2021/01/23 昼過ぎ
真城朔
それをソファに座ってぼんやりと眺めながら、
真城朔
ぴっとりとミツルに身体をもたせかけていた。
夜高ミツル
流しているのは、有名なアニメ映画が実写化されたもの。
夜高ミツル
実写化とかされてたんだな~、くらいの感覚で選んだ。
真城朔
昔見たことあったな……くらいの気持ちで見てる。
夜高ミツル
アニメはテレビで流れてたのを一度見たくらい。
夜高ミツル
現実の魔女もこうだったら戦わなくていいのになー。
夜高ミツル
くっついている部分が、繋いだ手が温かい。
夜高ミツル
映画よりも真城の方に意識が向かいがち。
夜高ミツル
気まずい……というか、照れくさいというかなんというか。
夜高ミツル
見られている気配に、結局テレビから真城の方に視線を移し。
夜高ミツル
手持ち無沙汰に、繋いだ真城の手を指でなぞってみたり。
真城朔
魔女でも不法侵入は不法侵入じゃないかな……は置いとき、
夜高ミツル
よほど面白いものでない限り、大体途中からこのように映画を見ることがうやむやになっていく。
真城朔
けれど視線を上げてちらちらとミツルの顔を窺って、
真城朔
いくらなんでも、というような気持ちはある。
夜高ミツル
昨晩散々に求めて確かめたばっかりだというのに。
真城朔
もどかしさを埋めるように頬をまたミツルの肩に擦り寄せて、
夜高ミツル
映画をちゃんと見るぞ……という気持ちで一応画面に視線を戻す。
真城朔
気まずいような気まずいとはちょっと違うような
夜高ミツル
1d6
DiceBot :
(1D6) > 6
真城朔
1d6
DiceBot :
(1D6) > 1
夜高ミツル
別に、今日は休もうというのは二人で決めたことであって
夜高ミツル
それを反故にしたところで何が困るということもない。
夜高ミツル
映画だって、特別興味があって見ているものではない。
夜高ミツル
あんまりにもあんまりだなという気持ちはお互いにあり……。
真城朔
いくらなんでもそれ以上はさすがに、みたいな気持ち。
夜高ミツル
2d6>=7
DiceBot :
(2D6>=7) > 9[6,3] > 9 > 成功
真城朔
2d6>=9
DiceBot :
(2D6>=9) > 7[2,5] > 7 > 失敗
[ 真城朔 ] 情緒 : 0 → 1
夜高ミツル
視線が向けば、ミツルもやはり真城を見る。
夜高ミツル
映画が退屈なのか、まともに見ていないから退屈に感じるのか……。
夜高ミツル
いずれにしろ、どうしても真城の方が気になってしまう。
真城朔
映画はなんか 追いかけっこしてるみたいだけど
真城朔
なんでしてるかよくわかんないな……になりつつ
真城朔
あんまり気にできずに結局ミツルを見ている。
夜高ミツル
映画を見る合間に真城を伺うのが、だんだん真城を見る合間に映画をチラ見する、くらいの感覚になっていく。
真城朔
指だけ時折落ち着かなさそうにミツルの指を撫でる。
真城朔
柔らかい指の腹が指の筋を、関節の節をたどって
真城朔
指の股へと滑り込んだところを絡め取られる。
真城朔
2d6>=7
DiceBot :
(2D6>=7) > 5[2,3] > 5 > 失敗
[ 真城朔 ] 情緒 : 1 → 2
夜高ミツル
2d6+1>=7
DiceBot :
(2D6+1>=7) > 6[1,5]+1 > 7 > 成功
[ 真城朔 ] 情緒 : 2 → 3
夜高ミツル
まともに見れていないからどんどん話が分からなくなる。
真城朔
ねこが出てくるとかわいいことくらいしかわからない……
真城朔
わからないし、結局あんまり集中できていない。
夜高ミツル
わからないとおもしろくないので、結局意識は真城に向かいっぱなしで……。
真城朔
その度握り込んだ手の中で、せわしなく指が動く。
真城朔
言ってるうちに全然違うシーンになってるし……
夜高ミツル
シーンをまたぐと本当に分からなくなる……
真城朔
なんか悲しい感じになってるのでしょんぼりしてきた。
真城朔
話の展開はわからないけど悲しい感じの空気はわかる……
真城朔
気持ちしゅんとした雰囲気でミツルに身体をすりよせる。
夜高ミツル
本当に覚えてなさすぎるので、元からこういう話だったのかもしれない。
真城朔
2D6>=7
DiceBot :
(2D6>=7) > 9[3,6] > 9 > 成功
[ 夜高ミツル ] 情緒 : 0 → 1
夜高ミツル
視線を下げて、膝の上の真城を見つめる。
夜高ミツル
繋いでいない方の手で、真城の髪に触れる。
夜高ミツル
サラリとした黒髪の、慣れた感触が手に伝わる。
真城朔
空いている方の手をミツルと繋いだ手と重ねて、
真城朔
2D6>=7
DiceBot :
(2D6>=7) > 9[6,3] > 9 > 成功
夜高ミツル
2d6+1>=9
DiceBot
: (2D6+1>=9) > 5[3,2]+1 > 6 > 失敗
[ 夜高ミツル ] 情緒 : 1 → 2
真城朔
ミツルの太腿に頭を預けたまま、首をかしげる。
夜高ミツル
時折指先で髪の毛を梳いては、また頭を撫で。
夜高ミツル
自分の視線もずっと真城を向きっぱなしなので。
真城朔
もはや視線はまっすぐにミツルを向いている。
夜高ミツル
二人して全く観ていない映画の音声だけが部屋に流れている。
真城朔
ちょっといい雰囲気っぽいんですが、映画の方……
夜高ミツル
いい雰囲気っぽいBGMが流れているなあ。
夜高ミツル
2d6>=7
DiceBot :
(2D6>=7) > 8[3,5] > 8 > 成功
真城朔
2D6>=8
DiceBot :
(2D6>=8) > 6[3,3] > 6 > 失敗
[ 真城朔 ] 情緒 : 3 → 4
真城朔
1d6 ハプニング表
DiceBot : (1D6)
> 6
真城朔
6 はっと我にかえった奴がいる。ランダムな対象1人の情緒-1。
真城朔
Choice[ミツル,真城]
DiceBot :
(CHOICE[ミツル,真城]) > 真城
[ 真城朔 ] 情緒 : 4 → 3
真城朔
いつしか熱を伴って、何かを求めているような。
真城朔
微妙なラインなのだが、少なくとも目はずっと合わされている。
夜高ミツル
頭を撫でていた手をずらして、頬に触れる。
真城朔
ミツルの手のひらに重ねた手を寄せて動かして、
夜高ミツル
ミツルも遅れて、あ……みたいな空気になる。
夜高ミツル
2d6>=7
DiceBot :
(2D6>=7) > 5[3,2] > 5 > 失敗
真城朔
7以上を安定して成功させてきたのがむしろけっこうすごいからな……
[ 夜高ミツル ] 情緒 : 2 → 3
夜高ミツル
お気持ち程度にテレビ画面に視線を移したりする。
夜高ミツル
こういうシーンは……あったっけ? なかったか?
真城朔
真城もミツルに合わせておどおどと視線を画面に向けたりする。
真城朔
自分の胸の腕にミツルの手を置いて、ぎゅっと指を寄せている。
真城朔
全然……全然ないけど……見てなかったし……
夜高ミツル
よりによってこんな天気で飛ばなくても……
夜高ミツル
2d6>=7
DiceBot :
(2D6>=7) > 8[4,4] > 8 > 成功
夜高ミツル
1d6
DiceBot :
(1D6) > 2
夜高ミツル
2 もはやみんなまともじゃない。全員の情緒+1。
[ 真城朔 ] 情緒 : 3 → 4
[ 夜高ミツル ] 情緒 : 3 → 4
真城朔
2D6>=8
DiceBot :
(2D6>=8) > 5[2,3] > 5 > 失敗
[ 真城朔 ] 情緒 : 4 → 5
真城朔
指先が皮膚を触れるのに目を細めて瞼を伏せて、
夜高ミツル
吐息にくすぐられ、指先が小さく震える。
真城朔
しばしそうして触れてくる感触を楽しんでいたが、
夜高ミツル
口付けられ、そのまま指先で唇を撫でる。
夜高ミツル
暫し逡巡するように、やわやわと唇に触れて
夜高ミツル
歯列を撫ぜ、差し出された舌先に触れる。
真城朔
真城が握りしめた指の腹がミツルの手の甲を撫ぜる。
夜高ミツル
口に差し入れた二本の指は、舌の上を滑って唾液を絡め取る。
夜高ミツル
いつの間にか映画の再生は終了していて、
夜高ミツル
水音と、真城が漏らす声だけが静かになった部屋に響いている。
真城朔
伸ばした舌がその口腔内で戸惑うように左右に揺れた。
夜高ミツル
唾液に濡れた指先を曲げて、上顎の粘膜に触れる。
真城朔
ミツルの指を咥えて、吐息を熱く漏らしながら、
真城朔
真城の膝が、欲しがるように擦り寄せられている。
真城朔
抜かれたばかりの濡れた指先に真城の息がかかる。
夜高ミツル
糸を引いた唾液が切れて、唇をさらに濡らした。
真城朔
胸の上に置かせたもう一方の手を、ねだるように握りしめる。
夜高ミツル
ねだられるがままに、身体の上に掌を滑らせる。