プロローグ

 
拝啓、アリス。
 
愛■■アリ■。
 
きみが■■■■■■■■年の■■■ました。
 
ぶ■■■■■■■■■■■■
 
■■■■■は、■■■■、■■■■■■■■
 
■■■■■■■■■■
 
今も、■■なアリスを
 
待ちわびています。
古海潤
シリアスな導入だなあ!
古海潤
きっと真面目なシナリオに違いない
ミハイル
こんなシリアス導入から一体何が……
アイゼン
一体どんな事をしてしまうんだ~!?
GM
あなたたちは、堕落の国でともに旅をする仲間同士だ。
GM
堕落の国は滅びかけの世界。どこも不毛の荒野。
GM
だだっ広く見通しはよい場所も多いのはいいが、そのぶん野宿はひどく冷える。
GM
集落を見つけ、宿を取ろうと立ち寄った時には、日はとっぷり暮れていた。
GM
よくある小さななんの変哲もない村。
GM
細々と暮らす末裔たちはあなたたちを歓迎し、問題なく部屋を取ることができた。
GM
その日はベッドがあったのか、なかったのか。
GM
あなたたちは寝る前に、だれが寝床を使うかまた相談したかもしれないし、
GM
あっさり誰を寝かせるか決まったかもしれない。
GM
そもそも、果たしてどんな部屋だったか。
GM
今はあいまいだ。
GM
旅の疲れに任せて泥のように眠りについて、
GM
目が覚めると、あなたたちは森の中にいた。
古海潤
!?
ミハイル
おしゃれな森
古海潤
ここにあったはずのしけた村は?
GM
森です。
アイゼン
なんてこった
GM
どこからか、ノイズのような音が聞こえてくる。
GM
葉ずれ、風の音、青臭い夜風。
???
そして、どこかから何者かが見ている気配。
アイゼン
異様な気配に真っ先に飛び起きたのはこの女。
アイゼン
剣に手を掛けながら姿勢も低く辺りを見回す。
アイゼン
「おい」
アイゼン
2人にごく短く声を掛ける。
古海潤
はやい
古海潤
プロ
ミハイル
さすが
ミハイル
起こされるか
古海潤
木の根に頭を預けるような格好で、身を丸めて眠っている。
古海潤
が、近くに人の動いた気配と呼ばわる声に身を起こし。
古海潤
「……え? あ?」
ミハイル
「……?」
ミハイル
「……これは」
ミハイル
辺りを見回す。
ミハイル
自分たちは確かに宿の一室で眠りについたはずだ。
古海潤
視線を巡らす。目を瞬いて。
アイゼン
「随分と大自然な寝床ね」
アイゼン
「末裔に遺棄された?いや、末裔がそんなことをするメリットがないし……部屋に誰かが入れば私が起きる……」
古海潤
「……あー……?」
古海潤
状況の変化に覚醒が追いついていない。頭を押さえる。
GM
では、潤さん。
GM
寝ぼけ眼を何度か瞬かせて、再びあたりを見回したあなたには。
GM
来た時と変わらない、村の姿が目に映る。
古海潤
指先でこめかみを叩いています。
古海潤
「…………?」
古海潤
村を見る。瞳はぽつぽつと並んだ、古びたぼろの建物のかたちを捉える。
古海潤
「……待って、ちょっとまってください」
GM
また、視界は森に戻る。
GM
と同時に、何か違和感。
古海潤
目を閉じ、瞼を開いて、やはり違和感を覚える。
古海潤
その原因を探る。
GM
視線が少し下がったような。
GM
身体がなにかおかしいような。
古海潤
「え」
古海潤
「あ?」
パクチ
あっ!!
アイゼン
やったートップバッター!
ミハイル
おっ
古海潤
えっ!?!?!?
パクチ
これこれこれだよぉ〜〜〜
パクチ
俺はこれを見に来てんだ!!
GM
こういう演出があるシナリオなのでずっとウキウキしてました。
古海潤
もうなってるの!?
古海潤
これって一瞬だから戻っていいんですよね?
???
戻って大丈夫です。
古海潤
はい びっくりした
アイゼン
「どうした」
アイゼン
辺りを伺いながら、森の様子を探りながら。
ミハイル
潤に視線を向ける。
古海潤
「いや」
古海潤
「今、村が……」
古海潤
「一瞬、だけ」
アイゼン
「……先に救世主がいたのか?」
アイゼン
ちらと潤に視線を向け、怪我や何かでないのならとまた森に目を向ける──誰かが見ている?
アイゼン
このようなことのできる手合いは相場が決まっている。
古海潤
視線が下がったような。身体がおかしいような。
古海潤
そんな感覚を覚えながらも、しかし、今は周辺の異常事態の方をこそ重視するが。
???
気配はどこからか、遠巻きにあなたたちを見ている。気がする。
???
ノイズのような音。
ミハイル
「……どうかしましたか?」
ミハイル
様子のおかしい潤を気にかける。
古海潤
「いや……」
古海潤
「なんか、まあ」
古海潤
「絶対亡者か救世主絡みで」
古海潤
「仕掛けられてる……ってのは、確信しました」
アイゼン
都会育ちの繊細な感性でもあるのだろうか?
ミハイル
「何か身体に不調などがあれば教えて下さいね……」
古海潤
治せそうなものであれば、と、ミハイルには。
古海潤
「……見えました?」
古海潤
「今」
古海潤
「一瞬、昨晩泊まったはずの村が」
古海潤
「見えた……ような、気が、するんですけど」
古海潤
「お二人は?」
GM
その言葉に、二人が視線を巡らせると。
GM
何度か、瞬くように視界に村が映り込む。
GM
まるで、村の状態と、森の状態が、同時に重なっているかのように。
ミハイル
「……!」
ミハイル
眼を瞬かせる。
ミハイル
「……これは、一体……」
古海潤
あー、と。
古海潤
「俺だけじゃなかったんすね……」
古海潤
良かったような、自分の寝ぼけじゃないことが完全に確定して頭が痛いような……。
アイゼン
「おやおや……」
アイゼン
「何なんだ?どこなんだ、ここ……」
ミハイル
「幻覚……にしては」
ミハイル
木の葉の揺れる音も、草の匂いも、
ミハイル
「妙に現実的な……」
古海潤
「村が幻覚だったとも流石に思えないし……」
古海潤
雨風を凌げる場所で眠る時の暖かさがあった。はずだ。
アイゼン
「どっちもあるってことかしら?」
古海潤
「謎掛けみたいな話になってきましたね」
古海潤
眉を寄せたままこめかみを揉み、
古海潤
改めて森を見回す。
???
やはり、どこからか、あなたたちを見ている気配。
アイゼン
「出たほうがいいかしらね、この村……」
古海潤
「村だか森だか……」
古海潤
「見張られていていい気はしませんね」
アイゼン
「そうね」
ミハイル
「そうですね……」
古海潤
「俺らの寝てる間に襲いかかってこなかったのには、理由ありそうですけど」
古海潤
「だからって無害なもんとは思えませんし……」
アイゼン
「見られてるってのはいい気分じゃないわ」
GM
あなたたちがそうして森を少し歩くと、
同時に村の外へも向っていくのが分かる。
アイゼン
「大人しく出してくれればいいけど……」
ミハイル
「試してみるしかありませんね……」
GM
しかし、村の出口まで辿り着き、荒野へ出ると、
GM
また、村の入り口へ戻ってくる。
古海潤
「……え?」
古海潤
瞳を瞬く。目を凝らす。視線を巡らす。
アイゼン
「あらあらあら……」
ミハイル
「これは……」
GM
背後を振り返れば荒野が広がっているが、一歩踏み出せば森に戻る。
古海潤
「これは、アレですかね」
ミハイル
何度試みても、荒野に出ることは叶わない。
古海潤
「噂に訊く、迷宮型だとか領域型だとか……」
古海潤
「そういうタイプの……」救世主だか亡者だか……
アイゼン
「やだわ~そういうタイプ。まどろっこしくて、めんどくさいわね~」
古海潤
「なんかの条件を満たさないと出られないとかのやつなんすよね~」
この知識は堕落の国で得たというよりは漫画とかあるあるのやつだが……
???
へばりつくように何者かの視線があなたたちへ向けられている。
アイゼン
視線の主の方向を探る。
ミハイル
見られている。一方的に不利な状況。
GM
もっとも簡単な脱出方法は、この視線の主を何とかすること。
GM
それは容易に見当がつけられるだろう。
???
どこかにいる。
アイゼン
「あとはそう……今ここで見てる変態……そいつをぶった斬れば出れるでしょうね」
古海潤
「まあ、能力の元を断ってしまえばね」
古海潤
「一番手っ取り早いというか……試しやすいのはそれでしょうね」
ミハイル
「……そう、ですね」
ミハイル
これから起こるであろう争いと、その先の殺生を思って黙り込む。
アイゼン
「3人を相手取れると思ってんのは……自信があるのかしら、それともただの自信家かしら」
古海潤
「分断する気なのかも」
アイゼン
「厄介ね……けど探さなくては、なんともじゃない?」
古海潤
「まあ……」
古海潤
「このままぼんやりしてても、いいようにされるだけでしょうね」
古海潤
「既に先制攻撃にハマってる状況ですし」
アイゼン
「相手がこのままただ見てるだけなら、朝になるまで待てばいいのだけど……」
ミハイル
せめて救世主でなければいいと思う。その願いすら罪深いとも。
ミハイル
この世界では、他者の命を奪わなければ生きていけない。
アイゼン
愛型~
ミハイル
戦いたくないでちゅ……になっています
GM
でちゅ……なんだ
古海潤
とりあえず見た目は取り繕えちゃうな 暴力嫌だけど……
古海潤
あと才覚型って献策が仕事だからな
GM
案のたたき台をどんどん作る役割
古海潤
こういうとこで黙り込んでたらマジの案山子になる それは嫌だ 暴力を担ってもらってるのに……(霞斬は振る)
古海潤
「餓死狙いの可能性もあります」
古海潤
「捜索させて体力を浪費させに来る気かもしれませんけど……」
アイゼン
「ぞっとしないわね」
古海潤
「ゆうて、こっちも救世主ですし」
古海潤
「打って出る方がまだマシですよ」
古海潤
「……多分…………」
アイゼン
「ジュンがそう言うのなら、その方がいいかもね」
アイゼン
私は一兵卒だからインテリに従うわよ~
古海潤
「アイゼンさんもこれ、ぼうっと待ってるだけは嫌っしょ」
古海潤
気性的に……
アイゼン
「こんな見られっぱなしじゃ気持ち悪くて寝られないわね」
ミハイル
視線の主は救世主だろうか。亡者だろうか。救世主であれば、何を考えているのだろうか。
古海潤
「……ミハイルさんは?」
アイゼン
ミハイルの方をちらと見る。戦いの予感がするとおおよそこうなるという事に最近慣れてきた……
ミハイル
「…………え、」
ミハイル
声をかけられ、はっとする。
古海潤
気持ちはかなりわからんでもない……
古海潤
自分は単なる暴力嫌いだからまだいいが、ミハイルの方は信仰に関わる問題だ。
古海潤
現代人の感覚では測りがたいほどに信心深いミハイルの内心を汲むことはできないが……
アイゼン
まあ、殺し合いができないならできないなりの事をしてもらうだけで……
ミハイル
「…………申し訳ありません、こんな時にぼんやりして……」
古海潤
「あー、まあ」
古海潤
「視界もなんかブレブレですしね」気持ち悪い……
GM
ブレブレです。
アイゼン
ウーン気持ち悪い
ミハイル
慣れません……
ミハイル
「…………私は、お二人の考えに従います」
アイゼン
「よし。とりあえずは探索する方針、ね?」
ミハイル
頷く。
古海潤
「それで出口が見つかればいいんですが……」期待はできないな。
GM
GM
では、お茶会に入っていきましょう。
古海潤
名無しの森だあああああああああああ!!!
古海潤
赤い毛糸!!!!!!!!
古海潤
亡者!!!!!!
ミハイル
森だからな・・・
ミハイル
森だな・・・
アイゼン
亡者だ~
古海潤
HPクソたけ~
古海潤
HPこんな高かったっけ亡者 HPこんな高いわな
ミハイル
亡者、救済を持つな
アイゼン
何が愛だ ふざけるな
古海潤
3D6振ってくる亡者死んでくれ
ミハイル
殺す
古海潤
ミハイルさんの読みが当たってよかったですね
古海潤
封印イヤすぎ構成
ミハイル
よかった~
古海潤
水パイプ譲るかも
MOD:
『心の性感帯』事前に設定した心の疵を《舐められた / 抉られた》とき、その相手へ恋心を抱いてしまう。
『悖戻』PCたちは裁判直前のタイミングで、自分の名前がある心の疵の○(●)を●(○)にすることができる。
『浸透』裁判終了後、PLは自分のPCが本来の性別に戻るか否かを選択できる。
『テイレシアスの答え』セッション中に男の状態・女の状態両方でセックスした後に裁判中にある申告をすると、セッション中一度だけボスの達成値に-1することが可能(各キャラ1回まで)。
GM
あなたたちが探索を始めると、視界はどんどんあいまいになってくる。
GM
自分が今、森の中にいるのか、村の中にいるのか全く分からなくなるほどに。
GM
そして、今、自分が何者なのか分からなくなるほどに。
GM
どこからか、甘いにおいが漂ってくる。
GM
*ここから先は以下のシーン表を使用します。
1:獣道。暗闇の中、常にだれかに見られているようないやな空気を感じる。
2:万屋。店先には何も並んでおらず、店主は俯いたままだ。
3:濁流の川。流れは澱んでいて、なにか甘ったるいにおいがする。
4:民家。だれの姿もないが、薄っすらと何かの気配が漂っている。
5:山小屋の中。旅の途中にいつの間にか、眠り込んでしまったのだろうか。
6:広場。開けて平らな地面を取り囲むように村は形成されているようだ。
7:森の中。樹には妖しい色の実が成っている。食べられるかもしれないが。
8:大通り。村人たちの姿はない。そう思ったとたん、遠くを影が通り過ぎた。
9:草原。休めそうにも見えるが、背の低い草の間を何かが蠢いているようにも見える。
10: 宿の部屋。粗末なベッドに薄い毛布。外は不気味なほど暗く静かだ。
11:藪。鬱蒼と茂る背の高い草が往く手を阻む。隣を歩く仲間の姿も見失いそうだ。
12:娼館。いつの間にか暗く湿った部屋の中にあなたはいる。客として?あるいは…
古海潤
シーン表が!?
古海潤
娼館!?!?!?!?!
ミハイル
シーン表だ!
GM
TSFシチュエーションセックスの森です
古海潤
おもろ……
ミハイル
ホスピタリティ~
ミハイル
さまざまなシチュエーションでTSレイプ!
アイゼン
娼館、クリティカルって感じだ