◆メインフェイズ第一サイクル第三シーン
シーンプレイヤー:煤木野灰吏
煤木野灰吏
情報判定を……3シーン目にして。
任意の目標の【秘密】か【居所】を抜くことができる。
GM
とりあえずST振っちゃってネタにするとかいいよ
煤木野灰吏
ST シーン表(6) >
優しい時間が過ぎていく。影の世界のことを忘れてしまいそうだ。
煤木野灰吏
封術で 読むのを妨げるような仕掛けがあればそれを封じます
煤木野灰吏
2D6>=5 (判定:封術) (2D6>=5) >
3[1,2] > 3 > 失敗
煤木野灰吏
クソ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※ここでGMから初心者救済処置ダイスを振ってから遁甲符を他者に譲渡して使ってもらうことは本来不可能。の打診が入る。
灰吏の所持する遁甲符忍具の一種。
自分以外の誰かが行為判定のダイスを振ったときに使用可能。
そのダイスを振り直させることができる。を他のPCに譲渡することによる振り直しが認められる。
煤木野灰吏
「困ったらなんでも言ってくださいね、とは」
GM
潺にとっては、どこか見覚えのあるような、ないような、
煤木野灰吏
「できれば表からお入りいただけると助かるんですがねえ」
煤木野灰吏
書は羽織の下に隠しているものの、果たしてどれだけ意味があるのやら。
煤木野灰吏
「二次会のお誘いならLINEでも~……」
御祀 潺
「ええ。動くものが見えたものですから。」
煤木野灰吏
「焔郎坊っちゃんをまたからかってやろうかと思いましてね」
煤木野灰吏
後ろめたいで~すと宣言するようなもんだし、多分意味もないんだよな~。
煤木野灰吏
「怒ってる顔がかわいいんですよ、うちの坊っちゃんは」
御祀 潺
「……では。あまり……おやすみが遅くなられませんよう。」
御祀 潺
*受け取った遁甲符を使用し、感情修正判定をする相手に+感情があれば+1、-感情があれば-1の修正をつけられる。
1サイクルもしくは1ラウンドに1回のみ。をのせます。
煤木野灰吏
2D6感情修正があるので2d6+1が正しい>=5 (判定:封術) (2D6
>=5) > 4[2,2] > 4 >
失敗成功
煤木野灰吏
その場に貼り付けられたように硬直して、それを見送る。
煤木野灰吏
正直、目をつけられたならもう隠しようがないな。
煤木野灰吏
……諦めて開き直ってしまうしかないだろう。
煤木野灰吏
読むものを拒む仕掛けを封じて、それを開く。
煤木野灰吏
予想よりもあっさりと開くことができたのは、はてさて誰かの助けがあったのか。
煤木野灰吏
表紙から分かる通りの古い文字だが、読むのに差し支えはない。
煤木野灰吏
静かな部屋に、紙を捲くる音だけが小さく響いて。
煤木野灰吏
あんた、本当にどこまで知ってたんだ……?
メインフェイズ第一サイクル第四シーン
シーンプレイヤー:藻
藻
寝屋。
清潔そのものの布団に潜りこむ前に鏡に向かって髪を梳かしている。
藻
歴史の重みが乗った調度品類にそぐわない、チープなプラスチックボトルのヘアオイルを手に取る。
藻
焔郎に買ってきてもらったものだ。
検品を潜り抜けたそれは、いつも屋敷にたゆたう水のにおいではない香がする。
藻
どれほど泥だらけになっても。
清流にもぐって、お風呂を浴びて、これを丁寧に塗り込めば、いつものわたし。
藻
揉み込むそばから消えてゆくばらの香を五感が追いかける。
藻
焔郎と遊んでいた。
昔みたいに、屋敷を探検しちゃおうか。
藻
2D6>=5 (判定:第六感) (2D6>=5) > 7[3,4]
> 7 > 成功
GM
感情共有感情があるといいことがある。
具体的には自分が感情を持っている相手が入手した情報をそのままもらえる。
感情修正の連鎖は発生しない。で焔郎にも渡ります。
GM
ディスコードでお渡ししましょう。少々お待ちください
藻
そっと、屋敷に作りつけられた潺の部屋の戸をひらく。
御祀 潺
潺の部屋。
今は主がおらず、静まり返っている。
御祀 潺
天井まで届く書棚と、書き物机。
敷かれたしわのない布団。
一見して無駄なものはなく、整っている。
藻
いつもの潺の気配のにおい。
それに混じる古い本のにおい。
わたしのよりいくらか薄い布団。
藻
それらに一切触れることなく。
戸口で、敷居をまたぐことなく。
部屋のなかを視る。
御祀 潺
誰も寝ていない布団の下から、湧き上がっている。
藻
そっと部屋にすべりこんで、布団をめくる。
畳のへりに耳をあてて、これがほんものの水の音なのかどうか聴こうとして。
御祀 潺
畳の下には、おみごと。
隠し部屋への隠し戸、隠し梯子と隠し水路。
御祀 潺
部屋の真ん中にさわさわと流れる水路は人が通れるサイズの管から流れ。
御祀 潺
部屋には『外』の物がいくつも置かれていた。
御祀 潺
洋箪笥に、蓄音機。西洋の文字で書かれたレコード。
藻
知らない種類の木で作られた箪笥。
朝顔の花みたいな形の、機械。
藻
そして色とりどりの絵が描かれた雑誌のようなもの。
御祀 潺
小箱の貴金属に、貝殻。
眼鏡のフレーム。すこしばかり古いもの。
藻
どれもふれてみたくなる気持ちをおさえて。
見るだけにとどめる。
御祀 潺
それは、どれもこれも。
藻のお嬢様が生まれる以前につくられたもの。
藻
この屋敷ほどの歴史じゃなくても、人の世の時間を流れたものたち。
御祀 潺
流れる水に交じって、それは近づいてくる。
藻
ちゃんと、教わったとおりに。
それ以上の精度を目指して。
御祀 潺
誰もいなくなった隠し部屋に、部屋の主が戻る。