた男。
翡翠
その牙は鋭く、髪は翡翠の色。
蘭沢 清誉
幼少より呪いのように聞かされた一族の使命。討つべき『終末の獣』。
翡翠
「さあ」
蘭沢 清誉
これを討つために今、この瞬間に至るまで自分は生きてきたというのに。
翡翠
「終焉を始めよう」
蘭沢 清誉
この身には泥のように、この魔獣への殺意がこびりついているというのに。
翡翠
「清誉」
蘭沢 清誉
「あ……」
翡翠
「清誉?」
蘭沢 清誉
「……呼ぶな、やめろ」
翡翠
「ははは……」
翡翠
「俺を討てば」
翡翠
「二人で、二度目の生涯を始められるよ」
蘭沢 清誉
「お前を討って、……俺に、俺たちに……何が残る……」
翡翠
「そうだな……」
翡翠
「明日も、おはようが言える」
蘭沢 清誉
何事か言い返そうとして声にならず、詰まる。
翡翠
「清誉」
蘭沢 清誉
魔獣を討った先のことなど、この男にも視えてはいなかった。
蘭沢 清誉
その先があることに、すでに道が示されたことに。肩を震わせる。
翡翠
異色の肌の、鋭い爪の、指先が伸びる。
翡翠
自分より高い背の男の頬へ。
蘭沢 清誉
細く糸のように筋を引いて濡れた頬で魔獣の顔を見下ろす。
翡翠
「今度は、間違えるなよ」
翡翠
指先が涙の雫を救い取り、獣は微笑んだ。
翡翠
そうして、歪な虹の翅を大きく伸ばし
翡翠
獣は何処かへと飛び去った。
翡翠
ぶわりと舞い上がった黒き蝶のひと翅が
翡翠
清誉の肩に、とどまった。
翡翠
蘭沢 繭子に対し『終末の獣』が持つ『生命力スロットの回復』の効果を使用します。
蘭沢 繭子
受け入れます。
GM
了解しました。
GM
これにより、
GM
クライマックスフェイズ開始前に繭子が死亡することはなくなりました。
蘭沢 清誉
獣というには、あまりにも幻想めいたその翅の消えた方向を。
蘭沢 清誉
しばらくの間、見つめていた。
GM
風が吹いていた。
GM
清誉の切っ先を惑わせたものと、
GM
よく似た風が、吹いていた。