メインフェイズ第三サイクル第一シーン
        シーンプレイヤー:煤木野灰吏
        
        
        
            
            
                GM
                ほうほう(梟)特に意味もなく猛禽の鳴き声を発するGM。
            
         
        
            
            
                煤木野灰吏
                いつもどおりな感じのことをやりたいなと いつもどおりじゃねえよもう
            
         
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
            
            
                煤木野灰吏
                結構手前の方からやった方がよさげだよね
            
         
        
        
        
        
        
        
            
            
                煤木野灰吏
                先に言っておくと坊っちゃんの秘密を抜きに行きます
            
         
        
        
        
            
            
                GM
                訪問するところからやった方がいいかな。今回は。
            
         
        
            
            
                GM
                こういう気安い感じの訪問だと藻さんが外で待ってたりします?
            
         
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
            
            
                葛火焔郎
                こちらからもまた駆け寄り、頬を両手で半ば掴むようにして。
            
         
        
        
        
        
        
            
            
                葛火焔郎
                自分の足を受け止めて軽々捻るような角が。
            
         
        
        
        
        
        
        
        
        
        
            
            
                葛火焔郎
                その気配に気付いているのかいないのか、藻だけを見つめている。
            
         
        
        
        
        
            
            
                煤木野灰吏
                「ひとまず、上がらせてもらいましょう」
            
         
        
        
        
        
            
            
                藻
                本場のスモアはクッキーじゃなくてクラッカーなのだそう。
            
         
        
            
            
                藻
                ちょっとしょっぱいクラッカーが。
チョコレートとマシュマロとと溶け合って。
            
         
        
        
            
            
                葛火焔郎
                しばしその顔を見つめるが、問いに応えがなければ渋々離す。
            
         
        
            
            
                御祀 潺
                「ええ。ついでにラズベリーチップとナッツも。」
            
         
        
            
            
                藻
                せせらぎが教えてくれた。
最高のスモアの食べ方。
            
         
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
            
            
                煤木野灰吏
                「坊っちゃんだってお神酒くらい呑むでしょう」
            
         
        
        
        
        
        
            
            
                葛火焔郎
                「ハレに呑むものと一緒にしないでください」
            
         
        
        
        
            
            
                御祀 潺
                「背が伸びなくなるといわれるのが気になりますか?」
            
         
        
        
        
            
            
                葛火焔郎
                「前頭葉の萎縮にも繋がると言いますが!?」
            
         
        
        
        
        
            
            
                煤木野灰吏
                ありがたく酒をいただいているこの男も、里を出れば未成年だったりする。
            
         
        
        
        
        
            
            
                葛火焔郎
                大学生はみんな飲むっていうから…… よくないと思うけど……
            
         
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
            
            
                GM
                囲炉裏の近くにはスモアパーティの準備も揃っております。
            
         
        
            
            
                GM
                広いお皿にクラッカー、マシュマロ、チョコレート。ラズベリーチップとナッツ。
            
         
        
            
            
                GM
                藻が期待に胸を膨らませてねだり、潺が用意したすべてが。
            
         
        
            
            
                御祀 潺
                20年ほどの間に流通は進み、街に置いている下忍を経由すれば大抵のものはそろうようになった。
            
         
        
            
            
                御祀 潺
                しようと思えばできたこと。
してこなかったこと。
            
         
        
            
            
                藻
                マシュマロを囲炉裏で炙って、とろとろにして。
チョコレートとラズベリーチップとナッツと一緒にクラッカーに挟んで。
            
         
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
            
            
                御祀 潺
                「もっと甘いチョコレートもあるんですよ」
            
         
        
            
            
                煤木野灰吏
                「これ以上甘いと坊っちゃんは胸焼けしかねませんねえ」
            
         
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
            
            
                煤木野灰吏
                情報判定で坊っちゃんの秘密を抜きます~
            
         
        
        
        
            
            
                葛火焔郎
                出されたチーズをクラッカーに挟んで、炙って。
            
         
        
        
        
        
        
        
        
            
            
                煤木野灰吏
                2D6+2>=5 (判定:罠術) (2D6+2>=5) >
                    9[4,5]+2 > 11 > 成功
            
         
        
        
            
            
                GM
                では焔郎の秘密が灰吏に抜かれ、情報共有で公開ですね。
            
         
        
        
        
            
                【秘密:葛火
                焔郎】
あなたは超然たる藻に負かされ続ける一方で、誰よりも近くで触れ合い、藻が当たり前に笑う姿を見てきた。
あなたは藻が神などではなく自分たちと同じ人間であることを信じている。
それを証明するためには、藻に敗北というものを教えてやらなければならないと思っている。
あなたの本当の使命は【藻が人間であることを証明する】である。
            
         
        
                
        
        
        
        
            
            
                葛火焔郎
                クラッカーを持ち上げてとろけてのびたチーズを下から食う。
            
         
        
            
            
                煤木野灰吏
                「温かいお茶をいただきましょうかねえ」
            
         
        
        
        
        
        
        
            
            
                御祀 潺
                やがて、運ばれてくるのは少しスパイスのきいたホットワイン。
            
         
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
            
            
                藻
                これもちょっとわけてもらった。
甘くておいしい。
            
         
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
            
            
                煤木野灰吏
                「一応親からはそのように言われてましたねえ」
            
         
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
            
            
                煤木野灰吏
                かみさまのお家だから粗相がないようにと、幼い頃からよくよく言い含められてきた。
            
         
        
            
            
                煤木野灰吏
                言い含められてきたが……今はこんな感じになっている。
            
         
        
            
            
                葛火焔郎
                こんな感じだなあ クラッカーを生でかじる
            
         
        
            
            
                煤木野灰吏
                囲炉裏を囲んでマシュマロを炙って、未成年に酒なんか飲ませて。
            
         
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
            
            
                葛火焔郎
                「藻がちゃんとした大人になれなかったらあんたたちのせいですからね」
            
         
        
        
        
        
            
            
                葛火焔郎
                「藻は、……藻も、まだ未成年なんですから」
            
         
        
        
            
            
                葛火焔郎
                「藻だって、大人に、なるんですから……」
            
         
        
        
        
        
        
        
            
            
                葛火焔郎
                「知っておくべきだと、僕は思うんですが」
            
         
        
        
        
        
        
        
            
            
                御祀 潺
                「さて……私はつい先日まで、負けたことがありませんでしたので。」
            
         
        
        
        
        
        
            
            
                藻
                折れた角から零れ落ちた髪が床に届いて。
清流のように流れている。
            
         
        
        
            
            
                煤木野灰吏
                潺のように見ていたわけではないが、それでも何があったのかは姿から察せられた。
            
         
        
            
            
                藻
                手がマシュマロとチョコレートでべとべとする。
舐めとりながら食べ進める。
            
         
        
        
        
        
            
            
                葛火焔郎
                その様子に先日の、泥だらけになった姿を重ねた。
            
         
        
            
            
                藻
                これ全部、チョコレートだったらいいのにね。
と、そう囁いた。
            
         
        
        
        
        
            
            
                御祀 潺
                「少し、レディから遠ざかるかもしれませんが」
            
         
        
        
        
        
        
            
                【秘密:藻】
あなたは葛火
                焔郎を深く愛している。
                しかし同時にあなたはこの世界が限界を迎えつつあることを知っており、シノビガミの血を継ぐ者として世界を救わなければならないと思っている。
                そのためにはあなたは人間としての自分を捨て去り、シノビガミとならなければならない。
                あなたの本当の使命は【シノビガミとなり、世界を救う】である。
                また、あなたはもう一つまれによくある。秘密を持っている。
            
         
        
        
            
            
                煤木野灰吏
                炙ったチーズをクラッカーに挟みながら、藻を見る。
            
         
        
            
            
                藻
                ヘアオイルをねだったり。
リップクリームをねだったり。
            
         
        
            
            
                煤木野灰吏
                先日二人で話をした時とは違う、少女の顔。
            
         
        
        
            
            
                藻
                検閲で切り抜かれた雑誌の頁を知らないまま。
立派なレディになりたいと願った。
            
         
        
        
            
            
                煤木野灰吏
                自分はこの少女を神に仕立て上げようとしている。
            
         
        
            
            
                葛火焔郎
                それをよく知っているから、見てきたから。
            
         
        
        
        
            
            
                葛火焔郎
                自分はこの少女を人間であると信じている。
            
         
        
        
        
        
        
            
            
                藻
                隣の男の子より、ちょっとだけはやく大人になること。